ドライヤーの電気代を節約する方法7選|1回にかかる電気代はいくら?すぐできる節電術
電熱線を用いて熱風を出すドライヤーは、消費電力の大きい家電の一つです。毎日使用していると、その電気代が気になる方もいるでしょう。
この記事では、ドライヤーを1回使用するのにかかる電気代や、その電気代を節約するのに役立つ方法7つをご紹介しています。
また、あまり効果のない節約術の注意点や節電しやすいドライヤーの選び方についても掲載していますので、ドライヤーの節電について関心がある方は、ぜひ最後までご覧ください。
ドライヤーの電気代はどれくらい?
まずは、ドライヤー使用時の電気代の目安を見ていきましょう。
ドライヤーの電気代は、機種ごとの消費電力や使用時間、使用人数などの条件によって異なります。ここでは、10分使用した場合の目安や、1か月・1年間使い続けた場合の電気代について解説します。
1回(10分)の電気代目安
ドライヤーの電気代は、消費電力・使用時間・電気料金単価から算出できます。具体的な計算式は、以下の通りです。
電気代=消費電力(kW)×使用時間(h)×電気代単価(円/kWh)
消費電力がW表記の場合は、1,000で割ることでkWに換算できます。なお、ドライヤーはモードによって消費電力が異なる点にも注意が必要です。
例えば、強風モード1,200W、弱風モード600W、冷風モード35Wのドライヤーを使用した場合、強風モードでは約6.2円、弱風モードでは約3.1円、冷風モードでは約0.18円となります。
一見するとそこまで高くないように見えますが、髪が長い場合や家族で使用する場合は、合計の使用時間が長くなり電気代も増える傾向があります。
1か月・1年使った場合の電気代
1日10分間ドライヤーを使い続けた場合、1か月あたりの電気代と1年間の電気代は以下の通りです。
強風の場合、1か月あたりの電気代は約186円、1年間の電気代は約2,263円です。弱風の場合は1か月あたり約93円、1年間は約1,131.5円になります。冷風の場合は1か月約5.43円、1年間約66円です。
消費電力が大きいモードほど、電気代も高くなります。
今すぐできるドライヤーの節約術
ここからは、家でドライヤーを使うときの節約術について見ていきましょう。
ドライヤーは、使い方次第で消費電力を抑えて電気代を節約することが可能です。ドライヤーの節約術について、7つの方法をご紹介します。
タオルドライで水分をしっかり取る
ドライヤーの電気代は、最初にタオルドライで水分をしっかり取ることで節約できます。
ドライヤーは髪の水分を蒸発させることで乾かすため、水分量が多いほど時間がかかります。タオルでしっかり水分を取り除くことで、より効率よく乾かせます。
タオルドライとは、乾いたタオルで髪の水分をしっかり拭き取ることです。髪に残った水分の量を少なくすることで、ドライヤーで乾かす時間を短縮できます。
タオルを2枚使うと、より多くの水分を取り除けるでしょう。毛先の水分を取るために、ティッシュドライを併用するのもおすすめです。
吸水タオルやヘアドライ手袋を使う
ドライヤーの電気代を節約するためには、吸水性の良い素材のタオルを使用することも大切です。
マイクロファイバータオルは、ナイロンやポリエステルなどの合成繊維からできており、繊維が細かいため吸水性に優れています。そのため、タオルドライの際も髪の水分を吸収しやすく効果的です。
また、ヘアドライ用の手袋を使うのも良いでしょう。ヘアドライ手袋は、ドライヤーの時間を短縮するための手袋型のタオルです。
ドライヤーを使用しながらヘアドライ手袋をつけた手で手ぐしをすることで、ドライヤーを使う時間を短縮しながら髪を乾かせます。
根元から乾かして時間を短縮する
髪は根元から乾かすことで、効率よく乾燥できます。
根元に温風を当てることで全体に熱が伝わりやすくなり、乾燥時間の短縮につながります。一方、毛先から乾かそうとすると、再び水分が流れてきて効率が下がるため注意が必要です。
さらに、毛先に熱を直接当てすぎると髪がパサつく原因にもなります。時短と節約、そしてヘアケアの観点から、髪の毛は根元から乾かす方が良いでしょう。
温風と冷風を使い分ける
最初は温風で乾かし、仕上げに冷風を使うことで電力消費を抑えられます。
温風の後に冷風を使えば髪のキューティクルが引き締まるため、ツヤのある髪に仕上がりヘアケアにも効果があります。
風量を調整して効率よく乾かす
ドライヤーの電気代節約では、風量を調整して効率よく乾かす方法も効果的です。
多くのドライヤーには、温風の風量を「強風」「中風」「弱風」などの形で調節する機能がついています。
基本的には風量が多いほど乾くのが速くて消費電力が大きく、風量が少ないほど消費電力は少ないものの乾くのが遅いです。
そのため、まずは強風で一気に髪を乾かし、ある程度乾いてきたら中風や弱風に切り替え、最後に冷風で髪を引き締める、といった形で段階的に乾かすと良いでしょう。
強風で乾かし続けると過乾燥になり髪が傷む原因にもなるため、適宜風量を切り替えることが大切です。
湿度の低い場所で乾かす
電気代を節約して髪を乾かすためには、湿度の低い場所を選ぶことも大切です。
ドライヤーは周囲の空気を吸い込んで温風を作っているため、湿度の高い場所では湿った空気を髪に当てることになります。
そうなるとうまく髪の水分が蒸発せず、髪を乾かすまでに時間がかかるのです。湿度が低い環境で乾かせば、効率的に水分が分散されて短時間で髪が乾きます。
入浴後の浴室や、浴室から湿度の高い空気が流れ込んでくる洗面所などは髪を乾かすのには不向きでしょう。リビングや寝室など、水場から遠く湿度の低い環境で髪を乾かすのがおすすめです。
頭にタオルを被せて乾かす
ドライヤーの電気代を節約するときは、頭にタオルを被せた状態で乾かすのもおすすめです。
乾いたタオルを被っていると髪の水分を吸ってくれるだけでなく、ドライヤーの熱や風を逃がさずに髪全体に当てることができます。熱エネルギーを効率良く使えるため、ドライヤーの時間短縮になるのです。
最初にタオルを被って乾かし、ある程度乾いたら外して根元から乾かすといった形で、順番に方法を切り替えることで効率的に乾かせるようになります。
やりがちなNG節約方法
続いて、やってしまいがちながら効果が薄い、あるいはデメリットのあるNG節約方法について見ていきましょう。
ドライヤーの電気代を節約する方法にはさまざまなものがありますが、なかにはかえって悪い結果になるものもあります。
節約のために行動に移すときは、やらない方が良いこともしっかり把握しておくことが大切です。
自然乾燥に頼る
ドライヤーの電気代を節約するためにやってはいけないのが、自然乾燥に頼ることです。
ドライヤーを使用しなければ電気代の節約にはなりますが、髪や頭皮へのダメージが大きく、おすすめできません。
濡れたまま就寝すると摩擦でキューティクルが痛みやすく、雑菌の繁殖によるにおいやかゆみの原因にもなります。
髪や頭皮を守るためにも、しっかりドライヤーを使って髪を乾かす必要があります。
弱風だけで長時間使う
電気代節約のために弱風や冷風のみで乾かすと、かえって時間がかかり効率が悪くなります。
さらに、頭皮が冷えて血行が悪くなったり、髪のパサつきや広がりにつながるなど、髪へのダメージにつながるため、適切に温風を併用することが重要です。
節電しやすいドライヤーの選び方
ドライヤーの電気代を節約する方法として、他にもドライヤーの機種を見直す方法があります。節電しやすいドライヤーを選択すれば、消費電力を抑えて電気代を節約できる可能性があるでしょう。
ここからは、節電しやすいドライヤーの選び方についてご紹介します。
大風量モデルで時短する
節電になるドライヤーを選びたいときは、大風量の高出力モデルがおすすめです。
風量の少ないモデルは消費電力こそ少ないものの、髪がなかなか乾かず、長時間使い続けることになります。風量が多く一気に髪を乾かせるモデルを選べば、結果的に電気代の節約につながる場合があります。
とくに1,200W以上のモデルは風量や温度が十分で、短時間で髪を乾かせます。また、より短時間で髪を乾かすために速乾ノズルが付いたドライヤーを選ぶのも効果的です。
温度・風量調整機能をチェック
ドライヤー選びの際は、温度や風量などを調節できるモデルを選ぶのがおすすめです。
強風、中風、弱風といった形で風量を選択できるモデルや、高温、低温、冷風という形で温度を選択できるモデルを選択すれば、髪の乾き具合に応じてモードを切り替えられます。これにより、効率良く髪を乾かせて電気代の節約にもなるでしょう。
なお、モードの名称についてはメーカーや機種によって異なります。ヘアケアにも効果的な傾向にあるため、多彩なモードがついている機種を選ぶと良いでしょう。
省エネ設計のモデルを選ぶ
電気代を節約したい場合は、省エネ設計のモデルを選ぶのも効果的です。
ただし、消費電力の少ないモデルは風量などの性能が落ちる場合が多く、ロングヘアの方にはあまり向きません。ショートやボブ程度の長さであれば、1,000W程度の省エネモデルでも乾かしやすいでしょう。
ドライヤーを切り替えても電気代が高い場合は、契約している電気契約を見直し、より生活にコミットした料金プランに変える方法もあります。
まとめ
ドライヤーにかかる電気代は1回あたりでは小さいものの、積み重なると相応の金額になります。髪を乾かす方法や工程を見直すことで、効率よく節電が可能です。
また、ドライヤーの機種選びを見直すことで、さらに電気代を抑えられる可能性もあります。
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