森林伐採について
所属:跡見学園女子大学
インターン生:K.Mさん

人口が増えていくに従い、住宅地や農業地の開拓が進むことによって、地球上に存在する陸地のうち30パーセント以上だった森林は、産業発展の必要不可欠な資源として伐採されています
現状
熱帯林では、毎年1420万ヘクタールもの天然林人間の手によって減少しています。1420万ヘクタールという面積は、日本の本州の約3分の2に相当し、なんと10秒ごとに東京ドーム1個分の森林がなくなるという計算になってしまいます。それでは、なぜここまで多くの森林を人間は必要としているのでしょうか。
原因
日本も含む先進国では、木材を原料とする紙や包装などが過剰に利用され、簡単に捨てていることが1番の原因かと思われます。
私自身、百円ショップなどの安く簡単に手に入れることのできる商品はあまり大切に使う意識はしていないなと感じました。
木材を使用しているものとして特にティッシュペーパーは、比較的安価で手に入り、日常生活での用途が様々であるが故に無駄遣いをしてしまっていると思います。
私たち日本人の紙消費量は年間約3000万トンにも及びます。これは、立木(直径14㎝、長さ8m)6億本に相当するそうです。
問題と対策
現状のままいけば、100年後には地球上から森林がなくなると言われています。もし、森林がなくなってしまえば水を蓄えられなくなり、洪水やがけ崩れなどの災害が起こり、二酸化炭素が増えることによって地球温暖化がさらに進行してしまいます。また、木々がなくなってしまえば気温が上昇し、温暖化だけでなく、砂漠化まで進行してしまうのです。
このような事態にならないためには、世界各国が協力し、また努力することが不可欠です。それだけでなく、個人でも資源を大切にするという意識を必ず持たなければなりません。一般的に販売されている商品の中でグリーン商品呼ばれる再生紙を利用して作られた商品があります。このような商品を利用するということもひとつの手だと思います。
まとめ
森林伐採というのは、地球温暖化や環境汚染などにもつながる問題であり、このままにしておいてはならない深刻な問題です。
人間が豊かに生きていくために森林伐採をするということはやむを得ないことではあるけれど、このまま森林が減少していってしまえば、森林破壊または環境汚染へとつながり、豊かな生活どころか人間が住める環境ではなくなってしまいます。そのため、減少してしまった木々を、植林などの緑化活動で少しずつ元に戻していかなければならないのだと思います。

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