【2026年最新版】6人家族の電気代平均と節約のリアルな方法
6人家族のご家庭は、家族の人数や部屋数が多いため、高額な電気代がかかりがちです。
電気代の高さに悩んでいる方は、ほかの家庭が電気代を毎月いくら支払っているか、気になるのではないでしょうか。
この記事では、6人家族の平均電気代をご紹介したうえで、電気代の節約術を事例つきでご紹介します。
6人家族の電気代はどれくらい?平均額と目安をチェック
6人家族のご家庭は、毎月どのくらいの電気代を支払っているのでしょうか。ここでは、6人家族における電気代の平均額を、住まいの条件による変化も交えながらご紹介します。
<6人家族の電気代はどれくらい?>
- 6人家族の1ヶ月あたりの平均電気代
- 年間で見る6人家族の電気代総額
- 電気代は住まいの条件でどう変わる?
それぞれを具体的に見ていきましょう。
6人家族の1ヶ月あたりの平均電気代
6人家族が1ヶ月あたりに支払う平均的な電気代は、20,434円です。なお、この金額は、最新の再エネ賦課金と燃料調整費を含めて、シミュレーションしています。
ただし、後述するように、電気代の相場はお住まいの地域によって変動するため、あくまでも全国平均の目安と考えましょう。
年間で見る6人家族の電気代総額
6人家族が年間で支払う電気代総額は、245,211円です。後述する節約術も活用しながら、電気代の削減を目指しましょう。
電気代は住まいの条件でどう変わる?
6人家族の電気代平均額は、地域ごとに以下のように異なります。
【地域別に見た1ヶ月あたりの6人家族の平均電気代】
| 北海道 | 東北 | 関東 | 北陸 | 東海 | 近畿 | 中国 | 四国 | 九州 | 沖縄 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 23,143円 | 23,528円 | 18,762円 | 26,401円 | 19,379円 | 17,155円 | 22,510円 | 22,364円 | 18,426円 | 18,867円 |
※各地域の大手電力会社を利用した場合の料金です。計算には、再エネ賦課金と燃料費調整額を含めています。
電気代に地域差がある理由は、次のとおりです。
<電気代に地域差が生じる理由>
- 地域を管轄する電力会社によって電気料金が異なるため
- 地域ごとに電気機器の使用量が異なるため
暖房機器は冷房と比較してエネルギー消費量が多く、高額な電気代がかかります。そのため、北海道や東北、北陸といった寒冷地では、6人家族の電気代が全国平均よりも増える可能性が高いです。
【比較】ほかの家族人数と電気代の差
電気代は、世帯人数が増えるごとに高くなることが一般的です。平均的な電気代の目安を世帯人数別に確認したうえで、6人家族の電気代が高くなる理由について解説します。
<【比較】ほかの家族人数と電気代の差>
- 世帯人数別の電気代の目安
- 人数が増えると電気代がどう変わる?
それぞれを具体的に見ていきましょう。
世帯人数別の電気代の目安
関東エリアにお住まいの方が、東京電力を契約している場合を仮定して、世帯人数ごとの電気代平均額を比較してみましょう。
【世帯人数ごとの電気代平均額(関東エリアの場合)】
| 1人暮らし | 2人暮らし | 3人家族 | 4人家族 | 5人家族 | 6人家族以上 |
|---|---|---|---|---|---|
| 6,255円 | 10,716円 | 12,842円 | 14,744円 | 16,644円 | 18,762円 |
※東京電力を利用した場合の料金です。計算には、再エネ賦課金と燃料費調整額を含めています。
6人家族は、そのほかの世帯とは違い「6人家族以上」としてまとめられるため、電気代平均額には「7人家族」「8人家族」の料金も含まれます。
その点を加味しても、1人暮らしと比較すると約3倍の電気代となるため、6人家族にかかる電気代の負担は大きいです。
人数が増えると電気代がどう変わる?
家族の人数が増えると、電気の使い方は以下のように変わる場合が多いです。
<家族の人数が増えることによる電気の使い方の変化>
- 部屋数が増えるため、照明やエアコンを複数の部屋で重複して使う時間が増える
- 家族が在宅する時間が増えるため、電力の使用量が増える
- 契約アンペア数を増やす必要が生じるため、電気の基本料金が上がる
このような事情により、6人家族の電気代は、5人家族以下の電気代よりも高くなります。
電気代の仕組みを知っておこう
電気代は、以下の要素で構成されています。
【電気代の内訳】
| 内訳 | 概要 |
|---|---|
| 基本料金 | 電気を使わなくても毎月発生する固定料金 |
| 電力量料金 | 実際に使用した電気の量に応じてかかる従量料金 |
| 燃料費調整額 | 輸入燃料価格の変動を電気代に反映させる調整額 |
| 再エネ賦課金 | 再生可能エネルギーを電力会社が買い取る費用を負担する制度 |
上記を踏まえた電気代の計算方法は次のとおりです。
<電気代の計算方法>
- 基本料金+電力量料金±燃料費調整額+再エネ賦課金
現在はウクライナ情勢や中東情勢の影響により、燃料費調整額が高騰し、電気代が上がっています。再エネ賦課金は経済産業省が毎年5月に全国一律の単価を決定します。
消費者が節約できるのは、基本料金と従量料金です。現在は電力自由化により新電力が台頭し、基本料金が無料のプランや、電気を使う時間帯により電力量料金が安くなるプランが登場しました。
契約する電力会社やプランを定期的に見直すことにより、電気の使い方を大幅に見直さなくても、自然と電気代を削減できます。
電気代が高くなりがちな原因とは?
6人家族の電気代が高くなりがちな原因として挙げられるのは、次の3点です。
<6人家族の電気代が高くなりがちな原因>
- 電気代が高い時間帯に家電を多用している
- 学齢期の子どもと高齢者が同居している
- 契約アンペア数が必要以上に大きい
上記に加えて、燃料調整額や再エネ賦課金の注意点についても解説します。
電気代が高い時間帯に家電を多用している
オール電化住宅の電気代が高くなる原因として多いのは、電気代が高い時間帯に家電を多用していることです。
一般的なオール電化住宅では、電力を使用する時間帯に応じて従量料金が変わる「時間帯別料金プラン」を契約します。
多くのオール電化向けプランは、深夜の電気代が割安になる代わりに、昼間の電気料金が割高になる仕組みです。
そのため、日中に電気を使用する時間が長い家庭の場合、高額な電気代が請求されやすくなります。
学齢期の子どもと高齢者が同居している
学齢期の子どもと高齢者が同居している場合、電気を使用する時間が長くなりがちです。
例えば、高齢者が早朝に、子どもが夕方や深夜に電気を使用すると、完全に消灯している時間が短くなるでしょう。これも、6人家族の電気代が高くなる原因といえます。
契約アンペア数が必要以上に大きい
契約アンペア数が大きいほど、電気の基本料金が高くなります。以下は、東京電力の契約アンペア別に見た基本料金です。
【東京電力の基本料金】
| 契約アンペア数 | 10A | 15A | 20A | 30A | 40A | 50A | 60A |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 基本料金 | 311.75円 | 467.63円 | 623.50円 | 935.25円 | 1,247円 | 1,558.75円 | 1,870.50円 |
6人家族は、最大となる60Aを契約するケースが一般的です。しかし、多くの家電を同時に稼働する機会が少ない場合は、ブレーカーが落ちるリスクが低くなります。電気の使い方に応じて、契約アンペア数を50A以下に引き下げることも検討すると良いでしょう。
政府の補助金による影響にも要注意
政府は、社会情勢に応じて、国民の負担軽減を実現するための電気・ガス料金支援を行っています。2026年は中東情勢の影響により燃料費が高騰しており、これを緩和する目的で、2026年7月~9月使用分の電気代を自動的に値引きする予定です。
【電気・ガス料金負担軽減支援事業による電気料金支援】
| 使用月 | 低圧 | 高圧 |
|---|---|---|
| 2026年7月・9月 | 3.5円/kWh | 1.8円/kWh |
| 2026年8月 | 4.5円/kWh | 2.3円/kWh |
2026年10月以降も電気料金支援が行われるかどうかは、現時点では未定です。9月までの電気代が安くなったことにより、10月以降の電気代を「高い」と錯覚する可能性があることには、注意しなければなりません。
季節別に見る6人家族の電気代
ここでは、6人家族の電気代を季節別にご紹介します。どの時期に電気代がかさみやすいのかを把握したうえで、ご家庭にとって最適な節電方法が何かを検討しましょう。
<季節別に見る6人家族の電気代>
- 夏|エアコンの稼働時間が長くなる季節
- 冬|暖房・電気毛布・加湿器などの影響
- 春・秋|比較的電気代が抑えやすい季節
1つずつ解説します。
夏|エアコンの稼働時間が長くなる季節
6月~8月までの3ヶ月間を夏として、月ごとの電気代をご紹介します。
【6人家族の夏の電気代平均】
| 6月 | 7月 | 8月 |
|---|---|---|
| 14,866円 | 15,892円 | 18,285円 |
※東京電力を利用した場合の料金です。計算には、再エネ賦課金と燃料費調整額を含めています。
夏は、エアコンの稼働時間が長くなる季節です。そのため、エアコンを稼働しない春・秋と比較すると、電気代が高くなる傾向にあります。
冬|暖房・電気毛布・加湿器などの影響
12月~2月までの3ヶ月間を冬として、月ごとの電気代をご紹介します。
【6人家族の冬の電気代平均】
| 12月 | 1月 | 2月 |
|---|---|---|
| 18,843円 | 24,721円 | 26,633円 |
※東京電力を利用した場合の料金です。計算には、再エネ賦課金と燃料費調整額を含めています。
冬は、1年間でもっとも電気代が高くなる季節です。その理由としては、暖房や電気毛布といった暖房器具の使用時間が増えることが挙げられます。
冷房と比較して暖房はエネルギー消費量が大きいため、夏よりも高額な電気代がかかる場合が多いです。
春・秋|比較的電気代が抑えやすい季節
3月~5月までの3ヶ月間を春、9月~11月までの3ヶ月間を秋として、月ごとの電気代をご紹介します。
【6人家族の春・秋の電気代平均】
| 9月 | 10月 | 11月 | 3月 | 4月 | 5月 |
|---|---|---|---|---|---|
| 18,267円 | 15,749円 | 16,346円 | 23,025円 | 16,875円 | 15,646円 |
※東京電力を利用した場合の料金です。計算には、再エネ賦課金と燃料費調整額を含めています。
3月は、暖房機器を使用する機会があるため、電気代が割高です。しかし、それ以外の月は、1万円台後半まで電気代が抑えられており、電気代が比較的安い時期といえます。
オール電化住宅の場合はどう変わる?
太陽光発電とエコキュート・IHを導入したオール電化住宅の場合、6人家族の電気代はどのように変わるのでしょうか。ここまでにご紹介した、ガス併用住宅と比較します。
【オール電化住宅とガス併用住宅の電気代比較表】
| 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 1月 | 2月 | 3月 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| オール電化住宅 | 26,739円 | 26,806円 | 26,056円 | 28,400円 | 30,215円 | 30,150円 | 27,162円 | 28,456円 | 32,602円 | 39,985円 | 42,911円 | 37,558円 |
| ガス併用住宅 | 16,875円 | 15,646円 | 14,866円 | 15,892円 | 18,285円 | 18,267円 | 15,749円 | 16,346円 | 18,843円 | 24,721円 | 26,633円 | 23,025円 |
※東京電力を利用した場合の料金です。計算には、再エネ賦課金と燃料費調整額を含めています。
オール電化住宅の電気代が高くなる理由は、給湯や調理にかかる光熱費がすべて電気代に回るためです。オール電化住宅では、ガスを一切使用しません。そのため、ガス代の支出がゼロになるほか、家計管理も楽になるでしょう。
電気代を効率的に抑える方法7選
6人家族のご家庭が電気代を効率的に抑える方法は、以下の7つです。
<電気代を効率的に抑える方法7選>
- ➀節電できる家電への買換え
- ②古い冷蔵庫・エアコンの見直し
- ③時間帯別プランの活用
- ④契約アンペアの適正化
- ⑤家族で過ごす部屋を集約
- ⑥スマート家電での電力管理
- ➆電力会社のプラン変更や乗り換え
それぞれのポイントを見てみましょう。
①節電できる家電への買換え
古い家電を使い続けている場合は、省エネ性能が高い家電への買換えを検討しましょう。例えば、白熱電球を電球型LEDに交換すると、年間で約2,883円の節約が可能です。
②古い冷蔵庫・エアコンの見直し
資源エネルギー庁の報告によると、10年前の冷蔵庫を今どきの冷蔵庫に買換えると、約15%~24%の省エネ効果が期待できます。
エアコンに関しても同様に、約13%の省エネにつながるため、家電を買換える場合は、冷蔵庫とエアコンの見直しを優先的に行いましょう。
③時間帯別プランの活用
時間帯別プランとは、電力を使用する時間帯に応じて、従量料金が変動するプランのことです。家族のライフスタイルに合わせて、電力使用量が多い時間帯の電気代が安いプランを選ぶと、電気代を節約しやすくなります。
④契約アンペアの適正化
先述したとおり、契約アンペア数を減らすと、電気の基本料金を削減できます。現状の契約アンペア数が大きすぎる場合は、契約アンペア数を引き下げましょう。
⑤家族で過ごす部屋を集約
家族みんなが1つの部屋でまとまって過ごす時間を増やす対策も、有効です。家族が別々の部屋で過ごしていると、多くの部屋で照明やエアコンなどの家電を稼働させることになり、電力をムダに消費します。
➅スマート家電での電力管理
スマート家電とは、スマートフォンやタブレット端末から操作できる家電のことです。スマート家電を利用すると、エアコンやテレビをつけっぱなしにして外出したとしても、外出先から電源をオフにして節電できます。
➆電力会社のプラン変更や乗り換え
電力自由化に伴い、新電力会社とも自由に契約できるようになりました。これにより、電気料金プランが多様化し、ライフスタイルに合った電気料金プランを選択しやすくなっています。
定期的に電力会社や料金プランを見直して、最適な電力会社・料金プランに乗り換えましょう。
家電の買換え目安
内閣府によると、家電の平均使用年数は次のとおりです。
【主要耐久消費財の買換え状況】
| 品目 | 平均使用年数(年) |
|---|---|
| エアコン | 14.2 |
| 冷蔵庫 | 13.5 |
| 洗濯機 | 10.0 |
| 掃除機 | 7.2 |
| テレビ | 10.5 |
| DVD・BD機器 | 10.1 |
| パソコン | 7.6 |
※内閣府「消費動向調査」2025年3月調査より抜粋
買換えの理由として上位に挙がっているのは、いずれも機器の故障です。また、購入から7年以上が経過すると、家電の省エネ性が向上し、買換え後の電気代が安くなる場合があります。上記の平均使用年数が経過した家電を使用している場合は、買換えを検討するのも1つの手です。
【事例紹介】6人家族のリアルな節電術
6人家族のリアルな節電術について、2つの事例からご紹介します。
<【事例紹介】6人家族のリアルな節電術>
- 毎月2,000円以上の節約に成功した工夫
- 家族でルールを決めた節電アイデア
それぞれを具体的に見ていきましょう。
毎月2,000円以上の節約に成功した工夫
Aさん夫婦は共働きで、4人の子どもはいずれも学校に通っています。そこで、日中の電気料金が割高で、夜間の電気料金が割安になる時間帯別プランに変更し、入浴時間も夜間にずらすことにしました。その結果、毎月2,000円以上の節約に成功しているといいます。
家族でルールを決めた節電アイデア
Bさん一家の電気代は、全国平均額を上回っていたため、電気代を削減するために家族で話し合いを行いました。話し合いにより決まったルールは、次のとおりです。
<Bさん一家が決めた節電のルール>
- 夕食はできる限り家族全員がそろってから一緒にとる
- 勉強などの事情がある場合を除き、1日2時間以上は全員がリビングで一緒に過ごす
- 使っていない電気機器の電源は切る
上記を徹底した結果、全国平均を下回る電気代に抑えられたといいます。
6人家族の電気代に関するよくある質問
この記事の最後に、6人家族の電気代に関するよくある質問にお答えします。
Q.電気使用量の目安は?
地域によって異なりますが、東京都の場合、月々494kWhが平均です。東京電力を契約していると仮定した場合、月平均の電気代は18,762円と試算できます。
Q.6人家族の電気代が高くなる主な原因は何ですか?
原因として考えられるのは、主に次の3つです。
<6人家族の電気代が高くなる主な原因>
- 電気代が高い時間帯に家電を多用している
- 学齢期の子どもと高齢者が同居している
- 契約アンペア数が必要以上に大きい
詳しくは「電気代が高くなりがちな原因とは?」で解説しています。
まとめ
6人家族が1ヶ月あたりに支払う全国平均の電気代は20,434円であり、地域別に見た平均額は以下のとおりです。
【地域別に見た1ヶ月あたりの6人家族の平均電気代】
| 北海道 | 東北 | 関東 | 北陸 | 東海 | 近畿 | 中国 | 四国 | 九州 | 沖縄 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 23,143円 | 23,528円 | 18,762円 | 26,401円 | 19,379円 | 17,155円 | 22,510円 | 22,364円 | 18,426円 | 18,867円 |
※各地域の大手電力会社を利用した場合の料金です。計算には、再エネ賦課金と燃料費調整額を含めています。
6人家族の電気代は高くなりがちですが、節電術を活用することにより、毎月2,000円以上の節電に成功した事例も見られます。
「電力会社や料金プランを見直す」「家族で一緒に過ごす時間を増やす」などの工夫を取り入れながら、電気代の削減を目指しましょう。
エコモは各地を飛び回って、電力・エネルギーや地球環境についてお勉強中なんだモ!色んな人に電気/ガスのことをお伝えし、エネルギーをもっと身近に感じてもらいたいモ!


















