新しいエネルギーの街へ!有明エナジーの卒FITがおすすめの理由とは
有明エナジーについて
国がおこなっている「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」の固定買取期間が、満了を迎える方が増えてきています。通称「FIT制度」と呼ばれるこの制度は、自宅に設置した太陽光発電の余剰電力を、国が設定した価格でお得に売電できる制度です。FIT制度が満了したあとの、いわゆる「卒FIT」後の余剰電力をどこに売電するのかは、これから卒FITを迎える多くの方が抱えている悩みでしょう。
現在、多くの電力会社が卒FIT後に向けた買取プランを展開していますが、それぞれに特徴が異なり、どれが自分に合っているのか見極めるのは難しいでしょう。
そこで今回は、荒尾市を中心に再生可能エネルギーの地産地消を掲げて設立された「有明エナジー」をご紹介します。有明エナジーとはどのような電力会社なのか、有明エナジーの卒FIT買取プランの特徴や、これを選択するメリット・デメリット、おすすめの方や申し込み方法についてくわしく紹介していきます。
有明エナジーとは
有明エナジーとは、荒尾市と(株)グローバルエンジニアリング、三井物産(株)との共同出資により発足した企業です。(株)グローバルエンジニアリング、三井物産(株)、荒尾市は2017年11月に「地域エネルギーの有効活用などを中心としたまちづくりに関する連携協定」を締結しました。
(株)グローバルエンジニアリングと三井物産(株)の協業により、民間ならではの知見やノウハウを存分に活かし、地域の経済をさらに発展させるために、小売電気事業を幹として進めています。また、次世代モビリティ、公共インフラの活用などにも活動範囲を広げ、荒尾市と取り交わした7つの連携協定項目を達成するために邁進しているのが特徴です。
有明エナジーは、荒尾市のもつ魅力を最大限に引き出し、さらに全国へ荒尾市の魅力をアピールすることで「住みたい街」「訪れたい街」となるよう、貢献している企業です。
有明エナジーの概要
有明エナジーは、商号を「有明エナジー株式会社」として、所在地を熊本県荒尾市に構えています。設立は平成29年12月20日で、資本金は900万円です。
有明エナジーの事業内容は、以下のとおりです。
- 蓄電池などを活用したエネルギーマネジメント
- 次世代自動車などの電動インフラ関連の取り組み
- CO²削減などの環境対策関連
- 遊休施設の有効的な利活用に関する取り組み
- 公共インフラの効率化の促進に関連する取り組み
- IT教育関連の取り組み
- その他の地域社会の活性化に関連する取り組み
有明エナジー設立の経緯
荒尾市は、かつては石炭の町といわれていました。かつて日本経済の成長を支えた石炭は、「黒いダイヤモンド」と呼ばれており、国内の主要なエネルギー源でした。しかし、時代の流れとともに、荒尾市は石炭の町から新たなエネルギーの町へとシフトしようとしているのです。
そのパラダイムシフトに先立ち、荒尾市との「地域エネルギーの有効活用などを中心としたまちづくりに関する連携協定」をもとにして、2017年12月、有明エナジー株式会社は荒尾市に誕生しました。
有明エナジー株式会社は、荒尾市をステージとして、三井物産(株)の総合商社としての経験と、(株)グローバルエンジニアリングの電子マネジメントなどのノウハウといった、それぞれの強みを最大限に活かして、荒尾市の魅力アップに努めているのが特徴といえます。
荒尾市の再エネへの取り組み
荒尾市では、豊かな自然の恵みを活かす「再エネのすすめ」を掲げ、さまざまな活動をおこなっています。そのうちの一つが、家庭に再生可能エネルギーを取り入れようという動きです。一般家庭で再生可能エネルギーを取り入れる方法として、自宅に発電設備を設置する方法と、電力会社から購入する電力を再エネ由来電力に切り替える方法を提案しています。
自宅に発電設備を設置する方法としては、住宅の屋根に太陽光パネルを取り付ける屋根置き太陽光発電や、カーポートにつける方法などがあり、太陽光発電でつくった電力量が家庭で使用する電力量より多い場合は、余った電気を電力会社に売電することを推奨しています。
また、自宅に発電設備を設置できない場合は、電力会社から購入する電力を、再エネ由来電力に切り替えることで、再エネを利用できる方法も紹介するなど、CO²排出を実質ゼロにする取り組みが盛んです。
荒尾市では、自家消費型の太陽光発電設備と、蓄電池の導入に対する補助金の交付をおこなっています。この制度は令和8年度まで実施を予定しており、太陽光発電と蓄電池の導入を考える良い機会となるでしょう。
さらに荒尾市は、ZEH(ゼッチ:ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)といって、住宅の高断熱化と省エネルギー設備機器によって、消費エネルギーを減らしつつ、太陽光発電によってエネルギーをつくることで、1年間で消費する住宅のエネルギー量の収支がおおむねゼロとなる住宅を推進しています。
荒尾市ではZEH、ZEH+を新築する方に対して、補助金の交付をおこなっています。ZEH+とは、ZEHの性能にプラスして、さらなる省エネルギーの実現と、太陽光発電の自家消費拡大措置を2つ以上導入している住宅のことです。
「荒尾市ゼロカーボン機器等導入促進補助金」で実施している補助メニューは、以下のとおりです。
- 太陽光発電の設置(1kWあたり7万円)
- 蓄電池の設置(蓄電池価格の3分の1)
- ZEH+(1戸につき100万円)
- ZEH(1戸につき55万円)
これらの補助メニューは、原則として年度末までに補助金交付完了する事業が対象となります。交付決定前の工事着工は認められないので注意が必要です。
有明エナジーの取り組み
有明エナジーは、荒尾市をステージとして、以下の7つの取り組みを展開しています。
- 地域の小売電気事業
- 次世代モビリティ
- 公共インフラ効率化
- IT教育関連
- 環境対策
- その他地域活性化の取り組み
- 遊休資産活用
「地域の小売電力事業」では、電力の地産地消による、公共施設および市内民間施設への電力供給をおこなっています。有明エナジーのコンセプトは「地産地消」であり、荒尾市内の太陽光発電所などから調達した電気や、その他民間の発電所から調達した電気をミックスして、地域の家庭へ届けているのが特徴です。
有明エナジーの電気は、九州電力の送配電ネットワークを利用して届けているため、電気の質は九州電力と何も変わりません。また、万一の停電時なども、これまでどおり九州電力が対応するので、安心して生活できます。
さらに、有明エナジーへの切り替えによる初期投資や、追加のランニングコストは発生しないのもポイントです。有明エナジーの電気を使用することで、地産地消モデルの電力コスト削減が実現可能です。
その他の取り組みとして「次世代モビリティ」では、次世代自動車などの電気インフラを通して、地域活性化を図っています。また、「公共インフラ効率化」として、公共インフラの活用を検討し、先進的なまちづくりを目指しています。
「IT教育関連」の取り組みでは、IT教育の機会を創出して、人材育成と定着を図ることが目標です。また、「環境対策」として、CO²削減など環境に配慮した持続的なコミュニティを目指しています。「遊休資産活用」の取り組みとして、公共施設などで遊休資産となっているものを有効活用できないか、検討を続けています。
その他、地域活性化の取り組みとして、エネルギーの有効活用などを通じて、地域経済の好循環を狙うなど、有明エナジーは荒尾市の活性化に積極的に取り組む企業です。
有明エナジーの初期費用
有明エナジーの卒FIT買取サービスは、初期費用・月額費用ともに0円なので、気軽に始められる点が魅力の一つです。さらに、解約金も0円なので、安心して契約できます。
有明エナジーの卒FIT買取サービスの提供条件
有明エナジーの卒FIT買取サービスの提供条件は、以下のとおりです。
- 固定価格買取制度(FIT)の適用を受けている方
- 太陽光発電設備の最大容量(設備容量)が10kW未満で、余剰分を売電している方
サービス提供エリアは、離島を除く九州全域です。買い取った電力の支払い時期は、7月、10月、1月、4月の年4回となっています。
有明エナジーの卒FIT買取価格
有明エナジーの卒FIT買取サービスにおける電力買取価格は、1kWhあたり9.5円(税込)です。九州電力へ売電すると7円で買取となっており、業界内でも高水準の買取金額だといえるでしょう。
有明エナジーのメリットと良い口コミ・評判
有明エナジーの卒FIT買取プランに申し込むメリットとして、以下が挙げられます。
- 一般的な買取価格よりも良い条件で買取してもらえる
一般的な買取価格よりも良い条件で買取してもらえる
有明エナジーの卒FIT買取プランの提供エリアである九州電力では、通常プランの買取金額は1kWhあたり7円となっています。これに対して、有明エナジーの卒FITの買取価格は、1kWhあたり9.5円となっているため、売電収益は35.71%のプラスです。
少しでも良い条件で余剰電力を売電したいと考えているなら、有明エナジーの卒FITプランに切り替えるメリットが大きいといえるでしょう。
口コミでも、以下の声が寄せられています。
「卒FIT後に利用しています。有明エナジーの買取単価は高いから、お得でうれしいです。」
有明エナジーの注意点と悪い口コミ・評判
有明エナジーに申し込む際の注意点として、申し込みがインターネットのみでおこなわれる点があります。電話による対応がないため、インターネットが利用できない方にとっては不便です。口コミでも、「申し込み方法がわかりにくかった」「わからない点があっても電話で問い合わせできないのは不便」といった声がありました。
有明エナジーがおすすめの方
有明エナジーがおすすめの方は、以下のとおりです。
- 荒尾市内に住んでいる方
- 地元の活性化に興味がある方
有明エナジーの電気は「地産地消」をコンセプトとしています。荒尾市内の太陽光発電所などから電気を調達して、地域の方々へ届けているのが特徴です。
有明エナジーは、地域の経済をさらに発展させることを目的として、荒尾市と民間企業が手を組み、発足した企業です。荒尾市に住んでいて、地産地消の成果をじかに生活のなかで実感できる方は、有明エナジーがおすすめの方といえるでしょう。
有明エナジーの申し込み方法
有明エナジーの卒FIT買取プランへの申し込み方法は、インターネットからです。有明エナジーのホームページ上にある「お問い合わせフォーム」から、「卒FIT買取希望」と連絡しましょう。お問い合わせフォームに必要事項を入力して送信すると、内容を確認後、担当者より連絡があります。
お問い合わせフォームに入力が必要な情報は、名前、電話番号、メールアドレス、問い合わせ内容です。このうち、名前、メールアドレス、問い合わせ内容は必須項目です。なお、有明エナジーでは、電話による対応はおこなっていないので注意しましょう。
有明エナジーの契約期間
有明エナジーの卒FIT買取サービスの契約期間は、買取開始から1年間です。なお、1年間以降は自動更新となります。
有明エナジーの違約金
有明エナジーの卒FIT買取サービスでは、解約金は0円となっており、解約に際して違約金はかかりません。
まとめ
有明エナジーは、かつて石炭で栄えた荒尾市を、新しいエネルギーの街へと発展させるために、自治体と民間企業が協力して誕生した電力会社です。民間会社の経験やノウハウを最大限に活かして、エネルギーの地産地消に取り組んでいます。
電力の地産地消を始めとして、エネルギーの有効活用を通じて地域経済の好循環を狙うなど、地域の発展に尽力し続けています。荒尾市やその周辺にお住まいの方で、エネルギーの地産地消に興味がある方なら、ぜひ有明エナジーの卒FITプランをチェックしてみてください。
卒FIT料金プランデータベース
電気プラン乗換コムでは、各電力会社の卒FITプランの数値情報等をデータベース化しております。それらのデータを下記にて一部出力し記載しておりますのでご参考ください。なお、上記記事の作成日とデータベース調査日が異なるケースがありますので、その点はご留意ください。
また、卒FITプランの選択でお困りの方がおりましたら、当サイトでは収集データ等を軸にオススメの太陽光による電力の買取事業者をご紹介しておりますので、宜しければご覧ください。
有明エナジーによる太陽光余剰買取プランの提供エリアは?
各電力会社が提供する余剰電量買取プランは全国どこでも利用できる訳ではなく、プランによって使える地域や条件が分かれています。そのため、下記表にて有明エナジーが提供するプランの利用できるエリア・条件等をご案内差し上げます。皆さまがお住いのエリアで下記プランを利用可能であるかご確認ください。
※横にスクロールで表全体を表示
| プラン | 提供地域 | 電力エリア | 利用条件 | 補足 | 個別プラン分析 |
|---|---|---|---|---|---|
| 有明エナジー太陽光余剰買取 | 九州電力エリア | 九州電力管内 | 太陽光発電設備の最大容量(設備容量)が10kW未満で余剰分を売電されている方が対象となります。 | 「有明エナジー太陽光余剰買取」の分析ページへ |
※各プラン各々の調査時点での情報となりますので、最新の正確な情報を把握したい方は、各社のHPをご確認ください。
有明エナジーによる太陽光余剰買取プランの売電単価は?
有明エナジーによる太陽光余剰買取プランを利用した際の売電単価を整理しております。基本的には単価が高いほど、高額で電気を売電できることとなります。
※横にスクロールで表全体を表示
| プラン | 単価(kWh) |
|---|---|
| 有明エナジー太陽光余剰買取 | 9.5円/kWh |
※各プラン各々の調査時点での情報となりますので、最新の正確な情報を把握したい方は、各社のHPをご確認ください。
有明エナジーによる太陽光余剰買取プランの想定年間売電額は?
有明エナジーによる太陽光余剰買取プランを利用した際の想定年間売電額を整理しております。太陽光発電は、同じパネル容量でも日照・気温・角度等様々なパラメータにより発電量は変動しますが、本ページでは設備利用率を17.2%と仮定して計算しております。
※横にスクロールで表全体を表示
| パネル容量 | 1kw | 2kw | 3kw | 4kw | 5kw | 6kw |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 有明エナジー太陽光余剰買取 | 14,314円 | 28,628円 | 42,942円 | 57,255円 | 71,569円 | 85,883円 |
※太陽光発電の設備利用率を17.2%として計算しています。
※各プラン各々の調査時点での情報となりますので、最新の正確な情報を把握したい方は、各社のHPをご確認ください。
売電額の想定メリット・デメリットは?
固定価格買取制度の満了後、太陽光発電のオーナー様が何もしなければ、地域の電力会社の通常プランにて買取が行われます。それら地域の電力会社のプランと比較し、有明エナジーのプランの利用によってどの程度売電額にメリット・デメリットがあるのかをシミュレーションしております。
有明エナジー太陽光余剰買取
九州電力の通常プランとの比較
九州電力の通常プランの買取単価は7円/kWhとなります。一方で有明エナジーの「有明エナジー太陽光余剰買取」は9.5円/kWhであるため、売電収益は+35.71%となります。また、売電単価からパネル容量別の推定売電収益を算出し、下記にて整理しております。
※横にスクロールで表全体を表示
| パネル容量 | 有明エナジーの「有明エナジー太陽光余剰買取」 | 九州電力の通常プラン | 差額 |
|---|---|---|---|
| 1kW | 14,314円/年 | 10,547円/年 | 3,767円高く売電 |
| 2kW | 28,628円/年 | 21,094円/年 | 7,534円高く売電 |
| 3kW | 42,942円/年 | 31,641円/年 | 11,301円高く売電 |
| 4kW | 57,255円/年 | 42,188円/年 | 15,067円高く売電 |
| 5kW | 71,569円/年 | 52,735円/年 | 18,834円高く売電 |
| 6kW | 85,883円/年 | 63,282円/年 | 22,601円高く売電 |
※太陽光発電の設備利用率を17.2%として計算しています。
※各プラン各々の調査時点での情報となりますので、最新の正確な情報を把握したい方は、各社のHPをご確認ください。
どのようなオプションがあるの?
太陽光余剰電力の買取プランをご利用いただく事で、追加のオプションを受けられる可能性があります。内容をご確認いただき、皆様のライフスタイルに沿ったオプション内容であれば、売電金額等と併せて検討材料にして頂けますと幸いです。なお、オプションによっては適用等で費用が発生するケースもございますので、詳細は公式HPをご確認ください。
※横にスクロールで表全体を表示
| プラン | オプション |
|---|---|
| 有明エナジー太陽光余剰買取 |
見つかりませんでした。買取価格に特化したシンプルなプランと想定されます。 |
弊社(RAUL)は2005年の創業以来、一貫して「エネルギー・環境問題」をテーマに事業を展開して参りました。現場での長年の下積み経験によって、電気/ガスをより身近に感じていただきたくたく当サイトを運営しております。

