LEDランプの年間電気料金をご紹介いたします!
今日において、様々な企業やメーカーが作ってくれる便利な家電製品は、私たちの生活を毎日休むことなく下支えし続けてくれており、なくてはならない存在です。家電量販店だけではなく、Amazon等のオンラインストアにおいても、豊富な種類の家電をラインナップしていますので、複数の製品から簡単にご自身に適したものを見つけ、気軽に購入することもでき、とても便利な世の中になりました。
ただ、そうした便利な家電製品ですが、気になるのは電気代です。購入する際にも、どのくらいの電気代を支払い続ける必要があるのか、皆様ほんの少しは気になりますよね?そこで当サイトでは、各家電のカタログスペックに基づき家電毎の電気料金を算出し、その目安を皆様にご案内しております(家電類型別電気代DBはコチラ)。
本ページでは、「LEDランプ」にスポットライトをあて、利用する際に必要な電気料金や省エネ方法、また電力会社を切り替えた際の電気代削減額の目安等をご紹介いたします。特に電力会社を切り替えた際の電気代削減のインパクトは大きく、毎日の電気代をできる限り抑えたい方には非常におススメです(おススメの電力会社はコチラをご覧ください)。なお、LEDランプのご購入をお考えの方は、下記にておススメの製品をまとめておりますので宜しければご参考ください。
LEDランプについて
LEDは発光ダイオード(Light Emitting Diode)の3つの頭文字を省略したもので電気を通すと発光する半導体の一種で、P型半導体とN型半導体の接合面でエネルギーが光に変換され発光します。一般住宅用のLEDランプのほとんどは、白熱電球や蛍光灯と取り付け口が同規格となっているため、従来の接続部分を取り替えることなく、LEDランプを使用する事ができます。
1960年代頃からLEDの様々な色が開発・実用化されてきました。発光部分のチップに青色LEDを使い、YAG系(イットリウム・アルミニウム・ガーネット)の蛍光体で覆う擬似発光方式が用いられます。この方法では、赤色・緑色の光と青色が合わさり、擬似的に白色の発光になります。また、青色LEDと黄色蛍光体を使った高演色LED、赤・緑・青の3原色を組み合わせた白色発光などの亜種類もあります。LEDは従来からある白熱灯や蛍光灯と比べて、寿命がかなり長いことが特徴です。半導体の素子そのものは、ほぼ半永久的に使えるといえます。
発光量が乏しくなるのは、金属部分の劣化や断線による原因がほとんどです。従来の電球は、フィラメントを加熱することで熱光が出ます。一方のLEDは、電気を直接光に変えるため、エネルギーの変換効率が非常によい点が大きな違いです。LEDは長寿命・視認良好・小型化・省エネなどの点で優れているとされ、信号機や道路交通表示板などにも使用されています。
LEDランプの電気料金の計算方法
基本的に、家電製品のカタログスペックの中には消費電力量に関する項目があり、この項目の数値を参照することで電気料金を算出することができます。大体の家電のカタログ表にはW単位で記載されており、例えば500Wの家電であれば、「500(W)÷1000×電気料金単価」の式により1時間当たりの電気代を求めることができます。
電気料金単価は電力会社により異なりますが、例えば「30.57円/kWh」であった場合、「500(W)÷1000×30.57=15.285円」となります。そのため、500Wの家電を1時間利用した場合の電気代は、15.285円となります。
それでは、この計算式をLEDランプにも当てはめていきます。LEDランプの場合、サイズや機能等により異なりますが、概ね7.495W程度の製品が多いため、LEDランプを1時間利用した際の電気代は目安として「7.495(W)÷1000×30.57=0.23円程度」となります。利用時間別の電気代目安は下記表にまとめておりますので、ご参考ください。
利用時間 | LEDランプの電気代 |
---|---|
1分 | 0.00円 |
10分 | 0.04円 |
1時間 | 0.23円 |
24時間 | 5.50円 |
このような計算式を基本として、本ページでは「LEDランプ」のスペックを元に様々な角度から電気料金を算出しています。なお、特殊な電気の算出法となる家電につき計算の困難な製品については、経済産業省資源エネルギー庁による「省エネ性能カタログ」も参考にしながら概算値を求めています。
LEDランプの年間電気料金
LEDランプの年間電気料金は、概ね「502円」となります(1日6時間使用した場合)。なお、家計全体における2022年度の平均電気代は月間で10559円、年間では126708円のため、LEDランプの電気代は電気料金全体の0.4%程度を占めることとなります。
年間の電気代(目安):502円
※1日6時間使用した場合
※30.57円/kWhとして算出
※2019年製の製品におけるスペックより算出
サイズ毎のLEDランプの電気代
LEDランプのサイズごとの電気代目安を表・グラフにまとめました。ただ、LEDランプは多様な製品が販売されているため、あくまで傾向としてご参考ください。製品の傾向としては、サイズが大きくなるほど電力消費量も大きくなる可能性があることが分かります。
サイズ | 年間電気代 |
---|---|
【サイズ小】485lm~810lm | 297円 |
【サイズ中】810lm~1520 | 502円 |
【サイズ大】1520lm~ | 809円 |
LEDランプの省エネ方法をご紹介
代表的なLEDランプの省エネ方法は下記の通りです。LEDランプの使い方を見直すことで、毎日の電気料金を少しでも安くできます。電気料金の削減にあたっては、手間とコストのバランスが大切なので、全ての家電で省エネ手段を実施するのは大変かと思いますが、何らかご参考になれば幸いです。
- 点灯時間を短くする
明るいうちはつけなかったり、家族で同じ部屋で過ごすなど家全体で使う照明を少なくする。 - ワット数を下げる
さほど明るくする必要がないトイレなどは、低めのワット数の物を使えば節約になります。 - 明るさを調整する
調光機能がある場合は明るさを少し落とすと節約になります。 - リモコンではなく、壁スイッチを切る。
リモコンで照明を消すと待機電力がかかってsまうので、主電源の壁のスイッチを切ると節約出来ます。
最後に、LEDランプのオススメ製品をご紹介
電気プラン乗換コムでは、独自の評価基準に基づき「LEDランプ」のおススメ製品をご紹介しております。新品のLEDランプのご購入を検討しておられましたら、ぜひとも記事をご覧いただき、その内容が少しでもご参考になりましたら幸いです。