真空パック器の年間電気料金をご紹介いたします!
今日において、様々な企業やメーカーが作ってくれる便利な家電製品は、私たちの生活を毎日休むことなく下支えし続けてくれており、なくてはならない存在です。家電量販店だけではなく、Amazon等のオンラインストアにおいても、豊富な種類の家電をラインナップしていますので、複数の製品から簡単にご自身に適したものを見つけ、気軽に購入することもでき、とても便利な世の中になりました。
ただ、そうした便利な家電製品ですが、気になるのは電気代です。購入する際にも、どのくらいの電気代を支払い続ける必要があるのか、皆様ほんの少しは気になりますよね?そこで当サイトでは、各家電のカタログスペックに基づき家電毎の電気料金を算出し、その目安を皆様にご案内しております(家電類型別電気代DBはコチラ)。
本ページでは、「真空パック器」にスポットライトをあて、利用する際に必要な電気料金や省エネ方法、また電力会社を切り替えた際の電気代削減額の目安等をご紹介いたします。特に電力会社を切り替えた際の電気代削減のインパクトは大きく、毎日の電気代をできる限り抑えたい方には非常におススメです(おススメの電力会社はコチラをご覧ください)。
真空パック器について
真空パック機械とは、食品の鮮度を保ち、腐敗や酸化を防ぐために、食品などが入った袋や容器の内部の空気を抜き、真空にするための機械です。洋菓子の個包装、生鮮食品の冷凍商品などに使用されていることもあります。家庭で使用する場合は、下ごしらえを済ませた食品や冷凍するとき、想定以上に食品を購入してしまった場合等に使用する事ができます。また、真空保存する際は、専用の袋または包装が必要になります。
真空パック器の電気料金の計算方法
基本的に、家電製品のカタログスペックの中には消費電力量に関する項目があり、この項目の数値を参照することで電気料金を算出することができます。大体の家電のカタログ表にはW単位で記載されており、例えば500Wの家電であれば、「500(W)÷1000×電気料金単価」の式により1時間当たりの電気代を求めることができます。
電気料金単価は電力会社により異なりますが、例えば「30.57円/kWh」であった場合、「500(W)÷1000×30.57=15.285円」となります。そのため、500Wの家電を1時間利用した場合の電気代は、15.285円となります。
それでは、この計算式を真空パック器にも当てはめていきます。真空パック器の場合、サイズや機能等により異なりますが、概ね110W程度の製品が多いため、真空パック器を1時間利用した際の電気代は目安として「110(W)÷1000×30.57=3.36円程度」となります。利用時間別の電気代目安は下記表にまとめておりますので、ご参考ください。
利用時間 | 真空パック器の電気代 |
---|---|
1分 | 0.06円 |
10分 | 0.56円 |
1時間 | 3.36円 |
24時間 | 80.70円 |
このような計算式を基本として、本ページでは「真空パック器」のスペックを元に様々な角度から電気料金を算出しています。なお、特殊な電気の算出法となる家電につき計算の困難な製品については、経済産業省資源エネルギー庁による「省エネ性能カタログ」も参考にしながら概算値を求めています。
真空パック器の年間電気料金
真空パック器の年間電気料金は、概ね「20円」となります(年間6時間使用した場合)。なお、家計全体における2022年度の平均電気代は月間で10559円、年間では126708円のため、真空パック器の電気代は電気料金全体の0.02%程度を占めることとなります。
年間の電気代(目安):20円
※年間6時間使用した場合
※30.57円/kWhとして算出
※2020年製の製品におけるスペックより算出
サイズ毎の真空パック器の電気代
真空パック器のサイズごとの電気代目安を表・グラフにまとめました。製品の傾向としては、サイズが大きくなるからと言って、必ずしも電気代が上がるわけではない形になります。サイズが大きくなると、製品自体の電気変換効率も上がるケースもあり、それによって電気代が下がる等、様々な要因が考えられます。
サイズ | 年間電気代 |
---|---|
【サイズ小】20㎝を真空可能 | 165円 |
【サイズ中】28㎝の袋を真空可能 | 20円 |
真空パック器の省エネ方法をご紹介
代表的な真空パック器の省エネ方法は下記の通りです。真空パック器の使い方を見直すことで、毎日の電気料金を少しでも安くできます。電気料金の削減にあたっては、手間とコストのバランスが大切なので、全ての家電で省エネ手段を実施するのは大変かと思いますが、何らかご参考になれば幸いです。
- 小さい製品を選択すると節電に
例えば作ったお菓子を保存しておきたいなど小さな食品保存のための使用を考えている方は小さい製品を選ぶと節電できます。