ドライヤーの年間電気料金をご紹介いたします!
今日において、様々な企業やメーカーが作ってくれる便利な家電製品は、私たちの生活を毎日休むことなく下支えし続けてくれており、なくてはならない存在です。家電量販店だけではなく、Amazon等のオンラインストアにおいても、豊富な種類の家電をラインナップしていますので、複数の製品から簡単にご自身に適したものを見つけ、気軽に購入することもでき、とても便利な世の中になりました。
ただ、そうした便利な家電製品ですが、気になるのは電気代です。購入する際にも、どのくらいの電気代を支払い続ける必要があるのか、皆様ほんの少しは気になりますよね?そこで当サイトでは、各家電のカタログスペックに基づき家電毎の電気料金を算出し、その目安を皆様にご案内しております(家電類型別電気代DBはコチラ)。
本ページでは、「ドライヤー」にスポットライトをあて、利用する際に必要な電気料金や省エネ方法、また電力会社を切り替えた際の電気代削減額の目安等をご紹介いたします。特に電力会社を切り替えた際の電気代削減のインパクトは大きく、毎日の電気代をできる限り抑えたい方には非常におススメです(おススメの電力会社はコチラをご覧ください)。なお、ドライヤーのご購入をお考えの方は、下記にておススメの製品をまとめておりますので宜しければご参考ください。
ドライヤーについて
ドライヤーとは送風を濡れた髪にあてることにより髪を乾かす家電です。ドライヤーは熱源発生部と送風部、安全装置、付加機能部といった構造で構成されています。電熱線に電気を通して熱を発生させ、モーターによってファンを回転させることで、吹き出し口から温風が出る仕組みとなっています。この熱風により、洗髪後の髪を乾燥します。また、くしやブラシを使用して、好みの髪形をつくり、熱風を当てて髪形をセットすることもできます。
消費電力は一般に200~1200ワット程度で、好まれて使われているのは500~1000ワットのものです。一方、女性用としては、吹出口に色々な付属品(たとえばくし、ロールブラシ、ブローブラシ、アイロン、ノズルなど)を取り付けることにより、好みの髪形が手軽にできるロールブラシドライヤーのほか、頭にかぶって整髪する帽子状のものやスタンドのついた釜型のものなど、いろいろな種類のものがあります。また、マイナスイオンやナノイーなどの微粒子イオンを放出するドライヤーもあります。ドライヤーの熱による髪の損傷を防ぎ美髪の効果が期待されています。
ドライヤーの電気料金の計算方法
基本的に、家電製品のカタログスペックの中には消費電力量に関する項目があり、この項目の数値を参照することで電気料金を算出することができます。大体の家電のカタログ表にはW単位で記載されており、例えば500Wの家電であれば、「500(W)÷1000×電気料金単価」の式により1時間当たりの電気代を求めることができます。
電気料金単価は電力会社により異なりますが、例えば「30.57円/kWh」であった場合、「500(W)÷1000×30.57=15.285円」となります。そのため、500Wの家電を1時間利用した場合の電気代は、15.285円となります。
それでは、この計算式をドライヤーにも当てはめていきます。ドライヤーの場合、サイズや機能等により異なりますが、概ね1200W程度の製品が多いため、ドライヤーを1時間利用した際の電気代は目安として「1200(W)÷1000×30.57=36.68円程度」となります。利用時間別の電気代目安は下記表にまとめておりますので、ご参考ください。
利用時間 | ドライヤーの電気代 |
---|---|
1分 | 0.61円 |
10分 | 6.11円 |
1時間 | 36.68円 |
24時間 | 880.42円 |
このような計算式を基本として、本ページでは「ドライヤー」のスペックを元に様々な角度から電気料金を算出しています。なお、特殊な電気の算出法となる家電につき計算の困難な製品については、経済産業省資源エネルギー庁による「省エネ性能カタログ」も参考にしながら概算値を求めています。
ドライヤーの年間電気料金
ドライヤーの年間電気料金は、概ね「1113円」となります(1日平均10分、年間182日、ターボで使用した場合)。なお、家計全体における2022年度の平均電気代は月間で10559円、年間では126708円のため、ドライヤーの電気代は電気料金全体の0.88%程度を占めることとなります。
年間の電気代(目安):1113円
※1日平均10分、年間182日、ターボで使用した場合
※30.57円/kWhとして算出
※2020年製の製品におけるスペックより算出
サイズ毎のドライヤーの電気代
ドライヤーのサイズごとの電気代目安を表・グラフにまとめました。製品の傾向としては、もちろん製品によって異なりますが、サイズが違っても電気代はそこまで変わらない変わらない可能性があります。
サイズ | 年間電気代 |
---|---|
【サイズ中】高さ19.3×幅17.8×奥行8.2cm | 1,113円 |
【サイズ大】高さ21.5×幅20.8×奥行8.9 cm | 1,113円 |
ドライヤーの機能や出力の強弱による電気代の違い
同じようなドライヤーであっても、機能や出力の違いにより電気料金は変わってきます。基本的には、機能が増えたり、出力が増えるともちろん電気代も増えていきます。下記表では、ドライヤーの機能や出力別の電気料金を整理しておりますのでご参考ください。一分間に放出される風量の多さによって電気代が変わることはありません。
1.3m3/分(ターボ時) | 1.9m3/分 | |
---|---|---|
1分 | 0.61円 | 0.61円 |
10分 | 6.11円 | 6.11円 |
1時間 | 36.68円 | 36.68円 |
24時間 | 880.42円 | 880.42円 |
年間推定 | 1,113円 | 1,113円 |
ドライヤーの省エネ方法をご紹介
代表的なドライヤーの省エネ方法は下記の通りです。ドライヤーの使い方を見直すことで、毎日の電気料金を少しでも安くできます。電気料金の削減にあたっては、手間とコストのバランスが大切なので、全ての家電で省エネ手段を実施するのは大変かと思いますが、何らかご参考になれば幸いです。
- 使用時間を短縮
乾いたタオルで事前にタオルドライさせ、乾かすときは根元に当てると使用時間が短くなり節約できます。 - 温度調節を使い分ける
高温より低温の方が消費電力は少ないので季節や乾き具合に併せて使い分けると節約できます。 - 洗面所では乾かさない
リビングや寝室など温度の低いところでドライヤーを使うと時間短縮になり、節約できます。
最後に、ドライヤーのオススメ製品をご紹介
電気プラン乗換コムでは、独自の評価基準に基づき「ドライヤー」のおススメ製品をご紹介しております。新品のドライヤーのご購入を検討しておられましたら、ぜひとも記事をご覧いただき、その内容が少しでもご参考になりましたら幸いです。