電気代はクレジットカードで支払う方がお得?口座振替との比較やおすすめ電力会社を解説!
電気代の支払い方法の変更で、今よりも支払い額が安くなる可能性があることをご存じですか?
例えば、口座振替払いには毎月一定額を差し引かれる「割引サービス」があり、クレジットカード払いには間接的な割引といえる「ポイント還元」があります。電気代を少しでも安くしたいと考えている人の中には、どちらの方がよりお得なのか気になっている人もいるでしょう。
そこで今回は、クレジットカード払いと口座振替を比べて、どちらがよりお得なのかをご紹介します。それぞれの割引率の比較や、メリット・注意点を含めてみていきましょう。
また、この記事の最後には、クレジットカード払いが可能なおすすめの電力会社を5社紹介しています。電力会社の変更をお考えの際に、お役立てください。
電気代の主な支払い方法
電気代の支払い方法は、主に振込用紙・口座振替・クレジットカードの3種類です。ただし、利用できる支払い方法は、契約する電力会社によって異なる場合があります。
【電気代の主な支払い方法】
支払い方法 | 支払い方 |
---|---|
振込用紙 |
【メリット】
|
口座振替 |
【メリット】
|
クレジットカード |
【メリット】
|
電気代をクレジットカードで支払うメリット
電気代をクレジットカードで支払うメリットとしては、下記の3点があげられます。
電気代をクレジットカードで支払うメリット
電気代の支払い忘れが防げる
振込用紙の場合は、支払いが完了するまで自分で管理する必要があるため、うっかり紛失してしまったり、忙しくて支払いを忘れてしまったりする可能性があります。一方、クレジットカードは、毎月の期日に料金が自動で引き落とされるため、支払い忘れの心配がありません。
忙しくて支払いに行く時間が取れない人や、毎月の支払い管理を面倒に感じる人は、クレジットカード払いを選びましょう。
支払い額に応じたポイントが還元される
電気代をクレジットカードで支払うことにより、支払い額に応じたポイントが貯まります。貯まったポイントは、支払いへの充当や、ポイントサイトでの商品・サービスの交換に利用できるため、間接的な値引きともいえるでしょう。また、電気代の支払いは毎月必ず発生し、比較的金額も大きいため、着実にポイントを貯めることが可能です。
ただし、クレジットカードの種類によっては、電気代などの公共料金の支払いにはポイントが付かなかったり、ポイント還元率が下がったりする場合があります。公共料金の支払いにポイントが付与されない場合には、クレジットカード払いを選ぶメリットが少ないため、カード会社の公式サイトなどでポイント付与率などを確認しておきましょう。
支出額をまとめて確認できるので、家計管理がしやすい
カード会社の公式サイトなどには、クレジットカードの利用履歴を簡単に確認できるマイページが用意されています。電気代や生活費の支払いをクレジットカードでまとめておくと、利用履歴を見るだけで当月の支出額や支払先を把握できるため、家計管理がしやすくなるでしょう。また、月単位や年単位で利用履歴をさかのぼれるため、家計を見直す際にも便利です。
一方、クレジットカード以外の支払い方法の場合は、通帳や振込用紙の控えを取っておくなどして、自分で支払い額を管理する必要があります。家計簿アプリなどを使って管理する方法もありますが、金額を打ち込む必要があるなど、多少の手間がかかります。なるべく手軽に家計管理をしたいという方には、クレジットカードの利用がおすすめです。
電気代をクレジットカードで支払う注意点
電気代をクレジットカードで支払う注意点としては、以下の2点があげられます。
電気代をクレジットカードで支払う注意点
公共料金の支払いにポイントが付かない場合がある
クレジットカードによっては、公共料金の支払いにポイントが付与されない場合があります。ポイント還元を受けられるのは、クレジットカード払いの最大のメリットともいえるため、あえてポイントの付かないカードを選ぶ必要はありません。
もしお手持ちのクレジットカードが、公共料金の支払いにポイントが付与されないタイプであれば、新たにクレジットカードをつくることも検討してみましょう。
利用限度額を超えないように気を付ける
電気代を含めた支払い額が、クレジットカードに設定された月ごとの利用限度額を超えないように注意しましょう。電気代などの公共料金は比較的金額が大きいため、ショッピングなどで使用できる利用限度額が少なくなる可能性があります。
利用限度額の設定によっては、大きな買い物をしたいときにクレジットカードが使えないこともあり得るかもしれません。いざというときに困らないよう、毎月の公共料金を差し引いた利用限度額を把握しておく、公共料金と買い物用のクレジットカードを分けるなどしておくとよいでしょう。
口座振替とクレジットカード払いのどっちがお得?
電気代を口座振替払いにするのと、クレジットカード払いにするのでは、どちらがお得なのでしょうか。
電力会社によっては、口座振替での支払いに割引サービスが適応される場合があります。例えば、東京電力の場合、毎月55円(税込)の口座振替割引を受けることが可能です。
一方、クレジットカード払いには、毎月の電気代の支払い額に応じたポイント還元があります。ただし、前提として、クレジットカードが公共料金の支払いに対応していることが必要です。
こちらでは、電気代の金額別に、クレジットカード払いでどの程度のポイントが還元されるのか紹介します。
【クレジットカード払いにおけるポイント還元】
1ヶ月の電気代 | ポイント還元率 | ポイント還元相当額 (月額) |
ポイント還元相当額 (年間) |
---|---|---|---|
5,000円 | 0.5% | 25円 | 300円 |
1.0% | 50円 | 600円 | |
8,000円 | 0.5% | 40円 | 480円 |
1.0% | 80円 | 960円 | |
10,000円 | 0.5% | 50円 | 600円 |
1.0% | 100円 | 1,200円 | |
12,000円 | 0.5% | 60円 | 720円 |
1.0% | 120円 | 1,440円 | |
15,000円 | 0.5% | 75円 | 900円 |
1.0% | 150円 | 1,800円 |
※ポイント還元相当額は1ポイント=1円として計算
口座振替払いの割引サービスがある電気会社の場合、一例として毎月55円、年間660円の割引が受けられます。一方、クレジットカードは、利用額が高くなるほど獲得できるポイント相当額も上がっていきます。
つまり、日頃から電気代が高額になりやすいファミリー世帯やオール電化のご家庭では、クレジットカード払いの方が電気代はお得になる可能性が高いです。とくに、冷暖房の利用が増える時期は電気代が高くなりやすいため、クレジットカード払いの方がメリットは大きいでしょう。
できるだけ電気代をお得にしたい場合には、年間の電気代からポイント還元率を計算して、どちらの支払い方法を選ぶか決めることをおすすめします。
クレジットカードで電気代を支払うことがおすすめな人
電気代の支払い方法はいくつかありますが、クレジットカード払いがおすすめなのは、以下のような方です。
クレジットカードで電気代を支払うことがおすすめな人
それぞれの項目を一つひとつ見ていきましょう。
電気代の支払い忘れを防止したい人
クレジットカード払いでは、毎月自動的に利用料金が引き落とされるため、延滞や払い忘れを防止できます。毎月支払いのために、銀行やコンビニに出向く必要がないため、家事や仕事に忙しい方にもおすすめです。
少しでもお得にしたい人
クレジットカード払いでは、電気代を含めた支払い額に応じたポイント還元を受けられます。ポイント還元率や1ヶ月の電気代によっては、口座振替の割引サービスよりも実質的な割引率が高い場合もあります。電気代の支払いを少しでもお得にしたい人は、クレジットカード払いを検討してみてはいかがでしょうか。
支出管理をまとめたい人
カード会社の公式サイトなどで利用明細を確認できるため、支出管理をまとめたい人にもおすすめです。支払先や金額が一覧で表示されるので、月ごとの電気代の確認や、他の生活費などと合わせた支出管理が簡単に行えます。
電気代をクレジットカード払いに変更する方法
現在、振替用紙や口座振替で電気代を支払っている方に向けて、支払い方法をクレジットカードに変更する方法をご紹介します。基本的には、電力会社のホームページ、または郵送での手続きが必要です。
支払い方法の変更には、数日~1ヶ月ほど時間がかかることもあります。変更手続きは余裕をもって行い、締め日に間に合わないときは、これまで通りの支払い方法で支払いを済ませるようにしましょう。とくに、郵送は到着までに時間がかかるため、急ぎの場合はWeb上での変更手続きがおすすめです。
Web上で変更手続きをする場合
契約中の電力会社の公式サイトから、「クレジットカードでのお支払い」に関するページを確認します。Web上の案内に従って、クレジットカード番号などの必要事項を入力し、手続きを行いましょう。
郵送(書類)で変更手続きをする場合
郵送(書類)で変更手続きをする場合には、公式サイトや電話で申込書を取り寄せる必要があります。申込書が手元に届いたら、必要事項を記入して返送しましょう。
クレジットカード払いができるおすすめ電力会社5選
こちらでは、クレジットカード払いができる電力会社を5社紹介していきます。各電力会社の特徴や支払い方法、利用できるクレジットカードの種類などをまとめましたので、比較検討する際にお役立てください。
クレジットカード払いができるおすすめ電力会社
idemitsuでんき
idemitsuでんきは、全国でガソリンスタンドを展開している、出光興産株式会社が提供する新電力サービスです。2022年4月に名称をあらため、出光昭和シェル電気からidemitsuでんきへと変わりました。
【idemitsuでんきの概要】
運営会社 | 出光興産株式会社 |
---|---|
提供エリア | 全国(沖縄や一部離島を除く) |
支払い方法 | クレジットカード、口座振替 |
利用できるクレジットカードの種類 | Visa/Mastercard/JCB/AMEX/Diners |
解約手数料 | 0円 |
セット割・割引 | ガソリン |
idemitsuでんきは、日常的に車を利用している方や、お得に電気を使いたいという方におすすめです。idemitsuでんきには「カーオプション」という特典があり、ガソリン代やEV車の電気料金の割引が受けられます。
さらに、他社と比べてリーズナブルな料金設定になっているため、従来の大手電力会社のプランと比べて、電気代がお得になる可能性があります。idemitsuでんきに切り替えた後も、従来の品質と同じ電気を利用できるので、停電が増えることや電力供給が不安定になる心配もありません。
idemitsuでんきのおすすめポイント
- 従来の電気会社と比べてお得な料金設定
- ガソリン代やEV社の電気料金の割引がある
- 従来と同じ品質の電気が利用できる
Looopでんき
Looopでんきは、株式会社Looopが運営している新電力会社です。株式会社Looopは、2011年4月に設立し、主に自然エネルギー発電の開発や販売を行っています。
【Looopでんきの概要】
運営会社 | 株式会社Looop |
---|---|
提供エリア | 全国(一部離島を除く) |
支払い方法 | クレジットカード、一部のデビットカード・プリペイドカード |
利用できるクレジットカードの種類 | Visa/Mastercard/JCB/AMEX/Diners |
解約手数料 | 0円 |
セット割・割引 | Looopでんき+ガス(東京電力エリア限定) |
Looopでんきには、料金単価が30分ごとに変動する「スマートタイムONE」という料金プランが用意されています。電力使用の少ない時間帯にピークシフトして家電を使用することで、電気代を安く抑えられる料金プランです。
アプリや公式サイト上の専用ページで、現時点の電気料金単価が簡単に把握できるため、電気代の安い時間帯が分かりやすく、無理なく節電行動を行えるでしょう。また、東京電力エリア限定で、さらに電気代がお得になる「電気とガスのセット割引」を利用できます。
Looopでんきのおすすめポイント
- ピークシフトで電気代がお得になる
- 電力プランによっては基本料金が無料
- 従来と同じ品質の電気が利用できる
シン・エナジーでんき
シン・エナジーでんきは、全国で再生可能エネルギーの開発を行っている「シン・エナジー」が提供する新電力サービスです。
【シン・エナジーでんきの概要】
運営会社 | シン・エナジー株式会社 |
---|---|
提供エリア | 全国(北海道、一部離島を除く) |
支払い方法 | クレジットカード、口座振替 |
利用できるクレジットカードの種類 | Visa/Mastercard/JCB/AMEX/Diners |
解約手数料 | 0円 |
セット割・割引 | JALマイル付与 |
シン・エナジーでんきの「きほんプラン」は、従来の大手電力会社と比べて、リーズナブルな料金設定になっています。「きほんプラン」は、使用した電力量に応じて単価が変わるため、電力使用量の少ない単身者や2人世帯におすすめです。
生活スタイルに合わせた電力プランも用意されており、昼間の電気代が割安に設定されている「【昼】生活フィットプラン」や、夜間と休日の電気代割安に設定されている「【夜】生活フィットプラン」があります。ご自分の生活スタイルに合わせた電力プランを選べば、お得に電気を利用できるでしょう。
シン・エナジーでんきのおすすめポイント
- リーズナブルな料金設定で電気代がお得になる
- JALマイルが貯まる
- 従来と同じ品質の電気が利用できる
ENEOSでんき
ENEOSでんきは、 ENEOS株式会社が提供している新電力サービスです。全国にガソリンスタンドを展開しているENEOS系列の電力会社のため、日常的に車を利用する人におすすめです。
【ENEOSでんきの概要】
運営会社 | ENEOS株式会社 |
---|---|
提供エリア | 全国(沖縄や一部離島を除く) |
支払い方法 | クレジットカード、口座振替 |
利用できるクレジットカードの種類 | Visa/Mastercard/JCB/AMEX/Diners/MUFG/DC/Orico/UC/OMC/Rakutenなど |
解約手数料 | 0円 (「にねん とく2割」の途中解約は1,100円(税込)の解約手数料あり) |
セット割・割引 | にねん とく2割 |
ENEOSでんきは、特典や割引サービスが充実しています。2年以上の契約で電気代がお得になる「にねん とく2割」は、3年目以降はさらに割引率がアップするため、長期契約を検討している方におすすめです。
また、ガソリン代が割引される「ENEOSカード割引」や、ポイントやマイルが通常より貯まりやすい「特別提携カード」など、クレジットカード払いに関する特典がそろっています。
ENEOSでんきのおすすめポイント
- 「ENEOSカード割引」でガソリン代がお得になる
- クレジットカード決済の特典が豊富
- 全国に発電所を所有しているため、安定的な電力供給が可能
HTBエナジーでんき
HTBエナジーでんきは、電気と都市ガスを販売する「HTBエナジー」が提供する新電力サービスです。
【HTBエナジーでんきの概要】
運営会社 | HTBエナジー株式会社 |
---|---|
提供エリア | 全国(一部離島を除く) |
支払い方法 | クレジットカード、口座振替 |
利用できるクレジットカードの種類 | Visa/Mastercard/JCB/AMEX/Diners |
解約手数料 | 0円 |
セット割・割引 | Web新規申込で基本料金3ヶ月無料 電気+ガス(東京・中部・関西エリア) |
HTBエナジーでんきには、生活スタイルに合わせたさまざまな電力プランが用意されています。とくに、単身者や2世帯住宅向けの「ベーシックプラン」は、30~60Aまでは基本料金と従量料金が一律のため、電気使用量を気にせずに利用できるのがメリットです。
「ベーシックプラン」の加入特典として、電気・水回り・玄関鍵などのトラブル時に利用できる「あんしんサポート365プラス」や、3万円までのスマホの端末修理費用保険がついてきます。新規申込キャンペーンや、ガスとのセット割などもあり、契約特典が充実しているのが特徴です。
HTBエナジーでんきのおすすめポイント
- 電力プランの種類が豊富
- 特典や割引サービスが充実
- 従来と同じ品質の電気が利用できる
賃貸で契約中の電力会社に関するよくある質問
こちらでは、電気代のクレジットカード払いについて、よくある質問をまとめてご紹介します。
賃貸で契約中の電力会社に関するよくある質問
- 電気代をクレジットカードで支払うメリットとは?
- 電気代をクレジットカードで支払う注意点はある?
- 口座振替とクレジットカード払いのどっちがお得?
- クレジットカードで電気代を支払うことがおすすめな人はどんな人?
- 電気代をクレジットカード払いに変更する方法とは?
- クレジットカード払いができるおすすめの電力会社はどこ?
電気代をクレジットカードで支払うメリットとは?
電気代をクレジットカードで支払うメリットは、以下の3点です。詳しい説明は各項目のリンク先をご参照ください。
- 電気代の支払い忘れが防げる
クレジットカード払いは毎月自動的に引き落とされるため、延滞や支払い忘れの心配がありません。 - 支払い額に応じたポイントが還元される
クレジットカードは支払い額に応じたポイントが還元されます。ポイントは支払い分に充当したり、ポイントサイトで交換したりできるため、実質的な電気代の割引ともいえるでしょう。支払い額が多ければ、口座振替割引よりも電気代がお得になることもあります。 - 支出額をまとめて確認できるので、家計管理がしやすい
生活費の支払いをクレジットカードにまとめておくと、利用履歴で当月の支出額をまとめて確認できます。年単位でさかのぼって支出額の比較もできるため、家計管理が楽になるでしょう。
電気代をクレジットカードで支払う注意点はある?
電気代をクレジットカードで支払うときの注意点は、以下のとおりです。詳しい説明は、各項目のリンク先をご参照ください。
- 公共料金の支払いにポイントが付かない場合がある
クレジットカードの種類によっては、公共料金の支払いにポイントが付かない場合があります。電力会社のサイトなどでクレジットカードを登録する前に、公共料金の支払い時にポイントが付与されるか調べておきましょう。 - 利用限度額を超えないように気を付ける
クレジットカードには利用限度額が設定されており、電気代などの当月の支払い確定分を差し引いた分を、ショッピングなどで利用できます。利用限度額が低く設定されている場合には、大きい買い物をしたいときにカードが使えない可能性もあるため、気を付けましょう。
口座振替とクレジットカード払いのどっちがお得?
ポイント還元率や1ヶ月の電気代によっては、クレジットカード払いの方がお得になる場合があります。
口座振替払いの割引サービスでは、一般的に毎月55円(税込)、年間660円(税込)の割引が受けられます。一方で、クレジットカード払いは、電気代の支払い額に応じたポイント還元があるため、電気代が高くなるほど還元率がアップしてお得です。またポイント還元率が高ければ、付与されるポイントも多くなります。
口座振替とクレジットカードの支払いを、それぞれ比較した表は以下のとおりです。
【クレジットカード払いにおけるポイント還元】
1ヶ月の電気代 | 口座振替割引額 | ポイント還元相当額 (還元率 0.5%) |
ポイント還元相当額(還元率 1.0%) |
---|---|---|---|
5,000円 | 55円 | 25円 | 50円 |
8,000円 | 55円 | 40円 | 80円 |
10,000円 | 55円 | 50円 | 100円 |
12,000円 | 55円 | 60円 | 120円 |
15,000円 | 55円 | 75円 | 150円 |
ポイントの還元率によって異なりますが、おおむね1ヶ月の電気代が10,000円以上を超えるご家庭の場合は、クレジットカード払いを選ぶメリットが大きいといえそうです。
詳細は「口座振替とクレジットカード払いのどっちがお得?」で詳しく解説しています。
クレジットカードで電気代を支払うことがおすすめな人はどんな人?
以下のような方は、電気代をクレジットカード払いにすることをおすすめします。詳しい説明は、各項目のリンク先をご参照ください。
- 電気代の支払い忘れを防止したい人
クレジットカード払いは毎月自動で引き落とされるため、延滞や支払い忘れの心配がありません。支払いに出向く必要がないため、家事や仕事が忙しい人にもおすすめです。 - 少しでもお得にしたい人
クレジットカード払いでは、支払い額に応じたポイント還元が受けられます。1ヶ月の電気代によっては、口座振替割引よりも割引率が高いこともあるため、電気代の支払いを少しでもお得にしたい人におすすめです。 - 支出管理をまとめたい人
クレジットカード会社の公式サイトでは、支払先や支払い額をまとめた利用明細を確認できます。他の生活費や公共料金などと合わせて一括で支出管理を行いたい人にもおすすめです。
電気代をクレジットカード払いに変更する方法とは?
現在、口座振替などで電気代を支払っている場合には、ホームページまたは郵送での手続きが必要です。郵送での申し込みには時間がかかる可能性があるため、急ぎの場合はWeb上での手続きをおすすめします。
電気代をクレジットカード払いに変更する方法の詳しい手順は「電気代をクレジットカード払いに変更する方法」を参考にしてみてください。
クレジットカード払いができるおすすめの電力会社はどこ?
クレジットカード払いができる、おすすめの電力会社を5社ご紹介します。各電力会社の特徴や支払い方法、利用できるクレジットカードの種類などを以下の表にまとめました。より詳しい説明は、リンク先の各電力会社の項目をご覧ください。
【クレジットカード払いができるおすすめの電力会社】
電力会社 | 提供エリア | 支払い方法 | 利用可能なクレジットカード | 特徴 |
---|---|---|---|---|
idemitsuでんき | 全国(沖縄や一部離島を除く) | クレジットカード 口座振替 |
Visa/Mastercard/JCB/AMEX/Diners |
|
Looopでんき | 全国(一部離島を除く) | クレジットカード 一部のデビットカード・プリペイドカード |
Visa/Mastercard/JCB/AMEX/Diners |
|
シン・エナジーでんき | 全国(北海道、一部離島を除く) | クレジットカード 口座振替 |
Visa/Mastercard/JCB/AMEX/Diners |
|
ENEOSでんき | 全国(沖縄や一部離島を除く) | クレジットカード 口座振替 |
Visa/Mastercard/JCB/AMEX/Diners/MUFG他多数 |
|
HTBエナジーでんき | 全国(一部離島を除く) | クレジットカード 口座振替 |
Visa/Mastercard/JCB/AMEX/Diners |
|
まとめ
今回は、電気代の支払い方法は、クレジットカードと口座振替のどちらがお得なのかを解説しました。
ご家庭の電気使用量やクレジットカードの還元率によっては、クレジットカード払いの方がお得になるケースがあります。口座振替払いの割引サービスでは、一般的に毎月55円(税込)、年間660円(税込)ほどの割引を受けられますが、金額は常に一定です。
一方、クレジットカードには、利用額に応じたポイント還元があるため、ご家庭の電気使用量が多いほどメリットがあります。とくに、冷暖房の使用が増える時期は電気代が高くなりやすいため、利用額に応じてポイント還元率がアップするクレジットカードがおすすめです。
注意点として、公共料金の支払いにポイントが付与される種類のクレジットカードを選ぶことが重要です。ポイント還元がなければ、実質的な割引が受けられず、クレジットカード払いのメリットがなくなってしまいます。お手持ちのクレジットカードが公共料金の支払いに対応しているかを確認し、場合によっては新しいクレジットカードをつくることも検討しましょう。
また、本記事の最後では、クレジットカード払いが可能なおすすめの電力会社を5社ご紹介しています。電気代の支払い方法を変更する際に、あわせて新電力会社への移行を検討される場合などに役立つでしょう。
ピークシフトで電気代がお得になるLooopでんきや、提携のクレジットカードでガソリン代がお得になるENEOSでんきなど、さまざまな特典や電力プランをそろえた電力会社があります。ご自身やご家庭のライフスタイルに合わせて、最適なプランを選びましょう。