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九州エナジーの太陽光余剰買取プランの特徴とは?評判やメリット・デメリットを解説
九州エナジーについて
太陽光電力のFIT買取期間は決まっており、終了するとこれまでのような高額買取は受けられなくなります。少しでもお得に売電するためには、売電価格やサービスが充実した電力会社を自分で探す必要があるでしょう。
この記事では、九州エナジーの卒FIT電気買取サービスについて、契約に必要な初期費用や契約のメリット・注意点、契約がおすすめな方の特徴などをご紹介します。また、契約の申し込み方法についても解説しているので、契約前の情報収集におすすめです。
九州エナジーとの契約を検討している方や卒FIT後の契約先を探している方、すでに卒FIT済みで売電契約を結んでいるものの乗り換えを検討している方は、ぜひ最後までご覧ください。
九州エナジーとは
九州エナジーは、鹿児島県鹿児島市鴨池新町に本社を構えるエネルギー事業者です。
2015年に南国殖産によって設立されて以来、地域に電気を供給しています。本社の他に福岡県福岡市中央区と熊本県熊本市東区に支社があり、九州の幅広いエリアで事業をおこなっている事業者です。
鹿児島県を中心に九州の各地域に太陽光発電所を所有しており、グループ会社の発電所なども活用しながら再生可能エネルギーによる発電事業を展開しています。個人向けや、法人向けにも電力供給サービスを提供しているのが特徴です。
九州エナジーの初期費用
続いて、九州エナジーの卒FIT電気買取サービスを利用するための初期費用について見ていきましょう。
電気買取サービスの利用自体に手数料はかからないものの、2つあるプランはどちらも九州エナジーとの電気契約が必要です。また、蓄電池セットプランについては、九州エナジーとの蓄電池のリース契約も必要になります。
そのため、電気代または電気代と蓄電池のリース代金を継続して支払う必要がある点に注意しましょう。
九州エナジーのメリットと良い口コミ・評判
ここからは、九州エナジーの卒FIT電気買取サービスを契約するメリットについてご紹介します。卒FIT後の売電先を探す際は、さまざまな条件を比較する必要があり、メリットはその筆頭です。その電力会社と契約してどのようなサービスを受けられるのか、自分が求めている条件と合っているのかをチェックしておきましょう。
九州エナジーと契約するメリットは、以下のとおりです。
- 蓄電池を導入すると買取単価が高くなる
- 九州の幅広いエリアから利用できる
- 電気料金がお得になる
それぞれのメリットについて、寄せられた良い口コミとともに見ていきましょう。
蓄電池を導入すると買取単価が高くなる
九州エナジーと契約するメリットは、蓄電池を導入すると電気の買取単価が高くなることです。2つある買取プランのうち、電気セットプランでは1kWhあたり8円の買取単価ですが、九州エナジーと蓄電池のリース契約を結んで蓄電池を導入すると15円にまで跳ね上がります。
リース契約による継続的な支払いは発生するものの、発電量によってはお得に電気を使える可能性があるでしょう。
このメリットについて、以下の口コミが寄せられています。
「九州エナジーから蓄電池を購入して卒FIT契約を結びました。売電の単価が高くなり、電気代が安くなって助かっています。」
九州の幅広いエリアから利用できる
九州エナジーは、九州の幅広いエリアから利用できる点がメリットです。九州エナジーでは、本社がある鹿児島県以外のエリアからも幅広い地域から太陽光発電の電力買取をおこなっています。そのため、離島を除いて九州地方の住宅であればさまざまな場所から契約を申し込めるのです。
電力会社によってはサービスを提供しているのがごく限られたエリアになることもあるため、これは大きなメリットといえるでしょう。
このメリットについて、以下の口コミが寄せられています。
「九州エナジーの本社も支社もない県に住んでいますが、卒FIT後の契約を結ぶことができました。お得に電気を使えています。」
電気料金がお得になる
九州エナジーと契約するメリットは、電気料金が安くなることです。九州エナジーの卒FIT電気買取サービスでは、買取代金の支払いを契約している電気契約の電気料金から差し引く仕組みで実施しています。そのため、九州エナジーと契約すると発電したぶん、電気料金を安くすることが可能です。
電気をできるだけお得に利用したい方には、九州エナジーとの契約が向いています。
このメリットについて、以下の口コミが寄せられています。
「別の電力会社の卒FITプランから九州エナジーに乗り換えました。買取代金が電気料金から差し引かれるので、電気そのものをよりお得に使えていると感じます。」
九州エナジーの注意点と悪い口コミ・評判
続いて、九州エナジーの卒FIT電気買取サービスを契約する注意点についてご紹介します。卒FIT後の売電先を選択する際は、電力会社の良くない点についても知っておくことが大切です。その電力会社を選ぶうえでの注意点を把握していないと、契約後に後悔することになりかねません。
九州エナジーを契約する際の注意点は、以下のとおりです。
- 九州エナジーとの電気契約が必須
- 直接現金を受け取れるわけではない
- 九州エリア以外からは利用できない
それぞれの注意点について、寄せられた良くない口コミとともに見ていきましょう。
九州エナジーとの電気契約が必須
九州エナジーを契約する際の注意点は、九州エナジーとの電気契約が必須になることです。卒FIT電気買取サービスの対象は、九州エナジーと電気の契約をされている方、あるいはこれから電気の契約もセットで変更可能な方に限られます。そのため、売電先だけ変更したい方は九州エナジーを利用できません。
電力会社によっては売電契約の変更のみを受け付けているケースもあるため、そちらを希望するのであれば別の電力会社を探したほうが良いでしょう。
この注意点について、以下の口コミが寄せられています。
「売電契約の切り替え先を探していたときに、九州エナジーも良いなと思ったものの、電気契約が必須で諦めました。電気代については今の電力会社を気に入っているので、変えなくて良い売電先を選択して契約しています。」
直接現金を受け取れるわけではない
九州エナジーでは、電気の買取料金を直接現金で受け取れるわけではない点に注意が必要です。九州エナジーの卒FIT電気買取サービスでは、太陽光発電による電気の買取料金を契約している電気料金の割引という形で反映しています。そのため、原則買取料金を現金として受け取れません。
収入として口座振込を望んでいる場合は、別の電力会社を探した方が良いでしょう。
この注意点について、以下の口コミが寄せられています。
「電気料金が安くなるとのことでしたが、振込でないぶん売電したという実感がわきにくいです。電気料金も年々高くなっているので、恩恵があるかといわれると微妙かもしれません。」
九州エリア以外からは利用できない
九州エナジーを契約する際の注意点は、九州エリア以外からは利用できない点です。九州エナジーの卒FIT電気買取サービスは、九州エリア内であれば幅広いエリアから利用できますが、エリア外からは利用できません。また、九州に含まれるエリアであっても離島からは利用できない点に注意が必要です。
この注意点について、以下の口コミが寄せられています。
「九州地方ではあるものの、離島に住んでいると九州エナジーは利用できないようで残念です。別の会社を探そうと思います…」
九州エナジーがおすすめの人
ここでは、九州エナジーとの契約がおすすめな方の特徴についてご紹介します。卒FITの電力会社を選ぶ際は、その電力会社とどれだけ相性が良いのかをチェックすることが大切です。相性の良くない電力会社を選んでしまうと、必要なサービスを十分に受けられません。
九州エナジーとの契約がおすすめな方の特徴は、以下のとおりです。
- 九州地方にお住まいの方
- 蓄電池の導入を検討している方
- 現金の振込でなくても構わない方
それぞれの特徴について、詳しく見ていきましょう。
九州地方にお住まいの方
九州エナジーとの契約がおすすめなのは、離島を除く九州地方に住んでいる方です。九州エナジーでは、九州地方全体に向けて卒FIT電気買取サービスを提供しているため、離島でなければどこからでも契約できます。九州地方以外からは契約できないため、契約するのであれば九州地方に住んでいる方でなければなりません。
蓄電池の導入を検討している方
蓄電池の導入を検討している方は、九州エナジーの卒FIT電気買取サービスとの契約がおすすめです。卒FITに合わせて、より自宅で有効に電気を使用するために蓄電池の導入を考えている方もいるでしょう。九州エナジーでは蓄電池のリース契約も提供しており、電気の買取単価が上がるプランも用意しています。
そのため、電気を自宅で使えるようにしたい方は、九州エナジーの蓄電池セットプランがおすすめです。
現金の振込でなくても構わない方
九州エナジーとの契約がおすすめなのは、現金による振込でなくても構わない方です。九州エナジーの卒FIT電気買取サービスでは、電気の買取料金を電気契約の料金と相殺する形で提供しています。そのため、現金として買取料金を受け取りたい方との相性は良くありません。
料金の支払い方法にこだわりがなく、電気料金がお得になるのであれば構わないという方との相性が良いといえます。
九州エナジーの申し込み方法
九州エナジーと契約するための、お申し込み方法について確認しておきましょう。
卒FIT電気買取サービスに申し込む際は、事前に電気料金のシミュレーションを活用するのがおすすめです。そのうえで、契約を申し込む際はWEB上の申し込みフォームをから手続きできます。現在利用している電力会社の明細書と、クレジットカード情報が必要なため準備しておきましょう。
契約を結ぶと、メールまたは郵送でお客様マイページ開設のお知らせが届きます。記載されたIDとパスワードを使用すれば、マイページへのログインが可能です。また、お知らせには電気契約の供給開始日・初回請求なども記載されています。
電気のメーターが従来のものになっている場合は、九州電力によるスマートメーターへの交換が必要です。そのあとは、電気契約の供給開始日に沿って契約が切り替わります。
九州エナジーの契約期間
続いて、九州エナジーの契約期間についてご紹介します。
電気セットプランでは、「買取期間満了日」の翌日から、翌月4月の検針日の前日までが初回の契約期間となり、それ以降は1年ごとに契約が更新される仕組みです。蓄電池セットプランでは、リース満了月の翌検針日の前日までが初回の契約期間となっており、それ以降は電気セットプラン同様1年ごとの契約更新となります。
なお、蓄電池のリース契約は12年間です。
九州エナジーの違約金
九州エナジーの卒FIT電気買取サービスの違約金についてご紹介するので、契約前に確認しておきましょう。
電気セットプランについては、契約期間の途中で解約しても違約金は発生しません。一方、蓄電池セットプランではリース期間中に解約した場合リース残金の一括返済が必要です。買取プランによって異なるため、覚えておくと安心です。
まとめ
九州エナジーは、鹿児島県に本社を置くエネルギー事業者です。卒FIT電気買取サービスでは、九州地方全域に向けてサービスを提供しています。
蓄電池のリース契約を結ぶと買取単価が上がるプランを提供しており、お得に電気を利用できる可能性が高いです。ただし、買取料金は電気契約の料金から差し引かれる形で提供されるため現金では受け取れません。
電気契約を九州エナジーに切り替えるつもりがない方にとっては利用のメリットがありませんが、すでに九州エナジーを利用している方や電気契約を切り替えたい方で、買取料金の支払い方法にこだわりがない方にとってはメリットがあります。
卒FIT後の売電先を選択する際は、さまざまな電力会社の特徴を比較してお得だと感じるところを選ぶ必要があります。九州エナジーをはじめ、さまざまな電力会社を比較してより使い勝手の良い電力会社を選んでください。
九州エナジーによる太陽光余剰買取プランの提供エリアは?
各電力会社が提供する余剰電量買取プランは全国どこでも利用できる訳ではなく、プランによって使える地域や条件が分かれています。そのため、下記表にて九州エナジーが提供するプランの利用できるエリア・条件等をご案内差し上げます。
皆さまがお住いのエリアで下記プランを利用可能であるかご確認ください。また、どの卒FIT買取サービスを利用するかお悩みの方は、卒FIT買取サービス一覧をご覧ください。
※横にスクロールで表全体を表示
プラン | 提供地域 | 電力エリア | 利用条件 | 補足 | 個別プラン分析 |
---|---|---|---|---|---|
電気セットプラン | 九州電力エリア | 九州電力管内 | 九州エナジーの電気をご利用の方が対象となります。 | 「電気セットプラン」の分析ページへ | |
蓄電池セットプラン | 九州電力エリア | 九州電力管内 | 九州エナジーの電気および蓄電池リースをご利用の方が対象となります。 | 12年のリース契約となり、解約する場合、リース残金の一括返済が必要となります。 | 「蓄電池セットプラン」の分析ページへ |
※各プラン各々の調査時点での情報となりますので、最新の正確な情報を把握したい方は、各社のHPをご確認ください。
九州エナジーによる太陽光余剰買取プランの売電単価は?
九州エナジーによる太陽光余剰買取プランを利用した際の売電単価を整理しております。基本的には単価が高いほど、高額で電気を売電できることとなります。
※横にスクロールで表全体を表示
プラン | 単価(kWh) |
---|---|
電気セットプラン | 8円/kWh |
蓄電池セットプラン | 15円/kWh |
※各プラン各々の調査時点での情報となりますので、最新の正確な情報を把握したい方は、各社のHPをご確認ください。
九州エナジーによる太陽光余剰買取プランの想定年間売電額は?
九州エナジーによる太陽光余剰買取プランを利用した際の想定年間売電額を整理しております。太陽光発電は、同じパネル容量でも日照・気温・角度等様々なパラメータにより発電量は変動しますが、本ページでは設備利用率を17.2%と仮定して計算しております。
※横にスクロールで表全体を表示
パネル容量 | 1kw | 2kw | 3kw | 4kw | 5kw | 6kw |
---|---|---|---|---|---|---|
電気セットプラン | 12,054円 | 24,108円 | 36,161円 | 48,215円 | 60,269円 | 72,323円 |
蓄電池セットプラン | 22,601円 | 45,202円 | 67,802円 | 90,403円 | 113,004円 | 135,605円 |
※太陽光発電の設備利用率を17.2%として計算しています。
※各プラン各々の調査時点での情報となりますので、最新の正確な情報を把握したい方は、各社のHPをご確認ください。
売電額の想定メリット・デメリットは?
固定価格買取制度の満了後、太陽光発電のオーナー様が何もしなければ、地域の電力会社の通常プランにて買取が行われます。それら地域の電力会社のプランと比較し、九州エナジーのプランの利用によってどの程度売電額にメリット・デメリットがあるのかをシミュレーションしております。
電気セットプラン
九州電力の通常プランとの比較
九州電力の通常プランの買取単価は7円/kWhとなります。一方で九州エナジーの「電気セットプラン」は8円/kWhであるため、売電収益は+14.29%となります。また、売電単価からパネル容量別の推定売電収益を算出し、下記にて整理しております。
※横にスクロールで表全体を表示
パネル容量 | 九州エナジーの「電気セットプラン」 | 九州電力の通常プラン | 差額 |
---|---|---|---|
1kW | 12,054円/年 | 10,547円/年 | 1,507円高く売電 |
2kW | 24,108円/年 | 21,094円/年 | 3,014円高く売電 |
3kW | 36,161円/年 | 31,641円/年 | 4,520円高く売電 |
4kW | 48,215円/年 | 42,188円/年 | 6,027円高く売電 |
5kW | 60,269円/年 | 52,735円/年 | 7,534円高く売電 |
6kW | 72,323円/年 | 63,282円/年 | 9,041円高く売電 |
※太陽光発電の設備利用率を17.2%として計算しています。
※各プラン各々の調査時点での情報となりますので、最新の正確な情報を把握したい方は、各社のHPをご確認ください。
蓄電池セットプラン
九州電力の通常プランとの比較
九州電力の通常プランの買取単価は7円/kWhとなります。一方で九州エナジーの「蓄電池セットプラン」は15円/kWhであるため、売電収益は+114.29%となります。また、売電単価からパネル容量別の推定売電収益を算出し、下記にて整理しております。
※横にスクロールで表全体を表示
パネル容量 | 九州エナジーの「蓄電池セットプラン」 | 九州電力の通常プラン | 差額 |
---|---|---|---|
1kW | 22,601円/年 | 10,547円/年 | 12,054円高く売電 |
2kW | 45,202円/年 | 21,094円/年 | 24,108円高く売電 |
3kW | 67,802円/年 | 31,641円/年 | 36,161円高く売電 |
4kW | 90,403円/年 | 42,188円/年 | 48,215円高く売電 |
5kW | 113,004円/年 | 52,735円/年 | 60,269円高く売電 |
6kW | 135,605円/年 | 63,282円/年 | 72,323円高く売電 |
※太陽光発電の設備利用率を17.2%として計算しています。
※各プラン各々の調査時点での情報となりますので、最新の正確な情報を把握したい方は、各社のHPをご確認ください。
どのようなオプションがあるの?
太陽光余剰電力の買取プランをご利用いただく事で、追加のオプションを受けられる可能性があります。内容をご確認いただき、皆様のライフスタイルに沿ったオプション内容であれば、売電金額等と併せて検討材料にして頂けますと幸いです。なお、オプションによっては適用等で費用が発生するケースもございますので、詳細は公式HPをご確認ください。
※横にスクロールで表全体を表示
プラン | オプション |
---|---|
電気セットプラン |
見つかりませんでした。買取価格に特化したシンプルなプランと想定されます。 |
蓄電池セットプラン |
見つかりませんでした。買取価格に特化したシンプルなプランと想定されます。 |

弊社(RAUL)は2005年の創業以来、一貫して「エネルギー・環境問題」をテーマに事業を展開して参りました。現場での長年の下積み経験によって、電気/ガスをより身近に感じていただきたくたく当サイトを運営しております。