生ごみ処理機の年間電気料金をご紹介いたします!
今日において、様々な企業やメーカーが作ってくれる便利な家電製品は、私たちの生活を毎日休むことなく下支えし続けてくれており、なくてはならない存在です。家電量販店だけではなく、Amazon等のオンラインストアにおいても、豊富な種類の家電をラインナップしていますので、複数の製品から簡単にご自身に適したものを見つけ、気軽に購入することもでき、とても便利な世の中になりました。
ただ、そうした便利な家電製品ですが、気になるのは電気代です。購入する際にも、どのくらいの電気代を支払い続ける必要があるのか、皆様ほんの少しは気になりますよね?そこで当サイトでは、各家電のカタログスペックに基づき家電毎の電気料金を算出し、その目安を皆様にご案内しております(家電類型別電気代DBはコチラ)。
本ページでは、「生ごみ処理機」にスポットライトをあて、利用する際に必要な電気料金や省エネ方法、また電力会社を切り替えた際の電気代削減額の目安等をご紹介いたします。特に電力会社を切り替えた際の電気代削減のインパクトは大きく、毎日の電気代をできる限り抑えたい方には非常におススメです(おススメの電力会社はコチラをご覧ください)。なお、生ごみ処理機のご購入をお考えの方は、下記にておススメの製品をまとめておりますので宜しければご参考ください。
生ごみ処理機について
生ごみ処理機は生ごみなどの有機物を処理する家電製品のことです。電気式の生ゴミ処理機には大きくわけて乾燥式、バイオ式、ハイブリッド式の3つのタイプがあります。ごみの減量効果があること、及びその有効性を調べるために、一部自治体では機器を購入する際に補助金が支給されています。乾燥式はヒーター等の熱源や風で生ごみに含まれる水分を電気の力で乾燥させる生ごみ処理機のことで、おおよそ1/7に減容させることができます。乾燥式の生ごみ処理機の目的は生ごみを分解することではなく、生ごみ中の水分を飛ばす(乾かす)ことです。ただ温風を当てて水分を無くしているだけなので、電気を大量に消費します。
バイオ式は微生物の力で生ごみを分解して処理します。微生物の働きで生ごみを水と炭酸ガスに分解させることで、おおよそ1/10に減容させることができます。微生物に生ごみを分解してもらうには、微生物が活発に動けるように水分や温度、換気など多くの環境を作ってあげる必要があります。分解時のにおいが強いのが欠点です。また、微生物が分解できない物、悪影響となるごみなどは投入できません。
バイオ式生ごみ処理機は、生ごみを分解するために電気は使っていません。生ごみを分解するのは微生物で、微生物が働きやすい環境を作ることに電気が使われています。したがって電気は消費しますが、比較的少ないものです。ハイブリッド式は送風乾燥して生ごみの表面の水分をゆっくりと除去し、微生物が働き易い水分を維持します。その後微生物を利用して生ごみを分解し、約1/10に減量・減容させます。
生ごみ処理機の電気料金の計算方法
基本的に、家電製品のカタログスペックの中には消費電力量に関する項目があり、この項目の数値を参照することで電気料金を算出することができます。大体の家電のカタログ表にはW単位で記載されており、例えば500Wの家電であれば、「500(W)÷1000×電気料金単価」の式により1時間当たりの電気代を求めることができます。
電気料金単価は電力会社により異なりますが、例えば「30.57円/kWh」であった場合、「500(W)÷1000×30.57=15.285円」となります。そのため、500Wの家電を1時間利用した場合の電気代は、15.285円となります。
それでは、この計算式を生ごみ処理機にも当てはめていきます。生ごみ処理機の場合、サイズや機能等により異なりますが、概ね800W程度の製品が多いため、生ごみ処理機を1時間利用した際の電気代は目安として「800(W)÷1000×30.57=24.46円程度」となります。利用時間別の電気代目安は下記表にまとめておりますので、ご参考ください。
利用時間 | 生ごみ処理機の電気代 |
---|---|
1分 | 0.41円 |
10分 | 4.08円 |
1時間 | 24.46円 |
24時間 | 586.94円 |
このような計算式を基本として、本ページでは「生ごみ処理機」のスペックを元に様々な角度から電気料金を算出しています。なお、特殊な電気の算出法となる家電につき計算の困難な製品については、経済産業省資源エネルギー庁による「省エネ性能カタログ」も参考にしながら概算値を求めています。
生ごみ処理機の年間電気料金
生ごみ処理機の年間電気料金は、概ね「8926円」となります(標準モードで毎日1時間使用した場合)。なお、家計全体における2022年度の平均電気代は月間で10559円、年間では126708円のため、生ごみ処理機の電気代は電気料金全体の7.04%程度を占めることとなります。
年間の電気代(目安):8926円
※標準モードで毎日1時間使用した場合
※30.57円/kWhとして算出
※2020年製の製品におけるスペックより算出
生ごみ処理機の機能や出力の強弱による電気代の違い
同じような生ごみ処理機であっても、機能や出力の違いにより電気料金は変わってきます。基本的には、機能が増えたり、出力が増えるともちろん電気代も増えていきます。下記表では、生ごみ処理機の機能や出力別の電気料金を整理しておりますのでご参考ください。
乾燥式(268×365×550mm) | ハイブリッド式(385mm×奥行き430mm×高さ580mm ) | |
---|---|---|
1分 | 0.41円 | 0.03円 |
10分 | 4.08円 | 0.31円 |
1時間 | 24.46円 | 1.83円 |
24時間 | 586.94円 | 44.02円 |
年間推定 | 8,926円 | 669円 |
生ごみ処理機の省エネ方法をご紹介
代表的な生ごみ処理機の省エネ方法は下記の通りです。生ごみ処理機の使い方を見直すことで、毎日の電気料金を少しでも安くできます。電気料金の削減にあたっては、手間とコストのバランスが大切なので、全ての家電で省エネ手段を実施するのは大変かと思いますが、何らかご参考になれば幸いです。
- 乾燥時間を短くする
なるべく生ゴミを少なくし、水を切ってからいれると稼働時間が減り節約になります。 - 食品や衣類も
ドライ食品・鼻、衣類乾燥機としても使えるので乾燥機よりも消費電力が少ないので節約になります。 - 最大量以上いれない
量大量以上入れてしまうと処理が遅くなったり、においの原因になるので適量を入れると節約になります。
最後に、生ごみ処理機のオススメ製品をご紹介
電気プラン乗換コムでは、独自の評価基準に基づき「生ごみ処理機」のおススメ製品をご紹介しております。新品の生ごみ処理機のご購入を検討しておられましたら、ぜひとも記事をご覧いただき、その内容が少しでもご参考になりましたら幸いです。