電気蒸し器の年間電気料金をご紹介いたします!
今日において、様々な企業やメーカーが作ってくれる便利な家電製品は、私たちの生活を毎日休むことなく下支えし続けてくれており、なくてはならない存在です。家電量販店だけではなく、Amazon等のオンラインストアにおいても、豊富な種類の家電をラインナップしていますので、複数の製品から簡単にご自身に適したものを見つけ、気軽に購入することもでき、とても便利な世の中になりました。
ただ、そうした便利な家電製品ですが、気になるのは電気代です。購入する際にも、どのくらいの電気代を支払い続ける必要があるのか、皆様ほんの少しは気になりますよね?そこで当サイトでは、各家電のカタログスペックに基づき家電毎の電気料金を算出し、その目安を皆様にご案内しております(家電類型別電気代DBはコチラ)。
本ページでは、「電気蒸し器」にスポットライトをあて、利用する際に必要な電気料金や省エネ方法、また電力会社を切り替えた際の電気代削減額の目安等をご紹介いたします。特に電力会社を切り替えた際の電気代削減のインパクトは大きく、毎日の電気代をできる限り抑えたい方には非常におススメです(おススメの電力会社はコチラをご覧ください)。なお、電気蒸し器のご購入をお考えの方は、下記にておススメの製品をまとめておりますので宜しければご参考ください。
電気蒸し器について
電気蒸し器は電動の蒸し器のことで、スチームクッカー、フードスチーマーとも呼ばれます。せいろの土台に食材を入れ、セットした水を電気で沸かし、高温の蒸気を発生させることで蒸し調理を行う仕組みです。電動なので火加減を確認する必要がありません。また、コンロを独占せず調理できるので、忙しい時に別の料理を同時進行で作ることができます。
せいろ部分の段数は、モデルによって1~3段の段数を搭載しています。段数が多いとサイズが大きくなってしまいます。ですが、せいろを重ねてコンパクトに収納できるタイプもあります。せいろの土台はステンレス製やプラスチック製が主です。多くの製品にはタイマー機能があり、30~60分の設定で調理できるものが多いです。使用時間が長くなると場合によっては給水が必要になります。スチームクッカーが稼働中でも給水できるかどうか確認をしておく必要があります。
電気蒸し器の電気料金の計算方法
基本的に、家電製品のカタログスペックの中には消費電力量に関する項目があり、この項目の数値を参照することで電気料金を算出することができます。大体の家電のカタログ表にはW単位で記載されており、例えば500Wの家電であれば、「500(W)÷1000×電気料金単価」の式により1時間当たりの電気代を求めることができます。
電気料金単価は電力会社により異なりますが、例えば「30.57円/kWh」であった場合、「500(W)÷1000×30.57=15.285円」となります。そのため、500Wの家電を1時間利用した場合の電気代は、15.285円となります。
それでは、この計算式を電気蒸し器にも当てはめていきます。電気蒸し器の場合、サイズや機能等により異なりますが、概ね600W程度の製品が多いため、電気蒸し器を1時間利用した際の電気代は目安として「600(W)÷1000×30.57=18.34円程度」となります。利用時間別の電気代目安は下記表にまとめておりますので、ご参考ください。
利用時間 | 電気蒸し器の電気代 |
---|---|
1分 | 0.31円 |
10分 | 3.06円 |
1時間 | 18.34円 |
24時間 | 440.21円 |
このような計算式を基本として、本ページでは「電気蒸し器」のスペックを元に様々な角度から電気料金を算出しています。なお、特殊な電気の算出法となる家電につき計算の困難な製品については、経済産業省資源エネルギー庁による「省エネ性能カタログ」も参考にしながら概算値を求めています。
電気蒸し器の年間電気料金
電気蒸し器の年間電気料金は、概ね「477円」となります(週に1回30分利用した場合)。なお、家計全体における2022年度の平均電気代は月間で10559円、年間では126708円のため、電気蒸し器の電気代は電気料金全体の0.38%程度を占めることとなります。
年間の電気代(目安):477円
※週に1回30分利用した場合
※30.57円/kWhとして算出
※2020年製の製品におけるスペックより算出
電気蒸し器の省エネ方法をご紹介
代表的な電気蒸し器の省エネ方法は下記の通りです。電気蒸し器の使い方を見直すことで、毎日の電気料金を少しでも安くできます。電気料金の削減にあたっては、手間とコストのバランスが大切なので、全ての家電で省エネ手段を実施するのは大変かと思いますが、何らかご参考になれば幸いです。
- コンセントを抜く
使わないときはコンセントを抜いておくと、待機電力を消費しないですむので節電になる。 - いっきに蒸す
二段や三段蒸す場所がある場合は、一回にまとめて蒸した方が節約になります。 - タイマーを活用する。
調理する時間に合わせてタイマーをセットすると、待機時間の短縮になるので節約になります。
最後に、電気蒸し器のオススメ製品をご紹介
電気プラン乗換コムでは、独自の評価基準に基づき「電気蒸し器」のおススメ製品をご紹介しております。新品の電気蒸し器のご購入を検討しておられましたら、ぜひとも記事をご覧いただき、その内容が少しでもご参考になりましたら幸いです。