オーブントースターの年間電気料金をご紹介いたします!
今日において、様々な企業やメーカーが作ってくれる便利な家電製品は、私たちの生活を毎日休むことなく下支えし続けてくれており、なくてはならない存在です。家電量販店だけではなく、Amazon等のオンラインストアにおいても、豊富な種類の家電をラインナップしていますので、複数の製品から簡単にご自身に適したものを見つけ、気軽に購入することもでき、とても便利な世の中になりました。
ただ、そうした便利な家電製品ですが、気になるのは電気代です。購入する際にも、どのくらいの電気代を支払い続ける必要があるのか、皆様ほんの少しは気になりますよね?そこで当サイトでは、各家電のカタログスペックに基づき家電毎の電気料金を算出し、その目安を皆様にご案内しております(家電類型別電気代DBはコチラ)。
本ページでは、「オーブントースター」にスポットライトをあて、利用する際に必要な電気料金や省エネ方法、また電力会社を切り替えた際の電気代削減額の目安等をご紹介いたします。特に電力会社を切り替えた際の電気代削減のインパクトは大きく、毎日の電気代をできる限り抑えたい方には非常におススメです(おススメの電力会社はコチラをご覧ください)。なお、オーブントースターのご購入をお考えの方は、下記にておススメの製品をまとめておりますので宜しければご参考ください。
オーブントースターについて
オーブントースターは、電気トースターのうち、オーブンの形式で加熱できる電気式の調理器具です。一般に、前に開き戸のある箱形で、内部には簡単な棚が設けられ、その上下に電熱器がつけられています。元々、トースターとは、パンを焼くための調理器具のことを指し、オーブントースター、ポップアップトースター、ホットサンドメーカーの3つに分類が可能です。このなかでもオーブントースターはピザやグラタンなどパン以外の食品も暖めたり調理したりする事が可能です。
一般的な加熱方法は、棚においた食品や物をその上下から近赤外線を当てて温める電熱式という方法です。この時、物体の表面から温めます。食品内の水分から温める電子レンジとは、この点が異なります。この仕組みにより、食品が近赤外線を熱として多量に吸収した場合には焦げ目が付きます。近年では、加熱時に水蒸気を併用するスチーム式、過熱水蒸気式やファンで熱を均等に届けるコンベンション式などの加熱方法も登場しています。
棚の大きさは食パン2枚が並べられる程度が普通ですが、半分の幅で2段重ねにした製品もあります。電源スイッチはぜんまいばねを用いた簡易なタイマーを兼ねている製品が多いです。上級モデルなどは電子コントロールを備えていて、ぜんまい式タイマーより正確です。
オーブントースターの電気料金の計算方法
基本的に、家電製品のカタログスペックの中には消費電力量に関する項目があり、この項目の数値を参照することで電気料金を算出することができます。大体の家電のカタログ表にはW単位で記載されており、例えば500Wの家電であれば、「500(W)÷1000×電気料金単価」の式により1時間当たりの電気代を求めることができます。
電気料金単価は電力会社により異なりますが、例えば「30.57円/kWh」であった場合、「500(W)÷1000×30.57=15.285円」となります。そのため、500Wの家電を1時間利用した場合の電気代は、15.285円となります。
それでは、この計算式をオーブントースターにも当てはめていきます。オーブントースターの場合、サイズや機能等により異なりますが、概ね1000W程度の製品が多いため、オーブントースターを1時間利用した際の電気代は目安として「1000(W)÷1000×30.57=30.57円程度」となります。利用時間別の電気代目安は下記表にまとめておりますので、ご参考ください。
利用時間 | オーブントースターの電気代 |
---|---|
1分 | 0.51円 |
10分 | 5.10円 |
1時間 | 30.57円 |
24時間 | 733.68円 |
このような計算式を基本として、本ページでは「オーブントースター」のスペックを元に様々な角度から電気料金を算出しています。なお、特殊な電気の算出法となる家電につき計算の困難な製品については、経済産業省資源エネルギー庁による「省エネ性能カタログ」も参考にしながら概算値を求めています。
オーブントースターの年間電気料金
オーブントースターの年間電気料金は、概ね「2790円」となります(毎日15分使用した場合)。なお、家計全体における2022年度の平均電気代は月間で10559円、年間では126708円のため、オーブントースターの電気代は電気料金全体の2.2%程度を占めることとなります。
年間の電気代(目安):2790円
※毎日15分使用した場合
※30.57円/kWhとして算出
※2019年製の製品におけるスペックより算出
サイズ毎のオーブントースターの電気代
オーブントースターのサイズごとの電気代目安を表・グラフにまとめました。ただ、オーブントースターは多様な製品が販売されているため、あくまで傾向としてご参考ください。製品の傾向としては、サイズが大きくなるほど電力消費量も大きくなる可能性があることが分かります。
サイズ | 年間電気代 |
---|---|
【サイズ中】パン2枚 | 2,790円 |
【サイズ大】パン4枚 | 3,347円 |
オーブントースターの機能や出力の強弱による電気代の違い
同じようなオーブントースターであっても、機能や出力の違いにより電気料金は変わってきます。基本的には、機能が増えたり、出力が増えるともちろん電気代も増えていきます。下記表では、オーブントースターの機能や出力別の電気料金を整理しておりますのでご参考ください。オーブントースターの火力を調整できる機器の場合、火力が弱いほど電気代を抑えることができます。火力が強いほど電気代が高くなりますが、早く調理を終えることが出来ます。
強電力のとき | 弱電力のとき | |
---|---|---|
1分 | 0.61円 | 0.41円 |
10分 | 6.11円 | 4.08円 |
1時間 | 36.68円 | 24.46円 |
24時間 | 880.42円 | 586.94円 |
年間推定 | 3,347円 | 2,232円 |
オーブントースターの省エネ方法をご紹介
代表的なオーブントースターの省エネ方法は下記の通りです。オーブントースターの使い方を見直すことで、毎日の電気料金を少しでも安くできます。電気料金の削減にあたっては、手間とコストのバランスが大切なので、全ての家電で省エネ手段を実施するのは大変かと思いますが、何らかご参考になれば幸いです。
- コンセントを抜く
使わないときはコンセントを抜いておくと、待機電力を消費しないですむので節電になります。 - 用途に合わせて火力を調整する
食べ物や使用用途に合わせて出力電力を調整しましょう。食べ物を焦がす心配もなくなります。
最後に、オーブントースターのオススメ製品をご紹介
電気プラン乗換コムでは、独自の評価基準に基づき「オーブントースター」のおススメ製品をご紹介しております。新品のオーブントースターのご購入を検討しておられましたら、ぜひとも記事をご覧いただき、その内容が少しでもご参考になりましたら幸いです。