【2026年版】テレビの種類別・年代別の電気代を比較!液晶・有機EL・4Kの違いと節約術を解説

  • 更新日:2026/06/01

テレビ番組やDVD・Blu-rayの視聴などで活躍するテレビですが、その利用には電気代がかかります。テレビには製造された年代などによってさまざまな種類があり、それぞれの種類によってかかる電気代が変わる可能性があるでしょう。

この記事では、テレビの利用でかかる電気代はいくらなのか、どのような条件で電気代が変動するのか、電気代を節約するためにはどのような対策をしたら良いのかなどをご紹介しています。テレビの電気代がいくらになるのか計算したい方や、電気代の節約について関心がある方はぜひ最後までご覧ください。

目次

テレビの電気代はどれくらい?まずは計算方法を確認

まずは、テレビを使用するとどれくらいの電気代がかかるのか、目安を計算する方法について見ていきましょう。

電気代は、どのような環境でどれだけの時間家電を使用するかによっても変動します。電力会社との契約内容などを確認し、現在どの程度電気代が発生しているのかをチェックすると良いでしょう。

テレビの電気代の計算方法

テレビをはじめ、家電を使用したときの電気代は家電の消費電力と契約中の電気料金単価などから計算します。

具体的な計算式は、以下の通りです。

電気代(円)=消費電力(W)÷1,000×電気料金単価(円/kWh)×使用時間(h)

たとえば、電気料金単価が31円/kWhの環境で消費電力が80Wのテレビを3時間利用する場合、以下の通りになります。

80(W)÷1,000×31(円/kWh)×3(h)=7.44円

1時間・1日・1か月あたりのテレビの電気代目安

電気代は、テレビをどれだけの時間使用したかによっても変動します。

先述した計算式を組み替えれば、1時間テレビを使用した場合の電気代を計算可能です。

1時間分の電気代(円)=消費電力(W)÷1,000×電気料金単価(円/kWh)

電気料金単価が31円/kWhの環境で消費電力が80Wのテレビを使用した場合、1時間の電気代は以下の通りになります。

80(W)÷1,000×31(円/kWh)=2.48円

同様の条件で1日あたり4時間テレビを使用するのであれば、1日あたりの電気代は9.92円です。1か月を30日間とする場合、1か月の電気代は297.6円になります。さらに、年間の電気代は3,571.2円になるでしょう。

テレビの電気代は種類によって大きく変わる

テレビにかかる電気代は、どのようなテレビを使用しているかによっても変動します。テレビの種類や性能によって、消費電力が異なるためです。

たとえば、テレビに使用されているパネルの種類が何なのかによっても消費電力は変わります。現在のテレビに用いられている主なパネルの種類は、液晶、有機EL、プラズマです。

液晶テレビ|現在の主流で省エネ性能も高い

液晶テレビは、現在のテレビの中でも主流のタイプです。

赤、緑、青の3色のカラーフィルターが組み込まれており、バックライトで照らして映像を表示しています。光の量を液晶と呼ばれる物質で調節して、さまざまな色を表現する仕組みです。液晶を調整する方式によって、さらにTN・VA・IPS方式の3種類に分けられます。

液晶テレビは、ほかの2種類のテレビと比べて省エネ性能が高く、比較的消費電力が低いです。

有機ELテレビ|高画質だが電気代はやや高め

有機ELパネルは、カラーフィルターに用いられた有機物に電圧をかけて発光させるタイプのパネルです。

バックライトを用いないため、一般的な液晶パネルよりも薄型で高画質のテレビを作れます。ただし液晶パネルのテレビと比較して消費電力が大きく、同じサイズ帯では、表示内容やモデルによっては液晶テレビより消費電力が高くなる傾向があります。

プラズマテレビ|旧型は消費電力が高い

プラズマテレビは、パネル内のガスに電圧をかけて3色の蛍光体を発光させ、映像を表示する仕組みのテレビです。放電するスペースが必要なため、有機ELパネルよりもパネルが分厚い傾向にあります。

画素一つひとつがプラズマ発光しているため映像の動きが滑らかで色の再現性が高いです。一方で有機ELパネルよりも消費電力が大きく、パネルとしての寿命も短いデメリットがあります。

テレビの電気代は「サイズ」と「画質」でも変わる

テレビの電気代には、パネルの種類以外にもいくつかの要素が関わっています。

とくに影響があるのは、テレビの大きさや表示できる画質です。それぞれの要素について見ていきましょう。

大画面テレビほど電気代は高くなる

テレビの画面が大きければ大きいほど、必要な消費電力が大きくなります。そのため、画面サイズが大きいテレビは電気代も高いです。

たとえば、2Kの液晶テレビの場合、32V型の消費電力の目安は60Wだとされています。これが50V型になると、消費電力の目安は100Wになるのです。

テレビのサイズ表記には「インチ」や「V型」があります。どちらも画面の対角サイズを表していますが、V型は実際に表示できる有効画面サイズを基準としている点が特徴です。

4K・8Kテレビは消費電力が増えやすい

テレビの解像度が高く、画質が良いほどテレビの消費電力は大きくなります。解像度とは、画面を構成する画素数を表すもので、数値が高いほど精細な映像を表示できます。

解像度が高ければ高いほど画像が精密で鮮やかになりますが、その分必要な電気の量も多くなります。一般的に、4K・8Kテレビはフルハイビジョンテレビより消費電力が大きくなる傾向があります。ただし、近年は省エネ性能が向上しており、機種によって差があります。

10年前のテレビは電気代が高い?年代別に比較

テレビの電気代には、そのテレビが発売された年代も大きな影響を与えます。

テレビをはじめとする家電は、年々メーカー技術力が進歩し規格が更新されていくものです。そのため、新しい機種の方が総合的な性能が良い傾向にあります。こうした性能は、消費電力や電気代への影響も大きいです。

古いテレビは省エネ性能に大きな差がある

過去に発売されたモデルは、最近になって発売されたモデルほど省エネ性能が高くありません。これは、メーカーの技術革新によって省エネ性能が少しずつ向上しているためです。

近年のテレビは省エネ性能が向上しており、10年前のモデルと比べると消費電力が抑えられているケースも少なくありません。省エネ性能が高ければその分消費電力が少なくなるため、電気代も安くなる可能性が高いです。

買い替えで電気代が安くなるケースも多い

現時点で10年近く前のモデルのテレビを使用しているのであれば、テレビを買い替えることにより電気代を安くできる可能性があります。

同じサイズのテレビを購入するのであれば、古いモデルよりも新しいモデルにする方が省エネ性能が高く消費電力が少ないです。部屋の明るさに応じて画面の明るさを自動調節するセンサーや特定の条件で自動的に電源をオフにするモードなど、省エネのための機能が付いたモデルもあります。

一方で、モデルによっては機能の多さから消費電力が高くなることもあるでしょう。さらに、買い替え前と画面のサイズを変更する場合、大きな画面にすると電気代が高くなる可能性もあります。

テレビの待機電力はどれくらい?

テレビは画面の電源がオフになっている間も、リモコンの信号を受け取るために通電しています。そのため、実際に映像を見ていない状態でも待機電力が発生しているのです。

近年のテレビの待機電力は、約0.3~0.5W程度が一般的です。仮にテレビを見ない時間を20時間だとすると、1日あたり0.186~0.31円、1か月あたり5.58~9.3円かかる計算になるでしょう。

テレビの電気代を節約する7つのコツ

ここからは、テレビにかかる電気代を節約するための7つのコツについてご紹介します。

テレビにかかる電気代は、日常での使い方を工夫することで節約が可能です。電気代を少しでも安く抑えたいときは、これらのコツを活用することをおすすめします。

見ないときはこまめに消す

テレビの電気代を抑えるためには、こまめに画面を消すのがおすすめです。

画面を消していても待機電力はかかるものの、テレビ番組などの映像を流しっぱなしにするよりは電力を消費しません。そのため、見ていない間は画面を消しておく方が電気代を抑えられます。

画面の明るさを下げる

テレビの電気代を抑えたい場合は、画面の明るさを下げるのもおすすめです。

テレビの画面を明るくすると、その分バックライトの点灯や有機素材などの発光に大量の電力が必要になります。多くのテレビには画面の光量を調節する機能が付いており、画面を暗くすることで電気代の節約が可能です。

画面の明るさを最大にするのではなく、部屋の明るさに合わせて見やすい明るさに調節すると良いでしょう。

省エネモードを活用する

テレビについている省エネ機能の活用も、電気代の節約におすすめです。

明るさセンサーや自動電源オフ機能などを活用すれば、使用状況に応じて消費電力を削減できる可能性があります。しばらくリモコンでの操作をおこなっていなかった場合の無操作自動オフ機能や、画面信号が途切れて一定時間が経ったときの無信号自動オフ機能を活用すると、つけっぱなしで寝てしまったときやうっかり外出してしまったときも安心です。

こうした機能を活用すれば、電気の無駄遣いを防げるでしょう。

主電源をオフにする

テレビを使わない時間が長いのであれば、主電源を切るのもおすすめです。

リモコンで画面をオフにしていても、テレビには待機電力がかかり続けます。頻繁につけたり消したりするのではなく、家にいない時間が長いなどの理由でテレビを使う機会が少ない場合は本体側の主電源を切ると良いでしょう。

テレビ本体の機能を用いた録画の予定がなければ、コンセントを抜くのも効果的です。

テレビ周辺機器の使い方も見直す

テレビとともに利用している周辺機器にも、電気代はかかっています。

テレビ本体とは別に音質特化のスピーカーを用意している場合や、レコーダー・プレイヤーを使用している場合、ゲーム機を接続している場合などです。音量を上げたり、録画している時間が長かったりすると、これらにかかる電気代がかさみます。また、ゲーム機は待機状態にしていると電気代がかかるでしょう。

これらの使い方を見直すことで、電気代を節約できる可能性があります。

部屋に合ったサイズを選ぶ

電気代を節約したい場合は、テレビのサイズも吟味することが大切です。

部屋が広い場合は大画面でないと映像が見えにくくなりますが、コンパクトな部屋の場合はそこまで大きな画面が必要ない可能性もあります。そのため、部屋の広さに応じて適切なサイズのテレビを選ぶと電気代も節約できるでしょう。

また、映画などの映像作品の視聴やゲームのプレイ、ニュース番組の視聴など、テレビの使い方によって必要な性能は異なります。どのような用途でテレビを使いたいのかによって、適切な性能のテレビを選ぶのがおすすめです。

省エネ性能の高い最新モデルへ買い替える

現在使用しているテレビが古い場合は、新しいモデルに買い替えるのもおすすめです。

最新型のモデルは旧型と比べて省エネ性能が向上しており、消費電力を削減できる可能性があります。買い替えに費用はかかるものの、ランニングコストをカットできるでしょう。

テレビの電気代を抑えるなら電力会社・料金プランの見直しも重要

テレビの電気代を抑えたい場合は、現在契約している電力会社との電気契約を見直すことも大切です。

電力自由化により、契約する電力会社や電気料金プランは消費者が自由に選択できるようになりました。これにより、電力会社やそれに準じる形で電気契約を提供している企業は、それぞれ特色あるサービスを展開しています。

なかには大手電力会社よりも料金単価を抑えられるプランの会社もあるでしょう。一方で、燃料費調整など取り入れている仕組みによっては電気代が下がらない可能性もあるため、複数の電力会社のサービスを比較した上で契約先を選択するのがおすすめです。

まとめ

テレビの電気代は、画面が大きいほど、そして性能が良いほど高くなります。電気代を節約するにはこまめに電源をオフにすること、画面の明るさの調節、省エネ機能の活用などが大切です。また、古いモデルよりも新しいモデルの方が省エネ性能が良いため、古いテレビを使用している場合は買い替えも効果的です。

「エコループ」では、テレビをはじめとするさまざまな物品の回収を請け負っています。テレビの買い替えに伴って不用品回収を利用したい方は、ぜひご検討ください。

<このページを監修した人>
エコモ博士

RAUL株式会社 電気プラン乗換コム運営事務局
エコモ博士のエコらいふナビ

エコモは各地を飛び回って、電力・エネルギーや地球環境についてお勉強中なんだモ!色んな人に電気/ガスのことをお伝えし、エネルギーをもっと身近に感じてもらいたモ!

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