都市ガス会社で東京ガスはおすすめ?評判や会社の概要などをご紹介!

  • 更新日:2025/04/24

ガス代は、各家庭や店舗などで基本的に毎月かかる費用です。単価の安さで知られる都市ガスでも、できるだけ節約したいところでしょう。

ガス代の節約といえば、ガスの使用量を減らすことが想定されますが、ガス会社の切り替えも有効です。

都市ガスでの新たな利用先について、東京近郊では東京ガスが候補に挙げられます。どのような会社なのか、評判は良いのか、まだ詳しくない人も多いはずです。

そこで今回は、東京ガスの会社概要をはじめ、料金プランやメリット、注意点、評判・口コミなど、事前に知っておきたいポイントを一挙にご紹介します。

目次

東京ガスとは

東京ガスとは、渋沢栄一の手で、1885年に創立された歴史ある会社です。概要は以下のとおりです。

【東京ガスの概要表】
会社名(商号) 東京ガス株式会社(東京瓦斯株式会社)
本店所在地 東京都港区海岸1-5-20
創立 1885年(明治18年)10月1日
資本金 1,418億円
グループ事業内容 [エネルギー・ソリューション]
都市ガスの製造および販売、LNG販売
電気の製造・供給および販売
エンジニアリングソリューション事業
ガス器具、ガス工事、建設等
[ネットワーク]
ガス導管事業、都市ガス供給事業
[海外]
海外における上流事業、中下流事業等
[都市ビジネス]
不動産開発、土地・建物の賃貸・管理等
従業員数 [単体]3,190名(2024年3月31日時点)
[連結]15,504名(2024年3月31日時点)
(受入出向者は含む、出向者・臨時従業員は含まない)
売上高(連結) 26,645億円(2023年度)
ガス販売量(連結) 11,303百万㎥(2023年度)

東京ガスは、古くからエネルギーの供給に携わってきた歴史を持ち、現在では大手の国内企業の1つに数えられます。

1,418億円もの資本金、単体でも3,190名の従業員、そして2023年度の売上高が26,645億円に達している点などから、規模の大きさがうかがえます。

手掛けている事業は多種多様で、エネルギーの分野だけに留まりません。海外に展開していたり、国内で不動産開発などを行っていたりする点が特徴的です。また、後述するように、エネルギーの分野では電気の供給も手掛けています。

東京ガスの沿革

歴史上の人物として知られる渋沢栄一の手で創立されたなど、東京ガスは会社の歴史に特徴があります。東京ガスの沿革は、以下のとおりです。

【東京ガスの沿革(一部抜粋)】
1885年 東京瓦斯会社の創立
1893年 商法施行にともなって社名を東京瓦斯株式会社と変更
1955年 利用者数が100万件を突破
1969年 アラスカよりLNG(液化天然ガス)導入開始
1974年 利用者数が500万件を突破
1985年 創立100周年
2001年 新スローガンとして「エネルギー・フロンティア~天然ガスがひらく未来」を制定
2007年 利用者数が1,000万件を突破
2016年 低圧電力の供給を開始
2019年 LNG導入開始から50周年
2023年 グループスローガンとして「未来をつむぐエネルギー」を制定
2024年 「カーボンニュートラルロードマップ2050」を発表

東京ガスは、1885年の創立から会社を成長させ、1955年の時点で利用者数が100万人を突破しています。

1985年の時点で創立100周年を迎えているのは、明治時代に創立された東京ガスならではの特徴だといえます。

以後も会社としての活動が続き、2007年には利用者数が1,000万人を突破するまでになりました。

近年においては、2016年に低圧電力の供給が始まったり、2023年にグループスローガンが制定されたりした点などが特徴的です。

都市ガスの供給エリア

東京ガスにおける都市ガスの供給エリアは、東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県・栃木県・茨城県・群馬県の一都六県です。

各エリアのなかでも、都市ガスを使えるエリアは限られています。具体的なエリアの例は、以下のとおりです。

【都市ガスの供給エリア】
エリア 都市ガス供給地域のある市町村
東京都 八王子市、立川市、武蔵野市、三鷹市、府中市、昭島市 など
埼玉県 上尾市、さいたま市、蕨市、草加市、川口市、戸田市 など
神奈川県 横浜市、川崎市、横須賀市、平塚市、鎌倉市 など
千葉県 千葉市、佐倉市、八千代市、市四街道市、印西市、白井市、袖ケ浦市 など
茨城県 日立市、龍ケ崎市、牛久市、つくば市、つくばみらい市 など
栃木県 宇都宮市、真岡市、河内郡上三川町、芳賀郡芳賀町 など
群馬県 高崎市、前橋市、渋川市、藤岡市 など

上記のように、一都六県のさまざまな市町村に都市ガスが供給されていますが、各市町村のなかでも、供給エリアは細かく定まっています。たとえば、東京都の八王子市では、以下のような地域が挙がっています。

    <東京都八王子市の供給エリア>

  • 暁町1~3丁目
  • 旭町
  • 東町
  • 石川町
  • 泉町

八王子市内で都市ガスが供給されている地域は、ほかにも多々あります。このような地区の指定が、一都六県の各市町村で細かく定まっているため、申し込みの前に一度確認しましょう。

東京ガスの料金プラン

東京ガスの料金プランについて

東京ガスの料金プランに関して、一般家庭向けのものには、以下の5種類があります。

    <東京ガスの料金プラン>

  • 一般料金
  • ずっともガス
  • 暖らんぷらん
  • エコウィルで発電エコぷらん
  • エネファームで発電エコぷらん

なお、各料金プランの単価は「東京地区等」「群馬地区」「群馬南地区」の3エリアで変わる仕組みです。ここでは、東京地区等のものをご紹介します。

一般料金

一般料金は、そのほかの料金プランを希望しない、もしくは申し込みの要件を満たせない場合に適用されるプランです。東京ガスにおける、スタンダードな料金プランだといえるでしょう。料金表は、以下のとおりです。

【一般料金】
ガス使用量 基本料金(1ヶ月・1契約あたり) 従量料金(1㎥あたり)
20㎥まで 759.00円 145.31円
20㎥超~80㎥まで 1,056.00円 130.46円
80㎥超~200㎥まで 1,232.00円 128.26円
200㎥超~500㎥まで 1,892.00円 124.96円
500㎥超~800㎥まで 6,292.00円 116.16円
800㎥超 12,452.00円 108.46円

基本料金と従量料金がいくらになるかは、1ヶ月あたりの使用量で決まる仕組みです。たとえば、30㎥使用した月は、基本料金が1,056.00円、従量料金の単価が130.46円となります。月々の使用量に応じて、適切な単価を参照してください。

ずっともガス

ずっともガスとは、以下のようなプランです。

    <ずっともガスの概要>

  • ガス代の支払いでパッチョポイントが付与される
  • ポイント付与は1,000円につき5ポイント
  • 使用するガス機器に指定なし

パッチョポイントとは、東京ガスの会員に付与されるポイントで、提携ポイントへの交換や寄付に使えます。

ガスの利用でポイントを貯めたい場合などは、ずっともガスの利用を考えると良いでしょう。料金表は、以下のとおりです。

【ずっともガス】
ガス使用量 基本料金(1ヶ月・1契約あたり) 従量料金(1㎥あたり)
10㎥まで 759.00円 160.16円
10㎥超~80㎥まで 1,056.00円 130.46円
80㎥超~200㎥まで 1,232.00円 128.26円
200㎥超~500㎥まで 1,892.00円 124.96円
500㎥超~800㎥まで 6,292.00円 116.16円
800㎥超 12,452.00円 108.46円

暖らんぷらん

暖らんぷらんとは、以下のようなプランです。

    <暖らんぷらんの概要>

  • 家庭用ガス温水床暖房を居室で使用している人向け
  • 冬期のガス代がお得になる
  • オプション割引メニューあり

申し込みにあたっては、家庭用ガス温水床暖房が求められますが、要件を満たす人は冬期のガス代が少し安くなってお得です。

さらに、暖らんぷらんのなかにオプション割引メニューがあるため、通常よりさらに出費を抑えられる可能性があります。

冬期以外の単価は一般料金と同じで、冬期の料金表は以下のとおりです。

【冬期(12~4月)】
ガス使用量 基本料金(1ヶ月・1契約あたり) 従量料金(1㎥あたり)
20㎥まで 759.00円 145.31円
20㎥超~80㎥まで 1,265.00円 120.01円
80㎥超 2,145.00円 109.01円

エコウィルで発電エコぷらん

エコウィルで発電エコぷらんとは、以下のようなプランです。

    <エコウィルで発電エコぷらんの概要>

  • 家庭用コージェネレーションシステムを使っている人向け
  • システムの規格や使い道に細かい要件あり
  • 冬期のガス代がお得になる
  • 年間を通じて8%の割引あり

家庭用コージェネレーションシステムとは、ガスを使った発電システムです。エコウィルで発電エコぷらんでは、都市ガスをエネルギー源とするものが対象とされます。

ほかにも細かい要件があるため、申し込みにあたっては詳細をよく確認しなくてはなりません。

契約できると冬期のガス代がお得になるうえ、年間を通じて8%の割引を受けられます。冬期以外の単価は一般料金と同じで、冬期の料金表は以下のとおりです。

【冬期(12~4月)】
ガス使用量 基本料金(1ヶ月・1契約あたり) 従量料金(1㎥あたり)
20㎥まで 759.00円 145.31円
20㎥超~80㎥まで 1,265.00円 120.01円
80㎥超 2,233.00円 107.91円

エネファームで発電エコぷらん

エネファームで発電エコぷらんとは、以下のようなプランです。

    <エネファームで発電エコぷらんの概要>

  • 家庭用燃料電池のエネファームを使用している人向け
  • 機器の規格や使い道に細かい要件あり
  • 冬期のガス代がお得になる
  • オプション割引メニューあり

エネファームを備えて使用しているなど、一定の要件を満たすと契約できます。メリットは、冬期のガス代の安さや、オプションの割引メニューなどにあります。料金表は、以下のとおりです。

【冬期(12~4月)】
ガス使用量 基本料金(1ヶ月・1契約あたり) 従量料金(1㎥あたり)
20㎥まで 759.00円 145.31円
20㎥超~80㎥まで 1,485.00円 109.01円
80㎥超 1,925.00円 103.51円
【その他期(5月~11月)】
ガス使用量 基本料金(1ヶ月・1契約あたり) 従量料金(1㎥あたり)
20㎥まで 759.00円 145.31円
20㎥超 1,485.00円 109.01円

法人の利用について

東京ガスの都市ガスは、法人でも利用可能です。料金プランには、以下のようなものがあります。

    <法人向けのプラン>

  • 小型空調専用契約
  • 業務用季節別契約
  • コージェネレーションシステムパッケージ契約
  • 輸送向け圧縮天然ガス用A契約

契約にあたっての要件や料金表などは、それぞれのプランで変わります。詳細を確認のうえ、メリットが見込めるときは申し込みを検討してみると良いでしょう。

従量料金について

先述した料金表のうち、従量料金として記載したものはすべて基準単位料金です。実際に請求を受けるときの従量料金は、以下のようになっています。

    <実際に請求を受けるときの従量料金>

  • 原料費調整制度にもとづいて毎月調整
  • 適用される単価が毎月変動する

たとえば、一般料金で1ヶ月の使用量が20㎥までなら、従量料金の単価は145.31円となるのが基本です。

しかし、原料費調整制度によって調整された結果、2024年の10月検針分では160.77円、11月検針分では168.81円となっています。従量料金は、原材料費に応じて細かく変動するため、具体的な単価はこまめに確認しましょう。

東京ガスのメリットと良い口コミ・評判

東京ガスのメリットと良い口コミ・評判

東京ガスのメリットは、以下のとおりです。

    <東京ガスのメリット>

  • 料金プランが豊富
  • ガス代の支払いでポイントを貯められる
  • 電気とのセット割引がある

それぞれのメリットについて、以下でご紹介します。

料金プランが豊富

先述のとおり、東京ガスには一般の料金プランのほか、ポイントを貯められるプラン、特定のガス設備に応じたプランが用意されています。

利用者の条件にあわせて、お得なプランを選びやすい状況となっており、月々のガス代の負担を少しでも減らせます。

ガス代の支払いでポイントを貯められる

ずっともガスを選ぶと、ガス代の支払いに応じてポイントを貯められ、貯まったポイントを別のポイントに交換するなどの対応が可能です。

申し込みにあたって特定のガス設備が求められないため、利用者があまり限定されず、多くの人がお得にガスを使えます。

電気とのセット割引がある

東京ガスは電気の供給を手掛けているため、電力会社としても利用可能です。そして、ガスと電気の両方を契約すると、セット割引によって請求額が少し安くなります。

利用する電力会社とガス会社を1本化して出費を抑えられるのは、東京ガスのメリットだといえます。

東京ガスの良い口コミ・評判

東京ガスの良い口コミ・評判は、以下のとおりです。

    <東京ガスの良い口コミ・評判>

  • 電気とガスの支払いをまとめられて便利
  • セット割引で電気代が安くなってお得

東京ガスは電気の供給を手掛けている点が特徴であり、評判においてもガスと電気の両方を契約し、それぞれの支払いをまとめられる点を長所に挙げる声が見られます。

同時に、電気とガスのセット割引によって、出費を抑えられる点を長所に挙げる声も少なくありません。

東京ガスの注意点と悪い口コミ・評判

東京ガスの注意点と悪い口コミ・評判

東京ガスの注意点は、以下のとおりです。

    <東京ガスの注意点>

  • エリア面の制限が強い
  • 最適な料金プランをしっかり調べる必要がある

それぞれの注意点について、以下で見ていきましょう。

エリア面の制限が強い

東京ガスは都市ガスを供給しているだけに、利用できるエリアが限られます。関東以外のエリアからは利用できないうえ、東京やその近郊であっても、東京ガスが対応できるエリアかどうかしっかり確認しなくてはなりません。

対応可能なエリアかどうか不明な場合は、申し込みの前に一度問い合わせたほうが安心です。

最適な料金プランをしっかり調べる必要がある

東京ガスは料金プランが豊富でお得な代わりに、申し込みの前に各種プランをよく確認しなくてはなりません。

暖らんぷらんなどの特殊な料金プランを選べることに気付かず、一般料金で契約してしまうと損をしやすいからです。

料金プランをしっかり確認したうえで申し込めばお得ですが、各種料金プランを比較検討する手間がかかる点には、注意が必要です。

東京ガスの悪い口コミ・評判

東京ガスの悪い口コミ・評判には、以下のものがあります。

    <東京ガスの悪い口コミ・評判>

  • 適用される特典が少ない
  • 電気とセットで契約しても割引率が低い場合がある

どちらもあくまで他社と比較した場合の評判ですが、条件によっては、適用される特典やセット割引がいまひとつだとの声が一部見られます。

東京ガスがおすすめの人

東京ガスがおすすめの人

東京ガスは、以下のような人におすすめです。

    <東京ガスがおすすめの人>

  • 東京やその近郊でお得な都市ガス会社を探している人
  • 電力会社との1本化を考えている人

それぞれの人におすすめのポイントについて、以下でご紹介します。

東京やその近郊でお得な都市ガス会社を探している人

東京ガスの特徴は、料金プランの豊富さから、お得な料金で都市ガスの供給を受けられることです。

供給エリアは東京近郊までに限られるものの、エリア面に問題がない人にとっては、お得な都市ガス会社となります。

ガスの使用場所が供給エリアに入っていれば、メリットを見込める料金プランがあるか、一度詳しく調べてみると良いでしょう。

電力会社との1本化を考えている人

東京ガスは電気の供給を手掛けているため、利用者は電力会社とガス会社を1本化できます。さらに、電気とガスの契約でセット割引を受けられる可能性があるのは、注目したいポイントです。

同じ会社から電気とガスの供給を受け、少しでも光熱費を節約したい場合に、東京ガスは主な候補の1つとなります。

東京ガスのお申し込み方法

東京ガスのお申し込み方法

引っ越しはともなわず、利用しているガス会社を東京ガスへと変更したい場合、申し込みの方法には以下の2種類があります。

    <東京ガスの申し込み方法>

  • WEB
  • 電話

WEBで申し込むなら、東京ガスの公式サイトにあるフォームで手続きを進めます。画面の質問事項にあわせて回答を入力していけば、問題ありません。WEBからの申し込みでは、電気とガス両方の申し込みが可能です。

電話から申し込むなら、自宅などに届く申込書に必要事項を記入して返送する形となります。なお、これらの手続きで適用される料金プランは、一般料金です。

別の料金プランを希望する場合は、申し込みが別途必要です。一般料金以外を希望する人は、申し込みの方法をよく確認することをおすすめします。

ガス会社の切り替えにかかる費用・解約金

ガス会社の切り替えにかかる費用・解約金は、以下のとおりです。

費用について

新たに都市ガスを利用する場合、いくらかの費用がかかることがあります。新たに都市ガスを利用するにあたり、以下の3点が問題だからです。

    <新たに都市ガスを利用する際の問題点>

  • 本管が敷地の近くまで来ているか
  • 本管から自宅や事務所などまで内管が伸びているか
  • コンロや給湯器などが都市ガスに対応しているか

都市ガスは、地中にある本管を通じて供給される仕組みです。本管から住宅や事務所までは、内管を個別に設置します。

建物内まで供給された都市ガスは、専用機器で使用します。本管・内管・専用機器の3点がそろわないと都市ガスは使えないため、注意が必要です。

東京ガスでかかる費用

東京ガスへの切り替えにかかる費用について、まず本管を伸ばす工事は、利用者が設置するメーターの種類と個数にあわせ、東京ガスネットワークが費用を一部負担する形となっています。本管にかかる工事費用が業者側の負担額の範囲内におさまれば、利用者に費用がかかりません。

内管の設置工事にかかる費用はケースバイケースですが、東京ガスでの平均額は14万9,914円となっています。

ガス機器の調整にかかる費用を含めて、切り替えに合計いくらかかるかは、スタッフが調査を行ったあと、工事内容とあわせて見積もりが提示されます。

どのような工事が必要か、そもそも敷地前に本管があるかなどは、スタッフ側で調査可能です。

調査にかかる時間は約30~60分であり、調査自体に費用はかかりません。東京ガスへの切り替えを本格的に検討する段階になったら、まずは調査を依頼しましょう。

解約金について

ガス会社の切り替えにともない、現在利用している会社を解約すると、解約金が発生する場合があります。ただし、必ず発生するものではなく、費用の有無は利用先によって変わるため、詳細は個別に確認しなくてはなりません。

なお、東京ガスでは、解約にあわせて解約金などは請求されません。そのため、別の会社に将来切り替えるとき、気軽に解約できます。ただし、一部のサービスでは解約金が発生することがあるため、注意しましょう。

ガス会社の切り替えに関するよくある質問

ガス会社の切り替えに関するよくある質問

ガス会社の切り替えに関するよくある質問は、以下のとおりです。

切り替えの手続きはどうやるの?

利用する会社を変える場合、新たに利用する会社へ申し込みをするのが基本です。現在利用している会社で、解約の手続きなどは必要ありません。

ただし、引っ越しをともなう場合は、現在利用している会社で停止の手続きが必要なことがあります。詳細は、利用中のガス会社で一度確認することをおすすめします。

ガス会社の切り替えはお得なのか

他社への切り替えがお得かどうかは一概にいえませんが、ガス料金は各社によって異なるため、現在よりも費用が抑えられる可能性はあります。ただし、ガス会社によっては、再契約が難しい料金プランがあります。

再契約できないお得な料金プランを現在利用している場合、現在の契約を続けたほうがお得かもしれません。

現在の料金プランの単価やサービス内容などは、契約中のガス会社に問い合わせればわかります。切り替えの前後で料金プランがどうなるかをしっかり把握したうえで、お得度を判断しましょう。

現在利用しているサポートや保証はどうなるのか

ガス会社の切り替え後、現在利用しているガス会社からのサポートや保証がどうなるかは、約款に載っていることが多いです。

具体的な対応は各社で変わりますが、契約先を変えた場合は、ガス会社の定める任意のタイミングでサポートや保証が終了する可能性があります。現在利用しているサポートや保証が重要な場合は、切り替えにあたって注意しましょう。

まとめ

東京ガスは、明治時代に創立されたガス会社であり、現在では大手企業の1つに数えられます。ガスの料金プランについて、一般家庭向けに合計5種類のプランが用意されているうえ、法人向けのプランも複数あります。

メリットは、料金プランが豊富でお得にガスを使えることなどです。注意点は、供給エリアが東京近郊までに限られることなどにあります。

利用をおすすめできるのは、東京やその近郊でお得な都市ガス会社をお探しの人や、電力会社との1本化を希望する人などです。

申し込みは、WEBもしくは電話から可能です。切り替えには工事が必要になる可能性があり、費用は見積もりでよく確認しましょう。

都市ガス料金データベース【東京瓦斯】

電気プラン乗換コムでは、各ガス会社の都市ガス料金プランの数値情報等をデータベース化しております。それらのデータを下記にて一部出力し記載しておりますのでご参考ください。なお、上記記事の作成日とデータベース調査日が異なるケースがありますので、その点はご留意ください。

また、ガス料金プランの選択でお困りの方がおりましたら、当サイトでは収集データ等を軸にオススメのガス会社をご紹介しておりますので、宜しければご覧ください。

東京瓦斯によるガス料金プランを使えるエリアは?

各ガス会社が提供するガス料金プランは全国どこでも利用できる訳ではなく、プランによって使える地域・エリアが分かれています。そのため、下記表にて東京瓦斯が提供するガス料金プランの提供エリアをご案内差し上げます。皆さまがお住いのエリアで下記ガス料金プランを利用可能であるかご確認ください。

※横にスクロールで表全体を表示

プラン 提供地域 ガスエリア プラン分析ページ
一般プラン(群馬地区) 群馬県 東京ガス(群馬地区)エリア管内 「一般プラン(群馬地区)」の分析ページへ
ずっともガス(群馬県) 群馬県 東京ガス(群馬地区)エリア管内 「ずっともガス(群馬県)」の分析ページへ
暖らんぷらん(東京地区等) 千葉県、埼玉県、東京都、栃木県、神奈川県、群馬県、茨城県 東京ガス(東京地区等_暖らんぷらん類型)エリア管内 「暖らんぷらん(東京地区等)」の分析ページへ
ずっともガス(東京地区等) 千葉県、埼玉県、東京都、栃木県、神奈川県、群馬県、茨城県 東京ガスエリア管内 「ずっともガス(東京地区等)」の分析ページへ
一般プラン(東京地区等) 千葉県、埼玉県、東京都、栃木県、神奈川県、群馬県、茨城県 東京ガスエリア管内 「一般プラン(東京地区等)」の分析ページへ

※各ガス料金プラン各々の調査時点での情報となりますので、最新の正確な情報を把握したい方は、各社のHPをご確認ください。

【ご家庭の方】ガス料金プランの想定年間ガス代は?

都市ガス料金は基本的に、月額固定の基本料金と、実際に使用したガス量に1m3あたりの単価を乗じた「従量料金」を合計することで算出できます。これら基本料金や従量料金の単価は各都市ガス会社のHPに掲載されておりますので、ガス利用量と単価を計算式に当てはめることで、実際に支払う必要があるガス料金を割り出すことができます。

下記表は、東京瓦斯の公式HPにて公開されている単価情報から、「東京瓦斯のガス料金プラン」を利用した場合、年間でどの程度のガス料金となるのか想定値を整理したものとなります。なお、世帯人数別のガス利用量については、総務省統計局による家計調査の数値をベースとして推計値を算出しています(ご参考)

※横にスクロールで表全体を表示

プラン 一人暮らし 二人暮らし 三人暮らし 四人暮らし 五人暮らし 六人暮らし
一般プラン(群馬地区) 42,676円/年 62,306円/年 74,371円/年 75,880円/年 78,896円/年 80,404円/年
ずっともガス(群馬県) 44,208円/年 62,306円/年 74,371円/年 75,880円/年 78,896円/年 80,404円/年
暖らんぷらん(東京地区等) 42,239円/年 60,858円/年 73,132円/年 74,666円/年 77,734円/年 79,268円/年
ずっともガス(東京地区等) 42,417円/年 61,203円/年 73,727円/年 75,293円/年 78,424円/年 79,989円/年
一般プラン(東京地区等) 42,239円/年 61,203円/年 73,727円/年 75,293円/年 78,424円/年 79,989円/年

※各ガス料金プラン各々の調査時点での情報となりますので、最新の正確な情報を把握したい方は、各社のHPをご確認ください。
※年間ガス代は、一人暮らし(月間19㎥)、二人暮らし(月間31㎥)、三人暮らし(月間39㎥)、四人暮らし(月間40㎥)、五人暮らし(月間42㎥)、六人暮らし(月間43㎥)を利用した場合の推計値です。

ガス料金プランの想定削減メリット・デメリットは?

ガス料金プランの切替によってどの程度お得になるかについて、下記にて年間想定削減額を整理しております。こちらも上記表と同様、東京瓦斯の公式HP掲載の単価情報および総務省統計局の家計調査によるガス代を参考に、1人~6人暮らし毎に推定値を計算しておりますので、皆様の世帯人数に併せてご参照ください。

※横にスクロールで表全体を表示

世帯人数 東京瓦斯の「一般プラン(群馬地区)」 東京ガス(群馬地区)の通常プラン 年間削減額
一人暮らし 42,676円/年 --
二人暮らし 62,306円/年 --
三人暮らし 74,371円/年 --
四人暮らし 75,880円/年 --
五人暮らし 78,896円/年 --
六人暮らし 80,404円/年 --
世帯人数 東京瓦斯の「ずっともガス(群馬県)」 東京ガス(群馬地区)の通常プラン 年間削減額
一人暮らし 44,208円/年 --
二人暮らし 62,306円/年 --
三人暮らし 74,371円/年 --
四人暮らし 75,880円/年 --
五人暮らし 78,896円/年 --
六人暮らし 80,404円/年 --
世帯人数 東京瓦斯の「暖らんぷらん(東京地区等)」 東京ガス(東京地区等_暖らんぷらん類型)の通常プラン 年間削減額
一人暮らし 42,239円/年 42,239円/年 +0円
二人暮らし 60,858円/年 60,858円/年 +0円
三人暮らし 73,132円/年 73,132円/年 +0円
四人暮らし 74,666円/年 74,666円/年 +0円
五人暮らし 77,734円/年 77,734円/年 +0円
六人暮らし 79,268円/年 79,268円/年 +0円
世帯人数 東京瓦斯の「ずっともガス(東京地区等)」 東京ガスの通常プラン 年間削減額
一人暮らし 42,417円/年 42,239円/年 +-178円
二人暮らし 61,203円/年 61,203円/年 +0円
三人暮らし 73,727円/年 73,727円/年 +0円
四人暮らし 75,293円/年 75,293円/年 +0円
五人暮らし 78,424円/年 78,424円/年 +0円
六人暮らし 79,989円/年 79,989円/年 +0円
世帯人数 東京瓦斯の「一般プラン(東京地区等)」 東京ガスの通常プラン 年間削減額
一人暮らし 42,239円/年 42,239円/年 +0円
二人暮らし 61,203円/年 61,203円/年 +0円
三人暮らし 73,727円/年 73,727円/年 +0円
四人暮らし 75,293円/年 75,293円/年 +0円
五人暮らし 78,424円/年 78,424円/年 +0円
六人暮らし 79,989円/年 79,989円/年 +0円

※各ガス料金プラン各々の調査時点での情報となりますので、最新の正確な情報を把握したい方は、各社のHPをご確認ください。
※年間ガス代は、一人暮らし(月間19㎥)、二人暮らし(月間31㎥)、三人暮らし(月間39㎥)、四人暮らし(月間40㎥)、五人暮らし(月間42㎥)、六人暮らし(月間43㎥)を利用した場合の推計値です。

追加のオプション

東京瓦斯の都市ガスプランを利用することで、下記のオプションを利用できる可能性があります。それら内容をご確認いただき、皆様のライフスタイルに沿ったオプション内容であれば、電気料金プランの削減メリットと併せて検討材料にして頂けますと幸いです。なお、オプションによっては適用等で費用が発生するケースもございますので、詳細は公式HPをご確認ください。

※横にスクロールで表全体を表示

プラン オプション
一般プラン(群馬地区)
  • ガス・電気セット割
    ずっとも電気1S:0.5%割引、ずっとも電気1/2/3:275円引
ずっともガス(群馬県)
  • ガス・電気セット割
    ずっとも電気1S:0.5%割引、ずっとも電気1/2/3:275円引
暖らんぷらん(東京地区等)
  • バス暖割
    年間3%割引、割引上限額(2,619円/月)
  • エコ割
    年間3%割引、割引上限額(2,619円/月)
  • セット割
    年間6%割引、割引上限額(5,238円/月)
ずっともガス(東京地区等)
  • ガス・電気セット割
    「ガス・電気セット割(定率B)」→基本プラン:0.5%割引、「ガス・電気セット割(定率A)」→ずっとも電気1S:0.5%割引、ずっとも電気1/2/3:275円引(ずっとも電気1S/1/2は2021年5月16日~新規受付停止)
一般プラン(東京地区等)
  • ガス・電気セット割
    「ガス・電気セット割(定率B)」→基本プラン:0.5%割引、「ガス・電気セット割(定率A)」→ずっとも電気1S:0.5%割引、ずっとも電気1/2/3:275円引(ずっとも電気1S/1/2は2021年5月16日~新規受付停止)

【小型オフィスなど法人の方】ガス料金プランの想定年間ガス代は?

飲食店や美容院、小規模オフィスなどでガス料金プランを利用した際、年間でどの程度のガス料金となるのか想定値を下記表にて整理しております。皆様がご利用のガス利用量に合わせてご参照ください。

※横にスクロールで表全体を表示

プラン 101㎥ 201㎥ 301㎥ 501㎥ 801㎥ 1001㎥
一般プラン(群馬地区) 167,877円/年 318,693円/年 469,509円/年 771,064円/年 1,178,080円/年 1,449,424円/年
ずっともガス(群馬県) 167,877円/年 318,693円/年 469,509円/年 771,064円/年 1,178,080円/年 1,449,424円/年
暖らんぷらん(東京地区等) 167,141円/年 315,249円/年 460,416円/年 750,670円/年 1,162,342円/年 1,422,976円/年
ずっともガス(東京地区等) 170,235円/年 324,108円/年 474,060円/年 773,858円/年 1,191,942円/年 1,452,246円/年
一般プラン(東京地区等) 170,235円/年 324,108円/年 474,060円/年 773,858円/年 1,191,942円/年 1,452,246円/年

※各ガス料金プラン各々の調査時点での情報となりますので、最新の正確な情報を把握したい方は、各社のHPをご確認ください。

【小型オフィスなど法人の方】ガス料金プランの想定削減メリット・デメリットは?

飲食店や美容院、小規模オフィスなどでガス料金プランを利用した際の年間想定削減額を下記表にて整理しております。皆様がご利用のガス利用量に合わせてご参照ください。

※横にスクロールで表全体を表示

東京瓦斯の「一般プラン(群馬地区)」 東京ガス(群馬地区)の通常プラン 年間削減額
101㎥ 167,877円/年 167,877円/年 +0円
201㎥ 318,693円/年 318,693円/年 +0円
301㎥ 469,509円/年 469,509円/年 +0円
501㎥ 771,064円/年 771,064円/年 +0円
801㎥ 1,178,080円/年 1,178,080円/年 +0円
1001㎥ 1,449,424円/年 1,449,424円/年 +0円
東京瓦斯の「ずっともガス(群馬県)」 東京ガス(群馬地区)の通常プラン 年間削減額
101㎥ 167,877円/年 167,877円/年 +0円
201㎥ 318,693円/年 318,693円/年 +0円
301㎥ 469,509円/年 469,509円/年 +0円
501㎥ 771,064円/年 771,064円/年 +0円
801㎥ 1,178,080円/年 1,178,080円/年 +0円
1001㎥ 1,449,424円/年 1,449,424円/年 +0円
東京瓦斯の「暖らんぷらん(東京地区等)」 東京ガス(東京地区等_暖らんぷらん類型)の通常プラン 年間削減額
101㎥ 167,141円/年 167,141円/年 +0円
201㎥ 315,249円/年 315,249円/年 +0円
301㎥ 460,416円/年 460,416円/年 +0円
501㎥ 750,670円/年 750,670円/年 +0円
801㎥ 1,162,342円/年 1,162,342円/年 +0円
1001㎥ 1,422,976円/年 1,422,976円/年 +0円
東京瓦斯の「ずっともガス(東京地区等)」 東京ガスの通常プラン 年間削減額
101㎥ 170,235円/年 170,235円/年 +0円
201㎥ 324,108円/年 324,108円/年 +0円
301㎥ 474,060円/年 474,060円/年 +0円
501㎥ 773,858円/年 773,858円/年 +0円
801㎥ 1,191,942円/年 1,191,942円/年 +0円
1001㎥ 1,452,246円/年 1,452,246円/年 +0円
東京瓦斯の「一般プラン(東京地区等)」 東京ガスの通常プラン 年間削減額
101㎥ 170,235円/年 170,235円/年 +0円
201㎥ 324,108円/年 324,108円/年 +0円
301㎥ 474,060円/年 474,060円/年 +0円
501㎥ 773,858円/年 773,858円/年 +0円
801㎥ 1,191,942円/年 1,191,942円/年 +0円
1001㎥ 1,452,246円/年 1,452,246円/年 +0円

※各ガス料金プラン各々の調査時点での情報となりますので、最新の正確な情報を把握したい方は、各社のHPをご確認ください。

<本ページを監修した人>

RAUL株式会社
電気プラン乗換コム運営事務局 エコモ博士担当

弊社(RAUL)は2005年の創業以来、一貫して「エネルギー・環境問題」をテーマに事業を展開して参りました。現場での長年の下積み経験によって、電気/ガスをより身近に感じていただきたくたく当サイトを運営しております。

補足

  • 本ページの情報は推計値等も含まれているため、最新の正確な情報を把握したい方は、東京瓦斯の公式HPをご確認ください。
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Looopでんき用アイコン
シンプルなプランでお得
Looopのプランは電気の原価に近いお得なプランとなっており、電気を使った分だけ料金が発生することが最大の特徴です。ポイント等の付与がなくとも問題ない方、電気の利用方法で電気代を徹底的に安くしたい方に推奨できます。価格を追求しながらも、環境や日本社会への貢献にも目を向けた大手の新電力会社となり、特に基本料金のコストを削減したい方におススメです。
ENEOSでんき用アイコン
エリア大手電力より安定して安価
ENEOSのプランは、老舗大手エネルギー系列として最高峰の価格水準および信頼・安定性があります。どのような電気の使い方であっても、原則としてエリア大手電力の通常プランよりお得となります。数%であっても安定して毎月の電気代を削減したい方に推奨できます。
idemitsuでんき用アイコン
オール電化で最高峰
idemitsuでんきは、出光興産が提供する電気料金プランです。オール電化住宅において最高水準に安定かつ安価な専用プランがあります。特にオール電化向けという観点では、一人暮らし~大家族まで国内で最高峰の料金構成となっている電気プランと言えます。また、EVユーザーの方も安価な深夜電気で蓄電できるためおススメです。
シン・エナジーでんき用アイコン
マイルが貯まる
シン・エナジーの電気料金プランは、JALのマイレージがどんどんと貯まることが特徴です。ベースの電気代部分もお得な構成のため、電気代をお得にしながら、マイルを貯めたい方にとって非常におススメの電気料金プランとなっています。
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完全固定単価で安心
四つ葉電力の「ほっと5.0安心プラン」は、[基本料金][再エネ賦課金][燃料調整費][容量拠出金][託送費]が0円の、電気を使った分だけ完全固定単価での支払いとなる安定性の高いプランです。原油高等による電気代変動の影響を受けたくない方に推奨できます。
法人(高圧)の方

電力会社の一括見積にて電気代削減のサポートをしております。皆様には電気料金明細をご用意いただくのみの簡単作業となります。複数社の見積りを一覧化、どの程度電気料金を削減できるか比較できます。

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オススメ都市ガスプラン
石油元売りとして国内最大の規模を持つENEOSは、都市ガスプランが特筆すべき水準の価格構成となっています。ただし、東京ガス/京葉ガスエリア限定の部分がネックです。しかしそれらエリアにお住いの方であれば、ENEOS都市ガスに切り替えることで大幅なガス代削減が期待できます。
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プロパンガス比較サービス
日本では2万社ほどのLPガス事業者が販売を行っており、価格差が極めて大きいのが業界の特徴となります。LPガス会社の見直しにより毎月のガス料金を大きく抑えられる可能性があり、おススメのプロパンガス比較サービスをご紹介しております。
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