年間の電気代電気毛布の年間電気料金をご紹介いたします！
今日において、様々な企業やメーカーが作ってくれる便利な家電製品は、私たちの生活を毎日休むことなく下支えし続けてくれており、なくてはならない存在です。家電量販店だけではなく、Amazon等のオンラインストアにおいても、豊富な種類の家電をラインナップしていますので、複数の製品から簡単にご自身に適したものを見つけ、気軽に購入することもでき、とても便利な世の中になりました。
ただ、そうした便利な家電製品ですが、気になるのは電気代です。購入する際にも、どのくらいの電気代を支払い続ける必要があるのか、皆様ほんの少しは気になりますよね？そこで当サイトでは、各家電のカタログスペックに基づき家電毎の電気料金を算出し、その目安を皆様にご案内しております（家電類型別電気代DBはコチラ）。
本ページでは、「電気毛布」にスポットライトをあて、利用する際に必要な電気料金や省エネ方法、また電力会社を切り替えた際の電気代削減額の目安等をご紹介いたします。特に電力会社を切り替えた際の電気代削減のインパクトは大きく、毎日の電気代をできる限り抑えたい方には非常におススメです（おススメの電力会社はコチラをご覧ください）。なお、電気毛布のご購入をお考えの方は、下記にておススメの製品をまとめておりますので宜しければご参考ください。
電気毛布について
電気毛布は、電気によって加温できる毛布です。毛布の内部に被覆を施したしなやかな電熱線が埋め込まれてあり、これに電気を流すことで発生する電熱（ジュール熱）を加温に利用しています。毛布はポリエステルやアクリル繊維などを生地とし、その一面が加温されるように電熱線の配線が工夫してあります。電源としては一般的なコンセントからで、電気毛布に至るコードの中間には温度を設定・調節するコントローラーがついています。
毛布温度をサーミスタで検出し、適切な温度に保つとともに、異常な過熱を未然に防止しています。電気毛布の種類としては、敷毛布と掛毛布の二種類がまず挙げられます。前者は敷き布団の上に敷き、後者は身体の上に掛けて使用します。敷毛布と掛毛布とは別々に製品化されてきましたが、コントローラーによって敷・掛を切り替えることで使い分けることができる敷・掛両用の製品も存在します。いずれも布団内で局部的にしか温められない湯たんぽやあんかと比べて加温効果は高いです。
電気毛布の中には、洗濯機で洗える製品もあります。寝具として使える事から寝汗などの汚れを家庭での普段のお手入れでできるため、この機能がついた電気毛布だととても便利です。
電気毛布の電気料金の計算方法
基本的に、家電製品のカタログスペックの中には消費電力量に関する項目があり、この項目の数値を参照することで電気料金を算出することができます。大体の家電のカタログ表にはW単位で記載されており、例えば500Wの家電であれば、「500(W)÷1000×電気料金単価」の式により1時間当たりの電気代を求めることができます。
電気料金単価は電力会社により異なりますが、例えば「30.57円/kWh」であった場合、「500(W)÷1000×30.57＝15.285円」となります。そのため、500Wの家電を1時間利用した場合の電気代は、15.285円となります。
それでは、この計算式を電気毛布にも当てはめていきます。電気毛布の場合、サイズや機能等により異なりますが、概ね50W程度の製品が多いため、電気毛布を1時間利用した際の電気代は目安として「50(W)÷1000×30.57＝1.53円程度」となります。利用時間別の電気代目安は下記表にまとめておりますので、ご参考ください。
| 利用時間 | 電気毛布の電気代 |
|---|---|
| 1分 | 0.03円 |
| 10分 | 0.25円 |
| 1時間 | 1.53円 |
| 24時間 | 36.68円 |
このような計算式を基本として、本ページでは「電気毛布」のスペックを元に様々な角度から電気料金を算出しています。なお、特殊な電気の算出法となる家電につき計算の困難な製品については、経済産業省資源エネルギー庁による「省エネ性能カタログ」も参考にしながら概算値を求めています。
電気毛布の年間電気料金
電気毛布の年間電気料金は、概ね「825円」となります（1日6時間、90日、強で使用した場合）。なお、家計全体における2022年度の平均電気代は月間で10559円、年間では126708円のため、電気毛布の電気代は電気料金全体の0.65%程度を占めることとなります。
年間の電気代（目安）：825円
※1日6時間、90日、強で使用した場合
※30.57円/kWhとして算出
※2019年製の製品におけるスペックより算出
サイズ毎の電気毛布の電気代
電気毛布のサイズごとの電気代目安を表・グラフにまとめました。ただ、電気毛布は多様な製品が販売されているため、あくまで傾向としてご参考ください。製品の傾向としては、サイズが大きくなるほど電力消費量も大きくなる可能性があることが分かります。
| サイズ | 年間電気代 |
|---|---|
| 【サイズ小】60x83cm | 132円 |
| 【サイズ中】70x130cm | 825円 |
| 【サイズ大】188x130 cm | 908円 |
電気毛布の省エネ方法をご紹介
代表的な電気毛布の省エネ方法は下記の通りです。電気毛布の使い方を見直すことで、毎日の電気料金を少しでも安くできます。電気料金の削減にあたっては、手間とコストのバランスが大切なので、全ての家電で省エネ手段を実施するのは大変かと思いますが、何らかご参考になれば幸いです。
- タイマー機能を使う
つけっぱなしにするのではなく、寝るときなどタイマーでオンオフを設定しておくと節約になります。 - 強弱設定を変える
寝る前は強で温めておいて、寝るときに弱にしておくと年間約506円の節約になります。 - ホットカーペットのかわりに使う
床やソファに敷いてホットカーペットの代わりに使えば、電気毛布のほうが安く済むので節約になります。
最後に、電気毛布のオススメ製品をご紹介
電気プラン乗換コムでは、独自の評価基準に基づき「電気毛布」のおススメ製品をご紹介しております。新品の電気毛布のご購入を検討しておられましたら、ぜひとも記事をご覧いただき、その内容が少しでもご参考になりましたら幸いです。
