【家電の電気代DB】電動自転車の推定電気代
年間の電気代
1526

※年間の電気代は「週に1回充電(4時間)した場合」の推計値となります

10分利用した場合
1.22
1時間利用した場合
7.34

電動自転車の電気代はどの程度?

  • 更新日:2020/11/03

電動自転車の年間電気料金をご紹介いたします!

今日において、様々な企業やメーカーが作ってくれる便利な家電製品は、私たちの生活を毎日休むことなく下支えし続けてくれており、なくてはならない存在です。家電量販店だけではなく、Amazon等のオンラインストアにおいても、豊富な種類の家電をラインナップしていますので、複数の製品から簡単にご自身に適したものを見つけ、気軽に購入することもでき、とても便利な世の中になりました。

ただ、そうした便利な家電製品ですが、気になるのは電気代です。購入する際にも、どのくらいの電気代を支払い続ける必要があるのか、皆様ほんの少しは気になりますよね?そこで当サイトでは、各家電のカタログスペックに基づき家電毎の電気料金を算出し、その目安を皆様にご案内しております(家電類型別電気代DBはコチラ)。

本ページでは、「電動自転車」にスポットライトをあて、利用する際に必要な電気料金や省エネ方法、また電力会社を切り替えた際の電気代削減額の目安等をご紹介いたします。特に電力会社を切り替えた際の電気代削減のインパクトは大きく、毎日の電気代をできる限り抑えたい方には非常におススメです(おススメの電力会社はコチラをご覧ください)。なお、電動自転車のご購入をお考えの方は、下記にておススメの製品をまとめておりますので宜しければご参考ください。

電動自転車について

電動自転車、ここでは電動アシスト自転車のことを指し、電動機(モーター)により人力を補助する自転車のことをいいます。モーターによる走行能力は自転車によって異なりますが、全ての自転車に共通して、搭乗者がペダルをこがなければ走行しません。モーターのみで自走可能な自転車はフル電動自転車と呼ばれる事もあります。しかし、一般的な電動自転車は、通常の自転車と原動機付自転車との中間的な車両で、ペダルを踏む力や回転数などを付属のセンサーで検出し、搭載しているモーターによりペダルを踏む力を低減させます。

1993年にヤマハ発動機が発売した電動ハイブリッド自転車・ヤマハ・PAS(Power Assist System、パス)が世界初とされています。欧米ではPedelecやEAPC(Electrically Assisted Pedal Cycle、「電気式ペダル補助自転車」の略)と呼ばれており、各国で独自の基準が定められています。最高速度が25km/h・最大出力が200-300Wの国が多いですが、カナダでは20mph(32km/h)・500W。アメリカでは20mph(32km/h)・750Wとなっています(Electric bicycle laws)。

電源は廉価品ではニッケル水素電池(Ni-MH)、高級品ではリチウムイオン二次電池(Li-ion)が採用されることが多いです。機種によっては回生ブレーキを備え、減速時にはモーターを発電機にしてバッテリーの充電を行います。バッテリーはフレームの前後や後部の荷台に設置することが多いです。モーターはボトムブラケット付近に搭載してペダルと共にチェーンを駆動するものの他、前輪や後輪にハブモーターを組み込むものがあります。

バッテリーの容量の大きさによって一回の充電で走れる距離が変わります。主に近場での利用を想定している方は、バッテリー容量は8Ah以下の物を選ぶとよいでしょう。逆に一日5km以上走行する人は14Ah以上のものを選ぶ必要があります。途中で充電がなくなってしまうと、走行の負担になるので自分が普段走行する距離から適切なバッテリーサイズを選択しましょう。

電動自転車の電気料金の計算方法

基本的に、家電製品のカタログスペックの中には消費電力量に関する項目があり、この項目の数値を参照することで電気料金を算出することができます。大体の家電のカタログ表にはW単位で記載されており、例えば500Wの家電であれば、「500(W)÷1000×電気料金単価」の式により1時間当たりの電気代を求めることができます。

電気料金単価は電力会社により異なりますが、例えば「30.57円/kWh」であった場合、「500(W)÷1000×30.57=15.285円」となります。そのため、500Wの家電を1時間利用した場合の電気代は、15.285円となります。

それでは、この計算式を電動自転車にも当てはめていきます。電動自転車の場合、サイズや機能等により異なりますが、概ね240W程度の製品が多いため、電動自転車を1時間利用した際の電気代は目安として「240(W)÷1000×30.57=7.34円程度」となります。利用時間別の電気代目安は下記表にまとめておりますので、ご参考ください。

利用時間 電動自転車の電気代
1分 0.12円
10分 1.22円
1時間 7.34円
24時間 176.08円

このような計算式を基本として、本ページでは「電動自転車」のスペックを元に様々な角度から電気料金を算出しています。なお、特殊な電気の算出法となる家電につき計算の困難な製品については、経済産業省資源エネルギー庁による「省エネ性能カタログ」も参考にしながら概算値を求めています。

電動自転車の年間電気料金

電動自転車の年間電気料金は、概ね「1526円」となります(週に1回充電(4時間)した場合)。なお、家計全体における2022年度の平均電気代は月間で10559円、年間では126708円のため、電動自転車の電気代は電気料金全体の1.2%程度を占めることとなります。

年間の電気代(目安):1526円

※週に1回充電(4時間)した場合
※30.57円/kWhとして算出
※2019年製の製品におけるスペックより算出

サイズ毎の電動自転車の電気代

電動自転車のサイズごとの電気代目安を表・グラフにまとめました。製品の傾向としては、もちろん製品によって異なりますが、サイズが違っても電気代はそこまで変わらない変わらない可能性があります。

サイズ 年間電気代
【サイズ小】バッテリー容量6.0Ah 1,590円
【サイズ中】バッテリー容量9.3Ah 1,526円
【サイズ大】バッテリー容量12.3Ah 1,526円

電動自転車の機能や出力の強弱による電気代の違い

同じような電動自転車であっても、機能や出力の違いにより電気料金は変わってきます。基本的には、機能が増えたり、出力が増えるともちろん電気代も増えていきます。下記表では、電動自転車の機能や出力別の電気料金を整理しておりますのでご参考ください。どのモードを使用する場合でもバッテリーの充電さえあれば走行中、自由にモード変更が可能です。一回の充電で可能な走行距離はモーターと手動が自動で切り替わるオートエコモードが最も長く、モーターが最も強く働く「強」モードが最も短いです。つまり、最も消費電力が小さいモードは、エコモードといえるでしょう。

強モードフル充電時:32㎞走行可 標準モードフル充電時:37km走行可 オートエコモードプラスフル充電時:54㎞
1分
10分
1時間
24時間
年間推定

電動自転車の省エネ方法をご紹介

代表的な電動自転車の省エネ方法は下記の通りです。電動自転車の使い方を見直すことで、毎日の電気料金を少しでも安くできます。電気料金の削減にあたっては、手間とコストのバランスが大切なので、全ての家電で省エネ手段を実施するのは大変かと思いますが、何らかご参考になれば幸いです。

  • 用途い合わせた形状を使う
    子供を送り迎えする場合や通勤通学時に使うなど用途に合わせた形状があるので、自分に合った形状を使うと節電になります。
  • 充電は8割にとどめる
    バッテリーはなくなってから満タンまで充電すると劣化が進んでしまうので、2割くらいになったときに充電をし、8割に留めておくと節約になります。
  • バッテリーを劣化させないようにする
    急な坂の登板や発進停止の繰り返し、タイやの空気圧不測、使用頻度が低く放置期間が長いなどバッテリーの劣化が早くなるのでそういった行為を防げばバッテリーを速く交換しなくて済み、節約になります。

最後に、電動自転車のオススメ製品をご紹介

電気プラン乗換コムでは、独自の評価基準に基づき「電動自転車」のおススメ製品をご紹介しております。新品の電動自転車のご購入を検討しておられましたら、ぜひとも記事をご覧いただき、その内容が少しでもご参考になりましたら幸いです。

おすすめ電力会社用アイコン 編集部おすすめの電力会社
個人・ご家庭の方
Looopでんき用アイコン
基本料金0円でお得
Looopのプランは基本料金が0円となっており、電気を使った分だけ料金が発生することが最大の特徴です。ポイント等の付与がなくとも問題ない方、電気の利用方法で電気代を徹底的に安くしたい方に推奨できます。価格を追求しながらも、環境や日本社会への貢献にも目を向けた大手の新電力会社となり、特に基本料金のコストを削減したい方におススメです。
idemitsuでんき用アイコン
オール電化で最高峰
idemitsuでんきは、出光興産が提供する電気料金プランです。オール電化住宅において最高水準に安価な専用プランがあります。特にオール電化向けという観点では、一人暮らし~大家族まで国内で最高峰の料金構成となっている電気プランの一つと言えます。また、EVユーザーの方も深夜電気で蓄電できるためおススメです。
シン・エナジーでんき用アイコン
マイルが貯まる
シン・エナジーの電気料金プランは、JALのマイレージがどんどんと貯まることが特徴です。電気代をお得にしながら、マイルを貯めたい方にとって非常におススメの電気料金プランとなっています。
四つ葉電力用アイコン
完全固定単価で安心
四つ葉電力の「ほっと5.0安心プラン」は、[基本料金][再エネ賦課金][燃料調整費][容量拠出金][託送費]が0円の、電気を使った分だけ完全固定単価での支払いとなる安定性の高いプランです。原油高等による電気代変動の影響を受けたくない方に推奨できます。
法人(高圧)の方

電力会社の一括見積にて電気代削減のサポートをしております。皆様には電気料金明細をご用意いただくのみの簡単作業となります。複数社の見積りを一覧化、どの程度電気料金を削減できるか比較できます。

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個人・ご家庭の方
ENEOS都市ガス用アイコン
オススメ都市ガスプラン
石油元売りとして国内最大の規模を持つENEOSは、都市ガスプランが特筆すべき水準の価格構成となっています。ただし、東京ガス/京葉ガスエリア限定の部分がネックです。しかしそれらエリアにお住いの方であれば、ENEOS都市ガスに切り替えることで大幅なガス代削減が期待できます。
プロパンガス用アイコン
プロパンガス比較サービス
日本では2万社ほどのLPガス事業者が販売を行っており、価格差が極めて大きいのが業界の特徴となります。LPガス会社の見直しにより毎月のガス料金を大きく抑えられる可能性があり、おススメのプロパンガス比較サービスをご紹介しております。
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