大気汚染されている地球の空
所属:玉川大学
インターン生:M.Oさん
「大気汚染」とは、私たちが生活で利用している自動車や仕事場での工場の煙に含まれる汚染物質による空気が汚れる事を言います。 それらの汚染物質は地球温暖化や酸性雨、光化学スモッグなどの原因にもなっています。
大気汚染について
大気(空気)に含まれている気体は、窒素:約78%、酸素:約21%、二酸化炭素やアルゴン、ヘリウム等:約1%(二酸化炭素:約0.03%)が流れています。この私たちが呼吸で必要となる空気が、自動車の排気ガスや工場による排煙で汚染されています。そこから出てくる汚染物質は窒素酸化物(NOx)や粒子状浮遊物(SPM)、二酸化炭素(CO2)、一酸化炭素(CO)の事を指します。
日本での大気汚染
日本では、皆からは別名「公害」と呼ばれています。昔はメチル水銀化合物による水俣病やカドミウムによるイタイイタイ病、コンビナートの排気ガス(NOx、SOx)による四日市ぜんそくと言った公害病がありました。現在は中華人民共和国から流れてくるPM2.5や2011年3月に起こった東日本大震災の影響による東急電力の原発事故の放射線による汚染が私たち人間の身体に影響を及ぼしています。
世界各国での大気汚染
世界各国でも大気汚染に影響を及ぼしています。主に中華人民共和国が深刻な状況となっていて、その原因は工場の排煙による微小粒子状物質のPM2.5が大量飛散しているからです。世界の大気汚染のリアルタイム気質指数ビジュアルマップによると指数が151以上の所が多く、死者数は最多の約160万人以上に昇っています。外出する子供たちにも悪影響を及ぼしています。
大気中に含まれる有害物質の含有量は中国がダントツの1位で、インドも万年2位になっています。日本は排出量が比較的少ない傾向にあり、増えたり、減ったりしています。
日本でのPM2.5に対する流行
中国から微小粒子状物質PM2.5を含む煙霧や黄砂が日本に流れ込んできて、一時期流行した事があります。最近は、ニュースや新聞には載ってはいませんが、父が新しく引っ越して来た家の中の空気を調査してもらった結果、話を聞いた母曰く、PM2.5が大量に流れ込んでいることが判明しました。
PM2.5は私達が知らない内に流れ込んで、人間の体内に入り込んで敏感な人は咳き込んだり、体に異常をきたしたりします。敏感じゃない人もその内にアレルギー反応を起こしてしまう可能性もあります。そうならない様に出かける時はマスクをしたり部屋の中にPM2.5対応の換気製品を置く事を心がけた方が良いと私はそう考えています。