自然エネルギー100%の世界
所属:関西大学
インターン生:K.Hさん
自然エネルギー100%の世界。つまり、世界中で発電される電気がすべて自然エネルギーから生みだされる世界のことです。遠い未来のように感じるかも知れませんが、実は近い将来実現する可能性があります。
自然エネルギー100%の世界。つまり、世界中で発電される電気がすべて自然エネルギーから生みだされる世界のことです。遠い未来のように感じるかも知れませんが、実は近い将来実現する可能性があります。さて、今回はそんな話を踏まえながら、これからの日本の対応について考えます。
ニュージーランドを例にとりましょう。現在、ニュージーランド国内で発電される電気の約80%は自然エネルギーから生み出されています。さらに、ニュージーランドは更なる自然エネルギーの普及を目指しており、最終的には国内全ての電気を自然エネルギーから生み出すことを考えています。さて、それに対して日本の場合、発電された電気の内4%のみ自然エネルギーで発電しています。日本が自然エネルギー分野で遅れをとっているのは一目瞭然です。さて、近年世界中で騒がれている資源枯渇問題はいまやすぐ近くの未来となりました。冒頭にも記しましたように、自然エネルギー100%の世界を作ることは最早必然です。
さて、この世界を作ることはとても容易ではありません。一つの手段として、SNSがあります。アイスバケットチャレンジを例に取りましょう。もともとは、筋萎縮性側索硬化症(ALS)という病気への寄付活動がきっかけで広まりました。ALSは難病で知名度も低い病気でしたが、アイスバケットチャレンジという楽しさを交えたポップなキャッチコピーで全世界の人々の心をキャッチすることができました。このように、SNSには、爆発的な発信力があります。ですから、世界中の人々が自然エネルギーの良さから目を離さなければ、SNSでもメディアでも、爆発的に発信するチャンスはあります。今後日本を筆頭に世界を巻き込めることを期待しています。