ギターアンプの年間電気料金をご紹介いたします!
今日において、様々な企業やメーカーが作ってくれる便利な家電製品は、私たちの生活を毎日休むことなく下支えし続けてくれており、なくてはならない存在です。家電量販店だけではなく、Amazon等のオンラインストアにおいても、豊富な種類の家電をラインナップしていますので、複数の製品から簡単にご自身に適したものを見つけ、気軽に購入することもでき、とても便利な世の中になりました。
ただ、そうした便利な家電製品ですが、気になるのは電気代です。購入する際にも、どのくらいの電気代を支払い続ける必要があるのか、皆様ほんの少しは気になりますよね?そこで当サイトでは、各家電のカタログスペックに基づき家電毎の電気料金を算出し、その目安を皆様にご案内しております(家電類型別電気代DBはコチラ)。
本ページでは、「ギターアンプ」にスポットライトをあて、利用する際に必要な電気料金や省エネ方法、また電力会社を切り替えた際の電気代削減額の目安等をご紹介いたします。特に電力会社を切り替えた際の電気代削減のインパクトは大きく、毎日の電気代をできる限り抑えたい方には非常におススメです(おススメの電力会社はコチラをご覧ください)。
ギターアンプについて
ギターアンプとは、エレキギターの音を出すための道具で、エレキギターからの小さな信号を拾い、音を増幅させる家電です。エレキギター本体が出す音と増幅させる音を組み合わせたギターサウンドを作ります。そのため、音にこだわるのであれば、ギターアンプも楽器の一部と考え選択する必要があります。ギターアンプには大きく「真空管タイプ」と「トランジスタタイプ」の2つにわけることができます。「真空管タイプ」はチューブアンプとも呼ばれています。真空管ならではの暖かみがある音を出すことができます。真空管を使っているため、慎重な取り扱いとこまめな手入れが必要です。「トランジスタタイプ」とは、ソリッド・ステートともいわれています。性能を一定に保つ事ができメンテナンスも簡単だというメリットがあります。
出力ワット数は演奏音の大きさや演奏する場所に合わせたアンプを選ぶ際の指標になります。広い場所、例えばライブ会場などでの演奏を想定している場合は50ワット以上のアンプが使用されます。一方家の部屋で演奏する場合は大きな音を出しすぎると近隣住民の迷惑になってしまうため、出力ワット数が小さな者を選ばなければなりません。
ギターアンプの電気料金の計算方法
基本的に、家電製品のカタログスペックの中には消費電力量に関する項目があり、この項目の数値を参照することで電気料金を算出することができます。大体の家電のカタログ表にはW単位で記載されており、例えば500Wの家電であれば、「500(W)÷1000×電気料金単価」の式により1時間当たりの電気代を求めることができます。
電気料金単価は電力会社により異なりますが、例えば「30.57円/kWh」であった場合、「500(W)÷1000×30.57=15.285円」となります。そのため、500Wの家電を1時間利用した場合の電気代は、15.285円となります。
それでは、この計算式をギターアンプにも当てはめていきます。ギターアンプの場合、サイズや機能等により異なりますが、概ね47W程度の製品が多いため、ギターアンプを1時間利用した際の電気代は目安として「47(W)÷1000×30.57=1.44円程度」となります。利用時間別の電気代目安は下記表にまとめておりますので、ご参考ください。
利用時間 | ギターアンプの電気代 |
---|---|
1分 | 0.02円 |
10分 | 0.24円 |
1時間 | 1.44円 |
24時間 | 34.48円 |
このような計算式を基本として、本ページでは「ギターアンプ」のスペックを元に様々な角度から電気料金を算出しています。なお、特殊な電気の算出法となる家電につき計算の困難な製品については、経済産業省資源エネルギー庁による「省エネ性能カタログ」も参考にしながら概算値を求めています。
ギターアンプの年間電気料金
ギターアンプの年間電気料金は、概ね「524円」となります(1日1時間使用する場合)。なお、家計全体における2022年度の平均電気代は月間で10559円、年間では126708円のため、ギターアンプの電気代は電気料金全体の0.41%程度を占めることとなります。
年間の電気代(目安):524円
※1日1時間使用する場合
※30.57円/kWhとして算出
※2020年製の製品におけるスペックより算出
サイズ毎のギターアンプの電気代
ギターアンプのサイズごとの電気代目安を表・グラフにまとめました。ただ、ギターアンプは多様な製品が販売されているため、あくまで傾向としてご参考ください。製品の傾向としては、サイズが大きくなるほど電力消費量も大きくなる可能性があることが分かります。
サイズ | 年間電気代 |
---|---|
【サイズ小】368x183x140 mm | 1,227円 |
【サイズ中】470x398x238 mm | 524円 |
【サイズ大】630x515x248 mm | 859円 |
ギターアンプの機能や出力の強弱による電気代の違い
同じようなギターアンプであっても、機能や出力の違いにより電気料金は変わってきます。基本的には、機能が増えたり、出力が増えるともちろん電気代も増えていきます。下記表では、ギターアンプの機能や出力別の電気料金を整理しておりますのでご参考ください。出力が大きければ大きいほど、電気代が高くなる傾向があります。演奏する部屋の大きさに適した出力のものを選択するとよいでしょう。
定格出力100W | 定格出力50W | 定格出力20W | |
---|---|---|---|
1分 | 0.04円 | 0.02円 | 0.01円 |
10分 | 0.39円 | 0.24円 | 0.11円 |
1時間 | 2.35円 | 1.44円 | 0.67円 |
24時間 | 56.49円 | 34.48円 | 16.14円 |
年間推定 | 859円 | 524円 | 245円 |
ギターアンプの省エネ方法をご紹介
代表的なギターアンプの省エネ方法は下記の通りです。ギターアンプの使い方を見直すことで、毎日の電気料金を少しでも安くできます。電気料金の削減にあたっては、手間とコストのバランスが大切なので、全ての家電で省エネ手段を実施するのは大変かと思いますが、何らかご参考になれば幸いです。
- コンセントを抜く
使わないときはコンセントを抜いておくと、待機電力を消費しないですむので節電になる。