テレビブースターの年間電気料金をご紹介いたします!
今日において、様々な企業やメーカーが作ってくれる便利な家電製品は、私たちの生活を毎日休むことなく下支えし続けてくれており、なくてはならない存在です。家電量販店だけではなく、Amazon等のオンラインストアにおいても、豊富な種類の家電をラインナップしていますので、複数の製品から簡単にご自身に適したものを見つけ、気軽に購入することもでき、とても便利な世の中になりました。
ただ、そうした便利な家電製品ですが、気になるのは電気代です。購入する際にも、どのくらいの電気代を支払い続ける必要があるのか、皆様ほんの少しは気になりますよね?そこで当サイトでは、各家電のカタログスペックに基づき家電毎の電気料金を算出し、その目安を皆様にご案内しております(家電類型別電気代DBはコチラ)。
本ページでは、「テレビブースター」にスポットライトをあて、利用する際に必要な電気料金や省エネ方法、また電力会社を切り替えた際の電気代削減額の目安等をご紹介いたします。特に電力会社を切り替えた際の電気代削減のインパクトは大きく、毎日の電気代をできる限り抑えたい方には非常におススメです(おススメの電力会社はコチラをご覧ください)。
テレビブースターについて
テレビブースターとは、テレビ受信で使用する地上波や衛星波を増幅させる機器です。そもそも、「ブースター」とはアンテナで受信した電波を増幅させる機器のことを指しています。テレビに様々なテレビ局の番組が映し出されるのは、家の屋根などに設置したアンテナで地上波や衛星波を受信しているからです。テレビブースターはあくまで電波を増幅させるための機器です。そもそも電波が受信出来なければテレビは映りません。テレビブースターが必要になるのは、アンテナで受信している電波が弱いときです。1つの家で複数台のテレビを見る場合、アンテナからテレビまでの距離が長いときなどにテレビブースターを利用すると効果的です。
テレビブースターの設置場所によって、屋内型と屋外型の2種類にわけることができます。屋内型はテレビの近くに設置します。アンテナから離れているため、増幅効果が低いです。少し移りが悪い場合やテレビの台数を増やしたために映像がぶれてしまった場合に使用します。屋外型は、アンテナの近くに設置するため増幅効果が高く、電波の弱い地域に住んでいる場合にはこちらのタイプを使用します。また、地上デジタル放送の電波信号を増幅できるタイプとBS/CS放送電波を増幅するタイプの2つに分かれています。BS/CS放送も閲覧したい場合はこちらに対応したブースターを設置しましょう。
テレビブースターの電気料金の計算方法
基本的に、家電製品のカタログスペックの中には消費電力量に関する項目があり、この項目の数値を参照することで電気料金を算出することができます。大体の家電のカタログ表にはW単位で記載されており、例えば500Wの家電であれば、「500(W)÷1000×電気料金単価」の式により1時間当たりの電気代を求めることができます。
電気料金単価は電力会社により異なりますが、例えば「30.57円/kWh」であった場合、「500(W)÷1000×30.57=15.285円」となります。そのため、500Wの家電を1時間利用した場合の電気代は、15.285円となります。
それでは、この計算式をテレビブースターにも当てはめていきます。テレビブースターの場合、サイズや機能等により異なりますが、概ね4.2W程度の製品が多いため、テレビブースターを1時間利用した際の電気代は目安として「4.2(W)÷1000×30.57=0.13円程度」となります。利用時間別の電気代目安は下記表にまとめておりますので、ご参考ください。
利用時間 | テレビブースターの電気代 |
---|---|
1分 | 0.00円 |
10分 | 0.02円 |
1時間 | 0.13円 |
24時間 | 3.08円 |
このような計算式を基本として、本ページでは「テレビブースター」のスペックを元に様々な角度から電気料金を算出しています。なお、特殊な電気の算出法となる家電につき計算の困難な製品については、経済産業省資源エネルギー庁による「省エネ性能カタログ」も参考にしながら概算値を求めています。
テレビブースターの年間電気料金
テレビブースターの年間電気料金は、概ね「187円」となります(1日4時間、UHF電源供給時に使用した場合)。なお、家計全体における2022年度の平均電気代は月間で10559円、年間では126708円のため、テレビブースターの電気代は電気料金全体の0.15%程度を占めることとなります。
年間の電気代(目安):187円
※1日4時間、UHF電源供給時に使用した場合
※30.57円/kWhとして算出
※2015年製の製品におけるスペックより算出
テレビブースターの省エネ方法をご紹介
代表的なテレビブースターの省エネ方法は下記の通りです。テレビブースターの使い方を見直すことで、毎日の電気料金を少しでも安くできます。電気料金の削減にあたっては、手間とコストのバランスが大切なので、全ての家電で省エネ手段を実施するのは大変かと思いますが、何らかご参考になれば幸いです。
- 電源をオフにする
テレビを見ないときは電源を切っておくと節約になる。 - テレビを見る時間を短くする
テレビを見る減らすとテレビブースターの使用時間も短くなり節約に繋がります。