環境保全活動は日常生活単位で存在する?

2020年09月08日

所属:武蔵野大学

インターン生:S.Yさん

環境保全活動は日常生活単位で存在する?の写真

「人が無駄にするものが環境を悪くする。」あなたは、どのようなことが環境を悪くするか考えたことがありますか?おそらく、意識して考えたことがある人はほんのわずかでしょう。そこで、団体の活動と一般の人が行える活動の違い、日常生活単位で存在する環境保全活動について「人が無駄にするものが環境を悪くする。」を意識して教えます。

そもそも環境保全活動とは

「環境保全活動とは」と聞かれた際に具体的に答えられる人はどれほどいるでしょうか。近年話題となっている、地球温暖化や異常気象(気候変動)によって生物多様性が失われつつあります。私たち自身も毎年の収穫が減少するや品質の低下といった被害を受けていますが、これは温室効果ガスの排出、土地改革・拡大などのように自業自得と捉えることができます。

しかし、このような人間の生息域の拡大・生産活動により環境を奪われた土地や生態系の生物多様性に関しては割り切ることができません。そこで、改善を目指すために行う活動が環境保全活動です。具体的には、先ほど述べた内容にある通り温室効果ガスの抑制、自然保護地区の管理など、民間や事業の団体が行うものが多いです。

また、そのような団体が行うものという認識をしている人が多いです。しかし、それだけではなく私たちの日常生活の中にも環境保全にかかわる活動はあるのです。団体の活動内容や問題点、日常生活に存在する環境保全活動を理解することで、地球の環境問題を考える際に視点がかわるのではないでしょうか?
今回はそんな話をしようと思います。

民間団体と事業者における環境保全活動の現状

初めに、民間や事業の団体の現状について述べます。皆さんの認識通り環境保全活動に関しては企業、NPO,NGOといった多くの団体が取り組んでいるため、ここから知識をつけていきます。

近年、民間団体による環境保全活動は盛んになってきています。NPO法人においては、平成10年(1998年)の特定非営利活動促進法の設立以降、急速に認証数が増加しています。そして、その半数程度が環境保全を目的に活動しています。地域の環境問題として地元を中心に活動環境教育や地域の清掃、自然管理といった活動を活発にしています。このような環境保全活動に取り組む民間団体は、規模が小さいため、地域に密着する必要があるのです。

一方で、すべての団体が地元地域を中心としているわけではありません。全国的又は国際的に活動を行う団体も、数は多くないものの着実に活動を進めてきています。国際的な団体は、ヨハネスブルクサミットや国際環境条約の締約国会議へ参加しています。そして、様々な政策の検討に当たって行政と対話を重ねるようになってきています。

こうした団体の活動は連携先を十分に広げることができないのが問題です。民間団体がより活発に活動するために必要なことは、十分な資金や人材を確保することです。市民に共感を得るよう情報を発信しながら成果のある活動をしなければならないため、活動に必要な情報を取得するための環境を整えるのが重要となります。

事業者の社会的責任について関心が高まってきています。その中でも環境保全への取組は大きな部分を占めています。大規模な事業者においては、経営戦略や社会貢献活動として環境問題への取り組みを積極的に進めるために動き出しています。しかし、多くの事業者は清掃活動などといった従来から存在する活動ばかりで、手間や負担の多い環境保全活動を行っているのはまだまだ少数の事業者のみとなっています。

さらには、規模が小さい事業者ほど環境保全への取り組みが遅れています。遅れの原因は、中小の事業者には、人的・資金的制約が存在するため、どのような取り組みがあるかを模索する必要があります。また、どのように取り組んでよいかわからないという課題が大きく、取り組みが進みにくいという現状となっています。

団体の環境保全活動における問題点

環境保全活動に取り組む団体が増えることによって問題が増えているという面もあります。例としては、反捕鯨団体のような暴力で問題を解決しようとする団体があります。また、暴挙に走り、人に危害を及ぼしたり、不法侵入を繰り返すなどの犯罪に染まる過激団体も存在しています。

これは、環境保全活動に、基準やルールといった制約がないため起こってしまうことなのです。しかし、ルールがないからといっても社会的に考えてやっていいことと悪いことは見当がつくと思います。

また、業務内容の問題としては、各々の団体が情報を提供・活動するため、情報の混在や活動内容の重複といったことが起こります。そのため支援者や寄付する方々が混乱してしまうといったケースもあります。

せっかく環境保全活動を行っていても、問題を増やしているのでは意味がありません。そこで、ルール・基準を考える機関はそもそも存在するのかしないのか、あるいは作られないのかといった疑問があると思います。答えとしては、実際にすべてを束ねている機関はまだ存在しませんが、束ねるために作られた機関は存在します。

環境保全活動には団体を束ねる機関はないのか

環境保全活動に酔う問題を減らす、基準を作り束ねる機関が必要と考えた方が「地球連合環境保全局」という機関を創設しています。この機関が行う活動内容としては

  1. 環境破壊を発生させない
  2. 環境保全を実践する
  3. 環境の大切さ及び意識を定着させる

といった根本的なことを3要素とし、環境保全に興味のある事業、民間、行政、市民を束ね政策を提言しようとするものです。そうすることで、情報を一か所に集めることができ混在することなく正確なものを提供できるというように考えているそうです。

日常生活における環境保全活動

事業や民間団体が行うような活動は一般の市民では到底行えません。では、本題である日常生活単位でみると、どのような環境保全活動を見ていきましょう。

実は、皆さんがいつも行っていることもかかわっているものがいくつかあります。例えば、ごみを捨てる時の分別やごみ自体の減量化、つた植物を使った「グリーンカーテン」など普段の生活で耳にする或いは実際に行っていることが環境保全につながっているのです。このことに気づいていない人が、環境保全にかかわりたいと考え、それらしいことを行うことによってより負担を生み出している場合があります。環境保全を行いたいと考えるのであれば、まず知識と理解を深める必要があります。

ここで必要な知識とは、何が環境問題につながっているかということです。身近な活動が環境保全活動につながっているとも知らず、大きな活動を始めた場合どんな問題、環境への負担を引き起こすかわかりません。

環境保全活動を行う人向けの研修や講座などが、市民の集いという形で行われている場合もあります。そういったものに参加するのも一つの手段ではありますが、せっかくなので上記したもの以外の具体的な活動を紹介したいと思います。

日常生活の保全活動①

手始めは、より身近なものがいいですよね。では、七月より有料化したレジ袋を考えましょう。一部の人はお店の利益のために有料化したのではと考えているようです。しかし、レジ袋の使用を抑制するのも環境保全活動の一つとなります。理由として多くの人が知っているのは「マイクロプラスチックを減らすため」だと思います。

しかし、実はそれだけではないのです。では考えてみましょう、仮に買い物に出た際、有料化前は一日にどれくらいレジ袋をもらっていたでしょうか。一店舗につき一枚としても一人当たり3~4枚もらっていると考えるとどうなるでしょう。これが大きめの袋ならば再利用する人も多いでしょう。しかし、小さめの袋はそのまま捨ててはいませんでしたか?お気づきの方もいると思います。

レジ袋を減少させるだけでごみの量を減少させるのにかかわっているのです。確かにたかが1~2枚のレジ袋ですが一年を通して考えてみてください。マイバックを使用するだけで一人当たりでも何百枚という量の袋・ゴミを減らせると気付けるでしょう。ごみを減少させるということは、ダイオキシンなどの有害物質の排出を抑制することにつながります。これは、レジ袋に限りません。ごみを捨てる際に余分な水分を取り除いてから捨てる。こういった心掛けが、環境保全につながるのです。

日常生活の保全活動②

では次に、移動手段を考えてみましょう。近年の夏は暑いですよね。移動の際に自動車を頻繁に使っている方いませんか?仮に自動車を使っている場合、注射させたときしっかりエンジンを切っていますか?少しくらいならと空調をつけたまま買い物に行ったりしていませんか?この点に少し気をかけるだけで温室効果ガスを抑制することができます。

例えば、移動の際に公共交通機関を利用するようにしたとします。それだけで、温室効果ガスを抑制することができるのです。駐車場によく「アイドリングストップ」といった言葉が書かれていますよね。エコドライブを心掛けるためのものではありますが、その行動が温室効果ガスを抑制することにもつながっているのです。

今年は、コロナウイルスの関係上、交通量が減ったため温室効果ガスが抑制され、地球上で起こっている地球温暖化を抑制・低下させることができているそうです。今の生活は確かに不自由ではありますが、まったく生活ができないほどでしょうか。少なくとも交通面ではほとんど不自由なく暮らせているのではないでしょうか。コロナ騒動が収まった後でも行えることですよね。

日常生活の保全活動③

では、最後にもう一つ、蛇口を閉める。とても簡単ですよね。水道代がもったいないと普段からすでにやっている人がいると思います。それでも、洗い物の際、お風呂で泡を洗い流すとき、いちいち閉めて開けるのが面倒くさいと行っていない時があるのではないでしょうか。夏場暑いからと庭先で簡易プールを用いた水浴びをしたりはしていませんか。

せっかくの休みで遊ぶのをとがめるわけではありません。しかし、簡易プールをいっぱいにする必要があるのでしょうか。そう言った些細な事に気を配っていただきたいと思います。私自身も、時折意識していないと忘れることがあります。それは当たり前になりすぎて意識が薄れているからです。ですが、今の状況ではそういった小さなことをしっかりと意識し活動しないといけないほど切羽詰まっているのです。

地球温暖化の現状

団体、日常生活における環境保全活動をそれぞれ説明してきたところで、最後に地球がどれほど切羽詰まっている状態なのか説明したいと思います。今の生活を続けていくと2100年、今から80年後の地球の気温は4.8度ほど上昇するといわれています。日本の近年の夏で45度近くを観測している中80年後に4.8度も上がったらどうなると思いますか?50度を超えると一部の生命は活動が不可能と言われています。

あなた自身は何不自由なく今を過ごしていても、今後生まれてくる世代或いは自分の子が暮らしていく時代は悲惨なものと捉えることができませんか。小さなことでも、取り組むことが今の時代に求められているのです。ちなみに、世界がこれまでどんなことをしてきたかを語ります。産業革命以降、気温上昇を1.5度~2度に抑えるために世界中で条約を制定するなどしていました。

しかし、先進国のせいといった話題や一部の国が非協力的であったり、協力的な国が目標を達成する中、何も考えずに開発を進めた国は目標値を大幅に超えています。日本も目標を達成できていない国の一つです。そのため、「化石賞」と呼ばれる不名誉な賞を2回も受賞しています。また、二酸化炭素の抑制を思惑としたパリ協定に背いた政策を立てたとし、サミットにおいて発言の権利すらもはく奪されました。

このように日本の政府が環境活動を取り組み切れていない中、日本の一部自治体では規定値を定めるなど取り組める範囲のことをしています。あなたが住む地域にもあるかもしれません。意識してみましょう。「バタフライ効果」という言葉聞いたことありますよね。ちょっとしたことが後世に大きな影響を与えるはずです。その影響が、いいものになるか、悪いものになるかはあなたの今後の活動次第だと私は考えます。

環境活動家の意見を通して

「グレタ・トゥーンベリ」この名前を聞いたことがある人は多いと思います。気候行動サミットという気候問題に関して各国が集まり発言するサミットにおいて16歳ながらに登壇した方です。簡潔に述べますと、彼女は、現在の大人の考えを全否定したうえで、後世のことをしっかり考えた環境対策をしてほしいという内容を話しています。

また、緊急性は理解しているかもしれないが、それを否定したいといったことも話しています。いくら緊急性を理解したところで、行動に移せていなければ何も解決しないからです。どれだけ各国が集まって議論しても行動できないのでは意味がありません。話し合いをするべき時はとうの昔に過ぎているのです。ひとつ前にも話しましたが、日常生活という単位からでも行動を始めないと、地球環境問題を改善するためにはすでに手遅れになりあるのです。これを見ているあなたも、彼女のスピーチを一度でいいから聞き、何をすべきか考えてみてください。

今回の話題を簡潔にすると

少し重い話となってしまいましたが、話をまとめたいと思います。環境保全活動は、資金や人材が豊かなほど広く活動できるため目につきやすいです。そのため、日常生活単位の行動が環境保全活動になっていると気付く人が少ないです。環境保全活動とは人間の生息域の拡大・生産活動により崩れた環境野の改善、そしてまだ崩れていない環境の保護をするといったことを指します。

それは民間団体がよく行っている、自然保護地区の管理などだけではありません。また、企業が行っている家電製品等の省エネ化、電気自動車といったものの開発だけでもありません。確かに多くの人が使うもの過ごす場所に手を加えることは大きな環境保全にかかわる行動の一つとなります。しかし、あくまでそれは一つの手段でありそれだけというわけではありません。日常の中で、消費者と呼ばれる私たちが行っている消費活動にも環境保全につながっていることがあります。

導入でも書いた言葉です。「人が無駄にするものが環境を悪くする」これを意識した行動が、今後の地球環境問題を考えるうえで忘れてはいけないことだと思います。そして、ちょっとしたことが後世に大きな影響を与えます。「その影響が、いいものになるか、悪いものになるか」それはあなたの今後の活動次第だと私は考えます。そして、もし、あなたが実感を得るような保全活動ができたのならぜひ、身近な人に伝えてみましょう。

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エコモ博士
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