【家電の電気代DB】エコキュートの推定電気代
年間の電気代
49095

※年間の電気代は「JISに基づく(中間期外気温16度、夏期外気温25度、冬期外気温7度)、毎日240分使用した場合」の推計値となります

10分利用した場合
5.60
1時間利用した場合
33.63

エコキュートの電気代はどの程度?

  • 更新日:2020/11/03

エコキュートの年間電気料金をご紹介いたします!

今日において、様々な企業やメーカーが作ってくれる便利な家電製品は、私たちの生活を毎日休むことなく下支えし続けてくれており、なくてはならない存在です。家電量販店だけではなく、Amazon等のオンラインストアにおいても、豊富な種類の家電をラインナップしていますので、複数の製品から簡単にご自身に適したものを見つけ、気軽に購入することもでき、とても便利な世の中になりました。

ただ、そうした便利な家電製品ですが、気になるのは電気代です。購入する際にも、どのくらいの電気代を支払い続ける必要があるのか、皆様ほんの少しは気になりますよね?そこで当サイトでは、各家電のカタログスペックに基づき家電毎の電気料金を算出し、その目安を皆様にご案内しております(家電類型別電気代DBはコチラ)。

本ページでは、「エコキュート」にスポットライトをあて、利用する際に必要な電気料金や省エネ方法、また電力会社を切り替えた際の電気代削減額の目安等をご紹介いたします。特に電力会社を切り替えた際の電気代削減のインパクトは大きく、毎日の電気代をできる限り抑えたい方には非常におススメです(おススメの電力会社はコチラをご覧ください)。

エコキュートについて

エコキュートとは、正式には「自然冷媒ヒートポンプ給湯機」といわれ、自然冷媒である二酸化炭素を使って大気中の熱を取り出すヒートポンプ技術を用いて、お湯を沸かす給湯器のことです。これまでヒートポンプ技術の冷媒として使われていたフロンガスとよりも温室効果が少なく、空気にも含まれた成分である二酸化炭素を用いることで、オゾン層破壊を抑えながら給油ができる製品です。大気熱を利用した給油方法なので、外気の温度が高いほど効率よくお湯を沸かすことが出来ます。冬の寒さが厳しい地域は、その環境下でも水を加温出来るような製品を選択する必要があります。

エコキュートは二酸化炭素を冷媒として熱をつくるヒートポンプユニットと、作られた熱によって温度を上昇させた水を保温しておく貯蓄タンクで構成されています。貯蓄タンクが付いているため、災害などで水や電気が止まった場合でもタンク内の水がなくなるまではお湯や水を使用する事ができます。似た製品に電気温水器というものがありますが、こちらは電熱ヒーターによってお湯を沸かしているという点で決定的に違います。

エコキュートの電気料金の計算方法

基本的に、家電製品のカタログスペックの中には消費電力量に関する項目があり、この項目の数値を参照することで電気料金を算出することができます。大体の家電のカタログ表にはW単位で記載されており、例えば500Wの家電であれば、「500(W)÷1000×電気料金単価」の式により1時間当たりの電気代を求めることができます。

電気料金単価は電力会社により異なりますが、例えば「30.57円/kWh」であった場合、「500(W)÷1000×30.57=15.285円」となります。そのため、500Wの家電を1時間利用した場合の電気代は、15.285円となります。

それでは、この計算式をエコキュートにも当てはめていきます。エコキュートの場合、サイズや機能等により異なりますが、概ね1100W程度の製品が多いため、エコキュートを1時間利用した際の電気代は目安として「1100(W)÷1000×30.57=33.63円程度」となります。利用時間別の電気代目安は下記表にまとめておりますので、ご参考ください。

利用時間 エコキュートの電気代
1分 0.56円
10分 5.60円
1時間 33.63円
24時間 807.05円

このような計算式を基本として、本ページでは「エコキュート」のスペックを元に様々な角度から電気料金を算出しています。なお、特殊な電気の算出法となる家電につき計算の困難な製品については、経済産業省資源エネルギー庁による「省エネ性能カタログ」も参考にしながら概算値を求めています。

エコキュートの年間電気料金

エコキュートの年間電気料金は、概ね「49095円」となります(JISに基づく(中間期外気温16度、夏期外気温25度、冬期外気温7度)、毎日240分使用した場合)。なお、家計全体における2022年度の平均電気代は月間で10559円、年間では126708円のため、エコキュートの電気代は電気料金全体の38.75%程度を占めることとなります。

年間の電気代(目安):49095円

※JISに基づく(中間期外気温16度、夏期外気温25度、冬期外気温7度)、毎日240分使用した場合
※30.57円/kWhとして算出
※2020年製の製品におけるスペックより算出

エコキュートを新しい製品に買い替えた場合の電気代目安

エコキュートを新しい製品に買い替えた場合の電気代目安です(貯湯容量310Lの場合)。最新の製品に切り替えることにより、あくまで全体的な傾向としてはですが、電気代が安価になる可能性があります(個別の製品によって異なります)。

年度 年間電気代
2017年 53,559円
2020年 49,095円

エコキュートの省エネ方法をご紹介

代表的なエコキュートの省エネ方法は下記の通りです。エコキュートの使い方を見直すことで、毎日の電気料金を少しでも安くできます。電気料金の削減にあたっては、手間とコストのバランスが大切なので、全ての家電で省エネ手段を実施するのは大変かと思いますが、何らかご参考になれば幸いです。

  • 入浴は間隔をあけずに
    家族で複数人いる場合は、時間を空けずにお風呂に入り、保温時間を一時間短くすると1ヶ月で約100円節電出来ます。
  • 浴槽にふたをする
    次の人が入浴するまで放熱を防ぐためにふたをすると、1ヶ月で約50円の節約になります。(目安)
  • 設定温度を低めに
    給油温度を2℃低く設定すると、一月で約150円の節電ができます。(目安)
  • お湯をこまめに止める
    食器をまとめ洗いにし、お風呂などで出しっぱなしにせず止める習慣をつけて、使用時間を10分減らすと1ヶ月で約200円節約できます。(目安)
  • 高温たし湯にする
    追い炊きや自動保温よりも、高温足し湯にした方がお湯の熱が無駄なく利用でき、素早く暖まるので省エネになります。
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