ゲーム機器の電気代はいくら?PS5・Switch・PCを比較&節約方法を徹底解説
シューティングやアドベンチャーなど、さまざまな娯楽を楽しめるゲーム機器ですが、稼働には電力を消費します。ご自身や家族が頻繁にゲームをする場合、「ゲーム機の電気代はどれくらいかかるのだろう」と気になる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、ゲーム機器ごとの電気代や使用状態別の電気代、見落としがちなポイントについて解説します。ゲーム機にかかる電気代が気になる方は、ぜひ最後までご覧ください。
ゲーム機器の電気代はどれくらい?基本の考え方
まずは、ゲーム機器の電気代を計算する際の基本的な考え方を見ていきましょう。
ゲーム機器によって消費電力は異なりますが、電気代の計算方法は基本的に同じです。また、1時間だけゲームをする場合と、長時間ゲーム機器を稼働させる場合では、当然ながらかかる電気代も変わります。
電気代の計算方法
家電や電子機器の電気代は、「消費電力×使用時間×電気料金単価」で計算できます。より正確には、以下の計算式です。
「電気代=消費電力(W)÷1,000×使用時間(h)×電気料金単価(円/kWh)」
例えば、消費電力150Wのゲーム機器を2時間使用し、電気料金単価が1kWhあたり28円の場合、計算式は以下の通りです。
150W÷1,000×2h×28円=8.4円
電気料金単価は契約プランや地域によって異なるため、自宅で契約している電力会社の料金プランを確認してみましょう。
1時間あたり・1か月・1年間の目安
電気代は通常1か月単位で請求されるため、1時間単位だけでなく、月間・年間でどの程度かかるかを把握することも大切です。
先ほどと同じ条件の場合、1時間あたりの電気代は4.2円です。
1日3時間ゲームをプレイする場合、1日の電気代は12.6円になります。これを30日間続けると、1か月あたりの電気代は378円です。
さらに年間で計算すると、378円×12か月で4,536円になります。
なお、ゲーム機の消費電力は本体や説明書に記載されていることが一般的です。記載が見当たらない場合は、メーカー公式サイトなどで確認するとよいでしょう。
ゲーム機以外にかかる電気代
ゲームをするときは、ゲーム機本体だけでなく周辺機器にも電気代がかかる場合があります。
例えば据え置き型ゲーム機では、テレビやモニター、スピーカーなどを接続して使用することが一般的です。
モニターなどの周辺機器は、画質やフレームレートなどの性能が良いほど消費電力が大きくなる傾向があります。そのため、ハイスペックな機器を採用するほど電気代も高くなるでしょう。
主要ゲーム機の消費電力と電気代を比較
ここからは、家庭で利用されている主要なゲーム機の消費電力と電気代の目安について見ていきましょう。
一般的に、携帯型ゲーム機より据え置き型ゲーム機の方が消費電力は大きくなる傾向があります。また、高性能なゲーム機ほど消費電力も大きくなりやすい一方、近年のモデルは省エネ性能が向上しているため、必ずしも最新機種の電気代が高いとは限りません。
据え置き型ゲーム機の電気代
まずは、据え置き型のゲーム機の電気代を見ていきましょう。
2026年現在、多くのユーザーに遊ばれている据え置き型ゲーム機はソニーのPlayStation 5(PS5)、PlayStation 4(PS4)と、Xboxシリーズなどがあります。
それぞれの電気代の目安を見ていきましょう。
PlayStation 5(PS5)
PlayStation 5は、ソニーが販売している据え置き型のゲーム機です。
最大消費電力は350Wですが、平均的な消費電力は200W前後とされています。1kWhあたり28円で計算すると、1時間あたりの電気代は以下の通りです。
200W÷1,000×1時間×28円=5.6円
1日3時間プレイする場合、1日の電気代は16.8円、1か月では504円、1年間では6,048円になります。
PlayStation 4(PS4)
PlayStation 4は、ソニーが販売している据え置き型のゲーム機であり、いくつかのモデルが存在します。モデルによって最大消費電力は異なるものの、平均的な消費電力は140W前後とされています。1kWhあたり28円で計算すると、1時間あたりの電気代は以下の通りです。
140W÷1,000×1時間×28円/kWh=3.92円
1日3時間プレイする場合、一日の電気代は11.76円、1か月では352.8円、1年間では4,233.6円かかります。
Xboxシリーズ
Xboxシリーズは、マイクロソフトが開発し現在はXbox社が販売している据え置き型のゲーム機のシリーズです。このうち、Xbox Series Xの消費電力は153Wになります。1kWhあたり28円で計算すると、1時間あたりの電気代は以下の通りです。
153W÷1,000×1時間×28円/kWh=4.284円
1日3時間プレイする場合は、1日の電気代は12.852円、1か月では385.56円、1年間ではで4,626.72円になります。
携帯・ハイブリッド型ゲーム機の電気代
続いて、携帯用、あるいは携帯でも据え置きでもプレイできるハイブリッド型のゲーム機の電気代を見ていきましょう。
こういったゲーム機の中で代表的なのは、任天堂が販売しているNintendo Switch、Nintendo Switch Liteなどです。また、任天堂からはNintendo Switch 2も発売されています。それぞれの電気代について見ていきましょう。
Nintendo Switch
Nintendo Switchは、任天堂が販売しているハイブリッド型のゲーム機です。通常版と有機EL版があり、それぞれ性能が異なります。
ゲームプレイ時の通常版の消費電力は7W、有機EL版の消費電力は6Wになります。1kWhあたり28円で計算すると、1時間あたりの電気代は以下の通りです。
通常版:7W÷1,000×1時間×28円/kWh=0.176円
有機EL版:6W÷1,000×1時間×28円/kWh=0.168円
ゲームを1日3時間する場合、通常版の1日の電気代は0.528円、1か月では15.84円、1年間では190.08円になります。有機EL版の場合は1日0.504円、1か月では15.12円、1年間では181.44円になります。
Nintendo Switch Lite
Nintendo Switch Liteは、任天堂が販売しているNintendo Switchの軽量版のモデルです。テレビと接続できない代わりに、持ち歩きに特化しています。
Nintendo Switch Liteのゲームプレイ時の消費電力は、4Wです。1kWhあたり28円で計算すると、1時間あたりの電気代は以下の通りです。
4W÷1,000×1時間×28円/kWh=0.112円
1日3時間ゲームをプレイする場合、1日あたりの電気代は0.336円、1か月では10.08円、1年間では120.96円になります。
Nintendo Switch 2
Nintendo Switch 2は、任天堂が販売しているハイブリッド型のゲーム機です。ゲームプレイ時の消費電力は19Wになります。1kWhあたり28円で計算すると、1時間あたりの電気代は以下の通りです。
19W÷1,000×1時間×28円=0.532円
1日3時間ゲームをする場合、1日あたりの電気代は1.596円、1か月では47.88円、1年間では574.56円になります。
ゲーミングPCの電気代
続いて、ゲーミングPCの電気代について見ていきましょう。
一口にゲーミングPCといっても、そのスペックはある程度ばらつきがあり、スペック別に電気代も異なります。そのため、使っているゲーミングPCがどの程度のスペックなのかを確認しておく必要があるでしょう。
ミドルスペック
ミドルスペックのゲーミングPCは、500W~600Wの電源ユニットを積んでいる傾向にあります。
仮に600Wのパソコンを1kWhあたり28円で計算すると、1時間あたりの電気代は以下の通りです。
600W÷1,000×1時間×28円/kWh=16.8円
1日3時間プレイする場合、1日の電気代は50.4円、1か月では1,512円、1年間では18,144円の電気代になります。
ハイスペック
ハイスペックのゲーミングPCは、750W~800Wの電源ユニットが目安です。
仮に800Wのパソコンを1kWhあたり28円で計算すると、1時間あたりの電気代は以下の通りです。
800W÷1,000×1時間×28円/kWh=22.4円
1日3時間プレイする場合、1日の電気代は67.2円、1か月では2,016円、1年間で24,192円です。
ハイエンド
ハイエンドのゲーミングPCは、1,000Wの電源ユニットが積まれていることもあります。
仮に1,000Wのパソコンを1kWhあたり28円で計算すると、1時間あたりの電気代は以下の通りです。
1,000W÷1,000×1時間×28円/kWh=28円
1日3時間プレイする場合、1日の電気代は84円、1か月では2,520円、1年間では30,240円になります。
ゲーム機器の電気代を左右する要因とは
実際のゲームの電気代は、ゲーム機本体の表示上の消費電力だけで決まるわけではありません。
どのようなゲームを何時間プレイするのかによっても、電気代は変動する可能性があります。電気代に影響を与える可能性がある要素について見ていきましょう。
プレイ時間と使用頻度
ゲーム機器を利用する際の電気代は、どの程度の時間ゲームをプレイするかによって変動します。
ゲームをする頻度が高く長時間に及ぶほど、トータルの電気代も高くなっていくでしょう。1時間あたりの電気代が30円程度でも、500時間のプレイでは15,000円、1,000時間のプレイでは30,000円になります。
ゲームの種類
プレイするゲームのジャンルによっても、電気代は変動する可能性があります。
ゲームの中には、常に激しく画面が動くようなジャンルや、ほとんど同じ画面から動かないようなジャンルまでさまざまな種類があるでしょう。動きが激しかったり、映像のクオリティが高かったりするゲームほど本体の計算処理も複雑になり、消費電力も大きくなる可能性があります。
本体にどの程度の負荷がかかるかによって、電気代が変動する場合があるでしょう。
CPU・GPU性能と消費電力
ゲーミングPCを使用してゲームをする場合、CPUやGPUの性能が電気代に影響する可能性があります。
パソコンのスペックに影響するCPUやGPUは、性能が良く処理能力が高いほど消費電力が高くなるのです。そのため、良いCPUやGPUを積んでいるゲーミングPCは、電気代が高くなる可能性があります。
モニターや周辺機器の影響
ゲームをするときの電気代は、モニターや周辺機器の影響も受けます。
据え置き型のゲーム機で遊ぶときは、ゲーム機本体だけでなく、モニターやスピーカーを用いることが多いでしょう。また、ゲーム機の中にはコントローラーを個別に充電する必要があるものもあります。
こういった周辺機器も、スペックなどによって消費電力はまちまちです。性能が良いものを選択するほど電気代が高くなる点に注意しましょう。
使用状態別の電気代の違い
ゲーム機をどのような状態にしているかによっても、電気代が変動します。
ゲーム機はゲームのプレイ中だけでなく、待機中にも電力を消費するため注意が必要です。完全に電源を切っているとき以外は、緩やかに4気を使っている可能性があります。
常にフル稼働しているわけではないにせよ、トータルの電気代が高くなる可能性は否めません。
ゲームプレイ中の消費電力
ゲーム機が一番電力を消費するのは、ゲームを実際にプレイしているときです。
ゲームをプレイしている間、ゲーム機はさまざまな計算処理を行っています。そのため、処理が複雑になればなるほど消費電力が大きくなるでしょう。また、ハイブリッド型のゲーム機の場合は携帯モードよりもTVモードの方が、電気代が高くなる傾向にあります。
スリープ(待機)時の電気代
ゲームをプレイしていなくとも、ゲーム機を待機状態にしておくと微量の電気を消費し続けます。
ゲーム機によって、ゲーム画面をそのまま待機させたり、メニュー画面で待機させたりと機能はさまざまでしょう。いずれの場合も、1時間あたり0.1円程度の電気代がかかる可能性があります。
電源オフ時との違い
電源オフの場合は、待機状態と違ってゲーム機の機能全体が落とされています。しかし、コンセントにつないである場合はある程度通電していることが多いです。
しかし、待機状態にしているよりもずっと消費電力を抑えられるでしょう。
充電時にかかる電気代
携帯型のゲーム機や、ゲーム機のコントローラーの充電にも時間がかかります。
充電中にも電力を消費するため、長時間の充電が続くと電気代に影響する場合があります。
見落としがちな電気代のポイント
ゲーム機の電気代には、ついつい見落としがちなポイントがいくつかあります。多くの場合、ゲームのプレイ中に発生するゲーム機本体の電気代ばかり気にしてしまうためです。
トータルで発生する電気代を考慮するためにチェックしたいポイントについて見ていきましょう。
待機電力の影響
ゲームをプレイしていない間も、ゲーム機本体を待機状態、すなわちスタンバイ状態にしている場合は消費電力が発生しています。
そのため、1日中ゲーム機をスタンバイ状態にしていると、少しずつ電気代が発生していることになるでしょう。ゲームをしない場合はセーブをしっかり行い、電源をきちんとオフにするのが望ましいです。
周辺機器・アクセサリの電力消費
モニターやコントローラーなど、周辺機器にも電気代は発生しています。
ゲーム機本体と比べればかかる電気代は微々たるものですが、スペックや充電の頻度によっては電気代がかさむ可能性があるため注意しましょう。
ワイヤレス機能やLEDの消費電力
ゲーム機のワイヤレス機能やゲーム画面のLEDなども、消費電力に影響を与えます。
多くのゲーム機は、コントローラーとワイヤレス通信でつながっています。また、Wi-Fiなどを経由してインターネットに接続したり、ローカル通信で本体同士が通信に接続できたりするものもあるでしょう。こうした機能でも電力を消費するため、不要なときは通信を切っておくことも大切です。
さらに、通信型やハイブリッド型のゲームの場合は画面の輝度が高いと消費電力が大きくなります。画面を明るくし過ぎないことも、電気代節約の鍵です。
こうしたポイントを見直しても電気代の改善が見込めない場合は、契約している電気契約プランを見直すのも良いでしょう。
まとめ
ゲーム機の電気代は、どの機器を使用するか、何時間プレイするかによって大きく異なります。また、同じゲーム機で遊んでいても、電気代の単価が異なるプランを利用している場合はトータルの電気代も変動するでしょう。
「買取専門店大吉」では、遊ばなくなったゲーム機本体やゲームソフトの査定買取も行っています。手元のゲームをどう処分しようか迷っている方は、ぜひ一度利用してみてください。
エコモは各地を飛び回って、電力・エネルギーや地球環境についてお勉強中なんだモ!色んな人に電気/ガスのことをお伝えし、エネルギーをもっと身近に感じてもらいたモ!

