四国電力による電灯プラン「でんかeマンションプラン」の特徴とは?メリット・デメリットを解説

  • 更新日:2020/12/19

四国電力が提供する「でんかeマンションプラン」について、特徴やメリット・デメリット等を解説いたします。皆様の電気料金プランのご検討材料としてお役に立てていただけますと幸いです。

提供エリア 四国電力エリア
利用できる都道府県 徳島県、高知県、香川県(一部を除きます。)、愛媛県(一部を除きます。)
電源構成 https://www.yonden.co.jp/customer/composition_and_co2/index.html
公式HP 四国電力のHPへ

電気料金の推計削減メリット

電気料金は基本的に、月額固定の基本料金と、実際に使用した電気量に1kWhあたりの単価を乗じた「従量料金」を合計することで算出できます。これら基本料金や従量料金の単価は各電力会社のHPに掲載されておりますので、電気利用量と単価を計算式に当てはめることで、実際に支払う必要がある電気料金を割り出すことができます。

下記表は、公式HPにて公開されている単価情報から、「でんかeマンションプラン」を利用した場合における電気料金の年間推定削減メリットを整理したものです。

電力利用量(年間) 四国電力の「でんかeマンションプラン」 四国電力の通常プラン 年間削減額
6000kWh 199169円/年 160973円/年 38196円の値上げ
12000kWh 382205円/年 331445円/年 50760円の値上げ
30000kWh 1014914円/年 833885円/年 181029円の値上げ
60000kWh 1979962円/年 1641365円/年 338597円の値上げ
90000kWh 2945009円/年 2448845円/年 496164円の値上げ
120000kWh 3860189円/年 3211445円/年 648744円の値上げ

※調査時点(2020/9/24)の推計値となりますので、最新の正確な情報を把握したい方は、各社のHPをご確認ください。
※年間電気代は、6000kWh(6kVA相当、月間500kWh)、12000kWh(10kVA相当、月間1000kWh)、30000kWh(20kVA相当、月間2500kWh)、60000kWh(30Kva相当、月間5000kWh)、90000kWh(40Kva相当、月間7500kWh)、120000kWh(40Kva相当、月間10000kWh)を利用した場合の推計値です。
※年間電気代は電気料金プラン乗換コムのキャッシュバック金額を加味した数値となります。

追加のオプション

四国電力のでんかeマンションプランを利用することで、下記のオプションを利用できる可能性があります。それら内容をご確認いただき、皆様のライフスタイルに沿ったオプション内容であれば、電気料金プランの削減メリットと併せて検討材料にして頂けますと幸いです。なお、オプションによっては適用等で費用が発生するケースもございますので、詳細は公式HPをご確認ください。

  • IH割引
    総容量が2kVA以上の電磁誘導加熱調理器等(IHクッキングヒーター等)を設置している場合、電気料金が毎月5%割引になります。
  • エコキュート割引
    総容量が1kVA以上の夜間蓄熱式機器(エコキュートや電気温水器等)を設置している場合、電気料金が毎月5%割引になります。
  • ありがとう割引
    契約を継続すると電気料金を、1年に1回 1,056円割引になります。
  • ファミリe割引
    同一の振替口座、クレジットカード支払っている家庭用電気料金プランについて、ファミリe割引に申込むと、1契約ごとに110円(税込)/月が電気料金から割引になります。
  • よんでんポイント
    電気料金支払額200円につき1ポイントたまります。
  • よんでん暮らしサポート
    月額550円(税込)で優待サービス、修理サポートサービス、駆けつけサービスが受けられます。
  • でんきといっしょ割
    光インターネット「Pikara」と格安スマホ「Fiimo」がお得になります。

「でんかeマンションプラン」への切替で電気の品質は変わる?

「でんかeマンションプラン」へ切り替えても、電気の品質に違いは発生しません。電力自由化の議論においても、電力の品質については一切の変動がないよう、これまでと同じ送配電ネットワークを使って電気が届けられるよう設計されており、経済産業省のHPにも公開されているよう、これまでと全く同一の電気が届けられます。

「でんかeマンションプラン」への切替で停電の頻度は変わる?

「でんかeマンションプラン」へ切り替えても、停電のリスクが変動することはありません。電力インフラの事故に関しては、短い期間であっても人命や社会インフラの存続に関わるものであり、その復旧に関しては、特定の電力会社や特定プランの顧客優先という視点は存在しません。

また、経済産業省や消費者庁(消費者保護、安全の確保、消費者啓発を目的とした団体)は、電力全面自由化の際、電力の消費者に対して、新電力は停電が増える、電気の品質が変わるといった誤解をしないよう情報発信しています(ご参考)。

四国電力が提供する低圧法人プラン一覧

おすすめ電力会社用アイコン 編集部おすすめの電力会社
個人・ご家庭の方
Looopでんき用アイコン
基本料金0円でお得
Looopのプランは基本料金が0円となっており、電気を使った分だけ料金が発生することが最大の特徴です。ポイント等の付与がなくとも問題ない方、電気の利用方法で電気代を徹底的に安くしたい方に推奨できます。価格を追求しながらも、環境や日本社会への貢献にも目を向けた大手の新電力会社となり、特に基本料金のコストを削減したい方におススメです。
idemitsuでんき用アイコン
オール電化で最高峰
idemitsuでんきは、出光興産が提供する電気料金プランです。オール電化住宅において最高水準に安価な専用プランがあります。特にオール電化向けという観点では、一人暮らし~大家族まで国内で最高峰の料金構成となっている電気プランの一つと言えます。また、EVユーザーの方も深夜電気で蓄電できるためおススメです。
シン・エナジーでんき用アイコン
マイルが貯まる
シン・エナジーの電気料金プランは、JALのマイレージがどんどんと貯まることが特徴です。電気代をお得にしながら、マイルを貯めたい方にとって非常におススメの電気料金プランとなっています。
ENEOS都市ガス用アイコン
オススメ都市ガスプラン
石油元売りとして国内最大の規模を持つENEOSは、都市ガスプランが特筆すべき水準の価格構成となっています。ただし、東京ガス/京葉ガスエリア限定の部分がネックです。しかしそれらエリアにお住いの方であれば、ENEOS都市ガスに切り替えることで大幅なガス代削減が期待できます。
法人(高圧)の方

電力会社の一括見積にて電気代削減のサポートをしております。皆様には電気料金明細をご用意いただくのみの簡単作業となります。複数社の見積りを一覧化、どの程度電気料金を削減できるか比較できます。

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