今だからこそ知りたい、ごみの環境問題から見た日本の意識

2019年08月06日

所属:多摩大学

インターン生:H.Tさん

今だからこそ知りたい、ごみの環境問題から見た日本の意識の写真

8月も本番になり、海に行きたいと考える人も多くなってくるなかで皆さんは、海が今置かれている環境問題について考えたことがありますか?海について興味が出てくるこの時期だからこそ今の日本の海がどんな問題に直面していて、私たちは海や地球を守るために何が出来るのか等を考えていきたいと思います。そして、海だけではなくどんな環境問題が私たちを襲っているのかを考えていこうと思います。

日本の海と環境

まずは、日本の海が置かれている環境問題について軽くおさらいしていきます。現在の日本の海ではマリンプラスチックごみという海に存在する、捨てられたプラスチック等から出来たごみのことで、これは海洋生物の生活を脅かす存在へとなっています。

では、具体的にどのようなものがあるのかと言いますと、まずプラスチックが一番に挙げられ、次いで金属、布、ガラス等の危険物まで紛れ込んでしまっているのです。

また漂着したごみの中には、飲料用ボトルやその他プラスチック容器、ポリ袋等プラスチック類に分けるだけでもこれほどまでに数多くの種類のごみが私たちの海を、汚してしまっているのです。

近年の事例では、海に自由に暮らす生物たちが餌と誤ってごみを食べてしまうことや、身体の大きな生物にごみが絡まってしまい、身動きが上手く取れなくなりそのまま死んでしまうという事例も起きています。

これは、最近ようやく世間の話題に上がるようになってきた問題で、専門家の間ではもっと前からこの、プラスチックごみによる海への影響は懸念されていました。それが深刻化した今になってようやく私たちの話題になるようになってきたのです。

海洋ごみについて

では、次にその海洋動物などを苦しめているプラスチックごみとは一体どのようなものがあるのかを説明していきたいと思います。近年岸に漂着したごみには、魚釣りをする際に使われるような漁具や、洗剤の容器、中身のないポリタンクなどが漂着しています。

これは、考えなくても分かるように私たちが日常的に使うものであり何故そんなものが流れてくるのでしょうか?答えは、私たちのごみのポイ捨てが挙げられると思われます。

しかし、ポイ捨てといっても謙虚な日本人ですから実際にやっている人は少ないと思う人も多いと思います。しかし日本は海外の国と比べてもごみに対する意識が以上に高く、海外の街並みと比べても一目瞭然に日本の街並みが綺麗であることが分かります。では、何故日本はこんなにも環境やごみについての意識が高いのでしょうか?

日本人の環境への意識の高さ

最近の内閣府がおこなった環境に関する国民の意識を聞いた調査では、環境について関心があると答えた人が92.4%ととても多く関心がないとする人は7.5%となっており、日本は環境についてとても興味・関心を寄せているということが証明されます。恐らくこの環境についての興味や関心が日本人のポイ捨てに関する意識に関係しているようにも思えます。

そもそも日本とは、わびさびを重んじる国でごみを外に捨てるという文化自体が確立されていないことにあります。海外では、自分の周りの環境についての関心が低く自身を中心とした考えを持った人が多い中、日本では周りの人を気遣うという心があり自分がされて嫌だと思うことは、自分もしないと教わるのです。日本人の美に関する意識はこういった長い歴史の中にあるのかもしれませんね。

また、皆さんは3Rという言葉を聞いたことがあるでしょうか?3Rとは、リデュース・リユース・リサイクルの三つの頭文字を掛け合わせて作られた言葉で、内容の三つを聞けば聞いたことがある、と答える人も多いのではないでしょうか。

再度内閣府の調査に戻るのですが、実はこの3Rという言葉を聞いたことがあると答えた人が約55%となっており、その内容も知っているという人は29.7%となっており、そのほかは聞いたことはあるが意味までは知らないと答えた人になっています。

その調査では聞いたこともないと答えた人もいるようなので、実際に環境問題について関心があると答えにしている人がいるにしても、まだまだ日本中で環境問題について考えるには時間がかかりそうですね。

日本の生活と環境の関わり

それでは、ここで私たちの生活と環境の関わり方について考えていこうと思います。日本人のごみに関する調査ではこんなことが分かっています。

日本人はごみによる環境問題は深刻なものと分かっていながら多くの物を買い多くの物を捨てているという人が世の中に10%近く存在しています。これは、環境問題についての重要性が上手く伝わっていないがために出てきている数字のようにも思えます。

環境問題の重要性や深刻性をいかに、分かりやすく伝え国民の意識を変えていくのかが今後の政府の課題にもなっていきそうだと考えられます。

しかし、このほかにも日本では環境問題の深刻性をキチンと理解し日ごろからリサイクルや、環境問題の改善に努めようとする人の割合も多く、毎日のようにリサイクルなどを意識しているわけではないが、環境問題の深刻さを少しだけでも理解し、多少は意識しているという人は日本だけでも約52%と非常に高い水準であることが分かります。

環境問題が深刻化している今だからこそ、国民の興味や関心をもっと高め国全体から変えていき、いずれ世界にその情報を発信できるような国になるように日本の政府はこれから舵を取っていく必要があると私は考えます。

環境問題への取り組み

それでは、今回のような海洋ごみの削減などの環境問題に取り組むとなった時どのようなことを行えば良いのでしょうか?
まず私たちが出来ることはかなり限られています。

ごみの削減や地球温暖化など言葉で言うのは簡単なことですが、いざ行うとなった時あなたならどうするでしょうか?まずはごみ問題の根幹にあるごみの削減が挙げられます。恐らく多くの人はこう思うでしょう。

「私一人の意識なんかでは地球は変わらない」と考えている人は多いのではないでしょうか?これは現状を打破するカギになる考えです。「私一人」の考えでは確かに受けられる恩恵は薄いかもしれませんが、その一人一人の意思を広げていけば「私一人」ではなく「私と誰か」というものに変わるはずです。

まずは、一人が変わっていかなければ周りの人は着いてはきません。日本人の意識は集団によって変わりやすいのです。誰かがやれば着いてくるという人はたくさんいます。「私一人」の意思から「みんなの意識」へ変えていくこともこれからの日本の課題のようにも思えます。

ここではごみを減らすためにはどうすればいいのかについて少し述べていきたいと思います。近年の日本では、環境問題の意識を向上させるための取り組みが多く行われています。

一番代表的な取り組みは、エコバッグが挙げられます。エコバッグによるビニール袋の削減はもはやものすごい量になってきており、スーパーではエコバッグのレンタルやエコバッグによる値引きなど国民の意識が少しでも変えられるよう工夫がされています。

このビニール袋についての取り組みは前述のように長く広く知られており、国民や国全体の意識としてもかなり高いほうなのではないでしょうか?これを読んでいるあなたも、エコバッグを持参し買い物に行ったことは何度もあると思います。そのため、日本ではエコバッグについての意識は相当高いのではと考えられますね。

それでは、食材に関してはどうでしょうか?今や世界中での課題となっている食材の食べ残しや期限切れの食材の廃棄など、この全体の量は数えても数えきれないほどのものでこの問題も考えなくてはならない環境問題の一つとなってきています。

もとから日本はもったいないという言葉が出来るほど物に対しての意識はかなり高いようにも思えるのですが、近年の日本ではその意識が変わってしまっていること、あなたはお気づきでしょうか?

近年の日本は、もったいないとは思いつつも余った食材に手を付けなかったり、不要と判断された食材を廃棄していまっていたり、日本の意識はいつからこんな風に変わってしまったのでしょうか。それは恐らく消費者の生活の変化が大きく関係しているのではないかと考えられます。

日本人の意識の変遷

日本人の意識がまだ高かったころは、自分の家族の一人は野菜や米などの食材を作っている人がいて、感謝の心を直に共有出来たため残すことや、廃棄するなどといった考えがなく、いっぱいでも感謝をこめて食事をし、もし余ってももったいないから別の料理に生かすなど多くの工夫がなされていたために、食材への意識が高かったのではないかと考えられます。

今の日本には、その感謝の対象が明確ではなくもったいないと思うことも出来なくなってしまっているように感じます。日本のもったいないという意識は今や海外にまで広がっており、本来の素晴らしい文化であるもったいない精神というものの先駆者として、今一度考える必要があるのではないかなと思います。

この世界の誇る日本のもったいない精神をオリンピック間近にした今再び世界に発信できるよう、日本はここまで意識を持っているのだと胸を張って言えるように団結し、地球の明るい未来に向けて進んでいくべきなのだと思います。

環境にやさしい製品の登場

ここでは、環境にやさしい製品について述べていきます。近年の環境問題に関する意識は十分に高いため環境にやさしい製品というのも存在してきます。

ここで言う環境にやさしい製品とは、製品の原材料に再生されたものが使われているのか、不要になった時リサイクルしやすいのかということが考えられた製品のことを言います。

ここにも内閣府で行われた調査をあて考えてみると、環境にやさしい製品について意識しているという国民は約81%でまったく意識していないと答えた人は、約17%となっています。

これはとても高水準のようにも見て取れますが、このまったく意識していないと答えた人の割合が、内閣府が過去に行った調査の時に比べ、減少しており都市規模別に見ると、町村での割合が多いことが分かっています。

この調査では、意識していると答えた人の多くは女性で、意識していないと考えた人の多くは男性でありそれぞれで高くなっているため、男性の意識の低さがこの点での問題なのだなと考えられます。

日本国民のごみ・環境問題への認知

日本国民のごみ・環境問題への認知 出典:内閣府

ここまで日本人の海のごみや環境問題への意識について述べてきましたが、ここで国民のごみの問題についての認知度について紹介していきたいと思います。再三の登場になりますが、これも内閣府での調査結果を使って述べていきたいと思います。

内閣府が国民に対して、「ごみ問題について、どのようなことを知っているか」と聞いたところ、「野山や河原等への不法投棄が大きな社会問題になっている」と答えた人が、約76%となっており、国民の環境についての関心はそこに向いているのではないかと考えられます。

またこの記事の冒頭に挙げた海の漂着物が海岸の景観を汚したり、生態系の危機になっていたりしていると答えた人も同じ様に約72%と高く国民の意識はやはり国内のごみ問題に大きく偏っていることが分かります。

また、そのほかにもごみの最終処理場の容量が残り少なくなってきていることや、ごみ処理場の建設に反対する声が上がっているため、ごみ処理場が増えないのが問題とする声も多く上がっています。

中でも、大都市ではごみ処理場の容量が残り少なくなってきているという声が大きく上がり、海の漂着物が生態系に影響を及ぼしていると答えた人の大半は女性というデータも分かってきています。

ここから、性別や都市が抱える問題や事情によって関心を持つ内容に大きな違いが出るということが分かってきます。そのため、一つの問題を解決するのもとても時間がかかることであると今一度理解しなくてはなりません。

環境問題とは、とても時間をかけて蓄積してしまった負の遺産なのですから同じくらい時間をかけなければ決して解決までいくことはないでしょう。

日本の動き

これらの環境問題を受けて環境省は、絶滅危惧種の自然動物の保護並びに廃棄物の処理方法の見直し等を課題とし、改善していく事を示しました。

近年の日本国民の動きとしては企業での、まず原因となっているごみを減らすためにとリサイクル製品の積極的な導入や国民の一人が行動できる範囲についての情報提供などを行うことを示しています。

またこれに対し政府は、廃棄物の現状がどうなっているのかの情報提供や、リサイクル技術の向上、リサイクル製品をもっと作りやすい環境を作るための制度の構築などが国民から期待されているため今後の動きに注目する必要があります。

これからの未来/私たちに出来ること

この広い海で、多くの流されてしまったごみを回収する方法はどこにもありません。しかし減らすことは出来ます。これからの増加を抑えることだって出来ます。

またそれと同じように、世界の意識をごみの問題に向けることが出来ます。今の世界では一体何が起きているのか、今私たちが本当にしなくてはならないことは何かを伝え、共に考えることが出来ます。

考えた上で新しい改善策はないのか?今の目標が終わったら、次は何をするべきなのかを模索することが出来ます。このように私たちには、出来ることが限られているように見えて、出来ることは実はたくさんあるのです。

一人が動いても意味がないと思うのではなく、一人が動くから意味があるのだと考えて進んでみることも必要なことなのではないでしょうか?また、その小さな力はやがて大きな力になることを、改めて考え行動し、少しずつでも変えていく事が必要なのではないでしょうか?たしかにまだ、やる事は多いですがそれと同時にやらなければならない事も存在しているという事を、考えなくてはならないのではないでしょうか?

環境の問題は、たしかに時間はかかるし多くの人の協力も必要になっています。その中に私たち日本人も加担しともに解決に導いていくことが重要なのではないだろうかと思いました。

ここまで述べてきたのは、今の問題のほんの一部に過ぎません。本当の問題はこれらを解決してから浮かびあがってくるのだと考えられます。いつかすべての問題解決し、本当の地球を取り戻した先で、またその地球をどう維持していくべきなのか。

人間の時間は限られています。だからこそ、少しでも今ある問題に向き合うことが本来の地球を取り戻すために、私たち人間がやらなくてはならないことなのではないでしょうか?

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