地球の危機!~私たちは何が出来る?~

2022年12月29日

所属:東京情報大学

インターン生:H.Sさん

地球の危機!~私たちは何が出来る?~の写真

現在全世界で非常に多くの人たちが自動車や電車などといった乗り物を使って移動、生活しています。その理由としては、移動手段としての便利さが大きく関係しているとされるでしょう。しかし、利用するにあたって排気ガスという大きな問題に直面してしまいます。今回はこの排気ガスが及ぼす様々な影響、その対策や私たちにも出来ることについて注目していきます。

排気ガスの概要

排気ガスが及ぼす影響を説明する前に、排気ガスの概要や発生する原因について紹介していきます。そもそも排気ガスとはガソリンや軽油を燃焼した際に発生するガスであり、車の排気口から噴出される灰色のガスがまさしく排気ガスといえるものとなっています。排気ガスの主な成分は二酸化炭素や窒素化合物などの化学物質です。これは温室効果ガスとも呼ばれ、この化学物質が大気中に拡散されることで人間や自然環境に大きな影響を与えてしまいます。

排気ガスが及ぼす影響

排気ガスが及ぼす影響の中でもっとも有名なものとして地球温暖化が挙げられます。詳細としては、排気ガスなどに含まれる温室効果ガスにより地球全体の温度が上昇、その影響で年々全世界の気温が上昇することだけでなく、様々な異常気象を引き起こす原因となっています。ここからは地球温暖化が及ぼす影響と現在行われている予防策を解説していきます。

影響① 海面上昇

まず、地球温暖化の影響で懸念されていることは北極や南極の氷が解けることによる海面上昇です。また、海面上昇にはもう一つの要因があり、地球温暖化によって上昇した海水の熱膨張による影響も加わっているとされています。この海面上昇現象は日本などが含まれる島国に対して影響を与えています。

海面が上昇することで島国は少しずつ土地を失っていってしまいます。日本はまだ影響がないように感じますが、あと1m海面が上昇すると日本の9割の土地が海に沈んでしまう、といった予想が気象庁から発表されています。

海面上昇を防止するために現在行われていること

海面上昇を防ぐために日本を含めた島国は防波堤などの海面上昇による高潮にも対応できる設備を各所に設置しています。しかしこれだけでは時間稼ぎにしかならないため、根本的な解決法である地球温暖化の防止を呼び掛ける活動をしています。

影響② 海水の温度上昇

地球温暖化が海に及ぼす影響は海面上昇だけではありません。地球全体の温度が上昇することで海水自体の温度が上昇してしまう危険性があります。私たち人間にはそれほど影響がないように感じますが、実際にはこの問題が悪化することで私たち人間の命に関わる危険性が出てきます。

現在の海の温度は一般的に19.9℃と言われています。しかし、気象庁のデータを参照すると1年に約0.01℃ほど上昇する傾向があり、その年によって数値のばらつきが多いとなっています。日本近海では100年周期で海水の温度が約1.19℃上昇しているとのデータがあり、毎年上昇する温度の平均値が上昇しています。その影響を受けるのは海洋生物たちであり、関連して海洋生物を食べ生活している私たち人間にも少なからず影響があります。

海水の温度上昇による海洋生物の影響

海水の温度上昇による影響は海洋生物の命にも大きく関わってきます。まず、海水の温度が上昇してしまうと海洋生物の餌であるプランクトンが異常発生してしまい、水質が悪化してしまいます。魚などプランクトンを主な餌としかしていない生物には良い影響を与えていると感じますが、ある一部の生き物に対し、甚大な被害を与えてしまいます。それは海の中に生えているサンゴ礁です。

サンゴ礁は本来褐虫藻という苔のようなものと光合成の2つを栄養源として生活しています。サンゴ礁には海に漂っている汚染物質をきれいにする行動もとっているため、海の水質を良くするためにも必要な存在と言えます。しかし、海水の温度が上昇し、プランクトンが異常発生することでサンゴ礁や褐虫藻に届く太陽光が減少してしまいます。褐虫藻も主な栄養が光合成のため繁殖をすることが困難となってしまいます。サンゴ礁は光合成と褐虫藻の2つの栄養素が減少してしまうため、海の汚染物質をきれいにする前に命を落としてしまう危険性が存在します。

また、魚などの海洋生物は本来サンゴ礁がきれいにしていた汚染物質の中で生活するためプランクトンを食べる際に汚染物質も一緒に食べてしまい、病気にかかり命を落としてしまう危険性が出てきてしまいます。

影響③ 酸性雨

地球温暖化が及ぼす影響の一つとして酸性雨という異常気象が挙げられます。酸性雨とは通常の雨とは異なり名前の通り酸性の雨が降り、生物や自然環境に大きな影響を与える異常気象です。この酸性雨が発生する原因としては、大前提として地球温暖化が挙げられますが、その中でも工場や自動車の排気ガスが雲になり、雨を降らしてしまうこととされています。この雲から降る雨には排気ガスに含まれるアルミニウムや工場で燃やした部品の破片などが含まれており、その結果雨自身が酸性になってしまいます。

自然環境の視点からは様々な影響を与えていますが、その中でも土壌が最も甚大な影響を受けているため、この1つに注目して解説していきます。土壌に関しては、酸性雨が降ることで土壌が酸性に変化してしまい、汚染物質が浸透していきます。その地域に生えている草木は土壌から汚染物質を栄養として蓄えてしまうためすぐに枯れてしまいます。また、土壌も酸性になることで土が砂へと変化してしまい、砂漠化という現象が引き起こされてしまいます。

生物の視点からは主に水生生物に影響を与え、水質の変化により卵を産卵することが困難となり、孵化した場合も雄が極端に増えてしまうといった生態系を崩してしまう危険性があります。

酸性雨を防止するために現在行われていること

これらの酸性雨に対する影響を防止するために世界中で、ヘルシンキ議定書などの法律も設定され、2000年からはEANETと呼ばれる全世界を対象とした酸性雨モニタリングなども実施しています。

また、モニタリングするだけでなく実際に酸性雨の被害を受けている地域や被害を受けるかもしれない地域に足を運び、土壌を調査しどこの国からの酸性雨なのかを特定する活動も行っています。その結果を全世界へ拡散することで原因となった国は注意力を上げ、可能性のある国も同様に汚染物質排出を抑制する働きに繋がっています。

影響④ 光化学スモッグ

光化学スモッグとは、他の現象と同様に地球温暖化が引き起こす異常気象の一つです。普段生活している中ではなかなか耳にしない単語ですが、PM2.5という単語は聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。光化学スモッグは大気汚染による異常気象とされており、非常にひどい例が中国で発生したPM2.5ということです。

光化学スモッグは工場や車から排出されるガスが原因で発生する現象で、酸性雨ほどではありません。この現象は植物よりも人体に対する影響力が高く、非常に危険とされています。植物に対する影響としては、光化学スモッグの影響で発生した化学物質 光化学オキシダントにより葉に斑点が発生し、その数が増えていくと枯れてしまうなどが挙げられます。

人体に関する影響として、呼吸困難、視力低下、吐き気、頭痛、めまいなどここではすべて挙げられないほどの影響が存在します。また、大気中に光化学オキシダントが舞うことでこの現象が発生することから、粒子の大きさによってPM○○のように別称がつけられる場合があります。光化学スモッグは大気中の粒子が影響していることから、粒子が大きいほど視界が悪くなり、まるで砂嵐の中にいるような見た目になる場合があります。

光化学スモッグを防止するために行っていること

光化学スモッグは先進国など工場や自動車が多く利用されている国で発生する傾向があります。その中には日本も含まれているため、ここでは主に日本国内で行われている対策について紹介していきます。

まず、日本国内それぞれの地域で光化学スモッグの発生する可能性のある地域に対する注意報、警報の発令を徹底しています。夏になると熱中症だけでなくたまに光化学スモッグ注意報の発令が呼びかけられることがあります。光化学スモッグは通常人間の目には見えないほど細かい粒子による現象のため、注意報を出して外出を抑制させ、被害を抑える目的があります。

地球温暖化に大きく関係している国

地球温暖化の被害を促進しているのは世界中すべての国ではなく、先進国の一部の国が特に大きな影響を与えているとされています。まず、名前を上げるのは中国です。

中国は世界中でも有数の先進国であり土地の規模と相成り、車やバイク、工場など多くの乗り物や工業施設が存在します。そのためほかの国よりも排出されるガスの量が桁違いに多く、地球温暖化の問題が出るたびに中国の名前が挙げられます。

また、前述した光化学スモッグの例に挙げたPM2.5も中国で発生しており、酸性雨問題も中国からの汚染物質が含まれているとされています。中国はパリ協定で温室効果ガスの削減を定められたのにもかかわらず、温室効果ガスの排出量は年々増加しているという問題を抱えています。

次に名前を上げるのはアメリカです。アメリカも中国同様土地の規模がほかの先進国と比べても格段に広く、その分工場の数が多いとされています。しかし、中国とは異なり本当に少しずつではありながらも、温室効果ガスの削減には成功しています。

排気ガス抑制に対する工夫

地球温暖化を抑制するにはその原因となっている排気ガスを抑制するほかありません。現在、生活の一部となっている自動車もハイブリッド化を促進し、水素を動力とした自動車の運用など様々な工夫が行われています。ガソリン車と異なり自動車の運用に二酸化炭素を排出しないことに加え、騒音やガソリン車特有の異臭も出さないため、現在はガソリン車よりもハイブリッド車の普及が進んでいます。

また、排気ガスの排出量の多いアメリカでは、1966年からアメリカ独自で自動車排ガス規制を行いました。さらに、全世界を対象にしたパリ協定を制定し、現在も継続して排気ガス削減の活動を続けています。

私たちにできること

全世界で排気ガス削減の活動が行われていますが、私たちにもできることはないのでしょうか。地球温暖化を抑制するには排気ガス削減のみが有効というわけでもありません。ここからは私たち一般人でも行える地球温暖化抑制の活動の一部を紹介します。

エコドライブを心がける

まず、一つ目はエコドライブを心がける、という点です。極端な話、私たちが自動車を全く運転することがなくなれば、地球温暖化は容易に抑制できるでしょう。しかし、生活をしていくうえで自動車という存在は生活の一部となってしまっています。そのため、停車などをする際や車内で人を待つ場合はエンジンを切り、余計なガソリンを使用しないことが重要です。

運転の際も極力エアコンや音楽などを切り、エコドライブに専念する必要があります。エコドライブに専念することで地球温暖化の抑制につながるとともに、自身の自動車の燃費を良くすることにもつながります。

3Rの意味を理解する

次は3Rの意味を理解し、行動に移す。という点です。3Rとは還元(Reduce)、再利用(Reuse)、再生利用(Recycle)、の3つに分類され、知っている方も多いでしょう。しかし、言葉の意味まではすべて理解していない人も入りと思います。ここからはそれぞれの言葉の意味と消費者と事業者、それぞれの視点からの活動例などを紹介します。

還元(Reduce)の意味と具体例

Reduceとは主にゴミや不要になった物の量を減らすということです。今ある資源を無駄に使わず、必要最低限の量でやりくりしていくことが主な内容となっています。消費者視点での具体例としては、「ビニール袋の使用量を減らすためにエコバックを使用する。」「耐久性の高い製品を選んで使用する。」「使用頻度の少ない製品を仲間たちと共有しシェアする。」などのことが挙げられます。

エコバックを使用するというのは私たちが行える活動でも非常に大きいものとなっており、ゴミになるビニール袋を削減できることに加え、長期間使用できるほどの耐久性を持っています。今は100均でもたくさんの種類が販売されているため、まだ持っていなかった方もこの機会に購入してみてもいいかもしれません。事業者の視点での具体例としては、

  • 製品を設計する際に耐久性のあるようにする
  • 実際に製造する際に不要なごみが極力出ないように原材料を効率よく使う

などが挙げられます。事業者の場合は、製品の設計の段階から販売した後のアフターサービスまで非常に幅の広い活動が行えます。原材料も効率よく使用することで製品開発のコスト削減にもつながるため、地球と事業の両方に対して利点の大きい内容となっています。

再利用(Reuse)の意味と具体例

Reuseとは持ち主が不要になったものを他者がもらい、様々な用途で再利用していくといった内容となっています。こちらはReduceと異なり、本来の使用目的を外れていても、他者が必要であれば継続して使用していくといった内容です。消費者の視点からは、

  • リターナブル容器の製品を積極的に利用し、回収してもらう
  • フリーマーケットなどで不要な製品を他者に譲る
  • 着なくなった衣類をぞうきんやタオルとして再利用する

などが挙げられます。リターナブル容器とは瓶などのことを指しており、最近では瓶入りアクエリアスが注目されていました。飲み終わった後に専用のボックスへ瓶を入れることで、回収された瓶は清潔に洗浄され、また店頭へ販売されます。現在は大型ショッピングセンターなどで販売しているため、機会があれば私も購入したいと考えています。

他にも着なくなった衣類をぞうきんとして再利用したり、必要なくなった瓶や缶も花瓶やペンケースなどに再利用することも出来ます。事業者の視点からは

  • リターナブル容器を用いた製品開発を行う
  • 1つの使用用途だけでなく、多方面で使用できるような設計を行う

などが挙げられます。事業者視点からは主に製品の設計や開発の段階での内容となっており、例外として前述したアクエリアスの瓶の再利用などが挙げられます。

1つの使用用途ではなく多方面での使用用途があるように設計することで、購入する消費者の幅が広がるとともにその製品がゴミとして排出される可能性を減らすことにもつながります。しかし、壊れてしまったら本来の目的を全うすることなく捨てられてしまう危険性があるため、事業者は使用用途だけに目を向けるのではなく製品の品質にも注目することが重要でしょう。

再生利用(Recycle)の内容と具体例

Recycleとは不要となった製品を一度粉砕し、粉砕したものを集めまた別の製品として利用するといった内容です。コンビニやスーパーの脇に置いてある回収ボックスや様々なリサイクルのマークが記載されている製品が対象となっています。消費者の視点からは、

  • ペットボトルなどの再生可能のマークがついている製品をただ捨てるのではなく専用のボックスに入れる
  • 資源ごみを再生可能なものとそうでないものに分類する

などが挙げられます。ペットボトルは再生可能な製品として有名であり、再生された製品の例として衣類や文房具、プラスチック容器に生まれ変わります。また、牛乳パックや雑誌なども再生可能な製品に含まれており、自治体が古紙回収などで訪れた際、その重さによってトイレットペーパーと交換してくれる活動も行っています。

他にもプラスチック容器などはゴミ袋に再生利用されるなど、私たちの身近には再生可能な製品や再生利用されている製品が多く存在します。この機会に自身の身の回りにそのような製品がないか探してみてもいいかもしれません。事業者の視点からは

  • 消費者がリサイクルしやすいような設計を行う
  • 製品を設計する際にリサイクルしやすい原材料を使用する
  • 使用済みとなったリサイクル製品の回収を徹底する

などが挙げられます。わかりやすい例として自治体のゴミの日を挙げます。ゴミの日でペットボトルが対象の日は皆さん、ペットボトルをつぶしてから捨てていませんか。このようにペットボトルは人間の力のみで形を変えられる設計となっています。

いろはすなどの容器は通常のペットボトルよりもつぶしやすい設計となっており、つぶすことが楽しいと思えるほど簡単につぶせます。このように企業は一般人にもリサイクルをさせるような製品開発を行っており、使用済み製品の開発にも力を入れてます。

最後に

現在地球は排気ガスを含む様々な問題に苦しめられています。それは私たちが行ってきた行動の代償であり、解決しなければいけない問題でもあります。全世界でも問題視されるほどに規模が大きい問題ですが、私たち一人一人が少しずつ意識を改め、行動することで状況は良い方向へと変化していくでしょう。

まずは、身近なものを再利用する3Rの行動を心がける、自動車を運転する際はエコドライブを心がけるなど、小さなことから行動することが地球温暖化抑制の第一歩となるでしょう。

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エコモ博士
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