誰でもできる東京ガスの解約方法とは?違約金や注意点など気になる疑問も解説します
東京ガスの解約は、東京ガスのホームページまたは電話から可能です。いずれの解約方法も簡単なため、初めてガス・電気を解約する人でも安心して解約できます。
しかし「いつ解約すればいい?」「解約金がかかる?」といった疑問をお持ちの人も多いでしょう。
今回は、東京ガスの解約方法について、手続きの流れや気になる違約金などの疑問に答えながらお伝えします。引越し予定や他社への切り替えを予定している人は、解約時の参考にしてみてください。
東京ガスを解約するベストなタイミング
引越しが決まったら、速やかに東京ガスに解約申し込みを行いましょう。目安としては、引越し日の2週間~10日前に解約手続きを行うのがおすすめです。
引越し決定から当日までは、荷造りや行政手続きなどやるべきことが山積みです。そのため、ガスの解約が後回しになってしまうこともあります。当日に慌てないようにするためにも、引越し日程が決まったらすぐに解約手続きを済ませましょう。
引越しで東京ガスを解約する方法
引越しで東京ガスを解約する方法は、WEBから解約と電話による解約の2種類があります。便利なのは、24時間365日受付のWEB解約です。
引越しで東京ガスを解約する際には、事前に以下の情報を準備しておくとスムーズに手続きできます。
東京ガスの「ガス」「ガス・電気」解約申し込み時に必要な情報
契約者情報 | 契約者の名前、電話番号 |
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お客様番号 | 検針票記載の番号 ※口座振替・クレジットカード払いの場合、契約者名、住所、支払いに使用中の口座番号もしくはカード番号の下4桁で検索可能 |
使用停止の情報 | 停止先の住所、電話番号、建物の形態(一戸建て、マンション、アパートなど) |
移転先の情報 | 移転先の住所、電話番号 |
使用停止日 | 使用停止希望日時、訪問希望日時 |
立ち会い者情報 | 立ち会い者の名前、電話番号 ※オートロック式の建物の場合や、警報器取り外し作業がある場合は立ち会いが必要 |
東京ガスの「電気」解約申し込み時に必要な情報
契約者情報 | 契約者の名前 |
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使用停止の情報 | 停止先の住所、電話番号など |
使用停止日 | 使用停止の希望日時 |
続いて、WEB解約と電話解約の手順について説明していきます。
WEBから解約を行う場合
WEBから東京ガスを解約する場合は、以下の手順に沿って手続きを行います。
- 東京ガスのホームページにアクセスする
- 必要事項を入力
東京ガスのホームページにアクセスし、「引越し時の解約のお手続き」に進みます。
案内に沿って必要事項を入力し、送信をすると解約完了です。
インターネットからの解約申し込みは、ガスは7時半までの予約で最短当日の午後に訪問、電気は2日〜1週間後の予約が可能です。「引越し時の解約のお手続き」に進むと、そのときの最短の日時が表示されます。
予約は引越し日ギリギリまで可能ですが、慌ただしさに忘れてしまう場合もあるため、引越し日が決定した時点で申し込むのがおすすめです。
電話で解約を行う場合
電話から解約をする際は、東京ガスの「東京ガスお客さまセンター」で申し込みを行います。
東京ガスお客さまセンター
電話番号 | 03-6838-9001 |
---|---|
受付時間 | 月~土:9時~19時 日祝日:9時~17時 |
9時〜10時や日曜・祝日は、電話がつながりにくい時間帯・曜日です。また、3月中旬〜4月上旬も引越しシーズンで混雑しやすいため、時間をずらしたり、スケジュールに余裕を持って電話をかけたりするようにしてください。
なお、東京ガスの電気のみを利用している場合の解約方法は、電話のみです。退去時には安全のため、ブレーカーや契約主開閉器、もしくは漏電遮断器を必ずオフにしてから退去するようにします。
東京ガスの解約時の立ち会い
ガスを解約する際、作業員が住居を訪問し、閉栓作業を行います。基本的に立ち会いは必要ありませんが、オートロックの建物やガスメーターの設置場所まで立ち入れない場合は、立ち会いが必要です。
ガスを止める作業は、土日・祝日を含む年中無休で行っています。時間は、以下の時間帯から選択してください。
東京ガスの解約時の閉栓作業
訪問日 | 月曜日~土曜日: 9時~19時 日曜祝日: 9時~17時 |
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訪問時間帯 |
|
「いつでも可」は、立ち会いが不要で、ガスの使用予定がない場合に選択可能です。なお、混雑状況によっては、希望の時間帯を選べない場合もある点に注意しましょう。
なお、当日は以下のように作業が進みます。
- 指定日時に「東京ガスライフバル・エネスタ・エネフィット」の作業員が訪問
- ガスメーターの閉栓作業
- 10分ほどで作業終了
マンションの管理人による、代理での立ち会いも可能です。訪問作業の作業費や出張費なども必要ありません。
同一住所で東京ガスを解約する方法
引越しはせず、他社への切り替えで東京ガスを解約する際は、自分で手続きをする必要がありません。乗り換え先の都市ガス・電力会社が代わりに、解約手続きを行ってくれます。
また、たとえば湯沸器でのみガスを使っていたが、不要になったという場合は「引越しの手続き」からガス停止の手続きが可能です。
東京ガスの解約でかかる料金
東京ガスを解約する際には、原則として違約金や解約手数料などがかかりません。新しく契約する電気・ガス会社も、解約金の有無を確認しておくとよいでしょう。
東京ガスの解約前に確認すべき注意点
東京ガスの解約手続き自体は簡単に行えます。ただし、解約前に確認しておきたい3つの点に注意してください。
東京ガスの解約前に確認すべき注意点
解約前に必ず確認しておきましょう。
引越し先の供給エリアを確認する”>引越し先の供給エリアを確認する
引越し先でも東京ガスの利用を続ける場合は、供給エリアを確認しておきましょう。引越し先が東京ガスの都市ガス・電気の供給エリアであれば、解約手続きと一緒に引越し先での使用開始手続きが行えます。
東京ガスの都市ガス・電気提供エリアは、以下のとおりです。
東京ガスの都市ガス・電気供給エリア
都市ガスの供給エリア | 東京都 神奈川県 千葉県 埼玉県 栃木県 茨城県 群馬県 |
---|---|
電気の供給エリア | 東京都 神奈川県 埼玉県 千葉県 茨城県 栃木県 群馬県 山梨県 静岡県(富士川以東) |
引越し先が上記のエリアから外れている場合、東京ガスの都市ガスおよび電気を利用できません。東京ガスの供給エリア外に引越す場合には、エリア内で申し込み可能な他社のガス・電気会社と契約する必要があるため、注意しましょう。
引越し先での新しいライフライン手続きは、いつから申し込み可能かを確認しておくことも大切です。解約だけして引越し先のライフライン手続きを忘れてしまうと、すぐに電気やガスを利用できません。
パッチョポイントは付与日から3年すると消滅する
パッチョポイントは、ポイント付与日から3年が経過すると消滅します。また、myTOKYOGASを退会する場合も、退会と同時にポイントは失効します。
パッチョポイントは、楽天ポイントやdポイントなどの提携ポイントや、東京ガスWebショップでの交換に利用できるポイントです。お得なポイントですので、ポイントが消滅する前に交換をしておきましょう。
なお、myTOKYOGASにログインした状態で引越し手続きを行った場合、情報は自動で反映されます。myTOKYOGASにログインせず引越し手続きをした場合は、自動で反映されません。引越し後にマイページの「引越し前後の料金・ポイントをまとめて表示」から手続きを行ってください。
最後の請求まで口座・クレジットカードの解約をしない
最後の請求がされるまでは、利用中の口座やクレジットカードの解約をしないよう注意してください。
最後の請求は、現在の支払い方法で請求されます。口座振替とクレジットカード払いで、最後の精算のみ振込書での支払いを希望する場合は、引越し先に振込書が送付されます。
なお、都市ガスは、ガス使用中止直前の検針日翌日から、使用中止日までの使用日数・使用量のガス料金を日割り計算です。
東京ガスの解約によくある質問
東京ガスの解約について、よくある質問をまとめました。
東京ガスの解約によくある質問
- 東京ガスを解約するベストなタイミングとは?
- 引越しで東京ガスを解約する方法とは?
- 同一住所で東京ガスを解約する方法とは?
- 東京ガスの解約でかかる料金はいくら?
- 東京ガスの解約前に確認すべき注意点とは?
ひとつずつ回答していくので、解約時の参考にしてみてください。
東京ガスを解約するベストなタイミングとは?
東京ガスを解約するタイミングは、引越し日の2週間~10日前に行うのがベストです。WEB予約の場合、ガスは当日7時半までの予約で、最短当日の午後に閉栓作業ができます。電気は建物の形態により、2日後〜1週間後の予約が可能です。
引越し当日のギリギリまで解約の申し込みができますが、東京ガスの公式ホームページにも『引越しの日程が決まったら、早めにガスの使用を中止する日を決めましょう』との一文があります。引越し期間は準備や手続きで忙しい日が続くため、引越しが決まったらすぐにでも解約手続きを進めるようにしましょう。
引越しで東京ガスを解約する方法とは?
引越しで東京ガスを解約するには、以下の2通りの方法があります。
- WEB解約
- 電話解約
WEB解約は24時間365日、パソコンやスマホから解約手続きが可能です。日中は時間がとれない人でも、いつでも好きな時間に申し込みができます。
電話解約は「東京ガスお客さまセンター」にて解約手続きを行います。
東京ガスお客さまセンター
電話番号 | 03-6838-9001 |
---|---|
受付時間 | 月~土:9時~19時 日祝日:9時~17時 |
混雑しやすい時間帯・曜日・時期 |
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「東京ガスお客さまセンター」は年中無休、土日祝日も営業しています。ただし上記の表にあるように、混雑しやすい時間帯・曜日・時期があるため、つながりにくい場合は時間をおいてかけ直してみてください。
同一住所で東京ガスを解約する方法とは?
同一住所で東京ガスを解約する場合、手続きは不要です。引越しをせず、東京ガスから他社の都市ガス・電気に切り替える場合は、新しい都市ガス・電力会社が手続きを行います。
ただし、家で使用していたガスが何らかの理由で不要になった場合は、「引越しの手続き」から手続きが必要です。
東京ガスの解約でかかる料金はいくら?
東京ガスの解約には、料金がかかりません。原則として違約金や解約手数料などはかからないため、安心して解約できます。なお、ガスの閉栓作業時も、出張費などの支払いは生じません。
東京ガスの解約前に確認すべき注意点とは?
東京ガスの解約前に確認するべきポイントは、以下の3つです。
東京ガスの解約前に確認すべき注意点
東京ガスは、都市ガスも電気も供給エリアが決められています。引越し先も東京ガスの供給エリア内であれば、解約と同時に使用開始手続きが可能です。しかし、引越し先が供給エリア外の場合は、東京ガスは利用できないため、事前にエリアを確認しておきましょう。
また、東京ガスにはパッチョポイントがあり、ポイントは3年で消滅します。パッチョポイントはTポイントやPontaカードなどに交換できるため、消滅前に交換をしておくのがおすすめです。
東京ガスの解約をする際、支払い方法に登録している口座やクレジットカードまで解約しないことも、大切なポイントです。最後の支払い請求は、使用中の口座またはクレジットカードで行われます。
特に口座振替で支払いをしており、引越しで銀行口座を解約する場合には注意が必要です。口座振替は、ガスを止めてから約2週間かかります。そのため、口座の解約予定がある場合は、振替後に解約するようにしましょう。
まとめ
東京ガスの解約は、WEBと電話の2通りから手続きを行えます。簡単なのは、スマホからも手続きができるWEBからの解約方法です。24時間365日、曜日や時間を気にせずに解約申し込みができます。
解約前に確認しておくべき3つのポイントに注意し、スケジュールに余裕を持って解約手続きを行うようにしましょう。