CDエナジーダイレクトによるガスプラン「ベーシックガスプラン」の特徴とは?評判やメリット・デメリットを解説

  • 更新日:2024/09/22

CDエナジーダイレクトが提供する「ベーシックガスプラン」について、特徴やメリット・デメリット等を解説いたします。皆様のガス料金プランのご検討材料としてお役に立てていただけますと幸いです。どのガスプランを選べば良いかお困りの方は、おすすめのガス料金プランページをご覧ください。

なお、本ページは都市ガスプランのご紹介となりますので、LPガスをご利用の方におかれましては「LPガスのオススメ比較サービス」をご案内差し上げます。

提供エリア 東京ガスエリア
利用できる都道府県 千葉県、埼玉県、東京都、栃木県、神奈川県、群馬県、茨城県の一部
公式HP CDエナジーダイレクトのHPへ

都市ガス料金の構成は?東京ガスの料金プランと比較!

都市ガス料金は基本的に、月額固定の基本料金と、実際に使用したガス量に1m3あたりの単価を乗じた「従量料金」を合計することで算出できます。これら基本料金や従量料金の単価は各都市ガス会社のHPに掲載されておりますので、ガス利用量と単価を計算式に当てはめることで、実際に支払う必要があるガス料金を割り出すことができます。

まず基本料金については、世帯人数別の一般的なガス利用量をベースとして、概ねの目安を下記表にて整理しております。ガスをたくさん使うほど、基本料金は原則的には価格が上がっていくこととなります。なお、世帯人数別のガス利用量については、総務省統計局による家計調査の数値をベースとして推計値を算出しています(ご参考)

基本料金の比較

世帯人数 ガス利用量 CDエナジーダイレクトの「ベーシックガスプラン」 東京ガスの通常プラン
一人暮らし 19㎥ 735.46円 759円
二人暮らし 31㎥ 1022.38円 1056円
三人暮らし 39㎥ 1022.38円 1056円
四人暮らし 40㎥ 1022.38円 1056円
五人暮らし 42㎥ 1022.38円 1056円
六人暮らし 43㎥ 1022.38円 1056円

※調査時点(2024/2/6)の推計値となりますので、最新の正確な情報を把握したい方は、各社のHPをご確認ください。
※「基準単位料金」の価格情報となります。

次に従量料金について見ていきます。こちらも、世帯人数別の一般的なガス利用量をベースとして、概ねの目安を下記表にて整理しております。なお、従量料金については原料費調整制度により毎月変動があります。原料費調整制度は、都市ガスの原料費の変動に応じてガス料金を調整する制度です。

都市ガスの原料である液化天然ガス(LNG)や液化石油ガス(LPG)の価格は、常に国際的な為替状況や原油価格の動きに応じて変動しており、これをガス事業者の努力のみで制御することは不可能です。 このため、都市ガスの原材料価格に大幅な上下がある場合、都市ガス会社は赤字にならないためにも価格を調整する必要があります。これにより、ガス会社は原価にできる限り近いガス料金を設定しても、赤字になるリスクを最小限にできます。もし、原料費調整制度がない場合、都市ガス会社は赤字にならないため、相当に高めの料金設定をしなければならず、また都市ガス業界も安定せず価格の乱高下の可能性も高まります。このため、都市ガスの原価とある程度連動する仕組みとして、1996年に原料費調整制度が導入されました。

このため従量料金については、都市ガス会社は予め定めた「基準単位料金」に、原料費調整による調整額を加算または減算し算定します。なお、下記表は、「基準単位料金」のガス1㎥を利用したあたりの単価情報を記載しております。たくさんのガスを使うほど、1㎥あたりの単価は安価になっていく傾向にあります。

従量料金単価の比較

世帯人数 ガス利用量 CDエナジーダイレクトの「ベーシックガスプラン」 東京ガスの通常プラン
一人暮らし 19㎥ 140.76円/㎥ 145.31円/㎥
二人暮らし 31㎥ 126.42円/㎥ 130.46円/㎥
三人暮らし 39㎥ 126.42円/㎥ 130.46円/㎥
四人暮らし 40㎥ 126.42円/㎥ 130.46円/㎥
五人暮らし 42㎥ 126.42円/㎥ 130.46円/㎥
六人暮らし 43㎥ 126.42円/㎥ 130.46円/㎥

※調査時点(2024/2/6)の推計値となりますので、最新の正確な情報を把握したい方は、各社のHPをご確認ください。
※「基準単位料金」の価格情報となります。

具体的に東京ガスからの切替でどの程度お得になる?

下記表は、CDエナジーダイレクトや東京ガスの料金プランの情報から、「ベーシックガスプラン」を利用した場合におけるガス料金の年間推定削減メリットを整理したものです。それらデータに基づき試算した結果、「一人暮らし」「二人暮らし」「三人暮らし」「四人暮らし」「五人暮らし」「六人暮らし」の方はガス代が下がると見込まれるので、推奨できます。

世帯人数 CDエナジーダイレクトの「ベーシックガスプラン」 東京ガスの通常プラン 年間削減額
一人暮らし 40,919円/年 42,239円/年 1,320円の値下げ
二人暮らし 59,297円/年 61,203円/年 1,906円の値下げ
三人暮らし 71,433円/年 73,727円/年 2,294円の値下げ
四人暮らし 72,950円/年 75,293円/年 2,343円の値下げ
五人暮らし 75,984円/年 78,424円/年 2,440円の値下げ
六人暮らし 77,501円/年 79,989円/年 2,488円の値下げ

※調査時点(2024/2/6)の推計値となりますので、最新の正確な情報を把握したい方は、各社のHPをご確認ください。
※年間ガス代は、一人暮らし(月間19㎥)、二人暮らし(月間31㎥)、三人暮らし(月間39㎥)、四人暮らし(月間40㎥)、五人暮らし(月間42㎥)、六人暮らし(月間43㎥)を利用した場合の推計値です。
※「基準単位料金」の価格情報となります。

【飲食店や美容院などの法人の方】ガス料金の推計削減メリット

これまでは、ご家庭の方が東京ガスからCDエナジーダイレクトの料金プランに切り替えた場合の料金メリットを、世帯人数別に見ていきました。しかし、都市ガスはご家庭だけではなく、法人も切り替えることでガス料金を削減できる可能性があります。

特に小規模な法人(飲食店や美容院、小規模オフィスなど)は、ご家庭向けのプランと同様に、ウェブからのお申込みが可能であるため手間がかかりません。それら小規模法人を想定した年間想定削減額を下記表にて整理しておりますので、皆様がご利用のガス利用量に合わせてご参照ください。なお、大規模な工場等の場合は、ウェブからはお申込みできないので、個別に都市ガス会社にお問い合わせください。

ガス利用量 CDエナジーダイレクトの「ベーシックガスプラン」 東京ガスの通常プラン 年間削減額
101㎥ 164,948円/年 170,235円/年 5,287円の値下げ
201㎥ 314,041円/年 324,108円/年 10,067円の値下げ
301㎥ 459,337円/年 474,060円/年 14,723円の値下げ
501㎥ 749,798円/年 773,858円/年 24,060円の値下げ
801㎥ 1,154,906円/年 1,191,942円/年 37,036円の値下げ
1001㎥ 1,407,122円/年 1,452,246円/年 45,124円の値下げ

※調査時点(2024/2/6)の推計値となりますので、最新の正確な情報を把握したい方は、各社のHPをご確認ください。
※「基準単位料金」の価格情報となります。

追加のオプション

CDエナジーダイレクトのベーシックガスプランを利用することで、下記のオプションを利用できる可能性があります。それら内容をご確認いただき、皆様のライフスタイルに沿ったオプション内容であれば、電気料金プランの削減メリットと併せて検討材料にして頂けますと幸いです。なお、オプションによっては適用等で費用が発生するケースもございますので、詳細は公式HPをご確認ください。

  • 電気セット割
    ガスと電気をセットで契約いただくと、ガス料金(燃料費調整額を除く)の0.5%割引

「ベーシックガスプラン」への切替でガスの品質は変わる?

東京ガスの料金プランから「ベーシックガスプラン」へ切り替えても、ガスの品質に違いは発生しません。電力・ガス取引監視等委員会のHPにも公開されているよう、ガスそのものの品質や信頼性は、どの会社からガスを買っても同じです。

まとめ

本ページでは、CDエナジーダイレクトによる都市ガスプランの価格情報をご紹介してきました。例えば、4人暮らしであれば2343円の値下げが期待できます(月間40㎥利用想定)。また、もしどのプランを選べば良いか分からない方は、おすすめのガス料金プランページをご覧ください。

なお、都市ガスではなくLPガスをご利用の方におかれましては、当サイトでは「LPガスのオススメ比較サービス」をご案内差し上げます。

CDエナジーダイレクトが提供するガス料金プラン一覧

おすすめ電力会社用アイコン 編集部おすすめの電力会社
個人・ご家庭の方
Looopでんき用アイコン
基本料金0円でお得
Looopのプランは基本料金が0円となっており、電気を使った分だけ料金が発生することが最大の特徴です。ポイント等の付与がなくとも問題ない方、電気の利用方法で電気代を徹底的に安くしたい方に推奨できます。価格を追求しながらも、環境や日本社会への貢献にも目を向けた大手の新電力会社となり、特に基本料金のコストを削減したい方におススメです。
ENEOSでんき用アイコン
エリア大手電力より安定して安価
ENEOSのプランは、老舗大手エネルギー系列として最高峰の価格水準および信頼・安定性があります。どのような電気の使い方であっても、原則としてエリア大手電力の通常プランよりお得となります。数%であっても安定して毎月の電気代を削減したい方に推奨できます。
idemitsuでんき用アイコン
オール電化で最高峰
idemitsuでんきは、出光興産が提供する電気料金プランです。オール電化住宅において最高水準に安定かつ安価な専用プランがあります。特にオール電化向けという観点では、一人暮らし~大家族まで国内で最高峰の料金構成となっている電気プランと言えます。また、EVユーザーの方も安価な深夜電気で蓄電できるためおススメです。
シン・エナジーでんき用アイコン
マイルが貯まる
シン・エナジーの電気料金プランは、JALのマイレージがどんどんと貯まることが特徴です。ベースの電気代部分もお得な構成のため、電気代をお得にしながら、マイルを貯めたい方にとって非常におススメの電気料金プランとなっています。
四つ葉電力用アイコン
完全固定単価で安心
四つ葉電力の「ほっと5.0安心プラン」は、[基本料金][再エネ賦課金][燃料調整費][容量拠出金][託送費]が0円の、電気を使った分だけ完全固定単価での支払いとなる安定性の高いプランです。原油高等による電気代変動の影響を受けたくない方に推奨できます。
法人(高圧)の方

電力会社の一括見積にて電気代削減のサポートをしております。皆様には電気料金明細をご用意いただくのみの簡単作業となります。複数社の見積りを一覧化、どの程度電気料金を削減できるか比較できます。

おすすめガス会社用アイコン 編集部おすすめのガス会社
個人・ご家庭の方
ENEOS都市ガス用アイコン
オススメ都市ガスプラン
石油元売りとして国内最大の規模を持つENEOSは、都市ガスプランが特筆すべき水準の価格構成となっています。ただし、東京ガス/京葉ガスエリア限定の部分がネックです。しかしそれらエリアにお住いの方であれば、ENEOS都市ガスに切り替えることで大幅なガス代削減が期待できます。
プロパンガス用アイコン
プロパンガス比較サービス
日本では2万社ほどのLPガス事業者が販売を行っており、価格差が極めて大きいのが業界の特徴となります。LPガス会社の見直しにより毎月のガス料金を大きく抑えられる可能性があり、おススメのプロパンガス比較サービスをご紹介しております。
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