扇風機の電気代はどの程度？

扇風機の年間電気料金をご紹介いたします！

今日において、様々な企業やメーカーが作ってくれる便利な家電製品は、私たちの生活を毎日休むことなく下支えし続けてくれており、なくてはならない存在です。家電量販店だけではなく、Amazon等のオンラインストアにおいても、豊富な種類の家電をラインナップしていますので、複数の製品から簡単にご自身に適したものを見つけ、気軽に購入することもでき、とても便利な世の中になりました。

ただ、そうした便利な家電製品ですが、気になるのは電気代です。購入する際にも、どのくらいの電気代を支払い続ける必要があるのか、皆様ほんの少しは気になりますよね？そこで当サイトでは、各家電のカタログスペックに基づき家電毎の電気料金を算出し、その目安を皆様にご案内しております（家電類型別電気代DBはコチラ）。

本ページでは、「扇風機」にスポットライトをあて、利用する際に必要な電気料金や省エネ方法、また電力会社を切り替えた際の電気代削減額の目安等をご紹介いたします。特に電力会社を切り替えた際の電気代削減のインパクトは大きく、毎日の電気代をできる限り抑えたい方には非常におススメです（おススメの電力会社はコチラをご覧ください）。なお、扇風機のご購入をお考えの方は、下記にておススメの製品をまとめておりますので宜しければご参考ください。

• オススメの家電製品一覧
• オススメの扇風機をご紹介

扇風機について

扇風機は、モーターによりファン（羽根）を回転させて風を起こし、暑さをしのぐのに使用する機械です。一般に単相誘導電動機が使用されます。羽根は３〜４枚で、プラスチック製が多く、金網のガードで囲まれ、速度調整や首振り装置、タイマーがつきます。また、机の上に置く「卓上タイプ」、壁に掛けて設置する「壁掛けタイプ」他、機器の大きさ、特徴などによって複数種のタイプに大別されています。

ちなみに、サーキュレーターは、室内の空気に一定の流れを作り続けることで、空気を攪拌して室内の気温を平均化するための器具です。つまり、人が風を直接受けるのではなく、室内の空気を効率的に動かせるような風を起こすことが目的となります。扇風機のモーターはDCモーターとACモーターの二種類があります。DCモーターの扇風機は、主に高級モデルで主流です。DCモーターのDCとは、「Direct Current（直流）」の略称で、扇風機の羽根を回すのに直流モーターを使用しています。

DCモーターは、ACモーターの扇風機と比べて圧倒的に消費電力が少ないです。また、風量をより細かく微調整できます。DCモーターは一般的にACモーターより高性能なので、風量を抑えたやさしい微風などを再現できます。そして動作音が小さいです。ACモーターは、主にリーズナブルな扇風機で多く使われています。ACモーターのACとは、「Alternating Current（交流）」の略称で、扇風機の羽根を回すのに、交流モーターを使用しています。卓上小型モデル、壁掛けモデルなど、用途を絞った製品が出ています。

扇風機の電気料金の計算方法

基本的に、家電製品のカタログスペックの中には消費電力量に関する項目があり、この項目の数値を参照することで電気料金を算出することができます。大体の家電のカタログ表にはW単位で記載されており、例えば500Wの家電であれば、「500(W)÷1000×電気料金単価」の式により1時間当たりの電気代を求めることができます。

電気料金単価は電力会社により異なりますが、例えば「30.57円/kWh」であった場合、「500(W)÷1000×30.57＝15.285円」となります。そのため、500Wの家電を1時間利用した場合の電気代は、15.285円となります。

それでは、この計算式を扇風機にも当てはめていきます。扇風機の場合、サイズや機能等により異なりますが、概ね44W程度の製品が多いため、扇風機を1時間利用した際の電気代は目安として「44(W)÷1000×30.57＝1.35円程度」となります。利用時間別の電気代目安は下記表にまとめておりますので、ご参考ください。

利用時間	扇風機の電気代
1分	0.02円
10分	0.22円
1時間	1.35円
24時間	32.28円

このような計算式を基本として、本ページでは「扇風機」のスペックを元に様々な角度から電気料金を算出しています。なお、特殊な電気の算出法となる家電につき計算の困難な製品については、経済産業省資源エネルギー庁による「省エネ性能カタログ」も参考にしながら概算値を求めています。

扇風機の年間電気料金

扇風機の年間電気料金は、概ね「22円」となります（1日8時間、120日した場合）。なお、家計全体における2022年度の平均電気代は月間で10559円、年間では126708円のため、扇風機の電気代は電気料金全体の0.02%程度を占めることとなります。

扇風機の省エネ方法をご紹介

代表的な扇風機の省エネ方法は下記の通りです。扇風機の使い方を見直すことで、毎日の電気料金を少しでも安くできます。電気料金の削減にあたっては、手間とコストのバランスが大切なので、全ての家電で省エネ手段を実施するのは大変かと思いますが、何らかご参考になれば幸いです。

• コンセントを抜く
  使わないときはコンセントを抜いておくと、待機電力を消費しないですむので節電になります。
• タイマーを使う
  寝るときなど、タイマーをかけておくと長時間使わずに済むので、節約になります。
• 窓側に扇風機を置く
  外より室内の方が暑い場合、窓側に扇風機をおいて外の風を室内に送り込むと、より涼しくなります。

最後に、扇風機のオススメ製品をご紹介

電気プラン乗換コムでは、独自の評価基準に基づき「扇風機」のおススメ製品をご紹介しております。新品の扇風機のご購入を検討しておられましたら、ぜひとも記事をご覧いただき、その内容が少しでもご参考になりましたら幸いです。