【家電別】1200W消費時の電気代はいくら?計算方法や節約方法、おすすめ新電力会社など紹介!

  • 更新日:2024/02/01

昨今の電気代値上げの流れに伴い、光熱費の支払いを負担に感じるご家庭が増えています。月々の光熱費を少しでも節約するためには、普段から使用している家電の電気代はもちろん、毎月の電気料金が決まる仕組みを理解するなどの対策が重要です。

本記事では、エアコンや洗濯機など代表的な家電をピックアップし、1200W消費した際の電気代を計算した結果をまとめました。あわせて、電気代の計算方法や節約手段、契約先を見直す際におすすめしたい新電力会社もご紹介します。

家電の使い方や電力会社の選び方などを工夫して、少しでも電気代を安く抑えましょう!

W(ワット)とは

「W(ワット)」とは、家電や照明器具などを一定時間使用する際の電気エネルギー、つまり消費電力のことです。一般的に消費電力を示すときは「ワット」、単位は「W」と表記されます。掃除機のモーターを稼働させたり、ライトから光を出したりと、家電を使う際に必要となる消費電力の大きさに比例して、ワット数も増加するのが特徴です。

kW(キロワット)との違い

家電に貼られているラベルを確認すると、Wではなく、kW(キロワット)が用いられていることもあります。両者の違いは、1000W=1kWと大きさが異なるだけで、両方とも消費電力の単位であることは変わりません。1000gを1kgで表す場合と同じ考え方と覚えておきましょう。

kW表記は、消費電力が大きな家電に用いられることがよくあります。商品ラベルを確認し、W表記なら消費電力が小さい、kWであれば消費電力が大きい家電と考えてください。

A(アンペア)やV(ボルト)との関係性

A(アンペア)とV(ボルト)は、消費電力の計算に欠かせません。アンペアは電流、ボルトは電圧の単位です。

【消費電力の計算式】
消費電力(W) = 電流(A) × 電圧(V)

アンペアは「20A」「30A」など、契約している料金プランによって異なります。ボルトは一般家庭の場合、100Vに設定されているのが一般的です。

電気代の計算方法

家電の電気代は、電力量(kWh)と1kWhあたりの料金単価(円 / kWh)を用いて計算できます。計算の流れを以下にまとめたので、ご覧ください。

【電気代の計算方法】
  1. 電力量(Wh)を算出
    消費電力(W)× 時間(h)
  2. 電力量の単位をWhからkWhに変換
    電力量(Wh)÷ 1000
  3. 電気代を算出
    電力量(kWh)× 1kWhあたりの料金単価(円 / kWh)

消費電力は家電に貼られているラベルを、1kWhあたりの料金単価は、契約中の料金プランを確認するとわかります。なお、消費電力がすでにキロワット(kW)表記である場合は、2の計算式は不要です。表記がワットアワー(Wh)であれば1を省き、2の計算式から進めてください。

電気代を構成する主な要素

毎月支払う電気代は、主に以下の要素で構成されています。今回は、契約者が多い大手電力会社の「従量電灯プラン」を参考にしました。

    <電気代を構成する主な要素>

  • 基本料金
  • 従量課金(電力量料金)
  • 燃料費調整額
  • 再生可能エネルギー発電促進賦課金

上記の要素を用いると、月々の電気代は以下の計算式で算出できます。

【毎月の電気代】
基本料金 + 従量課金(電力量料金)± 燃料費調整額 + 再生可能エネルギー発電促進賦課金

それでは、各要素についてひとつずつ見ていきましょう。

①基本料金

基本料金とは、料金プランを契約する際に、電力会社へ支払わなければならない金額のことです。各家庭に供給する電力をつくる際、必要となる人件費や設備費などをまかなうために請求されます。

金額は、電力会社やアンペア数、契約プランによって異なります。毎月の電力使用量と関係なく請求されるため、一切電気を使用しなかった月でも、基本料金だけは電力会社に支払う必要があるのです。なかには、基本料金0円で料金プランを契約できる電力会社も存在します。

②従量課金(電力量料金)

従量課金とは、使用電力量に応じて請求される変動型の金額のことです。別名、電力量料金と表すこともあります。従量課金は、使用した電気の量に比例して、従量課金も増額するのが特徴です。電気を大量に使用した月の電気代が跳ね上がる要因でもあります。

【従量課金の計算式】
電力量料金単価 × 1ヶ月あたりの使用電力量

電力量料金単価は3段階に分けて設定されていることが多く、電力の使用量が少ないと料金単価も低く抑えられます。1ヶ月間で大量に電気を使用し、最も上の段階の料金単価が適用された場合は、電気料金が高額になる仕組みです。

③燃料費調整額

燃料費調整額は従量課金の一種で、電気をつくり出すために必要となる、燃料コストをまかなうための費用です。燃料価格の高騰で経営が悪化し、電力会社がサービスを継続できなくなることを避けるため、燃料費調整制度によって導入されました。燃料価格が上がると電気代も増額し、下がったときは減額になる仕組みです。

【燃料費調整額の計算式】
燃料費調整単価 × 1ヶ月あたりの使用電力量

燃料費調整額を計算する場合、燃料費調整単価には過去3ヶ月分の平均燃料価格を当てはめますが、実際に電気代に反映されるのは2ヶ月後である点に注意が必要です。仮に燃料価格が安くなったとしても、すぐに電気代から燃料費調整額が差し引かれるわけではありません。

④再生可能エネルギー発電促進賦課金

再生可能エネルギー発電促進賦課金(通称、再エネ賦課金)とは、太陽光発電など、再生可能エネルギーを通じてつくられた電気にかかる料金です。電力会社が再生可能エネルギーによる電気を買い取り、契約者に供給しているため、毎月の電気料金に加算されています。

なお、太陽光パネルなどを利用して自家発電し、電気を自宅で使用している家庭は、再生可能エネルギー発電促進賦課金が加算されません。それ以外は、毎月の電気代とあわせて支払うことになります。

【再生可能エネルギー発電促進賦課金の計算式】
再生可能エネルギー発電促進賦課金単価 × 1ヶ月あたりの使用電力量

再生可能エネルギー発電促進課金単価は、経済産業大臣が決定しており、電力会社や料金プランなどが異なるケースでも金額は変わりません。1ヶ月間に使用した電力量の影響を受けるのみです。

ただし、再生可能エネルギー発電促進賦課金単価は年々上昇しており、今後も増額傾向が続くとされています。念のため覚えておきましょう。

【家電別】1200Wを消費した場合の電気代

今回、消費電力を1200Wと仮定し、ご家庭でよく使用される家電の電気代を計算してみました。計算式には、電力量(kWh)× 1kWhあたりの料金単価(円 / kWh)を用いています。

【家電ごとに1200Wを消費した場合の電気代】
家電 電気代(1ヶ月)
エアコンの電気代 12,052.8円(1日12時間使用)
24,105.6円(1日24時間使用)
掃除機の電気代 251.1円(1日15分使用)
ドライヤーの電気代 83.3652円(1日5分使用)
パソコンの電気代 1,004.4円(1日1時間使用)
8,035.2円(1日8時間使用)
洗濯機の電気代 502.2円(1日30分使用)
電子レンジの電気代 166.7304円(1日5分×2回)
ガスファンヒーターの電気代 8,035.2円(1日8時間使用)
オイルヒーターの電気代
セラミックヒーターの電気代
こたつの電気代

※1kWhあたりの料金単価は、新電力料金目安単価の27円/kWhを反映

各家電の電気代について、くわしく見ていきましょう。

エアコンの電気代

エアコンは、主に夏季と冬季に使用する冷暖房機器です。今回は1時間、12時間、24時間エアコンを使用した場合の電気代を計算しました。

【エアコンの電気代】
電気代
1時間あたり 1200W×1h÷1000 ×27円/kWh = 32.4円
12時間あたり 32.4円 × 12h = 388.8円
24時間あたり 32.4円 × 24h = 777.6円
1ヶ月あたり
  • 毎日12時間使用した場合
    388.8円 × 31日 = 12,052.8円
  • 毎日24時間使用した場合
    777.6円 × 31日 = 24,105.6円

エアコンが大量に電力を消費するのは、室内を冷やすか暖めるときであり、使用中ずっと1200Wを消費することはありません。あくまでも目安として捉えましょう。

掃除機の電気代

掃除機は、家電のなかで使用頻度は高いものの、1回あたりの使用時間は比較的短めです。今回は、1日につき15分使用した場合の電気代を計算しました。

【掃除機の電気代】
電気代
15分あたり 1200W×0.25h÷1000 ×27円/kWh = 8.1円
1ヶ月あたり 8.1円 × 31日 = 251.1円
1年間あたり 251.1円 × 12ヶ月 = 3,013.2円

掃除機の電気代は、お部屋の数や階数に左右されますが、掃除機がけをスピーディーに済ませれば電気代も安く抑えられます。掃除機を使用するときは、短時間で掃除を終えられるよう工夫することが大切です。

ドライヤーの電気代

ドライヤーも、毎日使用する家電の代表格といっても過言ではありません。今回は、1日5分ドライヤーを使用した場合の電気代を計算しました。

【ドライヤーの電気代】
電気代
5分あたり 1200W×0.083h÷1000 ×27円/kWh = 2.6892円
1ヶ月あたり 2.6892円 × 31日 = 83.3652円
1年間あたり 83.3652円 × 12ヶ月 = 1,000.3824円

ドライヤーを使用する人数が1人であれば、年間の電気代もさほど高額には感じにくいでしょう。ただし、家族が多いご家庭は、1日あたりの使用時間が長くなる傾向にあり、電気代がかさむ恐れがあります。髪を伸ばしている方も乾かすまでに時間がかかるため、しっかりと乾かすなど対策が必要でしょう。

パソコンの電気代

パソコンは仕事やプライベートなど、さまざまなシーンで使用される家電です。今回は、1日あたりの使用時間を1時間と8時間に設定して、計算しました。

【パソコンの電気代】
電気代
1時間あたり 1200W×1h÷1000 ×27円/kWh = 32.4円
8時間あたり 1200W×8h÷1000 ×27円/kWh = 259.2円
1ヶ月あたり
  • 1日1時間使用した場合
    32.4円 × 31日 = 1,004.4円
  • 1日8時間使用した場合
    259.2円 × 31日 = 8,035.2円
1年間あたり
  • 毎日1時間使用した場合
    1,004.4円 × 12ヶ月 = 12,052.8円
  • 毎日8時間使用した場合
    8,035円 × 12ヶ月 = 96,420円

パソコンをプライベートで使用する場合は、使用時間を短くするなど、電気代節約のための対策を講じやすいでしょう。テレワークなど、仕事用となると使用時間が長くなりやすいため、電気代が高くなりがちな点は否定できません。

なお、スリープ状態やノートタイプを充電して使用するなど、パソコンの使い方によっては、上記の金額よりも電気代が安くなる可能性もあります。普段からパソコンを使用する機会がある方は、ぜひご自身の使い方を振り返ってみてください。

洗濯機の電気代

生活必需品の家電といえば、洗濯機も外せません。今回は、1日1回、30分の使用と仮定して電気代を計算しました。

【洗濯機の電気代】
電気代
30分あたり 1200W×0.5h÷1000 ×27円/kWh = 16.2円
1ヶ月あたり 16.2円 × 31日 = 502.2円
1年間あたり 502.2円 × 12ヶ月 = 6,026.4円

大家族や汗をかきやすい夏場など、洗濯物が多いときは、この金額以上に電気代がかさむこともあるでしょう。1ヶ月あたりの平均洗濯回数を計算し、年間の電気代を計算してみてください。

電子レンジの電気代

電子レンジは、キッチン家電のなかでも使用頻度が高く、用途によっては10分以上食材を加熱することもあります。今回は1日2回、5分ずつ使用した場合の電気代を計算しました。

【電子レンジの電気代】
電気代
5分あたり 1200W×0.083h÷1000 ×27円/kWh = 2.6892円
1日あたり 2.6892円 × 2回 = 5.3784円
1ヶ月あたり 5.3784円 × 31日 = 166.7304円
1年間あたり 166.7304円 × 12ヶ月 = 2,000.7648円

年間2,000円程度の電気代で収まるようなら、電子レンジは毎日でも使いやすい家電です。ただし、時短目的で電子レンジ調理を行う機会が増えると、電気代もかさみます。光熱費を節約したいのであれば、使用時間に注意したほうが良いでしょう。

ガスファンヒーターの電気代

ガスファンヒーターは、お部屋全体を暖めたいときに便利な暖房器具です。ガスの配管があるお部屋限定ですが、性能は高いため、愛用しているご家庭は多いでしょう。今回は1日8時間、ガスファンヒーターを使用した場合の電気代を計算しました。

【ガスファンヒーターの電気代】
電気代
8時間あたり 1200W×8h÷1000 ×27円/kWh = 259.2円
1ヶ月あたり 259.2円 × 31日 = 8,035.2円

一見すると、ガスファンヒーターは電気代の高い暖房器具と思われがちですが、電力を使用するのは実は稼働時のみです。温風が出始めれば、ガスの力でお部屋を暖めるので、計算結果よりも電気代は安いと考えても良いでしょう。

オイルヒーターの電気代

オイルヒーターは、電気を使って油を暖め、お部屋全体の温度を上げる暖房器具です。性能はガスファンヒーターより若干劣るため、狭いスペースを暖める際に適しています。今回は、ガスファンヒーターと同じく、1日8時間使用した場合の電気代を計算しました。

【オイルヒーターの電気代】
電気代
8時間あたり 1200W×8h÷1000 ×27円/kWh = 259.2円
1ヶ月あたり 259.2円 × 31日 = 8,035.2円

オイルヒーターは、温度設定によって消費電力が異なり、一般的には「強」を選択した場合に1200Wの電力を消費します。電気代を節約したいならエアコンと併用する、あるいはカーディガンやセーターを着用するなど、オイルヒーターの温度設定を下げる工夫が大切です。

セラミックヒーターの電気代

セラミックヒーターは、セラミックに電圧をかけて発熱させ、周囲を暖める暖房器具です。ガスや油などの代わりに電気を使用しますが、安全性の高い家電としても重宝されています。似た名称の暖房器具のセラミックファンヒーターは、暖かくなった空気をファンで送風するタイプで、セラミックヒーターとは異なる家電です。

今回はほかの暖房器具と同じく、1日8時間使用した場合の電気代を計算しました。

【セラミックヒーターの電気代】
電気代
8時間あたり 1200W×8h÷1000 ×27円/kWh = 259.2円
1ヶ月あたり 259.2円 × 31日 = 8,035.2円

消費電力1200Wのセラミックヒーターであれば、リビングなども十分に暖められますが、その分電気代が高くなるのがデメリットです。節約を考えた場合は、ほかの暖房器具と一緒に使用し、温度設定を下げるのが効果的といえるでしょう。

こたつの電気代

足全体を暖める目的で、冬場はこたつを使用する方も多いでしょう。内部の空気を暖めるために電気を使用しており、火災のリスクが低いため、年齢を問わず使いやすいです。なお、こたつもほかの暖房器具と同じく、1日8時間使用した場合の電気代を計算しました。

【こたつの電気代】
電気代
1日あたり 1200W×8h÷1000 ×27円/kWh = 259.2円
1ヶ月あたり 259.2円 × 31日 = 8,035.2円

ただし、こたつは基本的に500W前後のタイプが多く、1200Wを消費するのはレアケースです。電気代は、上記の計算結果よりも安くなるでしょう。ご自宅にこたつがある方は、商品ラベルや取扱説明書などを確認してみてください。

電気代を節約する方法

電気代を少しでも節約するには、家電のこまめな掃除や使い方を見直すことが大切です。すぐにでも実践できる対策をまとめたので、ぜひご覧ください。

定期的に掃除や手入れをする

エアコンなどに搭載されているフィルターが詰まると、電力を必要以上に消費するため、こまめに掃除をして清潔に保ちましょう。自動でお手入れしてくれる機能が備わっていても油断せず、定期的に清掃することが求められます。

掃除機も、ブラシに絡まったゴミを取り除いたり、フィルターにゴミが詰まる前に掃除したりとお手入れが重要です。冷蔵庫は背面や通気口などを拭き取り、ホコリを取りましょう。月1回程度の掃除で十分です。

適切な温度や使用時間を守る

冷暖房機器は、温度や使用時間を適切に保つことでも、電気代の節約につながります。たとえば、エアコンは冷房なら28℃に設定し、必要に応じて扇風機やサーキュレーターを併用して体感温度を下げればOKです。冬場は、窓に断熱シートを貼るなどの対策をすれば、設定温度を20℃にしても過ごしやすいでしょう。

冷蔵庫も必要以上に庫内の温度を下げると、電気代が高くなります。夏と冬で庫内の温度を調節する、できたての料理は冷ましてから冷蔵庫に入れるなどの工夫が大切です。

各種ヒーターは、お部屋が十分に暖まったら自動で電源が切れる、サーモスタット付きの製品がおすすめです。使いすぎ防止に役立ち、電気代が無駄にかさむ心配もありません。

節電モードをオンにしておく

節電モードを搭載している家電は、不使用時の消費電力を最小限にできるため、必要に応じてオンにしておくと良いでしょう。パソコンであれば画面の輝度を下げ、消費電力を小さくすることで電気代を節約できます。

つけっぱなしを防ぐためにタイマーを設定する

電源を消し忘れると無駄な電力を消費するため、タイマーをセットしてつけっぱなしを防止しましょう。タイマー機能が搭載されていない場合は、別に用意するか、タイマー機能付きのコンセントを使うのも有効です。消し忘れを防ぐことで、電気代はもちろん、火災の発生防止にもつながるので、ぜひ実践してみてください。

1200W消費時の電気代が節約できる新電力会社のおすすめ5選

1200Wの電力を消費した場合の電気代を節約する手段として、新電力会社への切り替えもひとつの方法です。今回は、電気代の節約につながる5つの新電力会社をピックアップしました。おすすめのポイントもご紹介するので、検討する際に役立ててみてください。

idemitsuでんき

出典:idemitsuでんき公式サイト

idemitsuでんきは、出光興産株式会社が運営している新電力会社です。

【idemitsuでんきの概要表】
運営会社 出光興産株式会社
基本料金
  • Sプラン(東京電力エリアの場合)
    ~120kWh:30.00円/kWh
  • 120kWh超~300kWh:34.96円/kWh
    300kWh超~:37.30円/kWh
  • オール電化プラン(東京電力エリアの場合)
  • デイタイム(午前6時~翌午前1時):35.96円/kWh
  • ナイトタイム(午前1時~午前6時):28.06円/kWh
供給エリア 全国
※沖縄と一部離島を除く
独自キャンペーン 3,000円分のクオカードプレゼント
解約違約金 基本的に負担なし
支払い方法 クレジットカード
口座振替

idemitsuでんきの料金プラン「Sプラン」は、多くのエリアで120kWhを超える電気を使用した場合の料金単価が安く、電力使用量が多いご家庭におすすめです。オール電化住宅に適した料金プランもあり、深夜に電気を多く使用する方にも適しています。

ガソリンと軽油が2円/L引きになる「ガソリンコース」と、毎月の電気料金が200円引きになる「EVコース」から選べるクルマ特割も魅力的です。自家用車を使う機会が多い方はうれしいでしょう。

    <idemitsuでんきのおすすめポイント>

  • エリアによって最低料金や、120kWhを超える電気料金がお得になる
  • オール電化住宅に適した料金プランが選べる
  • 自家用車を利用する方にうれしい割引特典
  • 契約することで3,000円分のクオカードが受け取れる
  • 解約時に違約金が基本的にかからない

Looopでんき

出典:Looopでんき公式サイト

Looopでんきは、株式会社Looopが運営している新電力会社です。

【Looopでんきの概要表】
運営会社 株式会社Looop
基本料金 スマートタイムONE
基本料金0円+30分ごとの料金単価変動制
供給エリア 日本全国
※離島を除く
独自キャンペーン 10,000円分のクオカードプレゼント
解約違約金 なし
支払い方法 クレジットカード
デビットカード、プリペイドカードの一部

スマートタイムONEの最大の強みは、基本料金と燃料費調整額が0円である点です。月々の支払いは、電力使用量に応じた従量課金と再生可能エネルギー発電促進賦課金だけなので、大変お得です。

電気の料金単価は30分ごとに変動するため、比較的安い時間帯に電子レンジや掃除機などを使用すれば、電気代節約につながります。家電を使用する時間帯を調節しやすい方におすすめです。

    <Looopでんきのおすすめポイント>

  • 基本料金と燃料費調整額が0円
  • ピークシフトで月々の電気代を節約できる
  • 供給エリアが全国に対応
  • 契約時に受け取れるクオカードの金額が10,000円と高額
  • 一部デビットカードやプリペイドカードでも電気代を支払える

ENEOSでんき

出典:ENEOSでんき公式サイト

ENEOSでんきは、ENEOS株式会社が運営している新電力会社です。

【ENEOSでんきの概要表】
運営会社 ENEOS株式会社
基本料金

    東京Vプラン(東京電力エリアの場合)

  • ~120kWh:30.00円/kWh
  • 120kWh超~300kWh:35.05円/kWh
  • 300kWh超~:37.10円/kWh
供給エリア 全国
※沖縄と一部離島は除く
独自キャンペーン なし
解約違約金 なし
※「にねんとく2割」加入時、更新月以外の解約で1,100円
支払い方法 クレジットカード
口座振替

ENEOSでんきは、2年以上継続して契約した場合に電気料金がお得になる「にねんとく2割」が見逃せません。2年目までは1kWhあたり0.20円、3年目以降は0.30円割り引かれるので、長期的な契約を考えている方に最適です。

電気料金をENEOSカードで支払うと、ガソリンや灯油が安くなる「ENEOSカード割引」、指定の手続きのみでTポイントが貯まるなど、特典も充実しています。お得に電気を利用したい方の味方ですね。

    <ENEOSでんきのおすすめポイント>

  • 3段階の料金体系で電気を使えば使うほどお得になる
  • にねんとく2割で長期間電気料金の割引が受けられる
  • 電気代を支払うだけでTポイントが貯められる
  • ガソリンや灯油代が安くなり、運転する機会が多い方はお得感が強い
  • dポイントやマイルなど対応ポイントが豊富で、好きなポイントを貯めやすい

シン・エナジーでんき

出典:シン・エナジーでんき公式サイト

シン・エナジーでんきは、シン・エナジー株式会社が運営している新電力会社です。

【シン・エナジーでんきの概要表】
運営会社 シン・エナジー株式会社
基本料金

    きほんプラン(東京電力エリアの場合)

  • ~120kWh:19.67円/kWh
  • 120kWh超~300kWh:24.78円/kWh
  • 300kWh超~:27.71円/kWh

    【夜】生活フィットプラン

  • デイタイム:26.25円/kWh
    ※平日:午前9時~午後4時、休日:午前8時~午後10時
  • ライフタイム:32.65円/kWh
    ※平日:午前6時~午前9時、午後4時~午後11時
  • ナイトタイム:18.88円/kWh
    ※平日:午後11時~翌午前6時、休日:午後10時~翌午前8時

    【昼】生活フィットプラン

  • デイタイム:20.05円/kWh
    ※平日:午前9時~午後4時、休日:午前8時~午後10時
  • ライフタイム:32.65円/kWh
    ※平日:午前6時~午前9時、午後4時~午後11時
  • ナイトタイム:22.98円/kWh
    ※平日:午後11時~翌午前6時、休日:午後11時~翌午前8時
供給エリア 全国
※一部離島を除く
独自キャンペーン なし
解約違約金 なし
支払い方法 クレジットカード
口座振替

シン・エナジーでんきは、解約違約金だけでなく、初期費用から手数料まですべて0円なのが特徴です。契約期間の縛りもないため、気になったときにすぐ申し込めるところが魅力といえるでしょう。

電気は、各エリアの電力会社と同じ送配電網を利用して届けられるため、品質はそのまま、停電などのリスクも変わりません。再生可能エネルギーの開発事業に取り組んでいることもあり、環境にやさしい電力会社を選びたい方にもうってつけです。

    <シン・エナジーでんきのおすすめポイント>

  • 初期費用から解約手数料まで0円だから、契約も解約も手軽
  • 料金プランが豊富でライフスタイルにあわせて選びやすい
  • 既存の送配電網を利用して安定的な電力供給を実現
  • 契約期間が設けられておらず、好きなタイミングで解約しやすい
  • 再生可能エネルギー開発事業に携わっており、エコなエネルギーが使用できる

Japan電力

出典:Japan電力公式サイト

Japan電力は、Japan電力株式会社が運営している新電力会社です。

【Japan電力の概要表】
運営会社 Japan電力株式会社
基本料金

    くらしプランS(東京電力エリアの場合)

  • ~400kWh:27.00円/kWh
  • 400kWh超~:26.00円/kWh
供給エリア 全国
※沖縄と一部離島を除く
独自キャンペーン クオカード2,000円分プレゼント
解約違約金 3,000円
※電気の供給開始日から1年未満に解約した場合
支払い方法 クレジットカード
口座振替

Japan電力は基本料金が0円で、月々の支払いは使用した分の電気代だけで済みます。料金プランも、全国的に料金単価が安く設定されているため、新電力会社に切り替えるだけでも電気代を節約できるでしょう。

マイページからは、使用した電力量を月や日、時間単位で確認でき、電気を多く使用する時間帯や季節なども把握しやすいです。電気料金を見直したいときに役立ちます。

    <Japan電力のおすすめポイント>

  • 毎月400kWhを超えて電気を使用する場合に電気代がお得
  • 最短5分で切り替え手続きが完了
  • マイページで電力使用量を確認できる
  • 契約後、2,000円のクオカードが受け取れる
  • シンプルな料金プランでわかりやすい

まとめ

今回は、1200Wの電力を消費した場合の電気代と、切り替え先としておすすめしたい新電力会社をご紹介しました。消費電力の大きな家電については目安なので、ぜひご家庭での使用時間を計算式に当てはめて算出してみてください。

なお、今回ピックアップした家電のなかには、消費電力が1200Wに満たない製品も多くあります。たとえば、こたつは基本的に多くても500W程度です。そのため、計算結果よりも大幅に電気代が安い可能性もあるでしょう。ガスファンヒーターは、使用開始直後の電気代は高いですが、その後の消費電力は少ないです。消費電力を確認してから、計算するようにしましょう。

また、電気代を節約する方法として、こまめなお手入れや節電モードの利用なども解説しました。節約のためにはすべての対策を実施するのも良いですが、いきなり全部を取り入れるのは大きな負担になりかねません。無理なく楽しく電気代を安く抑えられるよう、まずはひとつずつ取り組んでいくことをおすすめします。

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基本料金0円でお得
Looopのプランは基本料金が0円となっており、電気を使った分だけ料金が発生することが最大の特徴です。ポイント等の付与がなくとも問題ない方、電気の利用方法で電気代を徹底的に安くしたい方に推奨できます。価格を追求しながらも、環境や日本社会への貢献にも目を向けた大手の新電力会社となり、特に基本料金のコストを削減したい方におススメです。
idemitsuでんき用アイコン
オール電化で最高峰
idemitsuでんきは、出光興産が提供する電気料金プランです。オール電化住宅において最高水準に安価な専用プランがあります。特にオール電化向けという観点では、一人暮らし~大家族まで国内で最高峰の料金構成となっている電気プランの一つと言えます。また、EVユーザーの方も深夜電気で蓄電できるためおススメです。
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マイルが貯まる
シン・エナジーの電気料金プランは、JALのマイレージがどんどんと貯まることが特徴です。電気代をお得にしながら、マイルを貯めたい方にとって非常におススメの電気料金プランとなっています。
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電力会社の一括見積にて電気代削減のサポートをしております。皆様には電気料金明細をご用意いただくのみの簡単作業となります。複数社の見積りを一覧化、どの程度電気料金を削減できるか比較できます。

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石油元売りとして国内最大の規模を持つENEOSは、都市ガスプランが特筆すべき水準の価格構成となっています。ただし、東京ガス/京葉ガスエリア限定の部分がネックです。しかしそれらエリアにお住いの方であれば、ENEOS都市ガスに切り替えることで大幅なガス代削減が期待できます。
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プロパンガス比較サービス
日本では2万社ほどのLPガス事業者が販売を行っており、価格差が極めて大きいのが業界の特徴となります。LPガス会社の見直しにより毎月のガス料金を大きく抑えられる可能性があり、おススメのプロパンガス比較サービスをご紹介しております。
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