【最新版】電気代を賢く節約!省エネリフォーム完全ガイド|今使える制度と実例付き
国際情勢など、さまざまな要因により電気代が高騰し、少しでも節約する方法を模索している方も多いのではないでしょうか。
特に、築年数の古い住宅では断熱性能や設備の問題から冷暖房の効率が悪くなり、電気代が高くなりがちです。
電気代の問題を根本的に解決したい場合は、住宅の省エネリフォームがおすすめです。
この記事では、省エネリフォームとは何か、その効果や効率的な進め方についてご紹介します。電気代の削減や省エネリフォームにご関心のある方は、ぜひ最後までご覧ください。
電気代が高騰中?いま注目の「省エネリフォーム」とは
現在、電気代の高騰が長期化しており、エアコンなどの空調機器や照明を日常的に使用するだけでも、高額な電気代がかかる傾向があります。
電気代を抑えるためには、住宅の性能を向上させ、冷暖房効率を高める「省エネリフォーム」がおすすめです。
省エネリフォームとは、快適な室内環境はそのままに、家電などによるエネルギー消費を抑えることを目的としたリフォームを指します。
光熱費節約の新常識|住まいのエネルギー見直しが鍵
住宅における光熱費を削減するためには、消費するエネルギーの量を減らす必要があります。
省エネ性能の低い住宅では、快適に過ごすために多くのエネルギーを必要とします。
たとえば、断熱性能が低い場合、屋内の温度が外気の影響を受けやすくなり、快適な温度に調整し、それを維持するために冷暖房の出力を高めなければなりません。
このように、省エネ性能が低いと、快適な室内環境の構築・維持に必要なエネルギー量が増加してしまいます。
たとえば、省エネリフォームを行っていない東京都の住宅では、1年間に必要な光熱費は28万3325円です。
これに省エネリフォームを施すと、光熱費は22万2317円まで下がり、
さらにZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)基準を満たす高性能な住宅にすると、15万9362円まで削減できます。
※参照:「快適・安心なすまい|なるほど省エネ住宅」
これは、省エネ性能の向上によって、快適な住環境の維持に必要なエネルギーが大幅に減少するためです。
「省エネ=快適な暮らし」に変わる時代
これまで「省エネ」というと、「こまめに電気を消す」「冷房の温度を下げすぎない」「暖房の温度を上げすぎない」など、日常の快適さを多少我慢する節約術と捉えていた方もいるかもしれません。
しかし、省エネリフォームによって住宅全体の性能を向上させれば、快適さを損なうことなく光熱費を削減することが可能です。
つまり、省エネはこれからの時代において快適な生活を維持するための手段となるのです。
電気代を下げる!リフォームの具体的な方法と節約効果
住宅の省エネ性能を向上させるための省エネリフォームには、さまざまな種類が存在します。
窓、屋根や外壁、導入する設備など、手を加えられる部分は幅広く、これらを組み合わせることによりさらに省エネ性能を向上させることが可能です。それぞれの内容について、詳しく見ていきましょう。
窓の断熱リフォーム|冷暖房効率アップで電気代カット
窓は外気と直接接する部分であり、熱の出入りが発生しやすい設備です。特に、日本の既存住宅では熱伝導率の高いアルミサッシが使われていることが多く、窓の断熱性能が低い傾向にあります。
窓に対して行える省エネリフォームとしては、サッシを樹脂製に交換する、窓ガラスを断熱性能の高い複層ガラスに取り替えるといった方法が挙げられるでしょう。
より手軽に断熱性能を向上させたい場合は、既存の窓の内側に「内窓」と呼ばれるもう1枚の窓を設置する方法もあります。
これらの方法によって断熱性能を高めることで、夏は外気の熱を遮り、冬は室内の熱が逃げにくくなるため、冷暖房の効率が向上し、電気代の削減につながるのです。
屋根・外壁の断熱強化|夏の暑さ・冬の寒さをブロック
屋根や外壁などの「外皮」と呼ばれる部分は、外気に直接さらされるため、熱が逃げやすく、直射日光などの影響も受けやすい箇所です。
そのため、省エネリフォームでは、屋根や外壁の性能を向上させる工事がよく行われます。
天井や壁に断熱材を追加して断熱性能を高めることで、夏の暑さや冬の寒さといった外気の影響を遮断できます。これにより冷暖房の効率が向上し、電気代の削減にもつながるのです。
高効率な給湯・空調設備|エコキュート・省エネエアコンの導入
住宅で使用する設備をより高性能なものに入れ替えることも、光熱費の削減に効果的です。
古い設備の多くは省エネを前提に設計されていないため、最新の機種と比べて多くの電力を消費し続ける可能性があります。
そのため、高効率な給湯器であるエコキュートや省エネ性能に優れたエアコンの導入がおすすめです。
エコキュートはヒートポンプ技術を採用しており、空気中の熱を利用してお湯を沸かすことで、効率的にエネルギーを節約します。
省エネ型のエアコンは、室温に応じて出力を自動調整できるため、無駄な電力消費を抑えることが可能です。
また、家族の人数や部屋の広さなど、使用環境に応じて適切な機種を選ぶことも重要です。
LED照明・節電型家電で“待機電力”にも対策
日常的に使用する照明や家電を省エネ性能の高い製品に変更することも、省エネや光熱費の削減に効果的です。
たとえば、照明をLEDに切り替えることで、白熱電球に比べて消費電力をおよそ7分の1に抑えられると言われています。
また、省エネ性能の高い家電を導入することで、使用中だけでなく待機時の電力消費(待機電力)も削減できるでしょう。
住宅そのものの性能だけでなく、使用する設備の性能にもこだわることで、より高い省エネ効果が期待できます。
太陽光発電+HEMSでエネルギーの「見える化」
自宅で消費する電気を自ら発電することも、光熱費を削減するための有効な方法です。
省エネリフォームによって太陽光発電設備を導入すれば、自宅で発電が可能になり、電力会社からの電力供給に頼る量を減らすことができます。
さらに、「HEMS(ホーム・エネルギー・マネジメント・システム)」と呼ばれる設備を活用して電力の使用状況を管理し、家電などに効率良く電力を配分することで、無駄な電気の使用を抑えることができます。
専用のアプリを使えば、発電量や消費電力を視覚的に確認することも可能です。
このような対策を通じて、住宅全体のエネルギー消費量を削減し、光熱費の抑制につなげることができるのが、省エネリフォームの大きな魅力です。
予算別・電気代節約リフォームの目安と優先順位
「省エネリフォームを実施して電気代を削減したい」と考えたときに、最初に直面するのが、リフォームにかけられる予算の問題です。
省エネリフォームは住宅全体に及ぶケースが多く、どうしても費用が高額になりがちです。そこでここからは、ご予算に応じて優先的に実施すべきリフォーム内容についてご紹介します。
太陽光や蓄電池の設置費用感につきましては、リフォームガイドの「省エネリフォームの基礎知識」を参考としました。
低予算で始める省エネ対策|費用対効果が高いポイントは?
リフォームにかけられる費用が100万円以下の場合、まず重視すべきは窓のリフォームです。窓は住宅の中でも特に熱の出入りが多く、室内の快適性に大きな影響を与えます。
たとえば、既存の窓に内窓を設置するリフォームであれば、10万円程度から工事ができます。さらに断熱性能を高めたい場合は、天井に断熱材を追加して日射の影響を抑える工事も有効です。天井裏に作業スペースがある場合、20万円程度で施工できます。
また、工事範囲が限られており、床を解体せずに施工が可能であれば、床の断熱性能を高めることもおすすめです。
こちらはおおよそ30万円程度で実施できます。予算が50万円以上確保できる場合は、壁の断熱にも着手するとさらに効果が高まるでしょう。
中〜高予算でしっかり断熱&設備更新|長期的メリットを重視
100万円以上の予算を確保できる場合は、住宅全体を対象とした本格的なリフォームも検討できます。この場合、より長期的なメリットを見据えて工事内容を選ぶことが重要です。
省エネ工事を1種類だけ行っても、大きな効果は得にくい傾向にあります。そのため、効果を実感したい場合は、複数の工事を組み合わせて実施することが推奨されます。
たとえば、窓ガラスの交換や断熱材の追加など、住宅全体の断熱性能を向上させるリフォームを行う場合、300~600万円程度の予算が必要です。
エコキュートを導入して給湯設備を更新する場合は約35~60万円、太陽光発電設備の導入には約84~140万円、さらに蓄電池を設置する場合は100~250万円ほどの費用がかかります。
活用しないと損!省エネリフォームで使える補助金・優遇制度
既存の住宅を省エネリフォームする場合、行政から補助金を受け取れる可能性があります。
補助金を活用すれば、自己資金のみで行うよりも規模の大きな省エネリフォームが可能になります。どのような制度が利用できるのか、事前に確認しておきましょう。
住宅省エネ2025キャンペーンの概要と対象工事
国土交通省、経済産業省、環境省が合同で実施している「住宅省エネ2025キャンペーン」では、新築およびリフォームを対象とした4つの補助事業が展開されています。
リフォームにおいては、省エネ効果の高い窓などの開口部の断熱工事や高効率な給湯器の導入に対する補助が主な特徴です。
そのため、窓の断熱工事や給湯器の交換を行うことで、補助金を受け取れる可能性があります。
リフォーム減税やグリーンリフォームローンなどの制度
省エネリフォームを行うことで、所得税・固定資産税・贈与税などが軽減される「リフォーム減税制度」を利用できます。
ローンを組んでリフォームを実施すれば、「住宅ローン減税」の対象にもなり、さらに「リフォーム促進減税」などの制度も活用可能です。
また、住宅の省エネ性能を高めるためのリフォームには、「グリーンリフォームローン」を利用することもできます。
グリーンリフォームローンは、全期間固定金利で融資手数料が無料、保証人や担保も不要という特徴があり、通常のローンよりも有利な条件で借りられるのが魅力です。
補助金の申請方法と注意点
省エネリフォームに関する補助金を受け取るには、あらかじめリフォーム工事を実施しておく必要があります。
具体的な流れとしては、まず事業者と契約し、リフォーム工事を行ったうえで、工事費をいったん自己負担で支払います。その後、補助金の交付申請を行い、申請が認められれば補助金が振り込まれる仕組みです。
したがって、補助金を受け取るには、初期費用を一時的に自己負担する必要がある点に注意しましょう。
失敗しないためのチェックポイント
住宅のリフォームには多額の費用がかかるため、失敗しないよう十分に検討することが大切です。
リフォームが本当に必要かどうか、悪質な業者に依頼しようとしていないか、将来的にも維持・管理できる設備かどうかなど、事前にしっかり確認しておきましょう。
「うちは本当に効果ある?」リフォーム前に確認すべきこと
省エネリフォームを実施する際には、そのリフォームが本当に必要かどうかを家族で話し合うことが大切です。
現在の光熱費がどのくらいかかっているのか、リフォームによってどの程度の削減が見込めるのかを事前に確認しておきましょう。
また、どれだけの予算を用意できるか、どの部分を優先してリフォームしたいかについても、しっかり話し合っておくことが重要です。
悪質業者に注意!信頼できる会社の見極め方
省エネリフォームを行う際は、業者選びにも十分な注意が必要です。
リフォーム業者の中には、実態に見合わない高額な費用を請求してくる業者も存在します。信頼できる業者を選ぶためには、複数の業者から相見積もりを取ることが重要です。
見積もりの内容を確認し、それぞれの工事にどの程度の費用がかかるのかを細かく提示してくれる業者は信頼性が高いといえます。また、費用の根拠を尋ねた際に明確な説明があるかどうかも判断材料になります。
一方で、複数の費用をひとまとめにして曖昧なまま提示してくる業者は、透明性に欠けるため注意が必要です。
将来のメンテナンスも見据えたプランニング
省エネリフォームを行う際は、将来的にメンテナンスが可能かどうかを事前に確認しておくことが大切です。
中には、思い切って導入したものの、メンテナンスに高額な費用がかかる設備もあります。特に太陽光発電設備は、導入費用だけでなく、維持・管理にもコストがかかる傾向があります。
一度導入した設備を将来にわたって適切にメンテナンスできるかどうか、しっかりと検討しておきましょう。
まとめ
住宅の光熱費を抑えて節約するには、省エネリフォームの実施がおすすめです。リフォームを行う際は、複数の業者から相見積もりを取り、透明性が高く、最適なプランを提案してくれる会社を選ぶと良いでしょう。
適切なリフォーム業者を選ぶためには、無料で相見積もりできるリフォーム一括見積もりを利用すると便利です。
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省エネリフォームを考えている方は、ぜひリフォームガイドを利用してみてください。
エコモは各地を飛び回って、電力・エネルギーや地球環境についてお勉強中なんだモ!色んな人に電気/ガスのことをお伝えし、エネルギーをもっと身近に感じてもらいたモ!
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