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都市ガスは自由に選ぶ時代へ!T&Tエナジーがおすすめの理由とは
2017年4月1日より、家庭向けを含むすべてのガス小売事業が自由化されました。
これまでは、地域で決められた都市ガス会社としか契約できなかった一般家庭でも、自分の好みに合わせて自由にガス会社を選べるようになったのです。
ガス小売事業の自由化により、新しく多くの企業がガス事業に参入したことで、私たちには多くの選択肢が与えられました。
しかし、その一方で、自分の家庭に本当に合うガス会社はどれなのか、選ぶ難しさも増したといえるでしょう。
そこで今回は、新しいガス会社のなかでもとくに注目を集めている、T&Tエナジーについてご紹介します。
T&Tエナジーとはどのようなガス会社なのか、料金プランや切り替えるメリット・デメリット、どのような人におすすめなのかをくわしくご紹介します。
T&Tエナジーとは
T&Tエナジーの会社名はT&Tエナジー株式会社であり、株式会社TOKAIと、東京電力エナジーパートナー株式会社の合弁会社として設立されました。本社の所在地は、愛知県名古屋市西区です。
資本金は2.5億円、出資比率は東京電力エナジーパートナー株式会社が50%、株式会社TOKAIが50%となっています。
会社設立日は、2019年10月1日です。主な事業内容は、都市ガス小売事業と電力小売事業です。
都市ガス小売事業は、東海3県(愛知県、三重県、岐阜県)にて、電力小売事業は東海3県に加えて静岡県、長野県を対象エリアとしています。
T&Tエナジーは、都市ガス小売事業、電力小売事業を安定的かつ円滑に進めるために、調達から供給までの部分を、東京電力エナジーパートナーから支援を受けています。
そして、販売からお客さまの身のまわりのサービス部分は、TOKAIから支援を受けて、安心・安全かつ充実したサービスの提供を実現しているのが特徴です。
さらに、地域に根差した事業を展開している企業のサービスに、都市ガスや電力の販売を加えられるよう支援しています。
より幅広いサービスをワンストップで地域の皆さんに届けられるよう、さまざまな提携方法を提案している企業です。
T&Tエナジー設立の背景
東京電力エナジーパートナー株式会社と株式会社TOKAIは、2015年10月に電気の販売において業務提携契約を締結しました。
それによって、2016年4月の電力の小売完全自由化以降、共同で営業活動を行っています。
その取り組みと並行して、両社の強みを活かした都市ガス小売事業を、関東および静岡県以外の新たなエリアで行うために、T&Tエナジーを設立することとなりました。
東京電力エナジーパートナーがもつ「ガスの調達力をはじめとした都市ガスの小売事業にて培ったノウハウ」と、TOKAIがもつ「ガス事業者としてこれまで構築してきた東海エリアにおける販売ネットワーク」を活かしているのが特徴です。
さまざまなニーズに応えられるような、家庭向けの都市ガスサービスの提供を目指しています。
T&Tエナジーの今後の展開
まずは、東海3県の家庭向け顧客に対し、業務提携先を通じた都市ガスの販売を進めていくとともに、電気とのセット販売についても拡大していきます。
さらに、さまざまな企業との業務提携を通じて、東海3県以外への販売エリアの拡大が目標です。
1万件の都市ガスの契約獲得を目標に掲げ、激化するエネルギー市場において、顧客から選ばれ続けるよう、ガス・電気を中心にさまざまなサービスを提供できるよう努めていきます。
業務提携へ向けての展望
T&Tエナジーは、顧客に新しいサービスを提供したい企業や、収益を拡大したいと考えている企業、新たなストックビジネスをはじめたいと考えている企業など、都市ガス・電気の販売におけるパートナー企業を求めています。
T&Tエナジーと提携することで、以下のようなメリットがあります。
- 初期投資がほぼ0円で手軽に参入できる
- ライフラインである都市ガス・電気の提供により、顧客との接点が強化される
- 商材を増やして同業他社とのサービスを差別化する
<T&Tエナジーと提携することによるメリット>
小売ライセンスを取得しているT&Tエナジーが、取次事業者の料金プランについて、供給責任を負って作成しています。
取次事業者は、その小売事業者が作成した料金プランを、自社プランとして販売します。この場合、小売ライセンスは不要です。
そして、都市ガスは東邦ガスエリアの顧客、電気は中部電力エリアの顧客を対象に、小売供給契約を結びます。
提携企業は、自社ブランド名にて都市ガスや電気を販売し、提携企業と顧客間で契約を締結します。
さらに、WEBツールによる「業務効率化」や、顧客管理システム、WEB申し込みフォームやWEBマイページも提供することが可能です。
導入事例として、LPガス会社との提携により、これまで対象外だった都市ガス需要家への営業が可能となった例があります。
LPガスと電気のセット割引を設定して、LPガス既存顧客の満足度を向上させることに成功しました。
ほかにも、ケーブルテレビ局との提携では、多様な自社商材に都市ガス・電気も加えて、ワンストップで提供が可能となりました。料金も合算請求が可能で、料金回収や解約の防止にも貢献しています。
株式会社TOKAIとは
株式会社TOKAIとは、静岡県に本社をおく、TOKAI GROUPの企業です。設立は1950年12月23日、資本金は140億4百万円、従業員数は2024年3月末時点で1,577人です。
株式会社TOKAIは、TOKAIグループのなかでも住生活部門を担っており、エネルギー、宅配水、住宅関連、セキュリティ、保険など、人々の暮らしに欠かせないサービスを提供しています。
主要事業である国内向けエネルギー事業は、静岡県を起点に供給エリアを拡大しており、現在では東北から九州まで1都17県で、LPガス・都市ガス合わせて73万件の利用があります。
株式会社TOKAIは、総合エネルギー事業者として、再生可能エネルギーや高効率ガス機器の販売などと掛け合わせた、エネルギーのベストミックスを提案しているのが特徴です。顧客の満足度向上に努め、持続可能な低酸素社会の実現に向けて取り組んでいます。
住まいづくりの分野でも、TOKAIグループが地域密着のエネルギー事業のなかで培った、水まわりリフォームや太陽光発電販売など、高い技術と豊富な実績を活かしています。
総合生活リフォームサービス「TOKAI WiLL」を展開し、全国エネルギー業界No.1の売り上げ実績を誇るなど、好評です。
また、雨水と太陽光を使用した生活水・電気の完全自給自足を実現する、近未来の住生活プロジェクト「GQ(ジーク)」を展開しています。
災害などによる断水・停電の発生時にも、普段と同じ暮らしを可能にする、サステナブルな住まいづくりを普及していくことが目標です。
今後は、エネルギー事業におけるAIやIoTの導入などのデジタルトランスフォーメーション、高効率ガス機器普及などのグリーントランスフォーメーションにも積極的に取り組み、業務効率化と顧客に喜ばれる先進的なサービス展開にチャレンジすることを掲げています。
株式会社TOKAIの沿革
株式会社TOKAIの沿革は、以下のとおりです。
- 1950年(昭和25年) 焼津瓦斯(株)として創立
- 1956年(昭和31年) 社名を東海瓦斯(株)に変更
- 1963年(昭和38年) 液化石油ガスの販売を開始
- 1966年(昭和41年) 大井川港に貯蔵能力1,580tのLPガス沿岸基地を建設
- 1979年(昭和54年) 東海瓦斯(株)東京支店を開設・関東地区で事業を開始
- 1984年(昭和59年) セキュリティ事業に進出
- 1987年(昭和62年) 社名を(株)ザ・トーカイ(通称(株)TOKAI)に変更
- 2007年(平成19年) アクア事業に進出
- 2012年(平成24年) 総合リフォーム事業に本格参入
- 2019年(令和元年) 東京電力エナジーパートナー(株)とT&Tエナジー(株)を設立
<株式会社TOKAIの沿革>
T&Tエナジーの供給区域
T&Tエナジーが都市ガスを供給している区域は、以下のとおりです。
- 愛知県
- 岐阜県
- 三重県
<T&Tエナジーの供給区域>
以上の東海3県の「東邦ガス株式会社」の供給区域にある家庭向けに、都市ガスを供給しています。上記の供給区域には、全域供給区域と一部供給区域があります。
その詳細は、以下のとおりです。
- 全域供給区域:名古屋市、日進市、東郷町、長久手市、豊山町、みよし市、東海市、知多市、大府市、半田市、東浦町、刈谷市、知立市、高浜市、尾張旭市、岩倉市、北名古屋市、大治町、清須市、一宮市、岐南町、北方町、朝日町
- 一部供給区域:常滑市、武豊町、美浜町、碧南市、安城市、阿久比町、岡崎市、豊川市、西尾市、幸田町、蒲郡市、豊田市、瀬戸市、春日井市、小牧市、犬山市、大口町、扶桑町、江南市、あま市、津島市、愛西市、稲沢市、弥富市、飛島村、蟹江町、岐阜市、各務原市、笠松町、本巣市、安八町、瑞穂市、大垣市、山県氏、大野町、羽島市、美濃加茂市、多治見市、可児市、土岐市、御嵩町、木曽岬町、いなべ市、桑名市、川越町、亀山市、東員町、四日市市、鈴鹿市、津市、松坂市、伊勢市
<全域供給区域と一部供給区域>
取次事業者
T&Tエナジーの取次事業者は、以下のとおりです。
- 株式会社TOKAI
- 株式会社マルエイ
- ダイシンガス株式会社
- 日本ガスコム株式会社
- 三重液化ガス株式会社
- 株式会社フジプロ
- 株式会社飯田商事
- 島商事株式会社
- ダイイチガスコム株式会社
- 中部ガス事業協同組合
- 西尾張シーエーティーヴィ株式会社
<T&Tエナジーの取次事業者>
T&Tエナジーの料金プラン
ガス料金は、月ごとの使用に応じて、一定額支払う「基本料金」と、1㎥あたりに支払う「従量料金」を合計した金額になります。ガス料金の計算方法は、以下のとおりです。
ガス料金=基本料金+従量料金(基準単位料金×1ヶ月のガス使用量)
例として、1ヶ月のガス使用量が30㎥の場合で計算してみましょう。基本料金が1,541.21円、基準単位料金が163.96円となるので、以下の計算式になります。
1,541.21円×(163.96円×30㎥)=6,460円
基準単位料金には、原料費調整による調整額が加算されます。なお、1円未満の端数は切り捨てです。
T&Tエナジーの料金表
T&Tエナジーのプランは、家庭用プランのみとなります。T&Tエナジーのガス料金表は、以下のとおりです。
【T&Tエナジーの料金】
| 1ヶ月の使用量(㎥/月) | 基本料金(円/月) | 基準単位料金(円/㎥) | |
|---|---|---|---|
| A | 0㎥~4㎥ | 1,500.00円 | 0.00円 |
| B | 5㎥~20㎥ | 736.23円 | 204.20円 |
| C | 21㎥~50㎥ | 1,541.21円 | 163.96円 |
| D | 51㎥~250㎥ | 1,895.33円 | 156.92円 |
| E | 251㎥~500㎥ | 2,709.49円 | 153.71円 |
| F | 501㎥~ | 7,108.97円 | 144.92円 |
原料費調整制度とは
原料費調整制度とは、都市ガスの原料となるLNG(液化天然ガス)や、LPG(液化石油ガス)の価格変動をガス料金に反映させるために、毎月自動的にガス料金を調整する制度のことです。
計算方法としては、まずLNGとLPGそれぞれの3ヶ月間の貿易統計価格にもとづいて、毎月平均原料価格を算定します。
算定された平均原料価格の実績と、基準原料価格の比較による差分にもとづき、原料費調整単価を算定してガス料金に反映させています。
たとえば、1月から3月の原料価格の平均は6月のガス料金へ反映され、2月から4月までの原料価格の平均は、7月のガス料金へ反映される仕組みです。
なお、ガス料金に反映する原料費調整額は、東邦ガスで実施する原料費調整制度の調整金額と同等になっています。
T&Tエナジーのメリットと良い口コミ・評判
T&Tエナジーに切り替えるメリットには、以下のようなものがあります。
- ガス料金がお得になる
- 電気とのセット割でさらにお得になる
<T&Tエナジーのメリットと良い口コミ・評判>
ここからは、それぞれのメリットについてくわしくご紹介します。
ガス料金がお得になる
現在利用している東邦ガスから「T&Tガス」に切り替えると、ガス料金がお得になるのは大きなメリットです。例として、1ヶ月あたりの平均ガス使用量を約40㎥として、年間ガス使用量482㎥で計算してみましょう。
東邦ガスの一般料金でみると、年間ガス使用量482㎥では100,367円になります。これをT&Tガスに切り替えると、年間で97,358円となり、約3,000円もお得になります。
家計の見直しなどで、光熱費を少しでも安くしたいと考えているなら、T&Tガスへの切り替えは大きなメリットがあるといえるでしょう。
電気とのセット割でさらにお得になる
T&Tエナジーなら、都市ガスだけでなく、電気の契約もできます。そのうえ、ガスと電気のセット契約なら、都市ガス料金が年間で1,200円お得になります。
電気とガスをセットで切り替えしたいと考えている人には、ピッタリのガス会社です。
T&Tエナジーの注意点と悪い口コミ・評判
T&Tエナジーに切り替える際の注意点には、以下のようなものがあります。
- 供給エリアが限られる
- 平均原料価格の上限がない
供給エリアが限られる
T&Tエナジーの都市ガスの供給エリアは、現在のところ、愛知県、岐阜県、三重県の東海3県に限られています。
それ以外の地域に住んでいる人は、T&Tエナジーの都市ガスには申し込みができないので、注意しましょう。
T&Tエナジーの電力については、愛知県、岐阜県(不破郡関ケ原町の一部を除く)、三重県(熊野市、南牟婁郡、紀宝町、南牟婁郡御浜町を除く)、静岡県の一部(富士川以西)、長野県の家庭向けに電力を供給しています。
電力は供給されているけれど、都市ガスは供給されていないエリアに住んでいる場合、電気とセットで契約できない点はデメリットといえるでしょう。
平均原料価格の上限がない
T&Tエナジーの都市ガス料金プランには、原料費調整額の算定に用いる「平均原料価格」に上限を設けていません。
ガス会社によっては、平均原料価格に上限を設定している会社もあります。条件によっては、他社の都市ガス料金にくらべて料金の総額が高くなる月もあるので、注意が必要です。
T&Tエナジーがおすすめの人
T&Tエナジーがおすすめなのは、以下のような人です。
- 岐阜県・愛知県・三重県に住んでいる家庭の人
- ガス会社を切り替えても変わらない品質でガスを使用したい人
<T&Tエナジーがおすすめの人>
岐阜県・愛知県・三重県に住んでいる家庭の人
T&Tエナジーは、現在のところ、岐阜県、愛知県、三重県の東邦ガス株式会社の供給区域に住んでいる家庭向けに、都市ガスの供給を行っています。
T&Tエナジーの都市ガスに切り替えると、これまでよりもお得な料金で都市ガスを利用できます。
岐阜県、愛知県、三重県の該当するエリアに住んでいて、ガス代を節約したいと考えている人なら、T&Tエナジーの都市ガスプランに切り替えて、家庭の光熱費を削減してみましょう。
ガス会社を切り替えても変わらない品質でガスを使用したい人
ガス会社を切り替えたいけれど、ガスの品質が悪くなるのは困るという人にも、T&Tエナジーの都市ガスはおすすめです。
T&Tエナジーの都市ガスに切り替えても、今までのガス管を利用して都市ガスが供給されるので、品質や安定性はこれまでと変わりません。
さらに、万一ガス漏れなどが発生した場合でも、緊急時の対応はこれまでどおり東邦ガスが行ってくれるので、安心です。4年に一度の設備定期点検も、これまでと変わらず無償で受けられます。
T&Tエナジーのお申し込み方法
T&Tエナジーへ都市ガスの切り替えを申し込む場合は、T&Tエナジーの取次事業者にて申し込みを行います。取次事業者と受付時間は、以下のとおりです。
- 株式会社TOKAI:9時~17時45分(土日祝日を除く)
- 株式会社マルエイ:9時~17時30分(土日祝日を除く)
- ダイシンガス株式会社:8時30分~17時30分(日祝日を除く)
- 日本ガスコム株式会社:8時30分~17時(土日祝日を除く)
- 三重液化ガス株式会社:8時30分~17時30分(土日祝日を除く)
- 株式会社フジプロ:9時~17時(土日を除く)
- 株式会社飯田商事:10時~18時30分(水曜日を除く)
- 島商事株式会社:9時~17時30分
- ダイイチガスコム株式会社:8時30分~17時(土日祝日を除く)
- 中部ガス事業協同組合:8時30分~17時30分(土日祝日を除く)
- 西尾張シーエーティーヴィ株式会社:9時~18時(年中無休)
<取次事業者と受付時間>
T&Tエナジーのホームページには、それぞれの取次事業者の電話番号と、メールアドレスが記載されています。確認のうえ、連絡してみましょう。
また、T&Tエナジーへの問い合わせは、電話での問い合わせと、メールでの問い合わせが行えます。電話での問い合わせは、月曜~金曜の9時~17時までで、土日祝日は営業していません。
メールでの問い合わせは、いつでも可能です。T&Tエナジーのホームページにあるアドレスをクリックすると、メーラーが立ち上がり、入力できるようになります。
ガス会社の切り替えにかかる費用・解約金
T&Tエナジーでは、ガスを切り替えるときに、手数料は必要ありません。また、T&Tエナジーを解約する場合でも、解約金について設定はしていないので、安心して契約できます。
ただし、現在のガス会社からT&Tエナジーに契約を切り替えた場合、現在のガス会社との契約内容によっては、解約金などを請求される可能性があります。現在のガス会社に確認してみましょう。
ガス会社の切り替えに関するよくある質問
ここからは、ガス会社の切り替えに関するよくある質問と、その回答をご紹介します。
Q.集合住宅に住んでいますが、自分の部屋を新しいガス会社へ切り替えられますか?
A.東邦ガスの供給区域にあって、都市ガスの契約がある家庭の人なら、戸建て住宅、集合住宅のいずれでも、新しいガス会社へ契約を切り替えることが可能です。
Q.都市ガスを違うガス会社に切り替えると、ガス機器が使えなくなりますか?ガス供給がとまりやすくなりませんか?
A.今までのガス管を使用して、これまでと変わらずにガスが供給されるので、新しいガス会社に切り替えても品質や安定性は変わりません。
Q.ガス漏れなどの緊急時の対応が遅れてしまうのでは?
A.ガス漏れなどの緊急時の対応は、これまでどおり東邦ガスが実施するので、安心です。
Q.4年に一度の都市ガス設備定期点検は受けられますか?
A.ガス小売事業者である「T&Tエナジー」が、東邦ガス(委託会社を含む)へ依頼をしているので、今までどおり無償で都市ガス設備定期点検を受けられます。
Q.都市ガスを切り替えるためには、工事が必要ですか?
A.切り替えのために、ガス管やガスメーターの工事は不要です。
Q.都市ガスの契約はいつから切り替わりますか?
A.検針日を境に、自動的に契約が切り替わります。
Q.T&Tエナジーへ都市ガスの切り替えを申し込む場合は、何が必要になりますか?
A.T&Tエナジーへ都市ガスの切り替えを申し込む場合は、T&Tエナジーの取次事業者にて申し込みを受け付けています。現在のガス会社の検針票などから、「お客さま番号」「供給地点特定番号」「契約名義」などをあらかじめ確認しておいてください。
Q.今のガス会社への解約手続きはどうすれば良いですか?
A.現在契約中のガス会社への解約手続きは、T&Tエナジーが行います。お客さまからの連絡は不要です。
まとめ
T&Tエナジーは、東京電力エナジーパートナー株式会社と、株式会社TOKAIの合弁会社として設立された会社です。
電力の小売完全自由化以降、共同で営業活動を行ったのち、両社の強みを活かした都市ガス小売事業を展開するために、T&Tエナジーを設立しました。
調達から供給までの部分を東京電力エナジーパートナーが、販売からサービスの部分をTOKAIがサポートすることで、安心・安全で充実したサービスの提供が可能となっています。
これまでと変わらない品質で、これまでより安く都市ガスが利用できると、多くの顧客に喜ばれています。
現時点で、都市ガス小売事業を行っているのは、東海3県(愛知県、三重県、岐阜県)のみです。今後の展望として、エリアを拡大して、より多くの提携企業と手を結び、都市ガスを多くの人に届けたいと考えています。
該当するエリアにお住まいで、ガスの切り替えを検討している人なら、ぜひT&Tエナジーの都市ガスをチェックしてみてください。
電気プラン乗換コムでは、各ガス会社の都市ガス料金プランの数値情報等をデータベース化しております。それらのデータを下記にて一部出力し記載しておりますのでご参考ください。なお、上記記事の作成日とデータベース調査日が異なるケースがありますので、その点はご留意ください。
また、ガス料金プランの選択でお困りの方がおりましたら、当サイトでは収集データ等を軸にオススメのガス会社をご紹介しておりますので、宜しければご覧ください。
T&Tエナジーによるガス料金プランを使えるエリアは?
各ガス会社が提供するガス料金プランは全国どこでも利用できる訳ではなく、プランによって使える地域・エリアが分かれています。そのため、下記表にてT&Tエナジーが提供するガス料金プランの提供エリアをご案内差し上げます。皆さまがお住いのエリアで下記ガス料金プランを利用可能であるかご確認ください。
※横にスクロールで表全体を表示
| プラン | 提供地域 | ガスエリア | プラン分析ページ |
|---|---|---|---|
| 一般プラン | 三重県、岐阜県、愛知県 | 東邦ガスエリア管内 | 「一般プラン」の分析ページへ |
※各ガス料金プラン各々の調査時点での情報となりますので、最新の正確な情報を把握したい方は、各社のHPをご確認ください。
【ご家庭の方】ガス料金プランの想定年間ガス代は?
都市ガス料金は基本的に、月額固定の基本料金と、実際に使用したガス量に1m3あたりの単価を乗じた「従量料金」を合計することで算出できます。これら基本料金や従量料金の単価は各都市ガス会社のHPに掲載されておりますので、ガス利用量と単価を計算式に当てはめることで、実際に支払う必要があるガス料金を割り出すことができます。
下記表は、T&Tエナジーの公式HPにて公開されている単価情報から、「T&Tエナジーのガス料金プラン」を利用した場合、年間でどの程度のガス料金となるのか想定値を整理したものとなります。なお、世帯人数別のガス利用量については、総務省統計局による家計調査の数値をベースとして推計値を算出しています(ご参考)。
※横にスクロールで表全体を表示
| プラン | 一人暮らし | 二人暮らし | 三人暮らし | 四人暮らし | 五人暮らし | 六人暮らし |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 一般プラン | 55,392円/年 | 79,488円/年 | 95,228円/年 | 97,195円/年 | 101,130円/年 | 103,098円/年 |
※各ガス料金プラン各々の調査時点での情報となりますので、最新の正確な情報を把握したい方は、各社のHPをご確認ください。
※年間ガス代は、一人暮らし(月間19㎥)、二人暮らし(月間31㎥)、三人暮らし(月間39㎥)、四人暮らし(月間40㎥)、五人暮らし(月間42㎥)、六人暮らし(月間43㎥)を利用した場合の推計値です。
ガス料金プランの想定削減メリット・デメリットは?
ガス料金プランの切替によってどの程度お得になるかについて、下記にて年間想定削減額を整理しております。こちらも上記表と同様、T&Tエナジーの公式HP掲載の単価情報および総務省統計局の家計調査によるガス代を参考に、1人~6人暮らし毎に推定値を計算しておりますので、皆様の世帯人数に併せてご参照ください。
※横にスクロールで表全体を表示
| 世帯人数 | T&Tエナジーの「一般プラン」 | 東邦ガスの通常プラン | 年間削減額 |
|---|---|---|---|
| 一人暮らし | 55,392円/年 | 57,107円/年 | -1,715円 |
| 二人暮らし | 79,488円/年 | 81,946円/年 | -2,458円 |
| 三人暮らし | 95,228円/年 | 98,173円/年 | -2,945円 |
| 四人暮らし | 97,195円/年 | 100,201円/年 | -3,006円 |
| 五人暮らし | 101,130円/年 | 104,258円/年 | -3,128円 |
| 六人暮らし | 103,098円/年 | 106,286円/年 | -3,188円 |
※各ガス料金プラン各々の調査時点での情報となりますので、最新の正確な情報を把握したい方は、各社のHPをご確認ください。
※年間ガス代は、一人暮らし(月間19㎥)、二人暮らし(月間31㎥)、三人暮らし(月間39㎥)、四人暮らし(月間40㎥)、五人暮らし(月間42㎥)、六人暮らし(月間43㎥)を利用した場合の推計値です。
追加のオプション
T&Tエナジーの都市ガスプランを利用することで、下記のオプションを利用できる可能性があります。それら内容をご確認いただき、皆様のライフスタイルに沿ったオプション内容であれば、電気料金プランの削減メリットと併せて検討材料にして頂けますと幸いです。なお、オプションによっては適用等で費用が発生するケースもございますので、詳細は公式HPをご確認ください。
※横にスクロールで表全体を表示
| プラン | オプション |
|---|---|
| 一般プラン |
オプションが見つかりませんでした。 |
【小型オフィスなど法人の方】ガス料金プランの想定年間ガス代は?
飲食店や美容院、小規模オフィスなどでガス料金プランを利用した際、年間でどの程度のガス料金となるのか想定値を下記表にて整理しております。皆様がご利用のガス利用量に合わせてご参照ください。
※横にスクロールで表全体を表示
| プラン | 101㎥ | 201㎥ | 301㎥ | 501㎥ | 801㎥ | 1001㎥ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 一般プラン | 214,287円/年 | 402,507円/年 | 589,348円/年 | 960,383円/年 | 1,485,911円/年 | 1,836,263円/年 |
※各ガス料金プラン各々の調査時点での情報となりますので、最新の正確な情報を把握したい方は、各社のHPをご確認ください。
【小型オフィスなど法人の方】ガス料金プランの想定削減メリット・デメリットは?
飲食店や美容院、小規模オフィスなどでガス料金プランを利用した際の年間想定削減額を下記表にて整理しております。皆様がご利用のガス利用量に合わせてご参照ください。
※横にスクロールで表全体を表示
| T&Tエナジーの「一般プラン」 | 東邦ガスの通常プラン | 年間削減額 | |
|---|---|---|---|
| 101㎥ | 214,287円/年 | 220,914円/年 | -6,627円 |
| 201㎥ | 402,507円/年 | 414,954円/年 | -12,447円 |
| 301㎥ | 589,348円/年 | 607,567円/年 | -18,219円 |
| 501㎥ | 960,383円/年 | 990,057円/年 | -29,674円 |
| 801㎥ | 1,485,911円/年 | 1,531,821円/年 | -45,910円 |
| 1001㎥ | 1,836,263円/年 | 1,892,997円/年 | -56,734円 |
※各ガス料金プラン各々の調査時点での情報となりますので、最新の正確な情報を把握したい方は、各社のHPをご確認ください。
弊社(RAUL)は2005年の創業以来、一貫して「エネルギー・環境問題」をテーマに事業を展開して参りました。現場での長年の下積み経験によって、電気/ガスをより身近に感じていただきたくたく当サイトを運営しております。
補足
- 本ページの情報は推計値等も含まれているため、最新の正確な情報を把握したい方は、T&Tエナジーの公式HPをご確認ください。








