電話機の年間電気料金をご紹介いたします!
今日において、様々な企業やメーカーが作ってくれる便利な家電製品は、私たちの生活を毎日休むことなく下支えし続けてくれており、なくてはならない存在です。家電量販店だけではなく、Amazon等のオンラインストアにおいても、豊富な種類の家電をラインナップしていますので、複数の製品から簡単にご自身に適したものを見つけ、気軽に購入することもでき、とても便利な世の中になりました。
ただ、そうした便利な家電製品ですが、気になるのは電気代です。購入する際にも、どのくらいの電気代を支払い続ける必要があるのか、皆様ほんの少しは気になりますよね?そこで当サイトでは、各家電のカタログスペックに基づき家電毎の電気料金を算出し、その目安を皆様にご案内しております(家電類型別電気代DBはコチラ)。
本ページでは、「電話機」にスポットライトをあて、利用する際に必要な電気料金や省エネ方法、また電力会社を切り替えた際の電気代削減額の目安等をご紹介いたします。特に電力会社を切り替えた際の電気代削減のインパクトは大きく、毎日の電気代をできる限り抑えたい方には非常におススメです(おススメの電力会社はコチラをご覧ください)。
電話機について
電話機とは、相手が発した音声を信号に変換し、それが手元の電話機に送られ、送られてきた信号を再度音声に戻すことでてくることで遠く離れた人と会話するための家電です。1876年、アレクサンダー・グラハム・ベルによって世界で初めて実用的な電話が発明されたことにより遠方の人とコミュニケーションを取れる手段が確立しました。日本に導入されたのは1890年で、当時は東京―横浜間という限られたエリアにてサービスが始まりました。当時は現在価値にして5分間で2250円の料金がかかったため気軽な通信方法としての利用とは言えませんでした。
現在は電話機による通話ではなく、スマートフォンなどによるインターネット回線を介した通話が一般的です。電話機は、災害時などインターネット回線が混乱しているときでも確実な通話が可能な場合が多いです。
家庭で使われている電話機は、コードレス電話機が一般的で、固定電話回線に繋がれた親機と子機を電波で繋いでいます。日本で最初のコードレス電話機は1970年に大阪万博で登場しました。当時は器機が重く持ち歩きは到底出来ませんでした。最近では、親機自体もコードレスとなっているものもあります。ドアホンと接続できる電話機やスマートフォンとの連動機能が付いた電話機も登場しています。スマートフォンとの連動が可能なものだと、外出中に連絡があった場合にすぐに対応出来るため、大事な連絡を逃す可能性が低くなります。
電話機の電気料金の計算方法
基本的に、家電製品のカタログスペックの中には消費電力量に関する項目があり、この項目の数値を参照することで電気料金を算出することができます。大体の家電のカタログ表にはW単位で記載されており、例えば500Wの家電であれば、「500(W)÷1000×電気料金単価」の式により1時間当たりの電気代を求めることができます。
電気料金単価は電力会社により異なりますが、例えば「30.57円/kWh」であった場合、「500(W)÷1000×30.57=15.285円」となります。そのため、500Wの家電を1時間利用した場合の電気代は、15.285円となります。
それでは、この計算式を電話機にも当てはめていきます。電話機の場合、サイズや機能等により異なりますが、概ね4W程度の製品が多いため、電話機を1時間利用した際の電気代は目安として「4(W)÷1000×30.57=0.12円程度」となります。利用時間別の電気代目安は下記表にまとめておりますので、ご参考ください。
利用時間 | 電話機の電気代 |
---|---|
1分 | 0.00円 |
10分 | 0.02円 |
1時間 | 0.12円 |
24時間 | 2.93円 |
このような計算式を基本として、本ページでは「電話機」のスペックを元に様々な角度から電気料金を算出しています。なお、特殊な電気の算出法となる家電につき計算の困難な製品については、経済産業省資源エネルギー庁による「省エネ性能カタログ」も参考にしながら概算値を求めています。
電話機の年間電気料金
電話機の年間電気料金は、概ね「7円」となります(1日10分毎日使用した場合(親機))。なお、家計全体における2022年度の平均電気代は月間で10559円、年間では126708円のため、電話機の電気代は電気料金全体の0.01%程度を占めることとなります。
年間の電気代(目安):7円
※1日10分毎日使用した場合(親機)
※30.57円/kWhとして算出
※2020年製の製品におけるスペックより算出
電話機の省エネ方法をご紹介
代表的な電話機の省エネ方法は下記の通りです。電話機の使い方を見直すことで、毎日の電気料金を少しでも安くできます。電気料金の削減にあたっては、手間とコストのバランスが大切なので、全ての家電で省エネ手段を実施するのは大変かと思いますが、何らかご参考になれば幸いです。
- オプションを解約する
キャッチホンやナンバーディスプレイなど1年で4000円近くかかるオプションを解約すると節約になります。 - 携帯電話への通話料を節約する
固定電話から携帯に電話するとき、NTTなら「0033」をつけると節約になる。 - IP電話を使う
インターネットを使って電話すると、一般加入電話の二割以下の値段で通話ができ、節約になる。 - 自分に合ったプラン会社を選ぶ
光電話やプロバイダなど、時間帯や地域によって自分に合ったプランや会社を選ぶと節約になります。