ハルとくガスの都市ガスはお得?解約事務手数料が発生するという口コミもチェック!

  • 更新日:2025/04/30

日本では現在、都市ガスが自由化されています。消費者が自分で会社を選んで、違うガス会社と契約しても構いません。

多くの人は、前からガスを供給してきた大手との契約を継続していますが、光熱費を節約したい人は、一度別の会社の料金プランも見てみましょう。

今回ご紹介するのは、ハルとくガスです。ハルとくガスでは、東京だけでなく、中部地区や大阪地区でも都市ガスの供給を行っています。ハルとくガスと契約する場合、どれだけ安くなる可能性があるのかを確認してみてください。

また、ハルとくガスは、料金に関すること以外に気になる口コミがありました。解約事務手数料があるのは本当なのか、どのような条件で手数料をとられるのかを確認してみましょう。ガス代の節約を考えている人は、ぜひ参考にしてみてください。

目次

ハルとくガスとは

ハルとくガスを運営しているのは、株式会社ハルエネという会社です。

株式会社ハルエネの概要は、以下のとおりです。

【株式会社ハルエネの概要】
会社名 株式会社ハルエネ
会社所在地 東京都豊島区西池袋1-4-10
設立年月日 2010年6月1日
資本金 1億100万円
事業内容 エネルギーおよびその附帯事業

株式会社ハルエネはエネルギーを扱う会社ですが、ガスがメイン事業ではありません。新電力の分野では第10位、そのうち低圧動力法人分野では第1位(2022年度)と、法人向けのビジネスソリューション・電力小売を得意としている会社です。

都市ガスに関しては、2019年10月から事業を行っており、株式会社ハルエネで行っているのは取次です。実際にガスを小売販売しているのは、別の会社になります。

株式会社ハルエネの約款のページを確認すると、ガス小売事業者は以下の2社です。

    <ガス小売事業者>

  • 株式会社ファミリーネット・ジャパン(東京地区・関西地区)
  • 株式会社サイサン(中部地区・関西地区)

なお、株式会社ファミリーネット・ジャパンは東京電力のグループ会社で、株式会社サイサンは「ガスワングループ」を運営しています。

ハルとくガスは、以下の3エリアで契約できます。

    <ハルとくガスで契約できるエリア>

  • 東京地区エリア
  • 中部地区エリア
  • 関西地区エリア

各エリアの対象市区町村は、ハルとくガスのホームページから確認することが可能です。

市町村によっては、すべての市町村が対象エリアではない可能性も考えられます。契約できるかどうか気になる人は、実際にハルとくガスへ問い合わせてみるのがおすすめです。

ハルとくガスの料金プラン

ハルとくガスの料金プランについて

続いて、ハルとくガスの料金プランを見ていきましょう。ハルとくガスの料金形態は、基本的に大手ガス会社と同じです。基本料金と従量料金(基準単位料金±原料費調整額)の合計が、ガス代として請求されます。

従量料金は、基準単位料金と原料費調整額に分かれています。この2つの料金の合計に、ガス使用量(㎥)をかけた金額が従量料金になる仕組みです。

原料費調整額は、毎月原料価格によって変化します。原料価格が高いと、基準単位料金に原料費調整額が加算され、従量料金が高くなります。原料価格が安いと、基準単位料金より従量料金が安くなる制度です。

この金額は、3ヶ月の平均原料価格をもとに算定されます。世界情勢などの影響を受けやすく、今後確実に上がる・下がると言い切れるものではありません。

情勢が悪化して原料の調達が難しくなると、原料費調整額が上がり、ガス代が高くなってしまいます。ただし、これはハルとくガスに限った話ではなく、原料費調整額制度を導入しているすべてのガス会社や電力会社に当てはまる事柄です。

都市ガス自由化後に契約できるようになったガス会社に、契約を切り替える際の注意点は、原料費調整額の上限です。

東京ガスなどでは、原料費調整額に上限が決められています。原料価格が高騰しても、一定以上は原料費調整額が高くなることはありません。

しかし、自由化後に都市ガス事業に参入してきた会社は、原料費調整額に上限を設けていないことが多いです。

ハルとくガスでも上限は設けていないため、もし原料価格が現在の何倍にも高騰した場合、ガス代が相当高くなってしまう事態が考えられます。

都市ガスの契約切り替えは料金が安くなることが多いですが、このようなリスク・デメリットもあることを理解したうえで、契約しなければいけません。

東京地区の料金プラン

ハルとくガスは、東京地区で「ハルエネガスプラン」1プランを提供しています。この料金プランを見てみましょう。

【ハルとくガスと東京ガスの基本料金の比較】
ガス使用量 ハルとくガス 東京ガス(東京地区) 差額
0~20 721.05円 759.00円 -37.95円
21~80 1,003.20円 1,056.00円 -52.80円
81~200 1,170.40円 1,232.00円 -61.60円
201~500 1,797.40円 1,892.00円 -94.60円
501~800 5,977.40円 6,292.00円 -314.60円
801~ 11,829.40円 12,452.00円 -622.60円
【ハルとくガスと東京ガスの基準単位料金】
ガス使用量 ハルとくガス 東京ガス(東京地区) 差額
0~20 145.31円 145.31円
21~80 130.46円 130.46円
81~200 128.26円 128.26円
201~500 124.96円 124.96円
501~800 116.16円 116.16円
801~ 108.46円 108.46円

ハルとくガスの特徴は、基本料金のみの割引であることです。ガス使用量が多いと毎月数百円の割引になりますが、一般的な使用量の家庭では、毎月の割引額が100円以下にとどまります。

中部地区の料金プラン

ハルとくガスは、中部地区では2種類のプランを提供しています。

    <中部地区の料金プラン>

  • ハルエネガスSプラン
  • ハルエネガスSTプラン

東邦ガスの料金と比較してみましょう。

【ハルエネガスSプランと東邦ガスの基本料金】
ガス使用量 ハルとくガス 東邦ガス 料金差
0~20㎥ 721.05円 759.00円 -37.95円
20~50㎥ 1,509.44円 1,588.88円 -79.44円
50~100㎥ 1,741.66円 1,833.33円 -91.67円
100~250㎥ 1,973.88円 2,077.77円 -103.89円
250~500㎥ 2,515.73円 2,648.14円 -132.41円
500㎥~ 6,753.79円 7,109.25円 -355.46円
【ハルエネガスSプランと東邦ガスの基準単位料金】
ガス使用量 ハルとくガス 東邦ガス 料金差
0~20㎥ 210.52円 210.52円
20~50㎥ 169.03円 169.03円
50~100㎥ 164.14円 164.14円
100~250㎥ 161.70円 161.70円
250~500㎥ 159.41円 159.41円
500㎥~ 150.49円 150.49円
【ハルエネガスSTプランと東邦ガスの基本料金】
ガス使用量 ハルとくガス 東邦ガス 料金差
0~20㎥ 721.05円 759.00円 -37.95円
20~50㎥ 1,566.91円 1,588.88円 21.97円
50~100㎥ 1,887.67円 1,833.33円 +54.34円
100~250㎥ 2,036.68円 2,077.77円 -41.09円
250~500㎥ 2,576.12円 2,648.14円 -72.02円
500㎥~ 6,753.79円 7,109.25円 -355.46円
【ハルエネガスSTプランと東邦ガスの基準単位料金】
ガス使用量 ハルとくガス 東邦ガス 料金差
0~20㎥ 208.82円 210.52円 -1.70円
20~50㎥ 164.30円 169.03円 -4.73円
50~100㎥ 157.55円 164.14円 -6.59円
100~250㎥ 155.98円 161.70円 -5.72円
250~500㎥ 153.71円 159.41円 -5.70円
500㎥~ 144.92円 150.49円 -5.57円

ハルエネガスSプランは、東京地区と同様に、基本料金が割引されるだけのプランです。ハルエネガスSTプランは、基準単位料金が安くなるため、使用量が多い家庭ほどお得になります。

関西地区の料金プラン

関西地区も、大阪ガスと料金プランを比較してみましょう。この地区で契約できるのは、ハルエネガスFKプランのみです。

このプランは、大阪ガスと基本料金・基準単位料金が同じで、総額から3%の割引を受けられます。

東京ガスで一般的なガス使用量だと、基本料金の100円以下の割引しか受けられません。ハルとくガスで一番割引割合が大きいのは、関西地区です。

ハルとくガスのセット割引について

ハルとくガスでは、東京地区・中部地区でセット割引を用意しています。これは、株式会社ハルエネの電力小売サービス「ハルとくでんき」と、ハルとくガスをセットで加入した人向けの割引です。関西地区では、ガス料金が3%割引になる代わりに、このセット割引がありません。

具体的なセット割引の割引額を見ていきましょう。

【ハルエネガスプラン東京地区セット割ありと東京ガスの基本料金】
ガス使用量 ハルとくガス 東京ガス(東京地区) 差額
0~20 645.15円 759.00円 -113.85円
21~80 897.60円 1,056.00円 -158.40円
81~200 1,047.20円 1,232.00円 -184.80円
201~500 1,608.20円 1,892.00円 -283.80円
501~800 5,348.20円 6,292.00円 -943.80円
801~ 10,584.20円 12,452.00円 -1,867.80円
【ハルエネガスSプランセット割ありと東邦ガスの基本料金】
ガス使用量 ハルとくガス 東邦ガス 料金差
0~20㎥ 645.15円 759.00円 -113.85円
20~50㎥ 1,350.55円 1,588.88円 -238.33円
50~100㎥ 1,558.33円 1,833.33円 -275.00円
100~250㎥ 1,766.10円 2,077.77円 -311.67円
250~500㎥ 2,250.92円 2,648.14円 -397.22円
500㎥~ 6,042.86円 7,109.25円 -1,066.39円
【ハルエネガスSTプランセット割ありと東邦ガスの基本料金】
ガス使用量 ハルとくガス 東邦ガス 料金差
0~20㎥ 683.10円 759.00円 -75.90円
20~50㎥ 1,484.44円 1,588.88円 -104.44円
50~100㎥ 1,788.32円 1,833.33円 -45.01円
100~250㎥ 1,929.48円 2,077.77円 -148.29円
250~500㎥ 2,440.53円 2,648.14円 -207.61円
500㎥~ 6,398.33円 7,109.25円 -710.92円

こうして見ると、基本的に東京地区・中部地区では、セット割を適用しないとガス代の大きな割引効果を得られないことがわかります。セット割を適用すると、年間1,000円以上ガス代を節約できる可能性が高いでしょう。

ただし、セット割に加入するなら、ハルとくでんきのお得度も考えなければいけません。ハルとくでんきの特徴は、以下のとおりです。

  • 燃料費調整額の代わりに独自の「電源調達調整費」がかかる
  • 契約期間内に解約となる場合、契約解除料として9,800円がかかる

電源調達調整費の金額によっては、東京電力や中部電力より電気料金が高くなる可能性も考えられるため、ややリスクがあるといえます。

ハルとくガスのメリットと良い口コミ・評判

ハルとくガスのメリットと良い口コミ・評判

株式会社ハルエネは電気がメイン事業で、都市ガスに関する口コミはあまり寄せられていません。

<ハルとくガスのメリットと良い口コミ・評判>

  • ガス代が安くなった
  • セット割がお得

特に関西地区では、3%ガス代が安くなるため、ガス代の節約を考えている人にとってありがたいでしょう。一方、東京地区・中部地区はガス代の大きな割引を受けるのに、電気とのセット契約が必要です。

また、今までどおり問題なくガスを使えるといった声も聞かれます。ただし、これはどの都市ガス会社と契約しても同じです。ガス会社を変えても、ガスの品質などが変わることはありません。

ハルとくガスの注意点と悪い口コミ・評判

ハルとくガスの注意点と悪い口コミ・評判

ハルとくガスに申し込む場合の注意点も、簡単に確認しておきましょう。

<ハルとくガスの注意点と悪い口コミ・評判>

  • 手数料が高い
  • 思ったよりガス代が下がらない

手数料が高い

ハルとくガスの約款や料金表を見ると、手数料の金額が高いと感じてもおかしくありません。主な手数料は、以下のとおりです。

【主な手数料】
利用明細書発行手数料 300円(税別)
払込票発行手数料 300円(税別)
初回事務手数料 3,850円(税込)
解約事務手数料 3,850円(税込)

特に気になるのは、初回事務手数料・解約事務手数料です。一般的な家庭における毎月のガス代の割引額は、セット割を使っても数百円程度にとどまります。

そのため、これらの手数料だけでも、割引分のお得が消えてしまう・逆に損をしてしまうことになってもおかしくありません。

また、ハルとくガスでは、基本的に利用明細書が紙で郵送されません。Webで利用料金・ガス使用量などを確認する形です。

紙で明細書や払込票を発行してもらうのに、300円以上の費用が毎月かかってしまうため、これらのサービスを受けるとガス代が安くなっても損をしてしまいます。

思ったよりガス代が下がらない

思ったよりガス代が下がらない理由としては、複数考えられます。料金プランそのものが高いというより、その月の原料費調整額が高くなった、その月のガス使用量が増えたといった理由で、ガス代が高くなっている可能性もあります。

ガス代が安くなった・高くなったという口コミは、それだけでそのガス会社の料金を評価する材料にはできません。

ハルとくガスがおすすめの人

ハルとくガスがおすすめの人

ハルとくガスがおすすめなのは、以下のような人です。

<ハルとくガスがおすすめの人>

  • ハルとくでんきと契約している人
  • 関西エリア(大阪ガスエリア)に住んでいる人

逆にいうと、東京や中部エリアでハルとくでんきなしの契約だと、割引率はほかのガス会社より小さくなってしまいます。

しかし関西エリアでは、電気を株式会社ハルエネと契約していなくても、毎月3%ガス代が安くなるためお得です。

ただしこの場合も、株式会社ハルエネの電気やガスの解約手数料が高額であること、原料費調整額に上限がないことに注意しなければいけません。

本当にガス代がお得になるか、ほかにもっとお得になる会社がないかをリサーチしてから、申し込むようにしましょう。

ハルとくガスのお申し込み方法

ハルとくガスのお申し込み方法

ハルとくガスのお申し込みは、Webのお申し込みフォームから可能です。この際に必要な情報は、以下のとおりです。

<ハルとくガスの申し込みに必要な情報>

  • 住所や名前などの個人情報
  • 現在契約しているガス会社
  • お客様番号
  • 供給地点特定番号
  • メールアドレス
  • お支払い情報

検針票があれば、お客様番号や供給地点特定番号を確認できます。

ハルとくガスでは、口座振替とクレジットカード払いを選択可能です。払込票を郵送してもらっての振り込みには基本対応しておらず、振り込みになるケースでは、払込票の発行に手数料がかかってしまいます。

Webから申し込むと、株式会社ハルエネから確認の連絡がなされますが、それ以外の手続きは特に必要ありません。

現在契約しているガス会社への連絡は、株式会社ハルエネ側で行ってくれます。ご利用開始まで、工事やガスを使えない時間は特に発生しません。

ガス会社の切り替えにかかる費用・解約金

ガス会社の切り替えや解約にかかる費用は、会社によって違います。ハルとくガスの場合、初回事務手数料・解約事務手数料のどちらも設定されているので、注意しましょう。

解約事務手数料は、更新タイミングで解約すればかかりません。ただし、ハルとくガスの契約期間は3年なので、解約したいタイミングと更新タイミングが重なる可能性は、かなり低いといえます。

特に引っ越しの可能性がある場合、契約切り替えから3年以内に引っ越す必要が生じて解約すると、ガス代が安くなった分以上の手数料をとられかねません。

ガス会社の切り替えに関するよくある質問

ガス会社の切り替えに関するよくある質問

次に、ガス会社の切り替えに関するよくある質問をいくつか掲載するので、回答と合わせてお読みください。

Q.都市ガス自由化とはなんですか?

A.自由化によって、東京ガス・大阪ガスなどとしか契約できなかった都市ガスの需給契約を、ほかの会社とも結べるようになりました。自由化以降、多くの会社がこのサービスに参入しています。

各会社の料金や特典は自由に決められるため、どの会社と契約するかによって、毎月のガス代は大きく変わってくるでしょう。

ただし、自由化は、ガス会社の切り替えによって、必ずガス代が安くなることを保証するものではありません。

会社やプラン選びに失敗してしまうと、かえってガス代が高くなることもありえます。事前にリサーチして、本当に節約につながる会社を選ぶことが大切です。

Q.ガス会社の切り替えではどんな工事が必要ですか。

A.すでに家庭のガスが都市ガスの場合、工事や開栓の立会いは不要です。ガス管が通っていて、プロパンガスから都市ガスへ切り替える場合のみ、地域のガス会社による工事が必要になります。

Q.アパート・マンションなどの集合住宅や賃貸住宅でもガスの切り替えはできますか?

A.都市ガスの個別契約を結んでいれば、集合住宅や賃貸住宅でも、ガスの契約を切り替えられます。ただし、大家さんや管理会社が、建物単位で一括のガス契約を結んでいる場合は切り替えできません。

Q.ガス会社の切り替えによって、緊急時の対応やガスの品質などに変化は生じませんか。

A.ガスの安全性・品質は、会社が変わっても同じです。緊急連絡先も、今までどおり東京ガスなどの設備維持管理を担当する業者が対応してくれます。契約切り替えにあたって、緊急連絡先を教えてもらえるので、ガスご使用前にご確認ください。

Q.ガス床暖房を使っている家庭でもガスの契約を変えられますか?

A.変えられます。ただし、ガス床暖房などガスを多く使う機器を設置している家庭の場合、専用のプランに契約していることが多いでしょう。

しかし、都市ガス自由化後に都市ガスのサービスを始めた会社は、どこでもそれらの機器に対応するプランを用意しているとは限りません。

ガス床暖房などを使う家庭が、ほかのガス会社の一般料金プランを契約してしまうと、逆にガス代が高くなってしまうおそれがあります。一般料金プラン以外でガスの契約を結んでいる人は、十分に注意しましょう。

まとめ

ハルとくガスの特徴を簡単にまとめると、以下のとおりです。

    <ハルとくガスの特徴>

  • ガス床暖房の家庭向けプランなどはなく、一般料金に対応するプランのみ提供
  • 東京・中部エリアでは、電気とセットで契約しなければ割引率があまり高くならない
  • 関西エリアでは、電気の契約に関係なく3%の割引が受けられる
  • 初期事務手数料や解約事務手数料の制度があることに注意しなければいけない

このような特徴を考えると、ハルとくガスと契約すれば、必ずしもお得であるとは言い切れません。逆に手数料などによって、損をしてしまう可能性も十分に考えられます。

もしハルとくガスの料金プランをあまりお得に感じられないなら、ほかの都市ガス会社の料金プランやサービスを確認してみてください。

東京・中部・関西といったエリアでは、数多くの会社が都市ガスの小売販売を行っています。電気とセット契約しなくても、割引率が高めになっている会社もあるので、電気の契約を変えたくない人も、ぜひ他社の料金プランをチェックしてみましょう。

都市ガス料金データベース【ハルエネ】

電気プラン乗換コムでは、各ガス会社の都市ガス料金プランの数値情報等をデータベース化しております。それらのデータを下記にて一部出力し記載しておりますのでご参考ください。なお、上記記事の作成日とデータベース調査日が異なるケースがありますので、その点はご留意ください。

また、ガス料金プランの選択でお困りの方がおりましたら、当サイトでは収集データ等を軸にオススメのガス会社をご紹介しておりますので、宜しければご覧ください。

ハルエネによるガス料金プランを使えるエリアは?

各ガス会社が提供するガス料金プランは全国どこでも利用できる訳ではなく、プランによって使える地域・エリアが分かれています。そのため、下記表にてハルエネが提供するガス料金プランの提供エリアをご案内差し上げます。皆さまがお住いのエリアで下記ガス料金プランを利用可能であるかご確認ください。

※横にスクロールで表全体を表示

プラン 提供地域 ガスエリア プラン分析ページ
ハルエネガスSプラン(中部地区) 三重県、岐阜県、愛知県 東邦ガスエリア管内 「ハルエネガスSプラン(中部地区)」の分析ページへ
ハルエネガスSTプラン(中部地区) 三重県、岐阜県、愛知県 東邦ガスエリア管内 「ハルエネガスSTプラン(中部地区)」の分析ページへ
ハルエネガスFKプラン(関西地区) 京都府、兵庫県、和歌山県、大阪府、奈良県、岡山県、滋賀県 大阪ガスエリア管内 「ハルエネガスFKプラン(関西地区)」の分析ページへ
ハルエネガスプラン(東京地区) 千葉県、埼玉県、東京都、栃木県、神奈川県、群馬県、茨城県 東京ガスエリア管内 「ハルエネガスプラン(東京地区)」の分析ページへ

※各ガス料金プラン各々の調査時点での情報となりますので、最新の正確な情報を把握したい方は、各社のHPをご確認ください。

【ご家庭の方】ガス料金プランの想定年間ガス代は?

都市ガス料金は基本的に、月額固定の基本料金と、実際に使用したガス量に1m3あたりの単価を乗じた「従量料金」を合計することで算出できます。これら基本料金や従量料金の単価は各都市ガス会社のHPに掲載されておりますので、ガス利用量と単価を計算式に当てはめることで、実際に支払う必要があるガス料金を割り出すことができます。

下記表は、ハルエネの公式HPにて公開されている単価情報から、「ハルエネのガス料金プラン」を利用した場合、年間でどの程度のガス料金となるのか想定値を整理したものとなります。なお、世帯人数別のガス利用量については、総務省統計局による家計調査の数値をベースとして推計値を算出しています(ご参考)

※横にスクロールで表全体を表示

プラン 一人暮らし 二人暮らし 三人暮らし 四人暮らし 五人暮らし 六人暮らし
ハルエネガスSプラン(中部地区) 56,651円/年 80,992円/年 97,219円/年 99,248円/年 103,304円/年 105,333円/年
ハルエネガスSTプラン(中部地区) 56,264円/年 79,923円/年 95,695円/年 97,667円/年 101,610円/年 103,582円/年
ハルエネガスFKプラン(関西地区) 48,965円/年 70,139円/年 84,013円/年 85,747円/年 89,216円/年 90,950円/年
ハルエネガスプラン(東京地区) 41,783円/年 60,570円/年 73,094円/年 74,659円/年 77,790円/年 79,356円/年

※各ガス料金プラン各々の調査時点での情報となりますので、最新の正確な情報を把握したい方は、各社のHPをご確認ください。
※年間ガス代は、一人暮らし(月間19㎥)、二人暮らし(月間31㎥)、三人暮らし(月間39㎥)、四人暮らし(月間40㎥)、五人暮らし(月間42㎥)、六人暮らし(月間43㎥)を利用した場合の推計値です。

ガス料金プランの想定削減メリット・デメリットは?

ガス料金プランの切替によってどの程度お得になるかについて、下記にて年間想定削減額を整理しております。こちらも上記表と同様、ハルエネの公式HP掲載の単価情報および総務省統計局の家計調査によるガス代を参考に、1人~6人暮らし毎に推定値を計算しておりますので、皆様の世帯人数に併せてご参照ください。

※横にスクロールで表全体を表示

世帯人数 ハルエネの「ハルエネガスSプラン(中部地区)」 東邦ガスの通常プラン 年間削減額
一人暮らし 56,651円/年 57,107円/年 -456円
二人暮らし 80,992円/年 81,946円/年 -954円
三人暮らし 97,219円/年 98,173円/年 -954円
四人暮らし 99,248円/年 100,201円/年 -953円
五人暮らし 103,304円/年 104,258円/年 -954円
六人暮らし 105,333円/年 106,286円/年 -953円
世帯人数 ハルエネの「ハルエネガスSTプラン(中部地区)」 東邦ガスの通常プラン 年間削減額
一人暮らし 56,264円/年 57,107円/年 -843円
二人暮らし 79,923円/年 81,946円/年 -2,023円
三人暮らし 95,695円/年 98,173円/年 -2,478円
四人暮らし 97,667円/年 100,201円/年 -2,534円
五人暮らし 101,610円/年 104,258円/年 -2,648円
六人暮らし 103,582円/年 106,286円/年 -2,704円
世帯人数 ハルエネの「ハルエネガスFKプラン(関西地区)」 大阪ガスの通常プラン 年間削減額
一人暮らし 48,965円/年 48,965円/年 +0円
二人暮らし 70,139円/年 70,139円/年 +0円
三人暮らし 84,013円/年 84,013円/年 +0円
四人暮らし 85,747円/年 85,747円/年 +0円
五人暮らし 89,216円/年 89,216円/年 +0円
六人暮らし 90,950円/年 90,950円/年 +0円
世帯人数 ハルエネの「ハルエネガスプラン(東京地区)」 東京ガスの通常プラン 年間削減額
一人暮らし 41,783円/年 42,239円/年 -456円
二人暮らし 60,570円/年 61,203円/年 -633円
三人暮らし 73,094円/年 73,727円/年 -633円
四人暮らし 74,659円/年 75,293円/年 -634円
五人暮らし 77,790円/年 78,424円/年 -634円
六人暮らし 79,356円/年 79,989円/年 -633円

※各ガス料金プラン各々の調査時点での情報となりますので、最新の正確な情報を把握したい方は、各社のHPをご確認ください。
※年間ガス代は、一人暮らし(月間19㎥)、二人暮らし(月間31㎥)、三人暮らし(月間39㎥)、四人暮らし(月間40㎥)、五人暮らし(月間42㎥)、六人暮らし(月間43㎥)を利用した場合の推計値です。

追加のオプション

ハルエネの都市ガスプランを利用することで、下記のオプションを利用できる可能性があります。それら内容をご確認いただき、皆様のライフスタイルに沿ったオプション内容であれば、電気料金プランの削減メリットと併せて検討材料にして頂けますと幸いです。なお、オプションによっては適用等で費用が発生するケースもございますので、詳細は公式HPをご確認ください。

※横にスクロールで表全体を表示

プラン オプション
ハルエネガスSプラン(中部地区)
  • セット割
    ハルエネでんきとセットで契約した場合は割引
ハルエネガスSTプラン(中部地区)
  • セット割
    ハルエネでんきとセットで契約した場合は割引
ハルエネガスFKプラン(関西地区)
  • 割引
    総額から3%割引
ハルエネガスプラン(東京地区)
  • 電気セット割
    ハルエネでんきとセットで契約した場合は割引

【小型オフィスなど法人の方】ガス料金プランの想定年間ガス代は?

飲食店や美容院、小規模オフィスなどでガス料金プランを利用した際、年間でどの程度のガス料金となるのか想定値を下記表にて整理しております。皆様がご利用のガス利用量に合わせてご参照ください。

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プラン 101㎥ 201㎥ 301㎥ 501㎥ 801㎥ 1001㎥
ハルエネガスSプラン(中部地区) 219,667円/年 413,707円/年 605,978円/年 985,791円/年 1,527,555円/年 1,888,731円/年
ハルエネガスSTプラン(中部地区) 213,488円/年 400,664円/年 586,114円/年 952,305円/年 1,474,017円/年 1,821,825円/年
ハルエネガスFKプラン(関西地区) 188,165円/年 349,732円/年 502,792円/年 807,147円/年 1,240,299円/年 1,529,134円/年
ハルエネガスプラン(東京地区) 169,496円/年 322,972円/年 472,924円/年 770,083円/年 1,184,470円/年 1,444,774円/年

※各ガス料金プラン各々の調査時点での情報となりますので、最新の正確な情報を把握したい方は、各社のHPをご確認ください。

【小型オフィスなど法人の方】ガス料金プランの想定削減メリット・デメリットは?

飲食店や美容院、小規模オフィスなどでガス料金プランを利用した際の年間想定削減額を下記表にて整理しております。皆様がご利用のガス利用量に合わせてご参照ください。

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ハルエネの「ハルエネガスSプラン(中部地区)」 東邦ガスの通常プラン 年間削減額
101㎥ 219,667円/年 220,914円/年 -1,247円
201㎥ 413,707円/年 414,954円/年 -1,247円
301㎥ 605,978円/年 607,567円/年 -1,589円
501㎥ 985,791円/年 990,057円/年 -4,266円
801㎥ 1,527,555円/年 1,531,821円/年 -4,266円
1001㎥ 1,888,731円/年 1,892,997円/年 -4,266円
ハルエネの「ハルエネガスSTプラン(中部地区)」 東邦ガスの通常プラン 年間削減額
101㎥ 213,488円/年 220,914円/年 -7,426円
201㎥ 400,664円/年 414,954円/年 -14,290円
301㎥ 586,114円/年 607,567円/年 -21,453円
501㎥ 952,305円/年 990,057円/年 -37,752円
801㎥ 1,474,017円/年 1,531,821円/年 -57,804円
1001㎥ 1,821,825円/年 1,892,997円/年 -71,172円
ハルエネの「ハルエネガスFKプラン(関西地区)」 大阪ガスの通常プラン 年間削減額
101㎥ 188,165円/年 188,165円/年 +0円
201㎥ 349,732円/年 349,732円/年 +0円
301㎥ 502,792円/年 502,792円/年 +0円
501㎥ 807,147円/年 807,147円/年 +0円
801㎥ 1,240,299円/年 1,240,299円/年 +0円
1001㎥ 1,529,134円/年 1,529,134円/年 +0円
ハルエネの「ハルエネガスプラン(東京地区)」 東京ガスの通常プラン 年間削減額
101㎥ 169,496円/年 170,235円/年 -739円
201㎥ 322,972円/年 324,108円/年 -1,136円
301㎥ 472,924円/年 474,060円/年 -1,136円
501㎥ 770,083円/年 773,858円/年 -3,775円
801㎥ 1,184,470円/年 1,191,942円/年 -7,472円
1001㎥ 1,444,774円/年 1,452,246円/年 -7,472円

※各ガス料金プラン各々の調査時点での情報となりますので、最新の正確な情報を把握したい方は、各社のHPをご確認ください。

<本ページを監修した人>

RAUL株式会社
電気プラン乗換コム運営事務局 エコモ博士担当

弊社(RAUL)は2005年の創業以来、一貫して「エネルギー・環境問題」をテーマに事業を展開して参りました。現場での長年の下積み経験によって、電気/ガスをより身近に感じていただきたくたく当サイトを運営しております。

補足

  • 本ページの情報は推計値等も含まれているため、最新の正確な情報を把握したい方は、ハルエネの公式HPをご確認ください。
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