精米機の年間電気料金をご紹介いたします!
今日において、様々な企業やメーカーが作ってくれる便利な家電製品は、私たちの生活を毎日休むことなく下支えし続けてくれており、なくてはならない存在です。家電量販店だけではなく、Amazon等のオンラインストアにおいても、豊富な種類の家電をラインナップしていますので、複数の製品から簡単にご自身に適したものを見つけ、気軽に購入することもでき、とても便利な世の中になりました。
ただ、そうした便利な家電製品ですが、気になるのは電気代です。購入する際にも、どのくらいの電気代を支払い続ける必要があるのか、皆様ほんの少しは気になりますよね?そこで当サイトでは、各家電のカタログスペックに基づき家電毎の電気料金を算出し、その目安を皆様にご案内しております(家電類型別電気代DBはコチラ)。
本ページでは、「精米機」にスポットライトをあて、利用する際に必要な電気料金や省エネ方法、また電力会社を切り替えた際の電気代削減額の目安等をご紹介いたします。特に電力会社を切り替えた際の電気代削減のインパクトは大きく、毎日の電気代をできる限り抑えたい方には非常におススメです(おススメの電力会社はコチラをご覧ください)。
精米機について
精米機とは、精米するための機械で、玄米やもみからぬかを取り除いて白米にします。長期間の保存が可能というイメージがある米ですが、精米された米はその瞬間から酸化が始まります。また、精米後は1週間以内に消費することが望ましいとされています。コイン精米機などで一度に精米する方法だと手間はかかりませんが、鮮度と栄養価が落ちてしまうため米本来のおいしさが失われてしまいます。現在はスーパーにて白米の状態で販売されているものが多いですが、玄米を購入している人にはおすすめです。
精米機には「かくはん式」、「圧力式」、「圧力循環式」の3種類存在します。「かくはん式」は、精米かごを回転させる過程で米同士に摩擦を起こして精米する方法です。比較的短時間での精米が可能です。しかし、米同士が勢いよく衝突するため米が損傷してしまう場合があります。
「圧力式」は、玄米に圧力をかけ、米同士をこすりあわせることでぬかをとる方法です。静かなに運転されるため騒音の心配はありません。しかし、他の方式に比べて温度が上がりやすくその家庭で劣化してしまいます。「圧力循環式」は、圧力式の一種です。圧力をかけながらも精米機のなかで米を循環させてぬかを取り除きます。圧力式のものよりも弱い圧力で稼働しているため、温度上昇が小さく米の劣化を抑えることが出来ます。
精米機の電気料金の計算方法
基本的に、家電製品のカタログスペックの中には消費電力量に関する項目があり、この項目の数値を参照することで電気料金を算出することができます。大体の家電のカタログ表にはW単位で記載されており、例えば500Wの家電であれば、「500(W)÷1000×電気料金単価」の式により1時間当たりの電気代を求めることができます。
電気料金単価は電力会社により異なりますが、例えば「30.57円/kWh」であった場合、「500(W)÷1000×30.57=15.285円」となります。そのため、500Wの家電を1時間利用した場合の電気代は、15.285円となります。
それでは、この計算式を精米機にも当てはめていきます。精米機の場合、サイズや機能等により異なりますが、概ね250W程度の製品が多いため、精米機を1時間利用した際の電気代は目安として「250(W)÷1000×30.57=7.64円程度」となります。利用時間別の電気代目安は下記表にまとめておりますので、ご参考ください。
利用時間 | 精米機の電気代 |
---|---|
1分 | 0.13円 |
10分 | 1.27円 |
1時間 | 7.64円 |
24時間 | 183.42円 |
このような計算式を基本として、本ページでは「精米機」のスペックを元に様々な角度から電気料金を算出しています。なお、特殊な電気の算出法となる家電につき計算の困難な製品については、経済産業省資源エネルギー庁による「省エネ性能カタログ」も参考にしながら概算値を求めています。
精米機の年間電気料金
精米機の年間電気料金は、概ね「117円」となります(2日に一回、5分利用した場合)。なお、家計全体における2022年度の平均電気代は月間で10559円、年間では126708円のため、精米機の電気代は電気料金全体の0.09%程度を占めることとなります。
年間の電気代(目安):117円
※2日に一回、5分利用した場合
※30.57円/kWhとして算出
※2018年製の製品におけるスペックより算出
精米機の省エネ方法をご紹介
代表的な精米機の省エネ方法は下記の通りです。精米機の使い方を見直すことで、毎日の電気料金を少しでも安くできます。電気料金の削減にあたっては、手間とコストのバランスが大切なので、全ての家電で省エネ手段を実施するのは大変かと思いますが、何らかご参考になれば幸いです。
- 指定された量だけ入れる
指定された量を超えて入れると、上手く稼働せず、消費電力が大きくなる。 - コンセントを抜く
使わないときはコンセントを抜いておくと、待機電力を消費しないですむので節電になります。