電気ケトルの年間電気料金をご紹介いたします!
今日において、様々な企業やメーカーが作ってくれる便利な家電製品は、私たちの生活を毎日休むことなく下支えし続けてくれており、なくてはならない存在です。家電量販店だけではなく、Amazon等のオンラインストアにおいても、豊富な種類の家電をラインナップしていますので、複数の製品から簡単にご自身に適したものを見つけ、気軽に購入することもでき、とても便利な世の中になりました。
ただ、そうした便利な家電製品ですが、気になるのは電気代です。購入する際にも、どのくらいの電気代を支払い続ける必要があるのか、皆様ほんの少しは気になりますよね?そこで当サイトでは、各家電のカタログスペックに基づき家電毎の電気料金を算出し、その目安を皆様にご案内しております(家電類型別電気代DBはコチラ)。
本ページでは、「電気ケトル」にスポットライトをあて、利用する際に必要な電気料金や省エネ方法、また電力会社を切り替えた際の電気代削減額の目安等をご紹介いたします。特に電力会社を切り替えた際の電気代削減のインパクトは大きく、毎日の電気代をできる限り抑えたい方には非常におススメです(おススメの電力会社はコチラをご覧ください)。なお、電気ケトルのご購入をお考えの方は、下記にておススメの製品をまとめておりますので宜しければご参考ください。
電気ケトルについて
電気ケトルは電気によって熱を発生されて暖めることを原理とした、電気式のやかんです。家電として販売されているハンディタイプの電気ケトルは、0.15リットルから1.2リットル程度の、小型のものが大部分を占めています。電気ケトルを用いるのは「使う分の湯だけを速く沸かす」という使い方で、コップ1杯から2杯程度の少量の湯を沸かすのに便利です。ガスコンロで湯を沸かすよりも、効率的で素早くお湯を作ることが可能です。0.5リットル程度の電気ケトルがサイズ的にちょうどよく人気です。
電気ポットとの違いは、保温機能の有無です。電気ケトルで沸かしたお湯は、すぐに使い切ることを前提としています。そのため多くの電気ケトルには保温機能がついておらず、これが最大の違いです。ケトル下部にある電源プレートに本体をセットし、電熱ヒーターに通電させることで加熱し、プレートに熱を伝達させてお湯を沸かすという仕組みで加熱します。
水が沸騰すれば、電気ケトルへの通電は不要になりますが、電源カットは自動で行われます。沸騰を検出して電気ケトルへの通電を自動停止させる方法として、沸いたお湯から出る蒸気を使用して温度を検知し、一定の温度に至った時点で、電熱ヒーターへの通電を停止が行われます。
電気ケトルの電気料金の計算方法
基本的に、家電製品のカタログスペックの中には消費電力量に関する項目があり、この項目の数値を参照することで電気料金を算出することができます。大体の家電のカタログ表にはW単位で記載されており、例えば500Wの家電であれば、「500(W)÷1000×電気料金単価」の式により1時間当たりの電気代を求めることができます。
電気料金単価は電力会社により異なりますが、例えば「30.57円/kWh」であった場合、「500(W)÷1000×30.57=15.285円」となります。そのため、500Wの家電を1時間利用した場合の電気代は、15.285円となります。
それでは、この計算式を電気ケトルにも当てはめていきます。電気ケトルの場合、サイズや機能等により異なりますが、概ね110W程度の製品が多いため、電気ケトルを1時間利用した際の電気代は目安として「110(W)÷1000×30.57=3.36円程度」となります。利用時間別の電気代目安は下記表にまとめておりますので、ご参考ください。
利用時間 | 電気ケトルの電気代 |
---|---|
1分 | 0.06円 |
10分 | 0.56円 |
1時間 | 3.36円 |
24時間 | 80.70円 |
このような計算式を基本として、本ページでは「電気ケトル」のスペックを元に様々な角度から電気料金を算出しています。なお、特殊な電気の算出法となる家電につき計算の困難な製品については、経済産業省資源エネルギー庁による「省エネ性能カタログ」も参考にしながら概算値を求めています。
電気ケトルの年間電気料金
電気ケトルの年間電気料金は、概ね「102円」となります(1日5分毎日利用した場合)。なお、家計全体における2022年度の平均電気代は月間で10559円、年間では126708円のため、電気ケトルの電気代は電気料金全体の0.08%程度を占めることとなります。
年間の電気代(目安):102円
※1日5分毎日利用した場合
※30.57円/kWhとして算出
※2020年製の製品におけるスペックより算出
サイズ毎の電気ケトルの電気代
電気ケトルのサイズごとの電気代目安を表・グラフにまとめました。製品の傾向としては、サイズが大きくなるからと言って、必ずしも電気代が上がるわけではない形になります。サイズが大きくなると、製品自体の電気変換効率も上がるケースもあり、それによって電気代が下がる等、様々な要因が考えられます。
サイズ | 年間電気代 |
---|---|
【サイズ小】0.8L | 62円 |
【サイズ中】1.2L | 102円 |
電気ケトルの省エネ方法をご紹介
代表的な電気ケトルの省エネ方法は下記の通りです。電気ケトルの使い方を見直すことで、毎日の電気料金を少しでも安くできます。電気料金の削減にあたっては、手間とコストのバランスが大切なので、全ての家電で省エネ手段を実施するのは大変かと思いますが、何らかご参考になれば幸いです。
- コンセントを抜く
使わないときはコンセントを抜いておくと、待機電力を消費しないですむので節電になります。 - 必要な分だけ沸かす
余分に沸かしてしまうと保温機能が無いものだと冷めてしまい、再沸騰すると電気代がかかってしまうので、必要な分だけ沸かすと節約になります。
最後に、電気ケトルのオススメ製品をご紹介
電気プラン乗換コムでは、独自の評価基準に基づき「電気ケトル」のおススメ製品をご紹介しております。新品の電気ケトルのご購入を検討しておられましたら、ぜひとも記事をご覧いただき、その内容が少しでもご参考になりましたら幸いです。