【家電の電気代DB】電気圧力鍋の推定電気代
年間の電気代
257

※年間の電気代は「月に1時間使用」の推計値となります

10分利用した場合
3.57
1時間利用した場合
21.40

電気圧力鍋の電気代はどの程度?

  • 更新日:2020/11/03

電気圧力鍋の年間電気料金をご紹介いたします!

今日において、様々な企業やメーカーが作ってくれる便利な家電製品は、私たちの生活を毎日休むことなく下支えし続けてくれており、なくてはならない存在です。家電量販店だけではなく、Amazon等のオンラインストアにおいても、豊富な種類の家電をラインナップしていますので、複数の製品から簡単にご自身に適したものを見つけ、気軽に購入することもでき、とても便利な世の中になりました。

ただ、そうした便利な家電製品ですが、気になるのは電気代です。購入する際にも、どのくらいの電気代を支払い続ける必要があるのか、皆様ほんの少しは気になりますよね?そこで当サイトでは、各家電のカタログスペックに基づき家電毎の電気料金を算出し、その目安を皆様にご案内しております(家電類型別電気代DBはコチラ)。

本ページでは、「電気圧力鍋」にスポットライトをあて、利用する際に必要な電気料金や省エネ方法、また電力会社を切り替えた際の電気代削減額の目安等をご紹介いたします。特に電力会社を切り替えた際の電気代削減のインパクトは大きく、毎日の電気代をできる限り抑えたい方には非常におススメです(おススメの電力会社はコチラをご覧ください)。なお、電気圧力鍋のご購入をお考えの方は、下記にておススメの製品をまとめておりますので宜しければご参考ください。

電気圧力鍋について

電気圧力鍋は、密閉した鍋を電気で加熱し、鍋内の圧力を上げて調理するのが特徴です。一般的な圧力鍋は、ガスコンロの直火で加熱するため、火力や加熱時間などの調節が必要です。しかし、電気圧力鍋は、ボタンを押せば加熱時間や火力などの調節を自動で行ってくれます。そもそも電気圧力鍋は、炊飯器の派生商品として誕生しました。当時の炊飯器は今のように多機能ではなく、玄米を白米のように美味しく炊飯することが出来ませんでした。玄米はビタミンやミネラルが豊富で栄養価の高さが魅力ですが、浸水時間を長くとる必要があるなど炊飯が難しいことがネックでした。

最近の炊飯器には当然のように搭載されている「玄米モード」が当時の炊飯器にはなく、玄米を美味しく、早く炊くために新製品の開発が開始されました。この開発中に、玄米を美味しく炊く技術を使えば他の料理もより美味しく、より早く調理できるということを発見し、生まれたのが電気圧力鍋です。

電気圧力鍋の電気料金の計算方法

基本的に、家電製品のカタログスペックの中には消費電力量に関する項目があり、この項目の数値を参照することで電気料金を算出することができます。大体の家電のカタログ表にはW単位で記載されており、例えば500Wの家電であれば、「500(W)÷1000×電気料金単価」の式により1時間当たりの電気代を求めることができます。

電気料金単価は電力会社により異なりますが、例えば「30.57円/kWh」であった場合、「500(W)÷1000×30.57=15.285円」となります。そのため、500Wの家電を1時間利用した場合の電気代は、15.285円となります。

それでは、この計算式を電気圧力鍋にも当てはめていきます。電気圧力鍋の場合、サイズや機能等により異なりますが、概ね700W程度の製品が多いため、電気圧力鍋を1時間利用した際の電気代は目安として「700(W)÷1000×30.57=21.40円程度」となります。利用時間別の電気代目安は下記表にまとめておりますので、ご参考ください。

利用時間 電気圧力鍋の電気代
1分 0.36円
10分 3.57円
1時間 21.40円
24時間 513.58円

このような計算式を基本として、本ページでは「電気圧力鍋」のスペックを元に様々な角度から電気料金を算出しています。なお、特殊な電気の算出法となる家電につき計算の困難な製品については、経済産業省資源エネルギー庁による「省エネ性能カタログ」も参考にしながら概算値を求めています。

電気圧力鍋の年間電気料金

電気圧力鍋の年間電気料金は、概ね「257円」となります(月に1時間使用)。なお、家計全体における2022年度の平均電気代は月間で10559円、年間では126708円のため、電気圧力鍋の電気代は電気料金全体の0.2%程度を占めることとなります。

年間の電気代(目安):257円

※月に1時間使用
※30.57円/kWhとして算出
※2020年製の製品におけるスペックより算出

サイズ毎の電気圧力鍋の電気代

電気圧力鍋のサイズごとの電気代目安を表・グラフにまとめました。ただ、電気圧力鍋は多様な製品が販売されているため、あくまで傾向としてご参考ください。製品の傾向としては、サイズが大きくなるほど電力消費量も大きくなる可能性があることが分かります。

サイズ 年間電気代
【サイズ中】3L 257円
【サイズ大】6L 440円

電気圧力鍋の機能や出力の強弱による電気代の違い

同じような電気圧力鍋であっても、機能や出力の違いにより電気料金は変わってきます。基本的には、機能が増えたり、出力が増えるともちろん電気代も増えていきます。下記表では、電気圧力鍋の機能や出力別の電気料金を整理しておりますのでご参考ください。圧力と電気代の関係性について示しています。70kPaの製品と60kPaの製品の間に電気代に大きな差はありません。しかし、圧力も容量の両方が大きくなった場合は少し電気代が高くなります。

70kPa・2~3L(平均) 60kPa・2L 85kPa・3L
1分 0.36円 0.36円 0.41円
10分 3.57円 3.57円 4.08円
1時間 21.40円 21.40円 24.46円
24時間 513.58円 513.58円 586.94円
年間推定 257円 257円 293円

電気圧力鍋の省エネ方法をご紹介

代表的な電気圧力鍋の省エネ方法は下記の通りです。電気圧力鍋の使い方を見直すことで、毎日の電気料金を少しでも安くできます。電気料金の削減にあたっては、手間とコストのバランスが大切なので、全ての家電で省エネ手段を実施するのは大変かと思いますが、何らかご参考になれば幸いです。

  • 煮込み料理の時間短縮
    長時間煮込まなければいけない料理を圧力鍋を使うと時間短縮になります。
  • 新機種による時間短縮
    定格消費電力は新旧で差がありませんが、新製品は調理時間を短縮できる工夫が施されています
  • 炊飯器の代わりに
    通常30~40分かかる炊飯が5~10分でできるため、節約になります。
  • 使わないときはコンセントを抜く
    使用後はコンセントを抜いておくと節約に繋がります。

最後に、電気圧力鍋のオススメ製品をご紹介

電気プラン乗換コムでは、独自の評価基準に基づき「電気圧力鍋」のおススメ製品をご紹介しております。新品の電気圧力鍋のご購入を検討しておられましたら、ぜひとも記事をご覧いただき、その内容が少しでもご参考になりましたら幸いです。

おすすめ電力会社用アイコン 編集部おすすめの電力会社
個人・ご家庭の方
Looopでんき用アイコン
基本料金0円でお得
Looopのプランは基本料金が0円となっており、電気を使った分だけ料金が発生することが最大の特徴です。ポイント等の付与がなくとも問題ない方、電気の利用方法で電気代を徹底的に安くしたい方に推奨できます。価格を追求しながらも、環境や日本社会への貢献にも目を向けた大手の新電力会社となり、特に基本料金のコストを削減したい方におススメです。
idemitsuでんき用アイコン
オール電化で最高峰
idemitsuでんきは、出光興産が提供する電気料金プランです。オール電化住宅において最高水準に安価な専用プランがあります。特にオール電化向けという観点では、一人暮らし~大家族まで国内で最高峰の料金構成となっている電気プランの一つと言えます。また、EVユーザーの方も深夜電気で蓄電できるためおススメです。
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マイルが貯まる
シン・エナジーの電気料金プランは、JALのマイレージがどんどんと貯まることが特徴です。電気代をお得にしながら、マイルを貯めたい方にとって非常におススメの電気料金プランとなっています。
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完全固定単価で安心
四つ葉電力の「ほっと5.0安心プラン」は、[基本料金][再エネ賦課金][燃料調整費][容量拠出金][託送費]が0円の、電気を使った分だけ完全固定単価での支払いとなる安定性の高いプランです。原油高等による電気代変動の影響を受けたくない方に推奨できます。
法人(高圧)の方

電力会社の一括見積にて電気代削減のサポートをしております。皆様には電気料金明細をご用意いただくのみの簡単作業となります。複数社の見積りを一覧化、どの程度電気料金を削減できるか比較できます。

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オススメ都市ガスプラン
石油元売りとして国内最大の規模を持つENEOSは、都市ガスプランが特筆すべき水準の価格構成となっています。ただし、東京ガス/京葉ガスエリア限定の部分がネックです。しかしそれらエリアにお住いの方であれば、ENEOS都市ガスに切り替えることで大幅なガス代削減が期待できます。
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