HTBエナジーの都市ガスは安い?料金プランをリサーチ!

  • 更新日:2025/04/25

都市ガスと電気について、実は現在契約している会社以外とも契約できることをご存じでしょうか。

かつては、東京に住んでいれば、東京電力・東京ガスから電力や都市ガスの供給を受けるのが当たり前でした。しかし現在は、ほかの会社と契約して、安く電気やガスを使うことも可能です。

ただし、自由化はメリットばかりではありません。契約を切り替えた会社の業績が悪化し、サービスが改悪になったり、料金が高くなったりする可能性もあるためです。

電気料金やガス料金は、契約する会社によって料金プランが違います。

消費者は、安い料金プランがあるか、ライフスタイルに合うプランが用意されているか、特典やサービスでお得になるかなど、さまざまな観点から電力会社・ガス会社を決める必要があります。そのためには、事前のリサーチが重要です。

今回は、複数エリアで都市ガスの供給を行っているエネルギー会社、HTBエナジーの都市ガス料金プランを解説します。

HTBエナジーと契約すると、果たしてガス代は安くなるのでしょうか。光熱費の節約をしたい人は、ぜひ参考にしてみてください。

目次

HTBエナジーとは

HTBエナジーは、東京都豊島区に本拠を構えるエネルギー会社です。まずは、会社概要をご紹介します。

【会社概要】
会社名 HTBエナジー株式会社
設立年月日 2015年2月2日
本社所在地 〒171-0021
東京都豊島区西池袋一丁目4番10号
業務内容 電力小売業務
都市ガス小売(取次事業)業務

HTBエナジーは、電力事業が中心の会社です。HTBエナジーでんきは、北海道電力エリアから九州エリアまで、幅広いエリアをカバーしています。

一方、都市ガス事業(「まじめなガス」)は供給エリアが限られており、2024年11月現在の供給エリアは以下のとおりです。

    <供給エリア>

  • 東京ガスエリア(東京ガスの供給エリアの中で、「東京地区等」と規定されているエリア)
    ガスの検針票などに記載されている「ガス供給地点特定番号」が「001」始まりの17ケタの番号であれば、申し込めます。
  • 東邦ガスエリア
    ガスの検針票などに記載されている「ガス供給地点特定番号」が「004」始まりの17ケタの番号であれば申し込めます。
  • 大阪ガスエリア(西播磨サテライトエリアは提供なし)
    ガスの検針票などに記載されている「ガス供給地点特定番号」が「002」始まりの17ケタの番号であれば申し込めます。

HTBエナジーは、ガス小売り事業を行っているわけではなく、「取次事業者」です。

実際にガスの小売りを行うのは、東京エナジーアライアンス株式会社です。また、HTBエナジーの都市ガスを申し込むには、もう3つ条件があります。

    <HTBエナジーの都市ガスを申し込む条件>

  • 現在、HTBエナジーで「たのしいでんき」を契約していること
  • お申し込み時にお引っ越しが関連しないこと
  • 現在のお支払い方法が、クレジットカード・または口座振替のどちらかをご登録済みであること

HTBエナジーの料金プラン

HTBエナジーの料金プランについて

次に、HTBエナジーの都市ガスサービス「まじめなガス」の料金プランについて、チェックしましょう。

まずは、すべてのエリアに共通する、基本的なガス料金の計算方法を解説します。

HTBエナジー、地域の大手ガス会社(東京ガス・中部ガス・大阪ガス)のどちらも、同じ計算方法です。都市ガスの料金は、以下の合計で決まります。

    <都市ガスの料金>

  • 基本料金
  • 従量料金
  • 原料費調整額

基本料金は毎月かかる固定費ですが、毎月同じ金額にはなりません。1ヶ月のガス使用量が多いほど、高くなります。

一方、従量料金と原料費調整額は、ガス使用量1㎥ごとにかかる料金です。従量料金は、1ヶ月のガス使用量が多いほど安くなります。

そのため、ガス使用量が基本料金の金額が変わるボーダー付近で前後する場合でも、基本料金・従量料金の合計金額はそれほど大きく変わりません。

原料費調整額はガス使用量では変化せず、毎月の原料価格が反映されています。

毎月変動する金額なので、以下の見出しで掲載する料金比較表には、原料費調整額を含めません。

東京ガスなどの大手都市ガス会社では、料金プランを複数用意しており、自由化以降に都市ガスを売るようになった会社の中にも、複数プランから選べるところがあります。

主にガス床暖房などを使っており、ガスを多く使う家庭向けのプランです。

しかし、HTBエナジーでは、選べるプランが一般料金プランに対応する1プランのみとなっています。

ガス床暖房などを使っているご家庭では、契約を切り替えると、かえって損になってしまうかもしれません。

HTBエナジーでは、電気とガスを両方契約している人に「セット割」を用意しています。毎月102円、1年1,224円の割引です。

たしかにセット契約にはメリットがありますが、お得度は電気料金も考えて決めなければいけません。

電力会社の料金プランも、都市ガスと同様に会社によって金額が変わります。

100円以上の金額差が生まれることも珍しくないため、HTBエナジーより100円以上電気代が安くなる新電力会社があれば、そちらと契約するほうが結果的にお得です。

HTBエナジーの東京ガスエリアの料金プラン

まずは、東京ガスエリアの料金です。契約切り替えでどれぐらい電気が安くなるか、ご確認ください。

【基本料金】
ガス使用量 HTBエナジー 東京ガス 料金差
0~20㎥ 736.23円 759.00円 -22.77円
20~80㎥ 1,024.32円 1,056.00円 -31.68円
80~200㎥ 1,195.04円 1,232.00円 -36.96円
200~500㎥ 1,835.24円 1,892.00円 -56.76円
500~800㎥ 6,103.24円 6,292.00円 -188.76円
800㎥~ 12,078.44円 12,452.00円 -373.56円
【基準単位料金】
(原料費調整額を含まない1㎥あたりの従量料金)
ガス使用量 HTBエナジー 東京ガス 料金差
0~20㎥ 140.94円 145.31円 -4.37円
20~80㎥ 126.54円 130.46円 -3.92円
80~200㎥ 124.40円 128.26円 -3.86円
200~500㎥ 121.20円 124.96円 -3.76円
500~800㎥ 112.67円 116.16円 -3.49円
800㎥~ 105.20円 108.46円 -3.26円

基本料金・従量料金のどちらも、東京ガスより安い設定です。使用量によって割引額が少し異なりますが、HTBエナジーのホームページでは「東京ガス(一般料金)から3%割引!」と案内しています。

HTBエナジーの東邦ガスエリアの料金プラン

次に、東邦ガスエリアの料金も見てみましょう。東京ガスとは、やや料金体系が異なります。

【基本料金】
ガス使用量 HTBエナジー 東邦ガス 料金差
0~20㎥ 721.05円 759.00円 -37.95円
20~50㎥ 1,509.43円 1,588.88円 -79.45円
50~100㎥ 1,741.66円 1,833.33円 -91.67円
100~250㎥ 2,077.77円 2,077.77円
250~500㎥ 2,648.14円 2,648.14円
500㎥~ 7,109.24円 7,109.25円 -0.01円
【基準単位料金】
(原料費調整額を含まない1㎥あたりの従量料金)
ガス使用量 HTBエナジー 東邦ガス 料金差
0~20㎥ 199.99円 210.52円 -10.53円
20~50㎥ 160.57円 169.03円 -8.46円
50~100㎥ 155.93円 164.14円 -8.21円
100~250㎥ 161.70円 161.70円
250~500㎥ 159.41円 159.41円
500㎥~ 150.49円 150.49円

HTBエナジーでは、「東邦ガス(一般料金)から月100㎥までは5%割引!」と案内しています。

ガス使用量が100㎥を超えると割引がほぼなくなってしまいますが、一般家庭だと100㎥を超えることはあまりありません。大体5%のガス料金が割引になると考えてください。

HTBエナジーの大阪ガスエリアの料金プラン

最後に、大阪ガスエリアの料金も見てみましょう。

【基本料金】
ガス使用量 HTBエナジー 大阪ガス 料金差
0~20㎥ 743.82円 759.00円 -15.18円
20~50㎥ 1,337.51円 1,364.81円 -27.30円
50~100㎥ 1,553.94円 1,635.74円 -81.80円
100~200㎥ 1,970.98円 2,074.72円 -103.74円
200~350㎥ 3,331.41円 3,506.75円 -175.34円
350~500㎥ 3,642.98円 3,834.72円 -191.74円
500~1000㎥ 6,632.84円 6,981.94円 -349.10円
1000㎥~ 6,942.47円 7,307.87円 -365.40円
【基準単位料金】
(原料費調整額を含まない1㎥あたりの従量料金)
ガス使用量 HTBエナジー 大阪ガス 料金差
0~20㎥ 171.31円 174.81円 -3.50円
20~50㎥ 141.62円 144.52円 -2.90円
50~100㎥ 132.14円 139.10円 -6.96円
100~200㎥ 127.97円 134.71円 -6.74円
200~350㎥ 121.17円 127.55円 -6.38円
350~500㎥ 120.28円 126.62円 -6.34円
500~1000㎥ 114.30円 120.32円 -6.02円
1000㎥~ 114.00円 120.00円 -6.00円

大阪ガスエリアの料金について、HTBエナジーでは「大阪ガス(一般料金)から2~5%割引!」と案内しています。

ただし、料金表を見ると割引割合が高くなるのは、50㎥を超える区分からです。基本的に、一般家庭の使用量では2%ほどの割引になります。

HTBエナジーのメリットと良い口コミ・評判

HTBエナジーのメリットと良い口コミ・評判

続いて、HTBエナジーに申し込むメリットを考えてみましょう。利用者からは、料金面に関する良い口コミが寄せられています。

    <HTBエナジーのメリットと良い口コミ・評判>

  • まじめなガスに変えて、東京ガスより料金が安くなった
  • 今まで通り都市ガスが使えて、ガス代が節約できるのが良い

HTBエナジーの都市ガスはエリアによって割引率が違いますが、最大5%ほどガス料金を節約できるのがメリットです。

電気とのセット割以外それ以上の特典・サービスはありませんが、シンプルにガス代が安くなる会社と契約したい人に向いています。

HTBエナジーの注意点と悪い口コミ・評判

HTBエナジーの注意点と悪い口コミ・評判

HTBエナジーのメリットは料金が安いことですが、注意点がいくつかあります。利用者の口コミを見てみましょう。

    <HTBエナジーの注意点と悪い口コミ・評判>

  • ガス料金以外の手数料がかかる
  • 1年以内の解約は違約金がかかる
  • 電気の料金プランにリスクがある

ガス以外の料金に手数料がかかる

1つ目の注意点は、ガス料金以外の手数料です。HTBエナジーの「まじめなガス」約款を確認すると、手数料について記載がありました。

以下の料金は、比較的多くの人が払わなければいけなくなる可能性があります。

【ガス料金以外の手数料】
請求書・利用明細書・領収書の発行 1通につき220円(税込)
支払い証明書の発行 1通につき1,100円(税込)
解約違約金 2,640円(非課税)

1年以内の解約は違約金がかかる

解約手数料がかかる条件は、供給開始日から1年以内に、閉栓を伴う供給契約の解約をする場合です。

HTBエナジーのガスを使えない地域に引っ越す場合でも、1年以内に解約すると手数料を取られてしまいます。

都市ガス会社は契約期間の縛りなしになっているところが珍しくないため、HTBエナジーと契約を考えている人は注意が必要です。1年経過後の解約には、解約手数料がかかりません。

電気の料金プランにリスクがある

HTBエナジーの電気には、以下の口コミが寄せられています。

    <HTBエナジーの電気の料金に関する口コミ>

  • とにかく高い
  • 容量拠出金反映額や燃料費等調整額を取られてかなり高くなる

HTBエナジーの電気に関する案内を見ると、基本料金・電力量料金以外にも、さまざまな単価がかかっていることがわかります。

そのため、契約切り替えによって、かえって電気代が高くなってしまうという口コミがちらほら見られました。

HTBエナジーでは、電気と都市ガスのセット割で、毎月100円強の割引を受けられます。電気とガスの料金をセットで引き落としてもらえるのも、メリットです。

ただし、電気代が高くなってしまうと、光熱費全体で考えたときに大きな損をしてしまいます。電気とガスをHTBエナジーにするかは、慎重に検討するのが良いでしょう。

HTBエナジーがおすすめの人

HTBエナジーがおすすめの人

HTBエナジーがおすすめなのは、以下のような人です。

    <HTBエナジーがおすすめの人>

  • 東邦ガスエリアにお住まいの人
  • 電気使用量が少ない人

HTBエナジーは、シンプルにガス代が安くなる料金プランとなっており、特に東邦ガスエリアでは約5%料金が安くなります。

料金がどれだけ安くなるか気になる人は、HTBエナジーの「料金シミュレーション」を試してみてください。

ただし、シミュレーションはあくまで試算です。実際に、契約後の割引額・割引率を保証するものではないことに、注意しなければいけません。

また、HTBエナジーの都市ガスは、電気を契約しなければそもそも申し込めませんが、問題は電気料金に関して良くない口コミが散見されることです。ガス代が安くなっても、電気代が高くなっては節約になりません。

HTBエナジーのお申し込み方法

HTBエナジーのお申し込み方法

次に、HTBエナジーの都市ガスの申し込み方法をご紹介します。HTBエナジーの都市ガスは、同社のホームページから申し込み可能です。

ただし、HTBエナジーの都市ガスは、同社の「たのしいでんき」契約者でなければ申し込めません。

まだ電気の契約をしていない人は、そちらの契約を先に済ませる必要があります。「たのしいでんき」も、HTBエナジーのホームページから申し込み可能です。

電気もガスも、契約切り替えは検針のタイミングで行われるため、契約切り替えまで1ヶ月以上かかることがあります。

そのため、電気とガスをセットでHTBエナジーにしたい場合、最終的な手続き・切り替え完了まで数ヶ月かかってしまうかもしれません。

HTBエナジーの都市ガスの契約切り替えに必要な情報は、以下のとおりです。

    <HTBエナジーの都市ガスの契約切り替えに必要な情報>

  • 名前などのお客さま情報
  • お客さま番号(「C」+数字9ケタのHTBエナジーの番号)
  • 現在契約しているガス会社のお客さま番号・ガス供給地点特定番号

HTBエナジーのお客さま番号は、毎月の「電気ご使用量のお知らせ」やマイページから確認できます。

ガス会社のお客さま番号や供給地点特定番号は、ガス会社から届く検針票などをご確認ください。

ガス会社の契約切り替えには支払い情報も必要ですが、HTBエナジーの場合先に電気需給契約を申し込み、口座振替かクレジットカードのいずれかの支払い情報を登録している必要があります。

料金の引き落としは電気・ガスセットになるため、支払い情報の登録は必要ありません。

HTBエナジーの都市ガスに供給が切り替わるのは、原則的に手続き完了後の次回検針日の翌日、もしくは次々回検針日の翌日からです。

ガス会社の切り替えにかかる費用・解約金

ガス会社の切り替えに、費用は不要です。東京ガスなど地域の大手会社の「一般料金プラン」からの切り替えで、解約金がかかることもありません。

ただし、HTBエナジーから別会社に切り替える際、は1年以内の解約に対して手数料を取られてしまいます。引っ越しでやむなく解約する場合も例外ではないので、注意が必要です。

ガス会社の切り替えに関するよくある質問

ガス会社の切り替えに関するよくある質問

ここからは、ガス会社の切り替えでよく受ける質問をいくつかご紹介します。

Q.都市ガス自由化で何が変わったのですか?

A.都市ガス自由化により、都市ガスの供給を受ける人は、契約する会社を自由に選べるようになりました。以前は、エリアごとに契約できる都市ガスの会社は決まっていたため、大きな違いが生まれています。

都市ガス自由化によって多くの会社が、従来の会社(東京ガスなど)より安い価格で都市ガスを供給する努力をしています。

ただし、自由化以降に参入した業者が、必ずしも安いとは限りません。料金プランの設定は各会社の裁量に任されており、原料費調整額などの仕組みも、会社ごとに違うためです。

たとえば、原料価格が高騰すると、原料費調整額のウェイトが大きい会社と契約していた人は、従来の都市ガス会社より高い電気料金を支払うはめになってしまう可能性もあります。

Q.ガス会社を切り替えるとガスの品質が落ちませんか?

A.ガス会社を変えても、ガスの品質が落ちてしまうことはありません。ガス管などは、今までのものがそのまま用いられるうえ、設備管理を行う業者も変わらないためです。

万が一、ガスを使用していてガス漏れなどに気付いた際の連絡先は、東京ガスの緊急連絡先になります。

ガス機器の故障について、HTBエナジーでは「HTBエナジーワンダーサポート」という電話窓口を用意しているので、そちらに連絡しても良いでしょう。ただし、ガス機器の修理・出張費などは有料です。

Q.ガス会社の契約切り替えを行う際、工事は必要ですか?

A.基本的に工事は必要ありません。ガス管修繕などで工事が必要になる場合、業者から連絡が入るでしょう。

Q.現在契約しているガス会社はどう解約しますか?

A.都市ガスの契約切り替えの際、基本的にはお客さまが現在契約中の会社に、解約の申し込みをする必要はありません。新しい会社に申し込み、受理されると自動的に検針のタイミングで、契約が切り替わります。

ただし、現在契約中の会社が違約金・解約手数料を設定している場合は、注意が必要です。念のため、約款などを読んだり、問い合わせたりしておくことをおすすめします。

Q.マンションやアパートでもガス自由化で契約できるようになったガス会社と契約できますか?

A.集合住宅や賃貸住宅でも、個別契約であれば別のガス会社を選んで契約できます。ただし、マンションやアパートによっては、大家さんや管理会社が建物全体の電気やガスの契約をしていることがあります。この場合は、個別にガス会社を選べません。

まとめ

今回は、HTBエナジーの都市ガスの料金や特徴をチェックしてきました。最大の特徴は、HTBエナジーの電気と契約していないと契約できない点でしょう。そのため、都市ガス料金のお得度単体だけで、HTBエナジーのお得度を測れません。

一方、HTBエナジーは、東京ガス以外のエリアでも契約できます。東邦ガスエリア・大阪ガスエリアの人も、ガス代を安くしたい人は一度検討してみてはいかがでしょうか。

残念ながら、HTBエナジーの電気には「高い」という評判も聞かれます。そのため、HTBエナジーの都市ガスの料金に魅力を感じ、契約を考えている人は、電気の条件を先にチェックしましょう。

HTBエナジーの電気は「たのしいでんき」という名称で、サービスが展開されています。

HTBエナジー以外にも、都市ガスを供給してくれる新電力会社は多いです。多くの会社は、電気とガスのサービスを分けており、別々に加入できます。

そのため、少しでも光熱費を安くしたい人は、さまざまなガス会社のサービスに目を向けてみるのがおすすめです。

特に東京ガスのサービスエリアは、複数の大手エネルギー会社が都市ガスの供給を行っています。HTBエナジーと異なり、解約手数料のデメリットなしで契約できるところも少なくありません。

ぜひ、HTBエナジーの料金・サービスと比較して、どの会社が安くなるかを検討してみてください。

都市ガス料金データベース【HTBエナジー】

電気プラン乗換コムでは、各ガス会社の都市ガス料金プランの数値情報等をデータベース化しております。それらのデータを下記にて一部出力し記載しておりますのでご参考ください。なお、上記記事の作成日とデータベース調査日が異なるケースがありますので、その点はご留意ください。

また、ガス料金プランの選択でお困りの方がおりましたら、当サイトでは収集データ等を軸にオススメのガス会社をご紹介しておりますので、宜しければご覧ください。

HTBエナジーによるガス料金プランを使えるエリアは?

各ガス会社が提供するガス料金プランは全国どこでも利用できる訳ではなく、プランによって使える地域・エリアが分かれています。そのため、下記表にてHTBエナジーが提供するガス料金プランの提供エリアをご案内差し上げます。皆さまがお住いのエリアで下記ガス料金プランを利用可能であるかご確認ください。

※横にスクロールで表全体を表示

プラン 提供地域 ガスエリア プラン分析ページ
まじめなガス関西プラン 京都府、兵庫県、和歌山県、大阪府、奈良県、滋賀県 大阪ガスエリア管内 「まじめなガス関西プラン」の分析ページへ
まじめなガス東京プラン 千葉県、埼玉県、東京都、栃木県、神奈川県、群馬県、茨城県 東京ガスエリア管内 「まじめなガス東京プラン」の分析ページへ

※各ガス料金プラン各々の調査時点での情報となりますので、最新の正確な情報を把握したい方は、各社のHPをご確認ください。

【ご家庭の方】ガス料金プランの想定年間ガス代は?

都市ガス料金は基本的に、月額固定の基本料金と、実際に使用したガス量に1m3あたりの単価を乗じた「従量料金」を合計することで算出できます。これら基本料金や従量料金の単価は各都市ガス会社のHPに掲載されておりますので、ガス利用量と単価を計算式に当てはめることで、実際に支払う必要があるガス料金を割り出すことができます。

下記表は、HTBエナジーの公式HPにて公開されている単価情報から、「HTBエナジーのガス料金プラン」を利用した場合、年間でどの程度のガス料金となるのか想定値を整理したものとなります。なお、世帯人数別のガス利用量については、総務省統計局による家計調査の数値をベースとして推計値を算出しています(ご参考)

※横にスクロールで表全体を表示

プラン 一人暮らし 二人暮らし 三人暮らし 四人暮らし 五人暮らし 六人暮らし
まじめなガス関西プラン 47,985円/年 68,733円/年 82,328円/年 84,028円/年 87,427円/年 89,126円/年
まじめなガス東京プラン 40,969円/年 59,365円/年 71,513円/年 73,031円/年 76,068円/年 77,586円/年

※各ガス料金プラン各々の調査時点での情報となりますので、最新の正確な情報を把握したい方は、各社のHPをご確認ください。
※年間ガス代は、一人暮らし(月間19㎥)、二人暮らし(月間31㎥)、三人暮らし(月間39㎥)、四人暮らし(月間40㎥)、五人暮らし(月間42㎥)、六人暮らし(月間43㎥)を利用した場合の推計値です。

ガス料金プランの想定削減メリット・デメリットは?

ガス料金プランの切替によってどの程度お得になるかについて、下記にて年間想定削減額を整理しております。こちらも上記表と同様、HTBエナジーの公式HP掲載の単価情報および総務省統計局の家計調査によるガス代を参考に、1人~6人暮らし毎に推定値を計算しておりますので、皆様の世帯人数に併せてご参照ください。

※横にスクロールで表全体を表示

世帯人数 HTBエナジーの「まじめなガス関西プラン」 大阪ガスの通常プラン 年間削減額
一人暮らし 47,985円/年 48,965円/年 -980円
二人暮らし 68,733円/年 70,139円/年 -1,406円
三人暮らし 82,328円/年 84,013円/年 -1,685円
四人暮らし 84,028円/年 85,747円/年 -1,719円
五人暮らし 87,427円/年 89,216円/年 -1,789円
六人暮らし 89,126円/年 90,950円/年 -1,824円
世帯人数 HTBエナジーの「まじめなガス東京プラン」 東京ガスの通常プラン 年間削減額
一人暮らし 40,969円/年 42,239円/年 -1,270円
二人暮らし 59,365円/年 61,203円/年 -1,838円
三人暮らし 71,513円/年 73,727円/年 -2,214円
四人暮らし 73,031円/年 75,293円/年 -2,262円
五人暮らし 76,068円/年 78,424円/年 -2,356円
六人暮らし 77,586円/年 79,989円/年 -2,403円

※各ガス料金プラン各々の調査時点での情報となりますので、最新の正確な情報を把握したい方は、各社のHPをご確認ください。
※年間ガス代は、一人暮らし(月間19㎥)、二人暮らし(月間31㎥)、三人暮らし(月間39㎥)、四人暮らし(月間40㎥)、五人暮らし(月間42㎥)、六人暮らし(月間43㎥)を利用した場合の推計値です。

追加のオプション

HTBエナジーの都市ガスプランを利用することで、下記のオプションを利用できる可能性があります。それら内容をご確認いただき、皆様のライフスタイルに沿ったオプション内容であれば、電気料金プランの削減メリットと併せて検討材料にして頂けますと幸いです。なお、オプションによっては適用等で費用が発生するケースもございますので、詳細は公式HPをご確認ください。

※横にスクロールで表全体を表示

プラン オプション
まじめなガス関西プラン
  • セット割
    「まじめなガス」と「たのしいでんき」をご利用で毎月ガス料金から102円割引
まじめなガス東京プラン
  • セット割
    「まじめなガス」と「たのしいでんき」をご利用で毎月ガス料金から102円割引

【小型オフィスなど法人の方】ガス料金プランの想定年間ガス代は?

飲食店や美容院、小規模オフィスなどでガス料金プランを利用した際、年間でどの程度のガス料金となるのか想定値を下記表にて整理しております。皆様がご利用のガス利用量に合わせてご参照ください。

※横にスクロールで表全体を表示

プラン 101㎥ 201㎥ 301㎥ 501㎥ 801㎥ 1001㎥
まじめなガス関西プラン 178,751円/年 332,239円/年 477,643円/年 766,766円/年 1,178,246円/年 1,452,678円/年
まじめなガス東京プラン 165,113円/年 314,357円/年 459,797円/年 750,611円/年 1,156,124円/年 1,408,604円/年

※各ガス料金プラン各々の調査時点での情報となりますので、最新の正確な情報を把握したい方は、各社のHPをご確認ください。

【小型オフィスなど法人の方】ガス料金プランの想定削減メリット・デメリットは?

飲食店や美容院、小規模オフィスなどでガス料金プランを利用した際の年間想定削減額を下記表にて整理しております。皆様がご利用のガス利用量に合わせてご参照ください。

※横にスクロールで表全体を表示

HTBエナジーの「まじめなガス関西プラン」 大阪ガスの通常プラン 年間削減額
101㎥ 178,751円/年 188,165円/年 -9,414円
201㎥ 332,239円/年 349,732円/年 -17,493円
301㎥ 477,643円/年 502,792円/年 -25,149円
501㎥ 766,766円/年 807,147円/年 -40,381円
801㎥ 1,178,246円/年 1,240,299円/年 -62,053円
1001㎥ 1,452,678円/年 1,529,134円/年 -76,456円
HTBエナジーの「まじめなガス東京プラン」 東京ガスの通常プラン 年間削減額
101㎥ 165,113円/年 170,235円/年 -5,122円
201㎥ 314,357円/年 324,108円/年 -9,751円
301㎥ 459,797円/年 474,060円/年 -14,263円
501㎥ 750,611円/年 773,858円/年 -23,247円
801㎥ 1,156,124円/年 1,191,942円/年 -35,818円
1001㎥ 1,408,604円/年 1,452,246円/年 -43,642円

※各ガス料金プラン各々の調査時点での情報となりますので、最新の正確な情報を把握したい方は、各社のHPをご確認ください。

<本ページを監修した人>

RAUL株式会社
電気プラン乗換コム運営事務局 エコモ博士担当

弊社(RAUL)は2005年の創業以来、一貫して「エネルギー・環境問題」をテーマに事業を展開して参りました。現場での長年の下積み経験によって、電気/ガスをより身近に感じていただきたくたく当サイトを運営しております。

補足

  • 本ページの情報は推計値等も含まれているため、最新の正確な情報を把握したい方は、HTBエナジーの公式HPをご確認ください。
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個人・ご家庭の方
Looopでんき用アイコン
シンプルなプランでお得
Looopのプランは電気の原価に近いお得なプランとなっており、電気を使った分だけ料金が発生することが最大の特徴です。ポイント等の付与がなくとも問題ない方、電気の利用方法で電気代を徹底的に安くしたい方に推奨できます。価格を追求しながらも、環境や日本社会への貢献にも目を向けた大手の新電力会社となり、特に基本料金のコストを削減したい方におススメです。
ENEOSでんき用アイコン
エリア大手電力より安定して安価
ENEOSのプランは、老舗大手エネルギー系列として最高峰の価格水準および信頼・安定性があります。どのような電気の使い方であっても、原則としてエリア大手電力の通常プランよりお得となります。数%であっても安定して毎月の電気代を削減したい方に推奨できます。
idemitsuでんき用アイコン
オール電化で最高峰
idemitsuでんきは、出光興産が提供する電気料金プランです。オール電化住宅において最高水準に安定かつ安価な専用プランがあります。特にオール電化向けという観点では、一人暮らし~大家族まで国内で最高峰の料金構成となっている電気プランと言えます。また、EVユーザーの方も安価な深夜電気で蓄電できるためおススメです。
シン・エナジーでんき用アイコン
マイルが貯まる
シン・エナジーの電気料金プランは、JALのマイレージがどんどんと貯まることが特徴です。ベースの電気代部分もお得な構成のため、電気代をお得にしながら、マイルを貯めたい方にとって非常におススメの電気料金プランとなっています。
四つ葉電力用アイコン
完全固定単価で安心
四つ葉電力の「ほっと5.0安心プラン」は、[基本料金][再エネ賦課金][燃料調整費][容量拠出金][託送費]が0円の、電気を使った分だけ完全固定単価での支払いとなる安定性の高いプランです。原油高等による電気代変動の影響を受けたくない方に推奨できます。
法人(高圧)の方

電力会社の一括見積にて電気代削減のサポートをしております。皆様には電気料金明細をご用意いただくのみの簡単作業となります。複数社の見積りを一覧化、どの程度電気料金を削減できるか比較できます。

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個人・ご家庭の方
ENEOS都市ガス用アイコン
オススメ都市ガスプラン
石油元売りとして国内最大の規模を持つENEOSは、都市ガスプランが特筆すべき水準の価格構成となっています。ただし、東京ガス/京葉ガスエリア限定の部分がネックです。しかしそれらエリアにお住いの方であれば、ENEOS都市ガスに切り替えることで大幅なガス代削減が期待できます。
プロパンガス用アイコン
プロパンガス比較サービス
日本では2万社ほどのLPガス事業者が販売を行っており、価格差が極めて大きいのが業界の特徴となります。LPガス会社の見直しにより毎月のガス料金を大きく抑えられる可能性があり、おススメのプロパンガス比較サービスをご紹介しております。
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