グローバルエンジニアリングの電気・都市ガスプラン「よかエネ」|料金や供給エリアについて解説

よかエネは、株式会社グローバルエンジニアリングが提供している電気・都市ガスプランです。大手の電力会社や都市ガス会社よりもお得になりやすいといった特徴がありますが、「グローバルエンジニアのよかエネって実際にはどうなの?」と疑問に思う方も多いでしょう。

本記事では、よかエネの概要や料金プランについて解説します。具体的なメリット・デメリットも紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください。

グローバルエンジニアリングの電気・都市ガスプラン「よかエネ」とは

グローバルエンジニアリングは、電気の小売り事業や都市ガス事業、エネルギー監視システム事業などに携わっている会社です。

項目 詳細
社名 株式会社グローバルエンジニアリング
設立 平成3年10月
住所(本社) 福岡県福岡市東区香椎1-1-1 ニシコーリビング香椎2F
業務内容
  • 小売電力事業
  • ディマンドリスポンスの提案
  • 自家発電設備のエンジニアリング、メンテナンス
  • エネルギー監視システムの提案
  • 蓄電池の提案

電気や都市ガスの事業に取り組んでいるグローバルエンジニアリングでは、一般家庭用電気・都市ガスプランとして「よかエネ」を提供しています。

よかエネの概要は、以下のとおりです。

【よかエネの電気料金プラン】
項目 電気料金プランの詳細
基本料金 なし
電力量料金
  • よかエネ NORTH 電灯:42.5円/kWh
  • よかエネ EAST 電灯:39.5円/kWh
  • よかエネ WEST 電灯:35.5円/kWh
  • よかエネ SOUTH 電灯:39.5円/kWh
解約金の有無 なし
対応エリア 離島を除く全国
サポート対応時間 エリアによって異なる
※各エリアの窓口はこちら
支払い方法 クレジットカード払いのみ
キャンペーン
  • 100に1人の料金無料抽選キャンペーン
  • よかエネクーポンなど
【よかエネの都市ガスプラン】
項目 都市ガスプランの詳細
料金体系 基本料金+従量料金
料金設定 各都市ガス事業者の基本料金、従量料金単価から3%割り引いた単価設定
解約金の有無 なし
対応エリア
  • 東京ガス、大阪ガス、東邦ガス(中部エリア)の管轄内
  • ※都市ガスご利用の契約種別が一般契約のお客様に限る

支払い方法 クレジットカード払いのみ
キャンペーン
  • 100に1人の料金無料抽選キャンペーン
  • よかエネクーポンなど

上記の表のとおり、電力・都市ガスのそれぞれのプランで特徴は異なります。具体的な情報は後述しますので、ぜひ参考にしてみてください。

よかエネの電気料金プランのシミュレーション

よかエネの電気の料金プランと他の電力会社の料金プランを比較してみましょう。

項目 よかエネ(EAST電灯) 東京電力エナジーパートナー 東京ガスの電気
基本料金 10A 295.24円 286.00円
15A 442.86円 429.00円
20A 590.48円 572.00円
30A 885.72円 858.00円
40A 1,180.96円 1,144.00円
50A 1,476.2円 1,430.00円
60A 1,771.44円 1,716.00円
電力量料金 ~120kWhまで 39.5円/kWh 30.00円 19.78円
121~300kWhまで 36.60円 25.29円
301kWh以上 30.00円 27.36円

※税込み

表を見ると、よかエネの電気プランは基本料金分が大幅にカットされていることがわかります。電力量料金で比較しても、東京電力エナジーパートナーと大きな差がないのが特徴です。

また、東京電力や東京ガスでは、上記の金額以外にも燃料費調整額が上乗せされます。トータルで見た場合、よかエネの電気代の方がお得になりやすいといえるでしょう。

加えて、よかエネの電気料金プランは計算しやすいのもメリットです。たとえば1ヶ月の電気使用量が200kWhの場合、よかエネの電気代は以下のような計算になります。

<よかエネの電気代>

電気代=39.5円/kWh×200kWh=7,900円+再エネ賦課金

電気代の計算が簡単な場合、気になる月の電気代をすぐに計算できます。無駄を減らして効率良く管理できるのが特徴です。

一度、現在契約している電力会社の検針票やマイページを用意して、料金をシミュレーションしてみましょう。電気の使用量は人によって異なるため、毎月の使用料から金額をシミュレーションしてイメージすることが大切です。

よかエネの電気プランの供給エリア

よかエネの電気プランは、以下のエリアに供給しています。

  • 北海道
  • 東北
  • 関東
  • 中部
  • 北陸
  • 中国
  • 四国
  • 九州
  • 沖縄
  • ※離島を除く
    ※低圧・高圧・特別高圧を利用している誰でも契約可能

よかエネの電気プランは、離島を除く全国に供給しています。電圧の種類に制限がないため、よかエネの電気プランに納得できれば供給エリアを気にせず契約に進んで問題ありません。

よかエネのガス料金プラン

よかエネのガスの料金プランは、東京ガス・大阪ガス・東邦ガス(中部エリア)の基本料金、従量料金単価から3%割り引いた金額が単価として設定されます。各大手ガス会社の料金は以下のとおりです。

【東京ガスエリア】
1ヶ月のガスご使用量 基本料金(円/月) 従量料金(円/㎥)
0㎥から20㎥まで 736.23 140.94
20㎥を超え80㎥まで 1,024.32 126.54
80㎥を超え200㎥まで 1,195.04 124.40
200㎥を超え500㎥まで 1,835.24 121.20
500㎥を超え800㎥まで 6,103.24 112.67
800㎥を超える場合 12,078.44 105.20

※税込み

【東邦ガスエリア】
1ヶ月のガスご使用量 基本料金(円/月) 従量料金(円/㎥)
0㎥から20㎥まで 736.23 204.21
20㎥を超え50㎥まで 1,541.22 163.96
50㎥を超え100㎥まで 1,778.33 159.22
100㎥を超え250㎥まで 2,015.44 156.85
250㎥を超え500㎥まで 2,568.70 154.64
500㎥を超える場合 6,895.98 145.98

※税込み

【大阪ガスエリア】
1ヶ月のガスご使用量 基本料金(円/月) 従量料金(円/㎥)
0㎥から20㎥まで 736.23 169.57
20㎥を超え50㎥まで 1,323.87 140.19
50㎥を超え100㎥まで 1,586.67 134.94
100㎥を超え200㎥まで 2,012.48 130.68
200㎥を超え350㎥まで 3,401.56 123.73
350㎥を超え500㎥まで 3,719.68 122.82
500㎥を超え1,000㎥まで 6,772.49 116.72
1,000㎥を超える場合 7,088.63 116.40

※税込み

よかエネのガスの料金プランでは、上記にある大手ガス会社の基本料金・従量料金から3%割り引いた金額が設定されているため、普段のガスの使用方法を変えずに節約できます。

具体的なガスの使用量はご家庭によってそれぞれ異なるため、大手ガス会社の請求書や検針票を確認して、一度料金から3%を差し引いた金額でシミュレーションしてみましょう。

よかエネのガスプランの供給エリア

よかエネのガスプランは、以下のエリアに供給しています。

  • 東京ガス
  • 大阪ガス
  • 東邦ガス(中部エリア)
  • ※都市ガスご利用の契約種別が一般契約のお客様に限る

上記の3エリアの管轄内がよかエネのガスプランの供給エリアです。供給エリアを見ると、幅広く供給していることがわかります。

グローバルエンジニアリングの電気・都市ガスプラン「よかエネ」のメリット

グローバルエンジニアリングの電気・都市ガスプラン「よかエネ」のメリットとして、以下の4つが挙げられます。

それぞれの内容を詳しく解説します。

①大手の電力・ガス会社よりお得になりやすい

よかエネの電気・都市ガスプランは、大手の電力・ガス会社よりお得になりやすいのがメリットです。なかでも電気プランがお得になりやすい理由として、料金体系の違いが挙げられます。

まず、大手の電力会社では以下の料金体系を採用しています。

  • 電気代=基本料金+電力量料金±燃料費調整額+再生可能エネルギー発電促進賦課金

一般的な電力会社であれば、燃料費調整額の変動によって電気代が変わることが多いです。そのため、燃料費の高騰などがあれば、毎月の電気代は急に高くなります。

一方、よかエネの電気プランは以下の料金体系を採用しています。

  • 電気代=電力量料金+再生可能エネルギー発電促進賦課金

よかエネの電気プランでは、基本料金と燃料費調整額が反映されません。基本的に電気の使用量によって電気代が決定するため、基本料金高騰の影響を受けることがないのがメリットです。

またよかエネの料金体系は、「旧一般電気事業者より5%の割引」「一般ガス導管事業者のメニューより3%の割引」となっています。そのため、大手の電力・ガス会社からの乗り換えを検討している方にもおすすめといえます。

②電気・ガスをセットで利用できる

よかエネの電気・都市ガスプランは、セットで契約が可能です。セットで契約した場合、セット割引として割引率が+2%されます。

また、電気・都市ガスのセット利用は光熱費を管理しやすいのもメリットです。ガス会社・電力会社それぞれの検針票や請求書を用意して管理する必要がなく、マイページや請求書からいつでもセットでの利用料金を確認できます。

そのため、電気・都市ガスの料金をまとめて管理しつつ、光熱費を節約したいといった方は、セットでの契約をおすすめします。

③電気・ガスどちらも提供エリアが広い

よかエネの電気・都市ガスプランは、どちらも提供エリアが広いのが特徴です。電気プランは離島を除く全国に供給しており、また都市ガスプランは東京・大阪・東邦ガスの3エリアの管轄内に供給しています。

提供エリアが広い場合、「内容は気に入ったけど供給エリア外だ…」といった理由で契約を断念することがほぼなくなるので、よかエネは地方に住む方にもおすすめのプランといえるでしょう。

④お得なキャンペーンがある

よかエネでは、「よかエネ公式Twitterのキャンペーンツイートをリツイートすると毎月抽選で100人に1人、電気もしくはガス料金が無料になる」キャンペーンを実施しています。当選すれば光熱費の大幅な節約につながるため、非常にお得なキャンペーンです。

また、当選すると電気・ガス料金が無料になるだけでなく、福岡県名産の明太子を5,000円相当分プレゼントしてもらえます。リツイートするだけなので、手軽に申し込めるキャンペーンといえるでしょう。

グローバルエンジニアリングの電気・都市ガスプラン「よかエネ」の注意点

一方で、グローバルエンジニアリングの電気・都市ガスプラン「よかエネ」には、以下のような注意点があります。

メリットだけでなく注意点も把握しておくことで、よかエネが本当に自分に適しているかを判断できるようになります。ここでは、それぞれの注意点について詳しく見ていきましょう。

①支払い方法がクレジットカードのみ

よかエネの支払い方法は、クレジットカードにしか対応していません。そのため、払込票払い、口座振替払いなどに慣れている方は注意が必要です。

ただしクレジットカード払いの場合、毎月の電気代を管理しやすくなります。また、払込票支払いのように締切日までに支払い忘れて延滞料金が生じたり、電気の供給がストップしたりといったことがありません。クレジットカードと紐づけしている口座残高の確認は必要ですが、基本的にトラブルが生じにくいのはクレジットカード払いのメリットです。

②最安の電力・ガス会社とはいえない

よかエネは、大手の電力・ガス会社と比較するとお得になりやすい料金プランですが、最安と判断するのは好ましくありません。ほかの新電力・ガス会社の中にはさらに料金を安く設定している場合があるためです。

ただし、よかエネの場合は、利用料金以外にもお得なキャンペーンを実施していたり燃料費調整額の変動の影響を受けなかったりと魅力的なメリットが多いのが特徴です。サービスの質全体で比較した場合に、よかエネは比較的利用者に寄り添った料金プランといえます。

グローバルエンジニアリングの電気・都市ガスプラン「よかエネ」に関するよくある質問

最後に、グローバルエンジニアリングの電気・都市ガスプラン「よかエネ」に関するよくある質問についてまとめます。ご紹介するのは、以下の質問です。

それぞれの内容を詳しく解説します。

グローバルエンジニアリングとはどんな会社?

グローバルエンジニアリングは、電気の小売り事業や都市ガス事業、エネルギー監視システム事業などに携わっている会社です。平成3年10月に設立されており、現在は福岡に本社を置きながら全国に展開しています。詳細については、『グローバルエンジニアリングの電気・都市ガスプラン「よかエネ」とは』で詳しく解説しています。

よかエネのメリットは?

よかエネのメリットは、以下の4つです。

よかエネの料金体系は、「旧一般電気事業者より5%の割引」「一般ガス導管事業者のメニューより3%の割引」となっています。また、電気と都市ガスをセットで利用すれば、セット割引としてさらに+2%の割引率が付与されます。光熱費をまとめて管理しながら料金を安くできるのもメリットです。

なお、よかエネの電気プランは離島を除く全国に、都市ガスプランは東京ガス・大阪ガス・東邦ガス(中部エリア)の管轄内に供給しており、エリアが広いことも魅力として挙げられます。お得なキャンペーンも実施しているため、全体のサービスの質で見てもコスパの良い電気・都市ガスプランといえるでしょう。

詳細については、『グローバルエンジニアリングの電気・都市ガスプラン「よかエネ」のメリット』で解説していますので、参考にしてみてください。

よかエネのデメリットは?

よかエネのデメリットは、以下の2つあります。

よかエネは、口座振替や払込票払いに対応していません。そのため、クレジットカードでの支払いに慣れていない方は少し抵抗を覚える可能性があります。

また、料金単体で見たらよかエネの料金プランは最安ともいえません。ただし、よかエネの魅力は料金プランの安さに加えて、燃料費調整額の影響を受けなかったりお得なキャンペーンがあったりすることです。デメリットの部分が気になる場合、『グローバルエンジニアリングの電気・都市ガスプラン「よかエネ」の注意点』をチェックしてみてください。

よかエネの割引率は何パーセント?

繰り返しになりますが、よかエネの料金体系は、「旧一般電気事業者より5%の割引」「一般ガス導管事業者のメニューより3%の割引」となっています。の割引が適用されます。加えて、ガス・電気のセット割が適用される場合、さらに2%の割引が適用されるのが特徴です。

なお、詳細については『①大手の電力・ガス会社よりお得になりやすい』『②電気・ガスをセットで利用できる』の2つで解説しています。

よかエネの解約金はいくら?

よかエネでは、解約金が生じません。契約期間内の解約であっても、違約金などは生じないのが特徴です。実際に契約してお得であれば継続、「自分には合わない」と判断したら別の会社を探すといったように、比較的柔軟な対応が叶います。

よかエネの電気の提供エリアは?

よかエネでんきは、離島を除く以下のエリアが供給の対象です。

  • 北海道
  • 東北
  • 関東
  • 中部
  • 北陸
  • 中国
  • 四国
  • 九州
  • 沖縄

よかエネの電気プランは全国に供給しているのが特徴です。詳細については、『よかエネの電気プランの供給エリア』をご覧ください。

よかエネのガスの提供エリアは?

よかエネのガスプランの供給エリアは、以下のとおりです。

  • 東京ガス
  • 大阪ガス
  • 東邦ガス(中部エリア)
  • ※都市ガスご利用の契約種別が一般契約のお客様に限る

上記3エリアの管轄内であれば、よかエネのガスプランを利用できます。詳しくは『よかエネのガスプランの供給エリア』で解説しているので、気になる方は確認してみてください。

まとめ

本記事では、株式会社グローバルエンジニアリングが提供している電気・都市ガスプランである「よかエネ」について解説しました。あらためて、本記事でご紹介した内容をおさらいしましょう。

  • よかエネは基本料金や燃料費調整額がなく管理しやすい
  • 提供エリアが広い
  • 支払い方法はクレジットカード払いのみ
  • 電気と都市ガスのセット割引に対応している
  • 解約金は生じない

電力会社選びは、自分のライフスタイルや電気の使用状況をもとに考えることが大切です。「よかエネが合っているかもしれない」と思った方は、一度担当の方に相談することをおすすめします。

 
おすすめ電力会社用アイコン 編集部おすすめの電力会社
個人・ご家庭の方
Looopでんき用アイコン
基本料金0円でお得
Looopのプランは基本料金が0円となっており、電気を使った分だけ料金が発生することが最大の特徴です。ポイント等の付与がなくとも問題ない方、電気の利用方法で電気代を徹底的に安くしたい方に推奨できます。価格を追求しながらも、環境や日本社会への貢献にも目を向けた大手の新電力会社となり、特に基本料金のコストを削減したい方におススメです。
idemitsuでんき用アイコン
オール電化で最高峰
idemitsuでんきは、出光興産が提供する電気料金プランです。オール電化住宅において最高水準に安価な専用プランがあります。特にオール電化向けという観点では、一人暮らし~大家族まで国内で最高峰の料金構成となっている電気プランの一つと言えます。また、EVユーザーの方も深夜電気で蓄電できるためおススメです。
シン・エナジーでんき用アイコン
マイルが貯まる
シン・エナジーの電気料金プランは、JALのマイレージがどんどんと貯まることが特徴です。電気代をお得にしながら、マイルを貯めたい方にとって非常におススメの電気料金プランとなっています。
四つ葉電力用アイコン
完全固定単価で安心
四つ葉電力の「ほっと5.0安心プラン」は、[基本料金][再エネ賦課金][燃料調整費][容量拠出金][託送費]が0円の、電気を使った分だけ完全固定単価での支払いとなる安定性の高いプランです。原油高等による電気代変動の影響を受けたくない方に推奨できます。
法人(高圧)の方

電力会社の一括見積にて電気代削減のサポートをしております。皆様には電気料金明細をご用意いただくのみの簡単作業となります。複数社の見積りを一覧化、どの程度電気料金を削減できるか比較できます。

おすすめガス会社用アイコン 編集部おすすめのガス会社
個人・ご家庭の方
ENEOS都市ガス用アイコン
オススメ都市ガスプラン
石油元売りとして国内最大の規模を持つENEOSは、都市ガスプランが特筆すべき水準の価格構成となっています。ただし、東京ガス/京葉ガスエリア限定の部分がネックです。しかしそれらエリアにお住いの方であれば、ENEOS都市ガスに切り替えることで大幅なガス代削減が期待できます。
プロパンガス用アイコン
プロパンガス比較サービス
日本では2万社ほどのLPガス事業者が販売を行っており、価格差が極めて大きいのが業界の特徴となります。LPガス会社の見直しにより毎月のガス料金を大きく抑えられる可能性があり、おススメのプロパンガス比較サービスをご紹介しております。
ページトップへ