シーリングライトの電気代はどの程度？

シーリングライトの年間電気料金をご紹介いたします！

今日において、様々な企業やメーカーが作ってくれる便利な家電製品は、私たちの生活を毎日休むことなく下支えし続けてくれており、なくてはならない存在です。家電量販店だけではなく、Amazon等のオンラインストアにおいても、豊富な種類の家電をラインナップしていますので、複数の製品から簡単にご自身に適したものを見つけ、気軽に購入することもでき、とても便利な世の中になりました。

ただ、そうした便利な家電製品ですが、気になるのは電気代です。購入する際にも、どのくらいの電気代を支払い続ける必要があるのか、皆様ほんの少しは気になりますよね？そこで当サイトでは、各家電のカタログスペックに基づき家電毎の電気料金を算出し、その目安を皆様にご案内しております（家電類型別電気代DBはコチラ）。

本ページでは、「シーリングライト」にスポットライトをあて、利用する際に必要な電気料金や省エネ方法、また電力会社を切り替えた際の電気代削減額の目安等をご紹介いたします。特に電力会社を切り替えた際の電気代削減のインパクトは大きく、毎日の電気代をできる限り抑えたい方には非常におススメです（おススメの電力会社はコチラをご覧ください）。

シーリングライトについて

シーリングライトとは、天井に取り付けて部屋全体を明るくするための照明器具です。かつては蛍光灯が主流でしたが、今では省エネ性能が高く、寿命が長いLEDが中心となっています。機能面では、明るさを変えられる調光や、色を変えられる調色などの多彩な機能をはじめ、小さな文字もくっきり見える光の質にこだわったものが増えています。

特徴としては、高い位置から照明を照らすので、広範囲に光を届けることができます。例えば、広いリビングを1つの照明でまかないたい時に、最適な照明です。また、部屋全体をまんべんなく均等に照らし、ふわっと優しい空間に仕上げてくれるのもシーリングライトのメリットです。デザイン的には、天井に直付けするシーリングはお部屋をすっきり開放感ある空間にします。

同じく天井に設置するライトとして、「ペンダントタイプ」があります。このタイプはコードやチェーンによって、吊り下げるタイプで、証明の位置がシーリングタイプよりも低くなります。そのため、狭い範囲に強い光を照らすことが可能ですが、部屋全体を照らすためには不十分な場合があります。

シーリングライトの電気料金の計算方法

基本的に、家電製品のカタログスペックの中には消費電力量に関する項目があり、この項目の数値を参照することで電気料金を算出することができます。大体の家電のカタログ表にはW単位で記載されており、例えば500Wの家電であれば、「500(W)÷1000×電気料金単価」の式により1時間当たりの電気代を求めることができます。

電気料金単価は電力会社により異なりますが、例えば「30.57円/kWh」であった場合、「500(W)÷1000×30.57＝15.285円」となります。そのため、500Wの家電を1時間利用した場合の電気代は、15.285円となります。

それでは、この計算式をシーリングライトにも当てはめていきます。シーリングライトの場合、サイズや機能等により異なりますが、概ね31.85W程度の製品が多いため、シーリングライトを1時間利用した際の電気代は目安として「31.85(W)÷1000×30.57＝0.97円程度」となります。利用時間別の電気代目安は下記表にまとめておりますので、ご参考ください。

利用時間	シーリングライトの電気代
1分	0.02円
10分	0.16円
1時間	0.97円
24時間	23.37円

このような計算式を基本として、本ページでは「シーリングライト」のスペックを元に様々な角度から電気料金を算出しています。なお、特殊な電気の算出法となる家電につき計算の困難な製品については、経済産業省資源エネルギー庁による「省エネ性能カタログ」も参考にしながら概算値を求めています。

シーリングライトの年間電気料金

シーリングライトの年間電気料金は、概ね「2132円」となります（1日6時間使用した場合）。なお、家計全体における2022年度の平均電気代は月間で10559円、年間では126708円のため、シーリングライトの電気代は電気料金全体の1.68%程度を占めることとなります。

サイズ毎のシーリングライトの電気代

シーリングライトのサイズごとの電気代目安を表・グラフにまとめました。ただ、シーリングライトは多様な製品が販売されているため、あくまで傾向としてご参考ください。製品の傾向としては、サイズが大きくなるほど電力消費量も大きくなる可能性があることが分かります。

サイズ	年間電気代
【サイズ小】8畳	2,136円
【サイズ中】10畳	2,132円
【サイズ大】14畳	2,655円

シーリングライトの省エネ方法をご紹介

代表的なシーリングライトの省エネ方法は下記の通りです。シーリングライトの使い方を見直すことで、毎日の電気料金を少しでも安くできます。電気料金の削減にあたっては、手間とコストのバランスが大切なので、全ての家電で省エネ手段を実施するのは大変かと思いますが、何らかご参考になれば幸いです。

• こまめに消す
  無駄な明かりはこまめに消します。また、家族が同じ部屋で過ごすなど、家全体で使う時間をできるだけ短くしましょう。
• 適切な明るさで
  必要以上に明るくしないで使いましょう
• 掃除をすれば明るさアップ
  ランプやセードが汚れると、明るさが極端に低下します。使用時間に応じて定期的にお掃除します。