画期的な技術となりえるか?電気自動車
所属:玉川大学
インターン生:A.Kさん
1990年にCO₂の排出量の削減を定めた京都議定書が発行されて以来、CO₂排出量の削減に向けて世界が大きな関心を持ち、低排出のエコ社会へ向けた社会活動への道を歩み始めました。
ガソリン車に代わる画期的な燃料を用いた電気自動車
自動車に使われる燃料といえば何を思い浮かべるでしょうか?ガソリンを思い浮かばれる方が多いと思います。それもそのはず、ガソリンは日本国内において車の燃料として最も使われている資源です。ガソリン自動車は1885年ごろにドイツ人の技術者によって発明されました。しかし、2013年のデータによりますと、ガソリン車は28%で世界的にはディーゼル車が有力になってきているそうです。
しかし、2015年にフォルクスワーゲンでのソフト改ざんによる燃費公表の不正の発覚(立ち入り検査の結果、基準値の40倍もの窒素酸化物が検出されたそうです)など、私たち日本人にとってディーゼル車には環境的な不安要素もあります。そこで、電気自動車の普及についても考えてみる価値があるのではないでしょうか?
最近、私の家の近所に電気スタンドが設置されました。山間部に住んでいるのでハイテクな設備がおかれることは想像もできませんでした。しかしこの考え方は正しくないかもしれません。むしろハイテクな時代に突入したからこそ山間部まで新技術がいきわたるという考えもあるかもしれません。
私は大学で工学系を専攻していますが、機械・材料系の進路を考えていましたがRAUL株式会社のインターンシップでエネルギー系の進路も検討してみようと思いました。産業革命期の石炭から始まり、近現代の石油と移り変わり、次はどのようなエネルギーが動かす社会となるでしょうか。それが電気や水素となれば環境面に関しては持続可能な、より進んだ社会となるでしょう。
実は電気自動車はガソリン車よりも早く開発されたといわれています。1873年にイギリス人技師が初めて実用化させました。それからおよそまるまる1世紀分、電気を差し置いて石油が交通資源として活用されてきましたが、その間に大気汚染問題もかなり深刻になってきました。今こそ、次期のエネルギー革命の時ではないでしょうか?