住宅ローン返済中の固定費を見直す方法|家計を楽にする優先順位とチェックポイント

  • 更新日:2026/08/27
住宅ローン返済中の家庭に向けて、保険料・通信費・サブスクなどの固定費を見直し、家計の負担を無理なく減らす方法を解説する画像。

住宅ローンの返済が始まると、毎月決まった金額が長期間にわたって出ていくことになります。「もう少し家計に余裕を持たせたい」と感じたときに、まず見直したいのが固定費です。

この記事では、住宅ローン返済中に固定費を見直すべき理由や、見直したい固定費の具体例、住宅ローン自体の見直し方、固定費を見直す際の優先順位や注意点についてご紹介しています。家計を無理なく整えたい方は、ぜひ最後までご覧ください。

目次

住宅ローン返済中に固定費を見直すべき理由

まずは、住宅ローン返済中に固定費を見直すことが大切な理由について見ていきましょう。

固定費を削減すると毎月の支出を継続的に抑えられる

固定費とは、住居費や保険料、通信費など、毎月ほぼ決まった金額が発生する支出のことです。食費や娯楽費などの「変動費」は月によって金額が変わりますが、固定費は一度見直せば、その効果が継続的に続きやすいという特徴があります。住宅ローンという大きな固定費を抱えている時期だからこそ、ほかの固定費を見直す効果は大きくなりやすいといえます。

たとえば、月々3,000円の固定費を見直せた場合、1年間では36,000円、10年間では36万円もの差になります。一つひとつの金額は小さく見えても、積み重なることで大きな効果につながる点が、固定費見直しの大きな魅力です。

住宅ローン以外の支出も含めて家計を確認することが大切

総務省統計局の家計調査によると、2025年における二人以上の世帯の消費支出は、1世帯あたり平均31万4,001円(前年比名目4.6%増)となっています。物価の上昇が続く中で、住宅ローンだけでなく、保険や通信費、日々の生活費全体を含めて家計を確認しておくことが、無理のない家計運営につながります。

まずは現在の固定費を一覧にして把握する

固定費を見直す第一歩は、現在何にいくら支払っているかを一覧にして把握することです。住宅ローンの返済額、保険料、通信費、自動車関連費、サブスクリプションサービスの利用料などを書き出してみると、見直しの余地がある項目に気づきやすくなります。通帳やクレジットカードの明細を確認しながら、漏れなくリストアップしてみましょう。

家計簿アプリを活用すると、口座やクレジットカードと連携して自動的に支出を分類してくれるものもあるため、手間をかけずに固定費を把握したい方は活用を検討してみるとよいでしょう。

住宅ローン返済中に見直したい固定費5選

続いて、住宅ローン返済中にとくに見直しの効果が期待できる固定費を5つご紹介します。

住宅ローン|金利や借り換えの条件を確認する

固定費の中でも大きな割合を占めやすいのが住宅ローンです。契約している金利タイプや現在の適用金利を確認し、借り入れ当初から金利情勢が変わっていないかをチェックしてみましょう。

条件によっては、借り換えによって毎月の返済額を抑えられる場合があります。

保険料|保障内容と保険料のバランスを見直す

生命保険や医療保険は、加入した時期のライフステージに合わせた保障内容になっていることが多く、その後の家族構成や資産状況の変化に応じて見直しが必要になる場合があります。

必要以上に保障が重複していないか、保険料に見合った内容になっているかを確認してみましょう。

通信費|スマートフォンやインターネットのプランを確認する

スマートフォンの料金プランやインターネット回線は、契約時のまま使い続けているケースも少なくありません。データ通信量や通話の利用状況を確認し、実際の使い方に合ったプランに変更することで、通信費を抑えられる場合があります。

自動車関連費|保険・駐車場・車種などを見直す

自動車を所有している場合、自動車保険や駐車場代、車検・メンテナンス費用なども固定費に含まれます。自動車保険は複数の保険会社を比較検討することで、保障内容を維持しながら保険料を見直せる場合があります。

利用頻度が低い場合は、車を持たない、または小型車に乗り換えるといった選択肢も検討の余地があります。

サブスク・会費|利用していないサービスを整理する

動画配信サービスやアプリの月額課金、ジムの会費など、契約したものの利用頻度が低くなっているサービスがないか確認してみましょう。一つひとつの金額は小さくても、複数契約していると、まとまった固定費になっている場合があります。

住宅ローンはどう見直す?確認したい3つのポイント

固定費の中でもとくに影響が大きい住宅ローンについて、見直す際に確認しておきたいポイントをご紹介します。

現在の金利タイプと適用金利を確認する

住宅ローンの金利タイプには、返済終了まで金利が変わらない「固定金利」と、市場の金利動向に応じて見直される「変動金利」があります。まずは自分が契約している金利タイプと、現在適用されている金利を確認しましょう。契約時の金利や条件を把握しておくことが、見直しの検討材料になります。

借り換えによるメリットと諸費用を比較する

他の金融機関への借り換えを検討する場合は、金利差によるメリットだけでなく、事務手数料や保証料、登記費用といった諸費用も含めて比較することが大切です。諸費用を考慮しても返済総額が抑えられるかどうかを、事前にシミュレーションしておきましょう。

一般的に、借り換えによる効果は、残りの返済期間が長く、借入残高が大きいほど出やすいといわれています。反対に、返済期間の残りが短い場合は、諸費用の負担が金利差によるメリットを上回ってしまうこともあるため、事前の比較検討が欠かせません。

繰り上げ返済は手元資金とのバランスを考える

繰り上げ返済は、将来の利息負担を軽減できる方法のひとつですが、手元の資金を大きく減らしてしまうと、急な出費に対応できなくなるおそれがあります。教育費や医療費など、将来必要になる資金とのバランスを考えた上で、無理のない範囲でおこなうことが大切です。

固定費を見直すときの優先順位と注意点

最後に、固定費を見直す際の優先順位の付け方と、注意しておきたいポイントについてご紹介します。

「削減できる金額」と「手間」を比較して優先順位を決める

固定費の見直しには、契約先への連絡や比較検討など、一定の手間がかかるものもあります。見直しによって削減できる金額の大きさと、かかる手間を照らし合わせ、効果が大きく取り組みやすいものから優先的に着手すると、無理なく続けやすくなります。

保障や生活の質を必要以上に下げない

固定費の削減を優先するあまり、必要な保険の保障を削りすぎたり、生活の質を大きく下げてしまったりすると、かえって別のリスクを抱えることになりかねません。何のために固定費を見直すのかを意識しながら、無理のない範囲で取り組むことが大切です。

見直し前後の支出を比較して効果を確認する

固定費を見直した後は、実際にどれだけ支出が減ったかを確認しましょう。見直し前後の金額を比較することで、効果を実感しやすくなるだけでなく、次にどの固定費を見直すべきかの判断材料にもなります。

住宅ローン返済中の家計を改善するなら固定費から見直そう

住宅ローン返済中の家計を見直す際は、まず固定費から着手するのがおすすめです。固定費は一度見直せばその効果が継続しやすいため、家計改善の第一歩として取り組みやすい分野といえます。

毎月の支出を整理して無理のない節約を続ける

固定費と変動費の両方を把握した上で、無理のない範囲で節約を続けることが、長期的な家計の安定につながります。すべてを一度に見直そうとせず、優先順位をつけながら少しずつ取り組んでいきましょう。

また、家族がいる場合は、固定費の見直しについて家族間で情報を共有しておくことも大切です。ひとりだけで進めるのではなく、家計の状況や見直しの目的を共有しておくことで、無理のない節約を継続しやすくなります。

住宅ローンの見直しは将来の金利や家計状況も踏まえて検討する

住宅ローンの見直しは、固定費の中でも影響が大きい分、将来の金利動向や家計全体の状況を踏まえて慎重に検討することが大切です。

また、住宅ローン以外にも他の借り入れを抱えている場合、固定費の見直しだけでは家計の改善が難しいと感じることもあるかもしれません。そのようなケースでは、既存の借り入れを住宅ローンに一本化できないか検討するなど、専門的な選択肢を含めて相談してみるのもひとつの方法です。

「ローンとおるくん」では、住宅ローンや借り入れに関するさまざまなお悩みについて相談を受け付けています。固定費の見直しだけでは対応が難しいと感じる方は、ぜひ一度「ローンとおるくん」にご相談ください。

<このページを監修した人>
エコモ博士

RAUL株式会社 プライスエナジー運営事務局
エコモ博士のエコらいふナビ

エコモは各地を飛び回って、電力・エネルギーや地球環境についてお勉強中なんだモ!色んな人に電気/ガスのことをお伝えし、エネルギーをもっと身近に感じてもらいたいモ!

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