製氷機の年間電気料金をご紹介いたします!
今日において、様々な企業やメーカーが作ってくれる便利な家電製品は、私たちの生活を毎日休むことなく下支えし続けてくれており、なくてはならない存在です。家電量販店だけではなく、Amazon等のオンラインストアにおいても、豊富な種類の家電をラインナップしていますので、複数の製品から簡単にご自身に適したものを見つけ、気軽に購入することもでき、とても便利な世の中になりました。
ただ、そうした便利な家電製品ですが、気になるのは電気代です。購入する際にも、どのくらいの電気代を支払い続ける必要があるのか、皆様ほんの少しは気になりますよね?そこで当サイトでは、各家電のカタログスペックに基づき家電毎の電気料金を算出し、その目安を皆様にご案内しております(家電類型別電気代DBはコチラ)。
本ページでは、「製氷機」にスポットライトをあて、利用する際に必要な電気料金や省エネ方法、また電力会社を切り替えた際の電気代削減額の目安等をご紹介いたします。特に電力会社を切り替えた際の電気代削減のインパクトは大きく、毎日の電気代をできる限り抑えたい方には非常におススメです(おススメの電力会社はコチラをご覧ください)。なお、製氷機のご購入をお考えの方は、下記にておススメの製品をまとめておりますので宜しければご参考ください。
製氷機について
製氷機は、水を冷凍機で冷却して氷を作る装置です。砕氷と大塊氷を作る装置に分類できます。冷凍機の蒸発機で冷却したブライン(冷凍機の冷媒の冷凍能力を冷却される品物 (被冷凍物) に伝える役割をする熱媒体。塩水など。)を循環させ、氷かんに満たした原水を 結氷させる機構を内蔵しています。
原水が一度結氷しはじめると、熱伝導の効率が劣化するため、できた氷を砕くようにしたものが、砕氷製造機です。多くの家庭用製氷機は、水を入れて製氷を開始したら10分以内には最初の氷ができますが、製氷速度は外気温などの影響を強く受けます。
そのため、説明書などに書かれている製氷時間はあくまで目安となります。製品によって作れる氷の量は異なり、氷の大きさはSサイズ(25×20mm)、Lサイズ(30×25mm)といった選べる製品もあります。
製氷機の電気料金の計算方法
基本的に、家電製品のカタログスペックの中には消費電力量に関する項目があり、この項目の数値を参照することで電気料金を算出することができます。大体の家電のカタログ表にはW単位で記載されており、例えば500Wの家電であれば、「500(W)÷1000×電気料金単価」の式により1時間当たりの電気代を求めることができます。
電気料金単価は電力会社により異なりますが、例えば「30.57円/kWh」であった場合、「500(W)÷1000×30.57=15.285円」となります。そのため、500Wの家電を1時間利用した場合の電気代は、15.285円となります。
それでは、この計算式を製氷機にも当てはめていきます。製氷機の場合、サイズや機能等により異なりますが、概ね110W程度の製品が多いため、製氷機を1時間利用した際の電気代は目安として「110(W)÷1000×30.57=3.36円程度」となります。利用時間別の電気代目安は下記表にまとめておりますので、ご参考ください。
利用時間 | 製氷機の電気代 |
---|---|
1分 | 0.06円 |
10分 | 0.56円 |
1時間 | 3.36円 |
24時間 | 80.70円 |
このような計算式を基本として、本ページでは「製氷機」のスペックを元に様々な角度から電気料金を算出しています。なお、特殊な電気の算出法となる家電につき計算の困難な製品については、経済産業省資源エネルギー庁による「省エネ性能カタログ」も参考にしながら概算値を求めています。
製氷機の年間電気料金
製氷機の年間電気料金は、概ね「29円」となります(週に一回、1回あたり10分使用した場合)。なお、家計全体における2022年度の平均電気代は月間で10559円、年間では126708円のため、製氷機の電気代は電気料金全体の0.02%程度を占めることとなります。
年間の電気代(目安):29円
※週に一回、1回あたり10分使用した場合
※30.57円/kWhとして算出
※2019年製の製品におけるスペックより算出
サイズ毎の製氷機の電気代
製氷機のサイズごとの電気代目安を表・グラフにまとめました。ただ、製氷機は多様な製品が販売されているため、あくまで傾向としてご参考ください。製品の傾向としては、サイズが大きくなるほど電力消費量も大きくなる可能性があることが分かります。
サイズ | 年間電気代 |
---|---|
【サイズ中】給水タンク2.2L | 29円 |
【サイズ大】給水タンク3L | 32円 |
製氷機の省エネ方法をご紹介
代表的な製氷機の省エネ方法は下記の通りです。製氷機の使い方を見直すことで、毎日の電気料金を少しでも安くできます。電気料金の削減にあたっては、手間とコストのバランスが大切なので、全ての家電で省エネ手段を実施するのは大変かと思いますが、何らかご参考になれば幸いです。
- コンセントを抜く
使わないときはコンセントを抜いておくと待機電力は消費しないで済みます - できた氷は使う
製氷し、使わなかった氷は再利用できますが、再度製氷するとその分電気代がかかってしまうので、出来た氷は使うか、冷凍すると節約になります。
最後に、製氷機のオススメ製品をご紹介
電気プラン乗換コムでは、独自の評価基準に基づき「製氷機」のおススメ製品をご紹介しております。新品の製氷機のご購入を検討しておられましたら、ぜひとも記事をご覧いただき、その内容が少しでもご参考になりましたら幸いです。