エバーグリーン・リテイリングの料金プランは?口コミ・評判もチェック!

  • 更新日:2025/04/25

都市ガスの契約を、お客さまが自分で選べるようになっていたことをご存じですか。電力自由化は大きなニュースになりましたが、都市ガスの自由化は知らないという人も多いでしょう。

実は、2017年に都市ガスも自由化されています。今までは、地域の大手ガス会社としか契約できませんでしたが、今は別の会社とも契約できるようになりました。ただ、まだ認知度が高くないこともあってか、ガス会社をそのままにしている人も多いです。

一方で、都市ガス自由化によって、ガス代を節約できた人もいます。原料価格高騰で光熱費が高くなっている今、ぜひ電気代と一緒にガス代も見直してみてください。

今回は、都市ガス自由化以降にサービスを始めたエネルギー会社の1つ、エバーグリーン・リテイリングの都市ガスについてリサーチしました。

この会社と契約すると、果たしてガス代が安くなるのでしょうか。光熱費の節約に興味がある人は、ぜひ参考にしてみてください。

目次

エバーグリーン・リテイリングとは

エバーグリーン・リテイリングは、イーレックス株式会社・東京電力エナジーパートナー株式会社共同出資のエネルギー会社です。まずは、会社概要をご確認ください。

【会社概要】
会社名 エバーグリーン・リテイリング株式会社
設立年月日 2020年7月1日
株主 エバーグリーン・マーケティング株式会社(出資比率100%)
本社所在地 〒104-0031 東京都中央区京橋二丁目2番1号 京橋エドグラン14階
資本金 4億円
事業内容 個人のお客さま(低圧)を対象とした小売電気事業

エバーグリーン・リテイリングは、小売電気事業がメインの会社です。親会社のエバーグリーン・マーケティングは、イーレックス株式会社・東京電力エナジーパートナー株式会社の共同出資の会社となっています。

親会社は、法人向けの電力小売・省エネルギー関連事業を展開しており、エバーグリーン・リテイリングが個人向けサービスを展開する形です。

電気がメインの会社のため、エバーグリーン・リテイリングの申し込み条件は「エバーグリーン・リテイリングの電気を利用していること」になっています。都市ガスのサービスは、どちらかというとオプションサービスと考えてください。

エバーグリーングループは、名前に「グリーン」と入っていることからわかるとおり、環境を重視している企業です。

電気使用によるCO2排出量が実質ゼロとなる電気プランの提供を中心に、販売パートーナーサポートなどの事業も展開しています。

親会社のイーレックスも、日本各地にバイオマス発電所を所有している、再生可能エネルギー事業を行う会社です。

バイオマス燃料の調達や開発・電力トレーディングなども行っています。近年は、東南アジアでも、バイオマスエネルギーを使った挑戦を始めました。

次に、エバーグリーン・リテイリングの都市ガスに申し込めるエリアをご紹介します。お住まいのエリアが対象か確認したい場合、直接問い合わせるのがおすすめです。

【エバーグリーン・リテイリングの都市ガスに申し込めるエリア】
東京ガスエリア 東京ガスの都市ガス提供エリア内(東京地区等・ただし日立市を除く )
東邦ガスエリア 東邦ガスの都市ガス提供エリア内
関西ガスエリア 大阪ガスの都市ガス提供エリア内(西播磨サテライトエリアを除く )

エバーグリーン・リテイリングの料金プラン

エバーグリーン・リテイリングの料金プランについて

エバーグリーン・リテイリングでは、1つの料金プランしか用意していません。基本的な料金体系は、東京ガス・東邦ガス・大阪ガスと同じです。計算式は、「ガス料金=基本料金+従量料金+原料費調整額-割引料金」になります。

基本料金は1契約ごとにかかる料金、従量料金と原料費調整額はガス使用量1㎥ごとにかかる料金です。ここまでは、東京ガスなどと変わりません。

割引料金は、セット割:毎月100円(税込)、スタート割:毎月150円(税込)です。セット割は、エバーグリーン・リテイリングで、都市ガスと電気をセットにしている人の割引です。

そもそもエバーグリーン・リテイリングの都市ガスは、先に電気を契約していないと申し込みできません。そのため、全員が基本料金や電力量料金の合計から、100円引かれた料金を請求されるのがデフォルトといえます。

スタート割は、供給開始から12ヶ月間、毎月150円の割引が受けられるサービスです。年間1,800円の割引サービスといえます。

エバーグリーン・リテイリングの東京ガスエリアの料金プラン

まずは、エバーグリーン・リテイリングの東京ガスエリアの都市ガス料金プランをご紹介します。

【基本料金】
ガス使用量 エバーグリーン 東京ガス 料金差
0~20㎥ 721.05円 759.00円 -37.95円
20~80㎥ 972.57円 1,056.00円 -83.43円
80~200㎥ 1,143.91円 1,232.00円 -88.09円
200~500㎥ 1,755.77円 1,892.00円 -136.23円
500~800㎥ 5,845.27円 6,292.00円 -446.73円
800㎥~ 11,543.00円 12,452.00円 -909.00円
【基準単位料金】
(原料費調整額を含まない1㎥あたりの従量料金)
ガス使用量 エバーグリーン 東京ガス 料金差
0~20㎥ 141.67円 145.31円 -3.64円
20~80㎥ 127.18円 130.46円 -3.28円
80~200㎥ 125.04円 128.26円 -3.22円
200~500㎥ 121.63円 124.96円 -3.33円
500~800㎥ 113.32円 116.16円 -2.84円
800㎥~ 106.12円 108.46円 -2.34円

基本料金も従量料金も、東京ガスより安い設定です。ガス使用量が多い世帯も少ない世帯も、割引率に大きな差はありません。

エバーグリーン・リテイリングのホームページでは、一般家庭の使用量ごとに試算額を以下のとおり案内しています。

【一般家庭の使用量ごとに試算額】
ガス会社 想定月間使用量
30㎥ 50㎥ 70㎥
東京ガス 4,970円 7,579円 10,188円
エバーグリーン 4,788円 7,332円 9,876円
年間削減額 5,184円 5,964円 6,744円

エバーグリーン・リテイリングの東邦ガスエリアの料金プラン

次に、東邦ガスエリアも、エバーグリーン・リテイリングと東邦ガスのプランを比べてみましょう。基本的なことは、あまり東京ガスエリアと変わりません。

【基本料金】
ガス使用量 エバーグリーン 東邦ガス 料金差
0~20㎥ 721.05円 759.00円 -37.95円
20~50㎥ 1,509.43円 1,588.88円 -79.45円
50~100㎥ 1,741.66円 1,833.33円 -91.67円
100~250㎥ 1,869.99円 2,077.77円 -207.78円
250~500㎥ 2,383.32円 2,648.14円 -264.82円
500㎥~ 6,398.32円 7,109.25円 -710.93円
【基準単位料金】
(原料費調整額を含まない1㎥あたりの従量料金)
ガス使用量 エバーグリーン 東邦ガス 料金差
0~20㎥ 199.99円 210.52円 -10.53円
20~50㎥ 160.57円 169.03円 -8.46円
50~100㎥ 155.93円 164.14円 -8.21円
100~250㎥ 161.70円 161.70円
250~500㎥ 159.41円 159.41円
500㎥~ 150.49円 150.49円

1ヶ月のガス使用量が100㎥も超えると従量料金の割引がなくなりますが、一般家庭でそれだけの使用量になる家庭は多くありません。

こちらも、東京ガスエリアと同じく、基本料金・従量料金どちらもガス代が安くなります。

エバーグリーン・リテイリングのホームページで案内されている、家庭の使用量ごとの料金試算は、以下のとおりです。

【家庭の使用量ごとの料金試算】
ガス会社 想定月間使用量
30㎥ 50㎥ 70㎥
東邦ガス 6,659円 10,040円 13,323円
エバーグリーン 6,076円 9,287円 12,406円
年間削減額 6,996円 9,036円 11,004円

エバーグリーン・リテイリングの大阪ガスエリアの料金プラン

大阪ガスエリアでも、エバーグリーン・リテイリングと大阪ガスのプランを比較してみましょう。

【基本料金】
ガス使用量 エバーグリーン 大阪ガス 料金差
0~20㎥ 721.05円 759.00円 -37.95円
20~50㎥ 1,296.56円 1,364.81円 -68.25円
50~100㎥ 1,553.95円 1,635.74円 -81.79円
100~200㎥ 1,950.23円 2,074.72円 -124.49円
200~350㎥ 3,296.34円 3,506.75円 -210.41円
350~500㎥ 3,604.63円 3,834.72円 -230.08円
500~1000㎥ 6,563.02円 6,981.94円 -418.92円
1000㎥~ 6,869.39円 7,307.87円 -438.48円
【基準単位料金】
(原料費調整額を含まない1㎥あたりの従量料金)
ガス使用量 エバーグリーン 大阪ガス 料金差
0~20㎥ 166.06円 174.81円 -8.75円
20~50㎥ 137.29円 144.52円 -7.23円
50~100㎥ 132.14円 139.10円 -6.96円
100~200㎥ 126.62円 134.71円 -8.09円
200~350㎥ 119.89円 127.55円 -7.66円
350~500㎥ 119.02円 126.62円 -7.60円
500~1000㎥ 113.10円 120.32円 -7.22円
1000㎥~ 112.80円 120.00円 -7.20円

エバーグリーン・リテイリングが都市ガス供給を行っている3エリアの中で、従量料金の割引率が最も高いのは大阪ガスエリアです。

ガス使用量が少ない世帯でも、ガス代が安くなります。エバーグリーン・リテイリングのホームページで案内されている料金試算は、以下のとおりです。

【料金試算】
ガス会社 想定月間使用量
30㎥ 50㎥ 70㎥
大阪ガス 5,700円 8,590円 11,372円
エバーグリーン 5,165円 7,911円 10,553円
年間削減額 6,420円 8,148円 9,828円

エバーグリーン・リテイリングの電気について

ここまで、エバーグリーン・リテイリングの都市ガスの料金プランを見てきましたが、エバーグリーン・リテイリングがお得かどうかは、これだけで判断できません。

契約条件に、電力の契約も結ぶことも明記されているためです。いくらガスが安くなったとしても、光熱費全体が高くなっては意味がありません。そこで、次はエバーグリーン・リテイリングの電気料金プランをリサーチしました。

しかし、エバーグリーン・リテイリングのホームページをチェックしたところ、料金プラン表が掲載されていません。

サービスの特徴としては、CO2排出量が実質ゼロになるエコな電気を提供、ユニークなプランや​各種サービスが充実といった点が案内されています。

ただし、CO2排出量実質ゼロの電気は、多くの会社で料金がその分上乗せされていることが多いです。

環境にやさしい電気を使いたい人にはメリットがありますが、光熱費の節約でガスをエバーグリーン・リテイリングと契約したい人にとっては、デメリットになるかもしれません。電気契約者向けの主なサービスは、以下のとおりです。

    <電気契約者向けの主なサービス>

  • 歩けば歩くほどおトクになる「あるく・おトク・でんき」
  • 総合生活保険​(個人賠償責任補償)付き電気サービス​「保険でんき」

都市ガスも、これらサービスの中に含まれています。

なお、親会社のエバーグリーン・マーケティングのホームページでは、エバーグリーン・リテイリングの電気小売約款が案内されていました。これを見ると、「電源調達調整単価」が設定されているのがわかります。

電気の市場価格をもとに、毎月の電気料金が変動する仕組みのため、簡単に電気がいくら安くなると明言できない料金システムです。

電気代がどれだけ安くなるか、もしくは高くなる可能性があるのか気になる人は、直接エバーグリーン・リテイリングに問い合わせることをおすすめします。

エバーグリーン・リテイリングのメリットと良い口コミ・評判

エバーグリーン・リテイリングのメリットと良い口コミ・評判

エバーグリーン・リテイリングは、あくまで電気の小売がメインの会社で、都市ガスはオプションサービス的な立ち位置です。

そのため、都市ガス単体での口コミはあまり見られません。電気全体のサービスに対する口コミとしては、以下のようなものが見受けられます。

    <エバーグリーン・リテイリングのメリットと良い口コミ・評判>

  • エバーグリーンに切り替えたら安くなった
  • 手続きがスムーズだった
  • 料金をLINEやメールでチェックしやすい
  • 環境にやさしい電気を使える

料金面に関する口コミよりも、サービスに関すること・環境にやさしい電気を使えることに関する高評価が多いです。

エバーグリーン・リテイリングの注意点と悪い口コミ・評判

エバーグリーン・リテイリングの注意点と悪い口コミ・評判

一方、エバーグリーン・リテイリングの電気には以下のような悪い口コミが寄せられています。

    <エバーグリーン・リテイリングの注意点と悪い口コミ・評判>

  • 電気代が高すぎる
  • 営業が悪質

都市ガスに関しては、こちらもあまり口コミがありません。

エバーグリーン・リテイリングがおすすめの人

エバーグリーン・リテイリングがおすすめの人

エバーグリーン・リテイリングの都市ガスがおすすめなのは、都市ガスよりも電気をメインに契約を考える人です。

エバーグリーン・リテイリングの場合、まず電気を契約しなければ、都市ガスの契約を結べないためです。

エバーグリーン・リテイリングの電気は、良い口コミも悪い口コミも聞かれますが、環境にやさしい電気を使える、さまざまな付帯サービスがあるといった特徴があります。

エバーグリーン・リテイリングの電気に関するサービスを見て、良いと思った人はまず電気を契約して、都市ガスの契約を結ぶか考えてください。

なお、ガス単体で考えれば、東京ガスエリアの人より、東邦ガスや大阪ガスエリアのほうが高い割引率になります。

ただし、これはもともと東京ガスエリアより、東邦ガス・大阪ガスエリアのガス料金が高いことも理由です。

エバーグリーン・リテイリングのお申し込み方法

エバーグリーン・リテイリングのお申し込み方法

エバーグリーン・リテイリングの都市ガスに申し込みたい場合、まずはエバーグリーン・リテイリングの電気小売に申し込まなければいけません。まずは、電気の契約切り替え方法を解説します。

電気の契約切り替え

エバーグリーン・リテイリングのホームページから可能です。この際は、お客さま番号や供給地点特定番号などの情報が必要になります。電気の検針票などをご用意ください。

エバーグリーン・リテイリングでは、電気料金の支払いをクレジットカードに限定しています。お申し込みにあたって、クレジットカードもご用意ください。

電気の契約は、お申し込み完了後の検針で切り替わります。そのため、ガスの契約を切り替えたくても、しばらく待たなくてはいけません。

エバーグリーン・リテイリングの都市ガスお申し込み方法

電気の契約を結んだら、エバーグリーン・リテイリングの都市ガスを契約できるようになります。

こちらも、エバーグリーン・リテイリングのホームページから申し込み可能です。この際は、以下の情報が必要です。

    <都市ガスに申し込む際に必要な情報>

  • 電気のお客さま番号
  • 現在のガス会社のお客さま番号
  • 供給地点特定番号

エバーグリーン・リテイリングの電気のお客さま番号は、マイページなどからご確認ください。ガスのお客さま番号や供給地点特定番号は、ガスの検針票でチェックできます。

ガスの契約切り替えも、手続きや検針日の関係で1ヶ月以上かかってしまうことがあるため、電気・ガス両方の契約をエバーグリーン・リテイリングに変えようとすると、数ヶ月かかってしまうかもしれません。申し込み自体は、ホームページから短時間でできます。

ガス会社の切り替えにかかる費用・解約金

都市ガスのお申し込みで、契約期間の縛りや解約金について気になる人も多いでしょう。実は、都市ガス会社によって、解約金の設定は異なります。

エバーグリーン・リテイリングの親会社、エバーグリーン・マーケティングのホームページで、都市ガス供給に関する約款が掲載されていました。

これを見る限り、エバーグリーン・リテイリングでは、都市ガスの解約に手数料などを請求されることはないようです。

都市ガスの申し込みにあたって、費用は必要ありません。もしガス管などの点検で修繕の必要が見つかり、工事が必要になった場合はガス業者から連絡が入るでしょう。

ガス会社の切り替えに関するよくある質問

ガス会社の切り替えに関するよくある質問

次に、ガス会社の切り替えに関するよくある質問をいくつか掲載します。

Q.都市ガス自由化ってなんですか?どんなメリットがありますか?

A.都市ガス自由化は、2017年に始まった制度です。都市ガスを使っている人が、契約するガス会社を自由に選べるようになりました。

基本的には、電力自由化とメリットは同じです。ガス会社ごとに料金体系が異なっているため、競争が生まれ、安い会社と契約できる可能性が生まれます。

一方、デメリットやリスクも電力自由化と同じです。別の会社と契約したからといって、絶対にガス料金が安くなるとは限りません。逆に、ガス料金が高くなってしまう場合もあります。

Q.都市ガス自由化で会社を変えられるのはどのような人ですか?

現在、東京ガスなどから、都市ガスの供給を受けている人です。集合住宅の人でも、建物一括でガスの契約がなされておらず、個別契約なら契約を切り替えられます。ただし、プロパンガスの家庭は、都市ガスに変えられません。

ガス会社によって、契約できるエリアは異なります。たとえば、東京ガスのエリアでサービスを行っている会社でも、一部のエリアは対象外になっていることもあるので、注意が必要です。お申し込み前に、申し込む会社の供給エリアを確認するか、直接問い合わせるかしましょう。

Q.ガス会社を切り替えると供給されるガスが変わるのですか?ガス機器を変える必要はありますか?

A.ガス会社を変えても、ガスの品質に変化はありません。ガス機器も、今まで通りの物をご使用いただけます。ガス漏れなどの緊急連絡先も、基本的には地域のガス設備管理会社窓口です。

Q.ガス会社の契約切り替えを行う際、工事や開栓に立ち会う必要はありますか?

A.ガス会社を切り替えても、工事や開栓作業などは必要ありません。引っ越しに伴ってガス会社を変える場合は、開栓作業が必要です。

Q.現在契約している会社への連絡は必要ですか?

A.連絡の必要はありません。もろもろの手続きは、申し込んだガス会社が行ってくれます。

ただし、現在契約しているガス会社が違約金などを設定している、ガス以外のサービスもセットで契約しているといった状態にある場合、すぐ解約できないかもしれません。まずは、契約内容を確認してみることをおすすめします。

まとめ

今回は、電気をメインにしているエネルギー会社、エバーグリーン・リテイリングの都市ガス料金プランをご紹介しました。

大きな特徴は、エバーグリーン・リテイリングの電気を契約していないと使えないことです。セット割引なども用意されていますが、ガスはもちろん、電気の安さを考慮して契約するか決めなければいけません。

電気が高い・リスクがあると感じた場合、ガス料金の安さに魅力を感じても、別の会社と契約するほうがお得になる可能性が高いです。エバーグリーン・リテイリングの電気料金プランは市場連動型なので、慎重に検討してください。

エバーグリーン・リテイリングが都市ガスを供給する、東京ガス・東邦ガス・大阪ガスエリアでは、ほかにも複数の会社が都市ガス小売事業を行っています。

電気とセットになっていなくても契約できる会社もあるので、ガス料金を安くしたい人は、いろいろな会社の料金プランを確認してみてください。

都市ガス料金データベース【エバーグリーン・リテイリング】

電気プラン乗換コムでは、各ガス会社の都市ガス料金プランの数値情報等をデータベース化しております。それらのデータを下記にて一部出力し記載しておりますのでご参考ください。なお、上記記事の作成日とデータベース調査日が異なるケースがありますので、その点はご留意ください。

また、ガス料金プランの選択でお困りの方がおりましたら、当サイトでは収集データ等を軸にオススメのガス会社をご紹介しておりますので、宜しければご覧ください。

エバーグリーン・リテイリングによるガス料金プランを使えるエリアは?

各ガス会社が提供するガス料金プランは全国どこでも利用できる訳ではなく、プランによって使える地域・エリアが分かれています。そのため、下記表にてエバーグリーン・リテイリングが提供するガス料金プランの提供エリアをご案内差し上げます。皆さまがお住いのエリアで下記ガス料金プランを利用可能であるかご確認ください。

※横にスクロールで表全体を表示

プラン 提供地域 ガスエリア プラン分析ページ
e・gasプラン(東邦ガスエリア) 三重県、岐阜県、愛知県 東邦ガスエリア管内 「e・gasプラン(東邦ガスエリア)」の分析ページへ
e・gasプラン(大阪ガスエリア) 京都府、兵庫県、和歌山県、大阪府、奈良県、岡山県、滋賀県 大阪ガスエリア管内 「e・gasプラン(大阪ガスエリア)」の分析ページへ
e・gasプラン(東京ガスエリア) 千葉県、埼玉県、東京都、栃木県、神奈川県、群馬県、茨城県 東京ガスエリア管内 「e・gasプラン(東京ガスエリア)」の分析ページへ

※各ガス料金プラン各々の調査時点での情報となりますので、最新の正確な情報を把握したい方は、各社のHPをご確認ください。

【ご家庭の方】ガス料金プランの想定年間ガス代は?

都市ガス料金は基本的に、月額固定の基本料金と、実際に使用したガス量に1m3あたりの単価を乗じた「従量料金」を合計することで算出できます。これら基本料金や従量料金の単価は各都市ガス会社のHPに掲載されておりますので、ガス利用量と単価を計算式に当てはめることで、実際に支払う必要があるガス料金を割り出すことができます。

下記表は、エバーグリーン・リテイリングの公式HPにて公開されている単価情報から、「エバーグリーン・リテイリングのガス料金プラン」を利用した場合、年間でどの程度のガス料金となるのか想定値を整理したものとなります。なお、世帯人数別のガス利用量については、総務省統計局による家計調査の数値をベースとして推計値を算出しています(ご参考)

※横にスクロールで表全体を表示

プラン 一人暮らし 二人暮らし 三人暮らし 四人暮らし 五人暮らし 六人暮らし
e・gasプラン(東邦ガスエリア) 54,250円/年 77,845円/年 93,260円/年 95,187円/年 99,040円/年 100,967円/年
e・gasプラン(大阪ガスエリア) 46,514円/年 66,631円/年 79,810円/年 81,458円/年 84,753円/年 86,400円/年
e・gasプラン(東京ガスエリア) 40,953円/年 58,982円/年 71,191円/年 72,717円/年 75,770円/年 77,296円/年

※各ガス料金プラン各々の調査時点での情報となりますので、最新の正確な情報を把握したい方は、各社のHPをご確認ください。
※年間ガス代は、一人暮らし(月間19㎥)、二人暮らし(月間31㎥)、三人暮らし(月間39㎥)、四人暮らし(月間40㎥)、五人暮らし(月間42㎥)、六人暮らし(月間43㎥)を利用した場合の推計値です。

ガス料金プランの想定削減メリット・デメリットは?

ガス料金プランの切替によってどの程度お得になるかについて、下記にて年間想定削減額を整理しております。こちらも上記表と同様、エバーグリーン・リテイリングの公式HP掲載の単価情報および総務省統計局の家計調査によるガス代を参考に、1人~6人暮らし毎に推定値を計算しておりますので、皆様の世帯人数に併せてご参照ください。

※横にスクロールで表全体を表示

世帯人数 エバーグリーン・リテイリングの「e・gasプラン(東邦ガスエリア)」 東邦ガスの通常プラン 年間削減額
一人暮らし 54,250円/年 57,107円/年 -2,857円
二人暮らし 77,845円/年 81,946円/年 -4,101円
三人暮らし 93,260円/年 98,173円/年 -4,913円
四人暮らし 95,187円/年 100,201円/年 -5,014円
五人暮らし 99,040円/年 104,258円/年 -5,218円
六人暮らし 100,967円/年 106,286円/年 -5,319円
世帯人数 エバーグリーン・リテイリングの「e・gasプラン(大阪ガスエリア)」 大阪ガスの通常プラン 年間削減額
一人暮らし 46,514円/年 48,965円/年 -2,451円
二人暮らし 66,631円/年 70,139円/年 -3,508円
三人暮らし 79,810円/年 84,013円/年 -4,203円
四人暮らし 81,458円/年 85,747円/年 -4,289円
五人暮らし 84,753円/年 89,216円/年 -4,463円
六人暮らし 86,400円/年 90,950円/年 -4,550円
世帯人数 エバーグリーン・リテイリングの「e・gasプラン(東京ガスエリア)」 東京ガスの通常プラン 年間削減額
一人暮らし 40,953円/年 42,239円/年 -1,286円
二人暮らし 58,982円/年 61,203円/年 -2,221円
三人暮らし 71,191円/年 73,727円/年 -2,536円
四人暮らし 72,717円/年 75,293円/年 -2,576円
五人暮らし 75,770円/年 78,424円/年 -2,654円
六人暮らし 77,296円/年 79,989円/年 -2,693円

※各ガス料金プラン各々の調査時点での情報となりますので、最新の正確な情報を把握したい方は、各社のHPをご確認ください。
※年間ガス代は、一人暮らし(月間19㎥)、二人暮らし(月間31㎥)、三人暮らし(月間39㎥)、四人暮らし(月間40㎥)、五人暮らし(月間42㎥)、六人暮らし(月間43㎥)を利用した場合の推計値です。

追加のオプション

エバーグリーン・リテイリングの都市ガスプランを利用することで、下記のオプションを利用できる可能性があります。それら内容をご確認いただき、皆様のライフスタイルに沿ったオプション内容であれば、電気料金プランの削減メリットと併せて検討材料にして頂けますと幸いです。なお、オプションによっては適用等で費用が発生するケースもございますので、詳細は公式HPをご確認ください。

※横にスクロールで表全体を表示

プラン オプション
e・gasプラン(東邦ガスエリア)
  • セット割引
    電気を契約すると、ガス料金から100円引き
  • スタート割引
    供給開始月から起算して12か月間、毎月のガス料金から150円引き
e・gasプラン(大阪ガスエリア)
  • セット割引
    電気を契約すると、ガス料金から100円引き
  • スタート割引
    供給開始月から起算して12か月間、毎月のガス料金から150円引き
e・gasプラン(東京ガスエリア)
  • セット割引
    電気を契約すると、ガス料金から100円引き
  • スタート割引
    供給開始月から起算して12か月間、毎月のガス料金から150円引き

【小型オフィスなど法人の方】ガス料金プランの想定年間ガス代は?

飲食店や美容院、小規模オフィスなどでガス料金プランを利用した際、年間でどの程度のガス料金となるのか想定値を下記表にて整理しております。皆様がご利用のガス利用量に合わせてご参照ください。

※横にスクロールで表全体を表示

プラン 101㎥ 201㎥ 301㎥ 501㎥ 801㎥ 1001㎥
e・gasプラン(東邦ガスエリア) 218,420円/年 412,460円/年 604,389円/年 981,526円/年 1,523,290円/年 1,884,466円/年
e・gasプラン(大阪ガスエリア) 176,866円/年 328,731円/年 472,599円/年 758,713円/年 1,165,873円/年 1,437,386円/年
e・gasプラン(東京ガスエリア) 165,275円/年 314,441円/年 460,397円/年 751,423円/年 1,158,541円/年 1,413,229円/年

※各ガス料金プラン各々の調査時点での情報となりますので、最新の正確な情報を把握したい方は、各社のHPをご確認ください。

【小型オフィスなど法人の方】ガス料金プランの想定削減メリット・デメリットは?

飲食店や美容院、小規模オフィスなどでガス料金プランを利用した際の年間想定削減額を下記表にて整理しております。皆様がご利用のガス利用量に合わせてご参照ください。

※横にスクロールで表全体を表示

エバーグリーン・リテイリングの「e・gasプラン(東邦ガスエリア)」 東邦ガスの通常プラン 年間削減額
101㎥ 218,420円/年 220,914円/年 -2,494円
201㎥ 412,460円/年 414,954円/年 -2,494円
301㎥ 604,389円/年 607,567円/年 -3,178円
501㎥ 981,526円/年 990,057円/年 -8,531円
801㎥ 1,523,290円/年 1,531,821円/年 -8,531円
1001㎥ 1,884,466円/年 1,892,997円/年 -8,531円
エバーグリーン・リテイリングの「e・gasプラン(大阪ガスエリア)」 大阪ガスの通常プラン 年間削減額
101㎥ 176,866円/年 188,165円/年 -11,299円
201㎥ 328,731円/年 349,732円/年 -21,001円
301㎥ 472,599円/年 502,792円/年 -30,193円
501㎥ 758,713円/年 807,147円/年 -48,434円
801㎥ 1,165,873円/年 1,240,299円/年 -74,426円
1001㎥ 1,437,386円/年 1,529,134円/年 -91,748円
エバーグリーン・リテイリングの「e・gasプラン(東京ガスエリア)」 東京ガスの通常プラン 年間削減額
101㎥ 165,275円/年 170,235円/年 -4,960円
201㎥ 314,441円/年 324,108円/年 -9,667円
301㎥ 460,397円/年 474,060円/年 -13,663円
501㎥ 751,423円/年 773,858円/年 -22,435円
801㎥ 1,158,541円/年 1,191,942円/年 -33,401円
1001㎥ 1,413,229円/年 1,452,246円/年 -39,017円

※各ガス料金プラン各々の調査時点での情報となりますので、最新の正確な情報を把握したい方は、各社のHPをご確認ください。

<本ページを監修した人>

RAUL株式会社
電気プラン乗換コム運営事務局 エコモ博士担当

弊社(RAUL)は2005年の創業以来、一貫して「エネルギー・環境問題」をテーマに事業を展開して参りました。現場での長年の下積み経験によって、電気/ガスをより身近に感じていただきたくたく当サイトを運営しております。

補足

  • 本ページの情報は推計値等も含まれているため、最新の正確な情報を把握したい方は、エバーグリーン・リテイリングの公式HPをご確認ください。
おすすめ電力会社用アイコン 編集部おすすめの電力会社
個人・ご家庭の方
Looopでんき用アイコン
シンプルなプランでお得
Looopのプランは電気の原価に近いお得なプランとなっており、電気を使った分だけ料金が発生することが最大の特徴です。ポイント等の付与がなくとも問題ない方、電気の利用方法で電気代を徹底的に安くしたい方に推奨できます。価格を追求しながらも、環境や日本社会への貢献にも目を向けた大手の新電力会社となり、特に基本料金のコストを削減したい方におススメです。
ENEOSでんき用アイコン
エリア大手電力より安定して安価
ENEOSのプランは、老舗大手エネルギー系列として最高峰の価格水準および信頼・安定性があります。どのような電気の使い方であっても、原則としてエリア大手電力の通常プランよりお得となります。数%であっても安定して毎月の電気代を削減したい方に推奨できます。
idemitsuでんき用アイコン
オール電化で最高峰
idemitsuでんきは、出光興産が提供する電気料金プランです。オール電化住宅において最高水準に安定かつ安価な専用プランがあります。特にオール電化向けという観点では、一人暮らし~大家族まで国内で最高峰の料金構成となっている電気プランと言えます。また、EVユーザーの方も安価な深夜電気で蓄電できるためおススメです。
シン・エナジーでんき用アイコン
マイルが貯まる
シン・エナジーの電気料金プランは、JALのマイレージがどんどんと貯まることが特徴です。ベースの電気代部分もお得な構成のため、電気代をお得にしながら、マイルを貯めたい方にとって非常におススメの電気料金プランとなっています。
四つ葉電力用アイコン
完全固定単価で安心
四つ葉電力の「ほっと5.0安心プラン」は、[基本料金][再エネ賦課金][燃料調整費][容量拠出金][託送費]が0円の、電気を使った分だけ完全固定単価での支払いとなる安定性の高いプランです。原油高等による電気代変動の影響を受けたくない方に推奨できます。
法人(高圧)の方

電力会社の一括見積にて電気代削減のサポートをしております。皆様には電気料金明細をご用意いただくのみの簡単作業となります。複数社の見積りを一覧化、どの程度電気料金を削減できるか比較できます。

おすすめガス会社用アイコン 編集部おすすめのガス会社
個人・ご家庭の方
ENEOS都市ガス用アイコン
オススメ都市ガスプラン
石油元売りとして国内最大の規模を持つENEOSは、都市ガスプランが特筆すべき水準の価格構成となっています。ただし、東京ガス/京葉ガスエリア限定の部分がネックです。しかしそれらエリアにお住いの方であれば、ENEOS都市ガスに切り替えることで大幅なガス代削減が期待できます。
プロパンガス用アイコン
プロパンガス比較サービス
日本では2万社ほどのLPガス事業者が販売を行っており、価格差が極めて大きいのが業界の特徴となります。LPガス会社の見直しにより毎月のガス料金を大きく抑えられる可能性があり、おススメのプロパンガス比較サービスをご紹介しております。
ページトップへ