【家電の電気代DB】プロジェクターの推定電気代
年間の電気代
7699

※年間の電気代は「標準モードで1日2時間、毎日使用した場合」の推計値となります

10分利用した場合
1.76
1時間利用した場合
10.55

プロジェクターの電気代はどの程度?

  • 更新日:2020/11/03

プロジェクターの年間電気料金をご紹介いたします!

今日において、様々な企業やメーカーが作ってくれる便利な家電製品は、私たちの生活を毎日休むことなく下支えし続けてくれており、なくてはならない存在です。家電量販店だけではなく、Amazon等のオンラインストアにおいても、豊富な種類の家電をラインナップしていますので、複数の製品から簡単にご自身に適したものを見つけ、気軽に購入することもでき、とても便利な世の中になりました。

ただ、そうした便利な家電製品ですが、気になるのは電気代です。購入する際にも、どのくらいの電気代を支払い続ける必要があるのか、皆様ほんの少しは気になりますよね?そこで当サイトでは、各家電のカタログスペックに基づき家電毎の電気料金を算出し、その目安を皆様にご案内しております(家電類型別電気代DBはコチラ)。

本ページでは、「プロジェクター」にスポットライトをあて、利用する際に必要な電気料金や省エネ方法、また電力会社を切り替えた際の電気代削減額の目安等をご紹介いたします。特に電力会社を切り替えた際の電気代削減のインパクトは大きく、毎日の電気代をできる限り抑えたい方には非常におススメです(おススメの電力会社はコチラをご覧ください)。なお、プロジェクターのご購入をお考えの方は、下記にておススメの製品をまとめておりますので宜しければご参考ください。

プロジェクターについて

プロジェクターとはスクリーンに画像や映像を映写する投影機です。画像や映像が表示されたパソコンをプロジェクターに接続することでスクリーンに投影されます。パソコンの他にDVD・BD再生機器も接続できます。

プロジェクターの種類は映像を出力するパーツであるパネル部分の違いにより、液晶方式(3LCD方式)とDLP方式、反射型液晶(LCOS)方式に分けることができます。液晶プロジェクターは、高輝度のメタルハライドランプ(水銀ランプ)から出た光を、ミラー(鏡)を利用して、光の三原色である「R(赤)、G(緑)、B(青)」に分解します。それぞれの色に割り当てられた液晶パネル(LCD)に透過させ、「プリズム(屈折率の異なるガラス)」で再合成することによって、映像を映し出しています。

DLP方式は、ランプの光をレンズで集約し、微細な反射型ミラー(DMD)に当てます。その反射光を別のレンズで拡大することによって、映像を映し出しています。この光の反射角度を調整することで、投映を行いますがその過程で使用するDMDの1枚使うものが「単板方式」、3枚使うものが「3板方式」と呼ばれています。ちなみに単板方式は、家庭用やビジネス用のプロジェクターに使用され、3板方式は映画館や商業施設などで使用される大型プロジェクターに採用されています。またDLP方式の特徴としては、ミラーのオンとオフをマイクロ秒単位で変化させることが可能なので、滑らかでスムーズな映像を作り出すことが出来ます。

LCOS方式は、「リキッド・クリスタル・オン・シリコン」の略です。映像を映す仕組み自体は、液晶プロジェクター(3LCD)方式と非常に似ていますが、液晶パネルではなく「反射型液晶」を採用しているのが特徴です。液晶プロジェクターよりも高解像度化に適しており、ハイエンドのプロジェクターや医療用、業務用のプロジェクターに多く採用されています。最近は、家で映画館のような迫力を楽しむため、家庭用の小型プロジェクターを使用する人が増えつつあります。業務用から家庭用、携帯にむいた超軽量のものまでサイズ、重量、機能、価格ともに様々な製品が販売されています。

プロジェクターの電気料金の計算方法

基本的に、家電製品のカタログスペックの中には消費電力量に関する項目があり、この項目の数値を参照することで電気料金を算出することができます。大体の家電のカタログ表にはW単位で記載されており、例えば500Wの家電であれば、「500(W)÷1000×電気料金単価」の式により1時間当たりの電気代を求めることができます。

電気料金単価は電力会社により異なりますが、例えば「30.57円/kWh」であった場合、「500(W)÷1000×30.57=15.285円」となります。そのため、500Wの家電を1時間利用した場合の電気代は、15.285円となります。

それでは、この計算式をプロジェクターにも当てはめていきます。プロジェクターの場合、サイズや機能等により異なりますが、概ね345W程度の製品が多いため、プロジェクターを1時間利用した際の電気代は目安として「345(W)÷1000×30.57=10.55円程度」となります。利用時間別の電気代目安は下記表にまとめておりますので、ご参考ください。

利用時間 プロジェクターの電気代
1分 0.18円
10分 1.76円
1時間 10.55円
24時間 253.12円

このような計算式を基本として、本ページでは「プロジェクター」のスペックを元に様々な角度から電気料金を算出しています。なお、特殊な電気の算出法となる家電につき計算の困難な製品については、経済産業省資源エネルギー庁による「省エネ性能カタログ」も参考にしながら概算値を求めています。

プロジェクターの年間電気料金

プロジェクターの年間電気料金は、概ね「7699円」となります(標準モードで1日2時間、毎日使用した場合)。なお、家計全体における2022年度の平均電気代は月間で10559円、年間では126708円のため、プロジェクターの電気代は電気料金全体の6.08%程度を占めることとなります。

年間の電気代(目安):7699円

※標準モードで1日2時間、毎日使用した場合
※30.57円/kWhとして算出
※2020年製の製品におけるスペックより算出

プロジェクターの省エネ方法をご紹介

代表的なプロジェクターの省エネ方法は下記の通りです。プロジェクターの使い方を見直すことで、毎日の電気料金を少しでも安くできます。電気料金の削減にあたっては、手間とコストのバランスが大切なので、全ての家電で省エネ手段を実施するのは大変かと思いますが、何らかご参考になれば幸いです。

  • 電源をオフにする
    使わないときに電源を切っておくと年間約100円節約できます。(目安)
  • 節電モードを使う
    エコモードにして使うと、節約できます。(目安)

最後に、プロジェクターのオススメ製品をご紹介

電気プラン乗換コムでは、独自の評価基準に基づき「プロジェクター」のおススメ製品をご紹介しております。新品のプロジェクターのご購入を検討しておられましたら、ぜひとも記事をご覧いただき、その内容が少しでもご参考になりましたら幸いです。

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個人・ご家庭の方
Looopでんき用アイコン
基本料金0円でお得
Looopのプランは基本料金が0円となっており、電気を使った分だけ料金が発生することが最大の特徴です。ポイント等の付与がなくとも問題ない方、電気の利用方法で電気代を徹底的に安くしたい方に推奨できます。価格を追求しながらも、環境や日本社会への貢献にも目を向けた大手の新電力会社となり、特に基本料金のコストを削減したい方におススメです。
idemitsuでんき用アイコン
オール電化で最高峰
idemitsuでんきは、出光興産が提供する電気料金プランです。オール電化住宅において最高水準に安価な専用プランがあります。特にオール電化向けという観点では、一人暮らし~大家族まで国内で最高峰の料金構成となっている電気プランの一つと言えます。また、EVユーザーの方も深夜電気で蓄電できるためおススメです。
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マイルが貯まる
シン・エナジーの電気料金プランは、JALのマイレージがどんどんと貯まることが特徴です。電気代をお得にしながら、マイルを貯めたい方にとって非常におススメの電気料金プランとなっています。
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完全固定単価で安心
四つ葉電力の「ほっと5.0安心プラン」は、[基本料金][再エネ賦課金][燃料調整費][容量拠出金][託送費]が0円の、電気を使った分だけ完全固定単価での支払いとなる安定性の高いプランです。原油高等による電気代変動の影響を受けたくない方に推奨できます。
法人(高圧)の方

電力会社の一括見積にて電気代削減のサポートをしております。皆様には電気料金明細をご用意いただくのみの簡単作業となります。複数社の見積りを一覧化、どの程度電気料金を削減できるか比較できます。

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オススメ都市ガスプラン
石油元売りとして国内最大の規模を持つENEOSは、都市ガスプランが特筆すべき水準の価格構成となっています。ただし、東京ガス/京葉ガスエリア限定の部分がネックです。しかしそれらエリアにお住いの方であれば、ENEOS都市ガスに切り替えることで大幅なガス代削減が期待できます。
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日本では2万社ほどのLPガス事業者が販売を行っており、価格差が極めて大きいのが業界の特徴となります。LPガス会社の見直しにより毎月のガス料金を大きく抑えられる可能性があり、おススメのプロパンガス比較サービスをご紹介しております。
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