AVアンプの年間電気料金をご紹介いたします!
今日において、様々な企業やメーカーが作ってくれる便利な家電製品は、私たちの生活を毎日休むことなく下支えし続けてくれており、なくてはならない存在です。家電量販店だけではなく、Amazon等のオンラインストアにおいても、豊富な種類の家電をラインナップしていますので、複数の製品から簡単にご自身に適したものを見つけ、気軽に購入することもでき、とても便利な世の中になりました。
ただ、そうした便利な家電製品ですが、気になるのは電気代です。購入する際にも、どのくらいの電気代を支払い続ける必要があるのか、皆様ほんの少しは気になりますよね?そこで当サイトでは、各家電のカタログスペックに基づき家電毎の電気料金を算出し、その目安を皆様にご案内しております(家電類型別電気代DBはコチラ)。
本ページでは、「AVアンプ」にスポットライトをあて、利用する際に必要な電気料金や省エネ方法、また電力会社を切り替えた際の電気代削減額の目安等をご紹介いたします。特に電力会社を切り替えた際の電気代削減のインパクトは大きく、毎日の電気代をできる限り抑えたい方には非常におススメです(おススメの電力会社はコチラをご覧ください)。
AVアンプについて
AVアンプとは、自宅にいながら映画館気分を楽しむために、すべての機器を繋ぎ、映像や電気信号の入出力、音量調整、音色の調整など、音響に関する効果を全て請け負う役割を果たす家電です。主に、音声データを解凍するデコード機能、映像と音声の入出力を切り替えるセレクター機能と部屋の環境に合わせた音響調整を行う音場補正機能を持っています。
AVアンプを選ぶ際は、チャンネル数、対応フォーマット、付属機能などを確認しましょう。チャンネル数とは、スピーカーにつなぐことができる数のこと表しています。家にあるスピーカーの数と同じ大きさのチャンネル数を購入しましょう。付属機能としては、近年、Wi-fiによりコードレスで音楽をスピーカーに飛ばすことができたり、自動音場補正がかかったりします。ほしい機能が搭載されている機種を選びましょう。
AVアンプの電気料金の計算方法
基本的に、家電製品のカタログスペックの中には消費電力量に関する項目があり、この項目の数値を参照することで電気料金を算出することができます。大体の家電のカタログ表にはW単位で記載されており、例えば500Wの家電であれば、「500(W)÷1000×電気料金単価」の式により1時間当たりの電気代を求めることができます。
電気料金単価は電力会社により異なりますが、例えば「30.57円/kWh」であった場合、「500(W)÷1000×30.57=15.285円」となります。そのため、500Wの家電を1時間利用した場合の電気代は、15.285円となります。
それでは、この計算式をAVアンプにも当てはめていきます。AVアンプの場合、サイズや機能等により異なりますが、概ね710W程度の製品が多いため、AVアンプを1時間利用した際の電気代は目安として「710(W)÷1000×30.57=21.70円程度」となります。利用時間別の電気代目安は下記表にまとめておりますので、ご参考ください。
利用時間 | AVアンプの電気代 |
---|---|
1分 | 0.36円 |
10分 | 3.62円 |
1時間 | 21.70円 |
24時間 | 520.91円 |
このような計算式を基本として、本ページでは「AVアンプ」のスペックを元に様々な角度から電気料金を算出しています。なお、特殊な電気の算出法となる家電につき計算の困難な製品については、経済産業省資源エネルギー庁による「省エネ性能カタログ」も参考にしながら概算値を求めています。
AVアンプの年間電気料金
AVアンプの年間電気料金は、概ね「132円」となります(1日1時間、最大出力で使用した場合)。なお、家計全体における2022年度の平均電気代は月間で10559円、年間では126708円のため、AVアンプの電気代は電気料金全体の0.1%程度を占めることとなります。
年間の電気代(目安):132円
※1日1時間、最大出力で使用した場合
※30.57円/kWhとして算出
※2020年製の製品におけるスペックより算出
サイズ毎のAVアンプの電気代
AVアンプのサイズごとの電気代目安を表・グラフにまとめました。ただ、AVアンプは多様な製品が販売されているため、あくまで傾向としてご参考ください。製品の傾向としては、サイズが大きくなるほど電力消費量も大きくなる可能性があることが分かります。
サイズ | 年間電気代 |
---|---|
【サイズ小】7,.2ch | 80円 |
【サイズ中】9.2ch | 132円 |
【サイズ大】11.2ch | 139円 |
AVアンプの省エネ方法をご紹介
代表的なAVアンプの省エネ方法は下記の通りです。AVアンプの使い方を見直すことで、毎日の電気料金を少しでも安くできます。電気料金の削減にあたっては、手間とコストのバランスが大切なので、全ての家電で省エネ手段を実施するのは大変かと思いますが、何らかご参考になれば幸いです。
- 電源をオフにする
使わないときは電源を切っておくと節約になります。 - 節電モードを使う
エコモードにして使うと、節約できます。(目安) - 音量を下げる
音量を下げると消費電力が下がり、節約になります。 - 使用時間の短縮
AVアンプを使う時間を短くすると節電に成ります。