コーヒーメーカーの年間電気料金をご紹介いたします!
今日において、様々な企業やメーカーが作ってくれる便利な家電製品は、私たちの生活を毎日休むことなく下支えし続けてくれており、なくてはならない存在です。家電量販店だけではなく、Amazon等のオンラインストアにおいても、豊富な種類の家電をラインナップしていますので、複数の製品から簡単にご自身に適したものを見つけ、気軽に購入することもでき、とても便利な世の中になりました。
ただ、そうした便利な家電製品ですが、気になるのは電気代です。購入する際にも、どのくらいの電気代を支払い続ける必要があるのか、皆様ほんの少しは気になりますよね?そこで当サイトでは、各家電のカタログスペックに基づき家電毎の電気料金を算出し、その目安を皆様にご案内しております(家電類型別電気代DBはコチラ)。
本ページでは、「コーヒーメーカー」にスポットライトをあて、利用する際に必要な電気料金や省エネ方法、また電力会社を切り替えた際の電気代削減額の目安等をご紹介いたします。特に電力会社を切り替えた際の電気代削減のインパクトは大きく、毎日の電気代をできる限り抑えたい方には非常におススメです(おススメの電力会社はコチラをご覧ください)。なお、コーヒーメーカーのご購入をお考えの方は、下記にておススメの製品をまとめておりますので宜しければご参考ください。
コーヒーメーカーについて
コーヒーメーカーとはコーヒー粉と機器内で沸かしたお湯により、コーヒーを作る製品です。コーヒーメーカーの様式は主に「ドリップ式」、「カプセル式」、「エスプレッソマシン」そして「サイフォン式」などがあげられます。日本の電気機械器具品質表示規程別表では「バスケットのコーヒー粉に熱した水を滴下し、浸透させ、自重によりコーヒー液を抽出するもの」をドリップ式と定義しています。
このタイプは家庭用のコーヒーメーカーとして最も一般的に知られているタイプの機器です。定義のとおり、設置したフィルターにコーヒー粉を入れ、機器が自動的にお湯を滴下し抽出する作業をこなします。中には豆をミルで挽くところから自動でやってくれる「全自動ミル付きタイプ」の機器もあります。このタイプだと、飲み直前で豆を挽くため風味が損なわれないため豆が本来持つ味を楽しむことができます。
「カプセル式」は、コーヒーマシンにカプセルをセットし、ボタンを押すだけでコーヒーが楽しめるという機器です。カプセルの種類も様々で、キャラメルラテ、カフェオレなどブラックコーヒー以外も楽しめます。但し、カプセルは少し割高となっています。
「エスプレッソマシン」は挽いた豆に一気に圧力をかけ、抽出します。圧力の大きさも製品によって異なります。「カプセル式」同様、エスプレッソ以外にも普通のブラックコーヒーやカフェオレなどが楽しめる製品もあります。
「サイフォン式」はロート、フィルター、フラスコなどで構成され、フラスコで沸騰したお湯が上部のロート内に入れたコーヒーの粉と接触して抽出する方式です。インテリアとしても目を楽しませてくれる製品となっています。フラスコを直火で加熱するか、電力で加熱するかなど加熱方法による種類分けが可能です。
コーヒーメーカーの電気料金の計算方法
基本的に、家電製品のカタログスペックの中には消費電力量に関する項目があり、この項目の数値を参照することで電気料金を算出することができます。大体の家電のカタログ表にはW単位で記載されており、例えば500Wの家電であれば、「500(W)÷1000×電気料金単価」の式により1時間当たりの電気代を求めることができます。
電気料金単価は電力会社により異なりますが、例えば「30.57円/kWh」であった場合、「500(W)÷1000×30.57=15.285円」となります。そのため、500Wの家電を1時間利用した場合の電気代は、15.285円となります。
それでは、この計算式をコーヒーメーカーにも当てはめていきます。コーヒーメーカーの場合、サイズや機能等により異なりますが、概ね800W程度の製品が多いため、コーヒーメーカーを1時間利用した際の電気代は目安として「800(W)÷1000×30.57=24.46円程度」となります。利用時間別の電気代目安は下記表にまとめておりますので、ご参考ください。
利用時間 | コーヒーメーカーの電気代 |
---|---|
1分 | 0.41円 |
10分 | 4.08円 |
1時間 | 24.46円 |
24時間 | 586.94円 |
このような計算式を基本として、本ページでは「コーヒーメーカー」のスペックを元に様々な角度から電気料金を算出しています。なお、特殊な電気の算出法となる家電につき計算の困難な製品については、経済産業省資源エネルギー庁による「省エネ性能カタログ」も参考にしながら概算値を求めています。
コーヒーメーカーの年間電気料金
コーヒーメーカーの年間電気料金は、概ね「746円」となります(二日に1回、1回あたり10分使用した場合)。なお、家計全体における2022年度の平均電気代は月間で10559円、年間では126708円のため、コーヒーメーカーの電気代は電気料金全体の0.59%程度を占めることとなります。
年間の電気代(目安):746円
※二日に1回、1回あたり10分使用した場合
※30.57円/kWhとして算出
※2018年製の製品におけるスペックより算出
コーヒーメーカーの省エネ方法をご紹介
代表的なコーヒーメーカーの省エネ方法は下記の通りです。コーヒーメーカーの使い方を見直すことで、毎日の電気料金を少しでも安くできます。電気料金の削減にあたっては、手間とコストのバランスが大切なので、全ての家電で省エネ手段を実施するのは大変かと思いますが、何らかご参考になれば幸いです。
- 使わないときはコンセントを抜く
使わないときはコンセントを抜いておくと、待機電力を消費しないですむので節電になる。 - ドリップ後はすぐにスイッチを切る
保温機能は使わず、魔法瓶に移し替えると、年間で1716円節約になります。(目安) - 一日一回の使用で済むよう工夫する
何度もドリップするとその分機械を動かすためのエネルギーが必要になります。できる限り一度ですむよう工夫すると節約になります。
最後に、コーヒーメーカーのオススメ製品をご紹介
電気プラン乗換コムでは、独自の評価基準に基づき「コーヒーメーカー」のおススメ製品をご紹介しております。新品のコーヒーメーカーのご購入を検討しておられましたら、ぜひとも記事をご覧いただき、その内容が少しでもご参考になりましたら幸いです。