ライブ配信に用いる機材の電気代は?電気代を抑えるためのポイントもご紹介
近年、動画配信サイトなどのプラットフォームを利用してライブ配信を行う人が増えています。
ライブ配信ではパソコンなどの電子機器を使用するため、どうしても電気代がかかる点がネックです。
本記事では、ライブ配信に使用する機材にかかる電気代、配信ジャンル別の電気代の目安、そして電気代を抑える方法をご紹介します。
これからライブ配信を始めたい方はもちろん、すでに配信中で電気代にお悩みの方も、ぜひ最後までご覧ください。
【機材別】ライブ配信に使う機材の電気代は
まずは、ライブ配信で使用する機材にどれほど電気代がかかるのかを確認しましょう。ライブ配信では主に、次の機材を使用します。
- PC
- モニター
- 照明
- マイク
- カメラ
- オーディオインターフェース
- キャプチャーボード
これらの機材はすべて電気で稼働するため、使用時間に応じて電気代が発生します。電気料金は、以下の式で算出できます。
1時間あたりの消費電力(kW) × 使用時間(時間) × 料金単価(円/kWh)
PC
ライブ配信に欠かせないのがPCです。一口にPCと言っても、ノートPC・デスクトップPC・ゲーミングPCなどさまざまな種類があります。どのタイプを使用するかによって、かかる電気代も変わってきます。
ノートPC
ノートPCは、モニターとキーボードが一体化し、ノートのように折りたたんで持ち運べるタイプのパソコンです。
PCの中でも比較的消費電力が少なく、平均的なモデルで20〜30W程度とされています。
1日8時間使用した場合の電気代は、約4.96~7.44円です。さらに、30日間毎日使用すると、電気代は約148.8~223.2円です。
デスクトップPC
デスクトップPCとは、ハードディスクなどの装置を収めた本体(筐体)と表示用モニターが分離しているタイプのPCです。
消費電力はノートPCより多く、一般的に50〜150W程度のモデルが見られます。
1日8時間使用した場合の電気代は、およそ12.4~37.2円です。この使用を30日間続けると、電気代は約372~1,116円になります。
ゲーミングPC
ゲーミングPCは、CPUなどの性能を強化し、ゲームをより滑らかに楽しめるようカスタマイズされたパソコンです。
そのため、ほかのPCより消費電力が大きく、カスタマイズ内容によっては280~300Wに達することもあります。
1日8時間使用した場合の電気代は、およそ69.44~74.4円です。これを30日間続けると2,083.2~2,232円ほどとなり、3種類のPCの中で最も電気代が高くなります。
モニター
PCがデスクトップの場合は、別途モニターを用意する必要があります。モニターはサイズによって消費電力が変わるため、電気代も異なります。
15.6型モバイルモニター
消費電力:約6W
1日8時間使用した場合の電気代:約1.25円
30日間使用した場合の電気代:約37.5円
21.5型据え置きモニター
消費電力:約11W
1日の電気代:約2.3円
30日間の電気代:約69円
23.8型据え置きモニター
消費電力:約14W
1日の電気代:約2.92円
30日間の電気代:約87.6円
照明
ライブ配信で顔や手元を映す際は、専用の照明を使用することが一般的です。光源にはLED・白熱電球・蛍光灯などがありますが、現在は消費電力が少なく発熱も抑えられるLEDライトが主流となっています。
ライブ配信用ライトの消費電力は30~40W程度が目安です。 たとえば30WのLEDライトを1日8時間使用した場合の電気代は約6.4円、30日間では約192円になります。
マイク・カメラ・キャプチャーボード
ライブ配信ではマイクやカメラも使用しますが、これらは多くの場合PCに接続して動作し、単体で電源を取ることはほとんどありません。消費電力も1W前後とわずかで、電気代への影響はごく小さいと言えます。
ゲーム機を使って配信する場合、映像を取り込むためにキャプチャーボードを使用します。キャプチャーボードの消費電力も数W程度と少なく、電気代に大きく影響することはありません。
オーディオインターフェース
オーディオインターフェースは、マイクから入力された音声をPCに取り込み、録音・配信用に変換するための機材です。 消費電力は製品によって異なりますが、おおむね3~25Wが目安です。
1日8時間使用した場合の電気代
約0.64円~約5.44円
30日間使用した場合の電気代
約19.2円~約163.2円
配信ジャンル別の電気代は?
ライブ配信で使用する機材は、ジャンルによって異なります。そのため、どのジャンルでどの機材を使い、何時間配信するかによってかかる電気代の合計も変わってきます。
ゲーム実況
ゲーム実況の配信では、PC、マイク、キャプチャーボード、オーディオインターフェースなどを使用することが一般的です。
使用するPCがゲーミングPCの場合は、別途モニターも必要になります。さらに、PCゲームではなく家庭用ゲーム機の映像を配信する場合には、そのゲーム機の電気代も上乗せされるのです。
家庭用ゲーム機の中には、最大消費電力が350W程度に達する高性能モデルもあります。その場合、1時間あたり約9.45円の電気代がかかります。
たとえば、ゲーミングPCで2時間ゲーム配信を行った場合、最低でも約36.7円の電気代が発生するのです。
モニターを複数台使用する場合や機材のグレードが高い場合は、その分さらに電気代がかさむ点に留意しましょう。
雑談やASMR
雑談配信やASMR配信であれば、ゲーミングPCほどの高性能マシンは必要ありません。一般的なデスクトップPCにモニター・照明・マイク・カメラなどを組み合わせれば十分です。
この構成で2時間程度配信した場合、電気代はおおよそ5円前後と見込めます。
VTubuer
VTuberとして活動する際にアバターを使用する場合、基本的にはゲーミングPCを用意するのが望ましいでしょう。
カメラで撮影した映像に合わせてアバターをリアルタイムで動かすだけの処理能力が求められるため、消費電力が増え、電気代が高くなる可能性があります。
また、カメラやマイクに加え、配信内容によってはキャプチャーボードやオーディオインターフェースなども必要です。そのため、トータルの電気代はゲーム配信に近い水準になると考えられます。
スマホ配信
ごく簡単な配信であれば、手持ちのスマートフォンだけでも行えます。スマートフォンの場合、1回の充電にかかる電気代はおよそ0.1~0.4円です。
ただし、充電しながら使用し続ける場合や予備バッテリーを使って屋外で配信する場合には、さらに電気代がかさむ可能性があります。
電気代を抑えるポイントは?
1回の配信でかかる電気代はそれほど大きな額ではないように思えますが、電気料金は変動します。月によっては、合計で支払う電気代が想定以上に高額になることもあるでしょう。
機材の選定や日常的な工夫を通じて、少しでも電気代を節約できる方法を検討することをおすすめします。
電力の消費量を考えて機材を選ぶ
電気代を節約するうえで重要なのは、機材の消費電力です。消費電力が大きいほど電気代も高くなります。
そのため、PCは必要最低限のスペックに抑え、モニターを過度に大型化しないなど、できる限り消費電力を低減する工夫が求められます。
使用しない時は電源を切る
電気代を節約するうえで重要なのは、使用していないときに電源を切ることです。パソコンをはじめとする機材は、電源が入っていると、使っていなくても待機電力を消費し、電気代が発生します。
長時間使用しない場合は、電源を切って無駄な電気代がかからないようにしましょう。
設定を見直す
機材によっては、設定を見直すだけで電気代を節約できる場合があります。
たとえば、PCの省電力モードを有効にしたり、モニターの輝度を下げたりすると、電気代を抑えられる可能性があるでしょう。
電気代が高いと感じたら、まずは各機材の詳細設定を確認してみることをおすすめします。
まとめ
ライブ配信でかかる電気代は、使用する機材の種類やスペック、配信内容によって変動します。
1回あたりの負担はそれほど大きくありませんが、配信時間が長かったり回数が多かったりすると、その分コストが増える可能性があります。したがって、電気代を抑えるには、機材選びと省エネ対策が重要です。
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